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SUNSUN
最近、前口上とまったく関係が無い内容が多くてすいません。
お手軽の意味は自分が如何にお手軽にブログをアップするか…という意味だと最近気が付きました(笑)。
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2017年08月01日

マルシンモデルガン P08 8インチとスネイルマガジン 後編

マルシンのモデルガン、P08 8インチとスネイルマガジン 後編です。
前編はこちら


スネイルマガジンと云う名は通称の一種で、他にもドラムマガジンとかトロンメルマガジンなどとも呼ばれます。
実物は32連発ですが、なんちゃってスネイルマガジンなので8発以上はビタ一文入りません。
巻き取りレバーは動きますが、当然ダミーです。
右がタナカガスガン用です。


マルシンモデルガン用と云っても、モックに近い疑似スネイルマガジンなんですけどね…。
左がタナカガスガン用です。


ノーマルマガジンに戻すときはピンを一本抜くだけで、簡単に戻せます。
マガジンボトムを外した後に残る半円の切り欠き部は、プラバンを切ってボロ隠しに…。


モデルガン用のスネイルマガジンと云えばMGCのP08用が唯一の物です。
70年代中頃のカタログには、価格¥1,500~¥2,000、装弾数は7連発とありますが、初期タイプはキッチリ32発入ったらしいです。
中学生の頃MGCのP08 4インチを持ってましたが、現在は箱だけが残っています。


ラングとスネイルマガジンのコンビネーションは、WW1の塹壕戦で威力を発揮しました。
MP18などのサブマシンガンが登場するまでは、取り回しの良さと多弾数のファイアパワーでショートレンジでの戦闘で重宝したことでしょう。


マガジンとドラム部は、タナカマガジンのジョイントで接続しますが、ジョイントの側面を僅かに削って薄くする必要がありました。
あと、新規にピン穴を開けるのがちょっと苦労しました。


剥離剤で古い塗装を全剥離して、モデルガンには必要のないガス注入口と余計な刻印は埋めました。
下のプラバンは、円状にペーパー掛けするために造った治具です。


タナカのP08マリーネ用のストックを装着してみました。
マルシンのP08に付くことは付きますが、僅かに緩くてガタつきます。


マリーネ用のストックは、ラング用よりも2センチほど短いそうです。
タンジェントサイトは、最大射程の800メーターにセットしてあります。


800メーター先のターゲットに命中するかは…、神のみぞ知る!


様々なガジェットを装着してパワーアップを図る…。
今も昔も男の子の琴線に触れますね(笑)。


2017年8月12日追記:
実物のP08スネイルマガジンと同様に、筐体をブラックにしてみました。
アルミブラックではうまく染まらず、塗装しました。


ボロ隠しの粗も目立たなくなるんですが…。


やっぱり銃に抜き差しすると、塗装が多少剥がれてしまいますね。
上のノーマルマガジンは、こないだ蒲田のお店から委託中古品を入手したものです。


安っぽい仕上げが気に入らなかった木製グリップも、再チェッカリングしてストックオイルで仕上げなおしました。





  

2017年06月01日

マルシンモデルガン P08 8インチとスネイルマガジン 前編

マルシンのモデルガン、P08 8インチとスネイルマガジン 前編です。


P08はドイツ軍の制式名称で、他にもルガーピストル、パラベラムピストルなどとも呼ばれます。
8インチ(以下ラング)は特に、ランゲ・ラウフ(長銃身)とかアーティラリー(砲兵)モデルなどとも呼ばれていますね。


マルシンの金属P08は1990年ごろの発売です。
確か、発売当初に今はなき御徒町のレプリカで購入したので、彼是26~7年経ってますね。


その兵器でありながら工芸品のような佇まいは、ダミーカート仕様の金属製モデルガンで再現するに相応しいアイテムです。


3本あるトグル軸のうち、真ん中の軸センターを前後の2本より僅かに下にセットすることで、物理的なロッキングを不要としたショートリコイルを実現。
後部の弧を描いたフレーム形状にも意味があり、トグルを跳ね上げるキューとしての役割があります。


本機はバリバリの初期ロットの筈ですが、仕上げには不満が多くあまり愛着が湧きませんでした。
特に木製グリップは酷いですね。


そんな訳で、今まで引き出しの奥に仕舞い込まれてあまり触ることもなかったのですが、久しぶりに引っ張り出してきました。


それは、こんなものを手に入れてしまったからです…。
タナカのガスガンP08用スネイルマガジンのジャンク、2.5K+税でした。


まるで土の中から掘り出してきたような使用感です(汗)。
それとも、前の持ち主が敢えて行なったエイジング加工なのか…。


タナカガスガン用のスネイルマガジンとマルシンP08モデルガンのマガジンを合体させ、超お手軽にマルシンモデルガン用スネイルマガジンをでっち上げようと目論見ました。


後編へ続きます
  

2016年09月10日

マルシンモデルガン S&W M586 6インチ 後編

マルシンのモデルガン、S&W M586 6インチ後編です。
前編はこちら。


このM586、初期ロットの割には金属パーツの質が悪く、再仕上げにあたって「ス」が中々消えないのには往生しました。
付属品は純正カートリッジ6発のみです。


かなり昔ですが、グアムのワールドガンでステンレス版のM686の6インチを撃ったことがあります。
この時は初めての実射体験で、ほかにオートやライフルなど数丁撃ちましたが一番撃って楽しいと感じたのがM686でした。
6インチのフルラグバレルのおかげか、ファクトリーロードの357マグナムでもマイルドで心地よい反動でしたね。
ただシリンダーギャップからのブラストが凄く、腕や顔に細かい破片みたいなものがプチプチ当たって痛かったですけど…。


今も昔も良きライバルの2丁。
右はMGCのモデルガン、パイソン6インチです。
本は、GUN誌1982年1月号のタークさんの記事になります。


良きライバルとは言え、スター性で比べるとM586(右)は分が悪いですね。
パイソンは数多くの映画で印象に残る使われ方をしている一方で、Lフレームは直ぐには(実はまったく…汗)頭に浮かびません。
華やかなスーパースター、パイソン。そして、地味だけど実力派の地方公務員(?)M586と云ったところでしょうか。
でも、センセーショナルにLフレームが発表された当時20代前後だったマニアの方にとって、M586(M686)は今でもちょっとしたアイドルなのでは?


カートリッジ6発込みの重量ですが、MGCのパイソンは同条件で約220g重く、実際握ってもはるかに重く感じます。


ターゲットグリップを6インチに奪われ、取り敢えず手持ちのホーグのラバーグリップをあてがわれている不憫なマルシンのHW製M586 4インチ。
もっとも4インチにラバグリは中々精悍で、なにげに気に入ってしまいました。


コクサイのNフレーム、M28ハイウェイパトロールマン 6インチ(下)と。
80年代初頭のデビュー当時はマグナムリボルバーの決定版と云われ、飛ぶ鳥を落とす勢いだったLフレームですが、今じゃすっかりJフレとNフレに挟まれて、少々存在感が薄いようです。


その要因を管理人なりに考えてみました…。
1、メインのカスタマー層と考えられていた制服警官が、犯罪者の重武装化によりこぞってリボルバーからオートマチックに乗り換えた。
2、スカンジウムなどの新素材の採用により、コンシールドキャリーに最適な小型のJフレームでも軽量を保ちつつ357マグナムが撃ててしまうと云う掟破りの下剋上…。
3、キャリーの必要のない競技やホームプロテクションには、8連発も可能な余裕のある大型のNフレームの方が使い勝手が良い。
等々、社会環境や技術革新の変化による処が大きいんじゃないでしょうか。


ちょっと黄昏ちゃいましたが、グアムではバランスが良く撃って楽しい銃だったのは間違いありません。
きっと何か潮目が変われば、Lフレームが再評価される日もまたやって来ることでしょう…。

  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(0)マルシン

2016年08月20日

マルシンモデルガン S&W M586 6インチ 前編

マルシンのモデルガン、S&W M586ディスティングイシュット・コンバット・マグナム6インチ 前編です。
S&W社のLフレームと名付けられたアッパーミドルプラットフォーム採用のマグナムリボルバーです。


今年のGW中に開催されたイベント、ブラックホールで入手した物で、多分初期ロットと思われるABSタイプです。
すでに4インチのHWモデルを持っており、非常に気に入ったので機会があれば6インチも…、と思ってました。
あるブースでHWの6インチ初期型を発見したのですが、10K近い値付けに二の足を踏んでいたところ、別ブースにてABS製で6Kというブツを見つけました。


箱の中を覗いたところ、フロントサイトが見事な工作でパートリッジタイプに改造されているのを発見。
それが決め手となり、こちらに決めました。


値札には6Kとありましたが、5K以上の商品はどうも2割引らしく、店主さんにコレくださいと伝えたところ、
「はい、二割引きで4.8K。え~い、面倒だ4Kでいいよ!」
「は?あ、あわわ…」
と云う一方的な値下げで商談は終了しました(笑)。


ABSモデルの割には大きなヒケも無かったので、久しぶりにムラムラしてしまい(爆)素材の地肌を生かしたポリッシュ仕上げを敢行。
木製グリップはマルシン純正で、4インチのHWモデルに着けていた物を移植しました。
グリップ中には大きな金属ウェイトが仕込まれているので、スカスカ感が否めないABSモデルを少しでもずっしりさせようという狙いです。


これはほぼ同仕様の実銃ですが、M586ってこの個体のようにS&Wモノグラムが左側(フレーム側)に入っている個体が多く、マルシンのように右側にあるのは珍しいですね。


仕上げのテーマ(?)として、極力塗装はナシで行くと心に決めました。
まあ、これはよんどころのない事情により果たされませんでしたが…。


平面出しは念入りに行いました。
その後、番手の大きなペーパー掛け&ルーターによるポリッシュの後、コンパウンドでのツヤツヤ化を図りましたが…。
しかし材質の違いに因るものか、MGCのABS材ほどの艶が得られにくい感じです。
なんとなく材質が硬い印象で、小さなスリ傷なども中々消えませんでした。


上面は粗めに仕上げて、マット感を演出。


やっぱり仕上げは塗装の方が100倍楽だ~、と思い知りました(笑)。
けれども陽光の下の撮影ではABSポリッシュ仕上げは塗装には出せない質感が味わえます。
まあまあ苦労した甲斐はあったかと…。
懲りずにABSポリッシュネタ第二弾、進行中です…、こちら


初期ロットだけあり、刻印はSWモノグラムの下がマルシン表記になっているのを除けば、リアルな物が入っています。


物が古いので難点もいくつかありました。
目立たない個所でしたが、フレームに何ヶ所かひび割れがあり、瞬着で補強。
あとはKサイトのブレードが欠損していました。


慌てず騒がずプラバンで再生…。


なので、ここだけは塗装せざるを得ませんでした。
また実銃は、ブレードにホワイトを入れる凹溝が彫られているんですが、マルシンのKサイトではオミットされています。


後編に続きます。  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(2)マルシン

2016年06月01日

マルシンモデルガン ベレッタCQB 後編

マルシンのモデルガン、ベレッタCQBの後編です。
前編はこちら

デトネーターを抜いて、ダミーカート仕様にしています。
マルシンの多くのモデルガンのようにチャンバーブッシュ不要でお手軽にダミーカート化が可能です。


タクティカルモデルらしくグリップを手持ちのホーグのラバーに換装。
下は標準装着されていたプラグリップ、上のベレッタ純正のラバーグリップはラージハンマーピンに対応しておらず、装着出来ませんでした。


M92系のウィークポイントとされる、スライド中央部のロッキングブロックリセス部。
ヘビーユーザーによるメーカー想定外の使い方によりスライドがここから破断する事案が発生。
そのためブリガディアスライドでは、ストレスが掛る部分の肉厚を保つ形状とし、強度を高めました。
右はM92F(マルシンモデルガン)のノーマルスライドです。


ブリガディアスライド(上)の複雑で芸術的とも云える造形はやはりイタリア人の仕事です。
この対応によりプラスPや9ミリメジャー等の強装弾の使用も可能となりました。


でもこのスライド後端の形状は、もし飛んできて顔に当たったら…、刺さりますよねぇ(滝汗)。


リコイルスプリングガイドロッドはジャンク箱にあったWAのエリート1Aの物(金属)を付けています。
デフォルトはただの金属の丸棒でした。


マガジンはエリートシリーズの特徴であるラージマグバンバーを付けました。
KSCの純正オプションが無加工で付きます。


ブリガディア祭り第二弾は、WAのエリート1A(改)です。

  

Posted by SUNSUN at 00:03Comments(0)マルシン

2016年04月20日

マルシンモデルガン ベレッタCQB 前編

マルシンのモデルガン、ベレッタCQBの前編です。
ブリガティア祭り第一弾です。
(…と云っても2回で終了予定です)


いわゆるM92FSのタクティカル風味のバリアントですが、CQBなる名称のそのものズバリの実銃はないようです。
アピアランス的に最も近いのはエリートですが、ドルフィンみたいに実銃にありそうで実は無いと云うマルシンオリジナルです。
2017年11月12日追記:
CQBは実際に存在したようで、公用のサービスピストルとして存在したという情報をいただきました。


購入したのは大分昔(14年ぐらい前)で、ベレッタ刻印の入っている初期ロットです。
初期ロットの流通在庫が無くなってから存在に気が付き、慌てて探し回るもすでに何処も品切れでした。


そんな時は慌てず騒がず群馬県南部にある老補の某模型へGO。
(ここの品ぞろえは今も昔も凄いの一言です…)
ですが自宅からはちょっと遠かったので、ちょうど群馬に出張に行った帰りに営業さんに店の前で降ろしてもらいました。


そんな気合を入れて手に入れたベレッタ刻印版ですけど、余計な文言も入っちゃってるのでリアル刻印とは言い難いですね。
そもそも実銃が存在しないのでリアルもヘッタクレもありませんが…。


架空のモデルとは云え、マルシンらしくエリート風味のカンどころはきっちり抑えてあります。
ショートバレルやフロントセレーション付きのブリガディアスライド、フラットなディスアセンブリーラッチなど、それなりに新規に型を起こして再現しています。


右のノーマルのM92F(マルシンモデルガン)と比べて、前後サイトやスケルトナイズドハンマーも造り分けられています。
これらは今となっては92F系モデルガン用のカスタムパーツとして貴重な存在ですね。


ちょっと分かりずらいですが、右のノーマルのM92F(マルシンモデルガン)と比べてウエッブ(親指の付け根)が当たるフレーム部が抉り加工され、ハイグリップ化されています。


CQBの全長はフルレングスのM92Fよりは短く、左のセンチュリオン(WAガスガン)よりは少し長いです。


後編に続きます。  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(2)マルシン

2015年12月10日

対決!ワルサーPPKモデルガン MULE vs マルシン 後編

対決!シリーズ、ワルサーPPKモデルガン、MULE(CAW) vs マルシンの後編です。
前編はこちら

PPKでも初期のみに存在したと云われている90°セフティを再現したMULE(右)。
実際に操作してみると75°セフティのマルシン(左)に比べて余計に15°廻すのがやっぱり面倒と感じます。
とても意味のあるナイスな改良だったんですねぇ…。


左からマルシン用、別売りのマルシンPPK用、CAW用のマガジンです。
別売りのマルシンPPKマガジンにはCAW並の刻印が入っており、仕上げもとても良いのはちょっとした驚きでした。
手持ちのマルシン用めっきマガジン(右)には刻印は入っていません。


マガジンは、ほぼ互換性あり。
どちらでもキャッチが掛り、装填排莢ともOKでしたが、MULEの本体にマルシンのマガジン(右下)ではスライドストップが掛りませんでした。


重量やウエイトバランスに関してはバレル自体にウエイトが仕込まれているMULEが一枚上手です。
MULEの重量。


そしてマルシン。


ガルコのPPK用バックサイドには、両方ともスムーズに抜き差しできました。
限りなくリアルサイズに近いと云うことですね。


下はMGCのタニオアクションPPK(の残骸)ですが、戦後型スライドにエーレンバッフェグリップと90°セフティと云う仕様です。
リアサイトが変な形状なのが惜しまれるものの流石MGC、プロポーションは今見ても中々のものです。


ウチに棲むPPKと仲間たち、全員集合~。
左上から時計回りに、マルシンPPK、CAW PPK、MGC PPK、WA PPK/S、マルシンPPK/S、マルシンPPK/S、マルゼンPPK/S固定ガス、マルシンPPK/Sエアコキ、マルシンPP、マルゴーPPです。
残るは、PPスポーツか…(ボソッ)。


PPKファミリーは沢山いても場所を取らないので、コレクションに最適です(笑)。


1981年発売のPPK/Sの流れを汲むマルシンと新興勢力のMULEのPPKガチ比べでしたが、流石に設計が新しいだけにMULEに軍配を上げざるを得ません。
ただし評価は、マルシン:良い、MULE:さらに良い…です(笑)。
しかし発火させる方にはマルシン一択ですよね。


  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(4)マルシン対決!CAW

2015年11月20日

対決!ワルサーPPKモデルガン MULE vs マルシン 前編

対決!シリーズ、ワルサーPPKモデルガン、MULE(CAW) vs マルシンの前編になります。
永遠に続くかと思われた 一人PPK祭りも第4弾、ついに最終回です。

左が戦前型のMULE、右のマルシンは戦後型をモデルアップしています。
マルシンの戦後型PPKを手に入れた後、当然戦前型もコレクションに、と考えた訳ですが…。


その時点でマルシン(右)からも戦前型PPKは発売されており、何度か買うチャンスはあったんですが歯を食いしばって(爆)思いとどまりました。
戦前型ぐらい「CAWにしよ…」と思っていたためです。


MULE(上)はフルHW製のダミーカートモデル、マルシン(下)はフルHW製のブローバックモデルです。


どちらも、PPKの直線と曲線が織りなすキュートなフォルムを手堅く再現し、甲乙つけがたい出来です。
スライド平面部の上下が広い戦後型のマルシン(左)、狭い戦前型のMULEと実銃の特徴も良く捉えています。


グリップは、CAW(左)がふくよかなカーブの戦前型をうまく再現しているのに対し、マルシン(右)のグリップは少し末広がり感が足りなく細く見えてしまいます。


ファイアリングピンの表現に関しては、両銃とも文句のない出来です。
そしてPPK特有のラップアラウンド(後ろまで廻り込んでいる)グリップは、右のマルシンは戦後型のツーピースを、左のMULEは戦前型のワンピースタイプを再現しています。
コストの関係かMULEは2分割にしていますが、分割線を巧妙に隠しているおかげでワンピースの様な佇まいを得ることに成功しています。


マルシン(下)のPPKシリーズ全般に云えますが、トリガーのレスト位置がわずかに前よりですね。
これは常々惜しいと感じています。


ローディングインジケーターは、先端が丸く加工され黒染めされたMULE(右)の方が手間が掛っています。
突出し量は両銃とも適正と感じます。


スライドの前端の形状は無骨な戦前型(右)、スマートな戦後型と良く再現されており、このように並べるとコレクションした甲斐もあるというものです。
この写真でマルシン(左)のトリガーにグルーブが入っているのに初めて気が付きました(汗)。
トリガーガード周辺のクリアランスは、新しいだけにMULE(右)方がピッチリしています。


MULE(右)のスライドストップやトリガーバーは分厚い鉄板(ステンレス?)で出来ており、仕上げも良くとても高級感があります。
見えにくい箇所にも拘らず、しっかりとコストを掛けていますね。


後編に続きます。  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(2)マルシン対決!CAW

2015年09月10日

マルシンモデルガン ベレッタM92SB 後編

マルシンのモデルガン、ベレッタM92SB 後編です。
前編はこちら

同じマルシン製のモデルガン、M92FSアイノックス(左)と比べてみました。


これは割と初期に発売されたABSにめっきをしたBLKバージョンです。
トーンを押さえる為、シルバーのスプレーを吹いています。


FS(下)に装着しているベレッタ純正の実銃グリップはSBには付きませんでした。


並べるとSB(右)は優雅さを、FSは軍用と云うこともありイカツさを感じます。
デザイン的に異なるのは、トリガーガード、フロントストラップとマガジンボトムぐらいなんですが…。


実は、ランヤードリングの向きも90°違います。
FS(左)の向きの方が理に適ってますね。


スライド廻りは、ほぼ同一です。


サイトは確りと造り分けられています。


マガジンは微妙に互換性がありません。
SB(下)用のマガジンはFSに装着できますが、逆は不可です。


SB(右)には入ることは入りますが、キャッチが掛りません。
元々が違うメーカーの製品ですから仕方ないですね。


たまに再販があるようですが、クラシカルなフォルムが貴重なので末永く市場に出回って欲しいものです。
  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(0)マルシン

2015年08月20日

マルシンモデルガン ベレッタM92SB 前編

マルシンのモデルガン、ベレッタM92SB 前編です。
この元箱はスズキ製作所時代の物で、マルシンのオリジナルではありません。


この個体は中古で、付属品無しの本体のみを手に入れました。
リアル刻印で無塗装のHW仕様でしたが、もしかしたらキットを組んだものだったのかもしれません。
スズキのSBも持っているんですが、こちらが気に入ったので哀れスズキの方はお役御免になりました…。


モデルガンのM92SBは1983年頃にスズキ製作所から発売され、その後マルシンに金型が移り、若干の改良のあと販売されました。
スズキから発売された当時は、そのリアルさが結構話題になったと記憶しています。
元箱(一番上の写真参照)も実物を模したとてもリアルな物でした。


ただ、その頃(80年代中頃)は、ガスガンの台頭によってモデルガン人気は下降線を辿っており、まともなM92Fモデルガンの発売までこの後7~8年待たされることになります。
この個体は、ベレッタ刻印でしたが、MADE IN JAPANとなっていたのが気に入らず、そこだけ瞬着で埋めてMADE IN ITALYと打ち直してもらったんですが、これが大失敗…。
字体に違和感アリアリで、ものぐさしないで全部打ち直してもらえばよかった~と、後悔の嵐です。
その時、ついでにフレームの左側にシリアルナンバー、右側のトリガーガードの根元にプルーフマークを入れてもらいました。


スライド右側も同様にマルシン表記の列を埋めてバーベン刻印にしたのですが、左側同様涙なくしては見られません…。
見るたびにイヤになるので、覚悟を決めてもう一度打ち直してしてもらおうかと…。


そんな与太話は置いといて(爆)、マルシン版のSBは、スズキ版に比べてスライドアッシーがマルシン製に置き換えられており、シャープな印象です。


メインフレームは、スズキ時代のままですが、このフレームはグリップを微妙に選び、装着できないグリップが結構多いですね。
特に右側のトリガーバー付近に干渉してしまうことが多いですが、この木製グリップは、マルシン純正の物なので流石にOKです。


ツルンとしたトリガーガード等、変わり映えのしないM92系トイガンのバリアント中では異彩を放っており、その意味で貴重な存在ではあります。


後編では、同門のマルシンモデルガンM92FSと比べてみたいと思います。


後編に続きます

2016年2月6日追記:
機会がありましたので、刻印をやり直しました。
さて、どうせ直すなら新しい刻印を…と画像検索しましたが…。


特にこれと云ったものが無く、結局以前と同じバーベン刻印になりました…(爆)。
でも、刻印も気分もスッキリしました。
やはり気になる車の傷(謎)と刻印は、精神衛生上早めに直すのが吉です(笑)。


マルシンのモデルガンM84とバーベン兄弟(笑)揃い踏み。
ついでにグリップのメダリオンもアルミ地から銅色に着色したんですが、上下逆に取り付けてしまっていますね(M84比…汗)。

  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(0)マルシン

2015年07月20日

対決!ワルサーPPK/Sインターアームス WA vs マルシン 後編

対決!シリーズ、ワルサーPPK/Sモデルガンのインターアームス仕様、WA vs マルシンの後編です。
前編はこちら

マルシン(下)の方は、サイズ、バランスともスリムで精悍なPPK/Sを良く再現していると思います。
まあこれは、どっちが良い悪いではなく解釈の相違、好みの違いのレベルですね…。


下から見る限り、幅はそう変わらない感じです…。


全長は僅かにWA(右)が長いです。
それでうまくバランスを取っている事が伺えます。


マルシン(左)のフロントサイトはドット穴が省略されていたので、ピンバイスで穿ちました。


エキストラクターのデザインは、10年以上あとに再設計されたマルシン(左)が圧倒的にリアルなのは言うまでもありません。


同じくブリーチ後端も、リニューアルでセンターファイア化されたマルシン(左)がリアルなのは当然ですが、当時の安全性に関する要件を勘案してデザインされたWAも中々の優れモノと云えます。


取材した個体がそうだったのか、WA(左)のマガジンが左側一穴タイプなのは嬉しい拘りです。


バレルもWA(右)がひと回り太いです。


ローディングインディケーターの突出し量は、WA(右)の方がリアルに感じます。
後端の処理もWAが丸く加工されているのに対し、マルシンは丸棒を切断したままと云う感じです。


重量はさすがにHW製のマルシン(下)が重いですが、鉄板のシャーシが仕込まれたWAも結構肉薄しています。



で、どちらが気に入ったかと云う話になると、管理人の場合僅差でマルシンでしょうか…。
WAとほぼ同時期に発売されたあと、マルシンだけ10数年後にリニューアルされていることや、当時存在しなかったHW材の使用などフェアではない所もあるのですが
小型拳銃らしい凝縮感がよく表現されているのも一つの決め手となりました。


そんな訳で一人PPK祭り、第3弾へ続きます…。
  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(2)マルシンWA対決!

2015年07月10日

マルシンモデルガン コルト25オート 後編

マルシンのモデルガン、コルト25オート 後編です。
前編はこちら

中心部にあるレバーがセフティ兼ホールドオープンレバーで、この状態はセフティオンです。
セフティオフは90°下方に回転させるだけで親指で容易に出来るので、コックアンドロックでのキャリーも可能。
しかしマガジンセフティはあるものの、他のパッシブセフティの類いは無いようなので、落下時の暴発の可能性は拭えません…(汗)。


コクサイがモデルアップした25オート(右)は、J.Mブローニング御大がデザインした所縁ある銃です。
時代的にはマルシンの25オートよりも遡ること半世紀近く前に世に出ました。


コクサイの25オート(右)はハンマーレスですが、ストライカータイプなので構造的に同じコルト社の32オートよりもブローニングM1910の方が血縁関係が近そうです。
メカのみならず、外観もM1910のコンパクトモデルと云って良い程似てますね。
右はMGCのモデルガン、ブローニングM1910です。


同じ.25ACPを使用する銃ですが、設計が新しいだけにマルシンの25オート(左)がひと回り小さいですね。


以前紹介したコクサイの25オートは、いつの間にか一丁増えて(真ん中のシルバー)3丁になりました。


マルシンのモデルガン、ワルサーPPK/Sインターアームス仕様との比較。
小型拳銃のベンチマークたるPPKシリーズですが、この大きさがしっかり握れて安定した射撃が出来る最小限のサイズでしょうね。


マルシンのHW製に対してコクサイはABS製ですが、ひと回り大きい為かコクサイの方が僅かに重いです。



近々また再版されるようで何よりです。



  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(0)マルシン

2015年06月10日

対決!ワルサーPPK/Sインターアームス WA vs マルシン 前編

対決!シリーズ、ワルサーPPK/Sモデルガンのインターアームス仕様、WA vs マルシンの前編になります。
一人PPK祭り、第2弾です。


まぁ、ぶっちゃけマルシンとWAのPPK/Sモデルガン比べですね…(爆)。
シルバーがWA、黒がマルシンです。
WAのモデルアップしたPPK/Sは西ドイツ製造のインターアームス仕様で、タイプとしてはこちらの方が旧いと思われます。
シルバーに塗ってしまいましたが、よ~く考えるとこのタイプの時代、まだステンレスモデルは無かったかもしれません。
ま、いいか…。


マルシンのPPK/Sは、センターファイアでHWの組立キットにアメリカ製造タイプのインターアームス刻印を彫ってもらいました。
ワルサーバナー下のMADE IN U.S.A.がポイントです…。


マルシンオリジナル刻印(上)との比較。
使用アモは、オリジナルが.32ACP、インターアームスは.380ACPと云う設定です(笑)。


スライド左側は、シンプルなオリジナル(上)に比べ、インターアームス仕様は二ギニギしいです…。
インターアームス仕様は、フレームにもシリアルナンバーを入れてもらいました。


当初は、シルバーに塗ってステンレスモデルにする予定でしたが、先日入手したWAの方をシルバーにしてしまった為、急遽ブルー仕上げに変更しました。


刻印をインターアームスに打ち変えたと云うだけで、他は別にど~と云うこともない、何の変哲もないマルシンのPPK/Sです…(汗)。


…それを云っては身も蓋も無いので、チャンバーに貼ったステンレス板に刻印を入れてみました。
インターアームスPPK/Sに良くある、VとAを合体させた様なシンプルなタイプをカッターで彫ってみましたが、薄くてよく分かりませんね(笑)。


2丁を並べてみました。
手前にあって、膨張色と云うのを差し引いてもWAの方はぶっといです。
単体で見る限り、あまり気にならないんですが…。


WAのグリップは明らかに太いし、フレームやスライド高も高いですが、全体のバランスの良さに救われており、フォルムが破綻する寸前で辛うじて踏み止まっている印象です。


印象だけでなく、実銃用のホルスターに入れてみると一目瞭然。
ガルコのPPK用バックサイドにWAはキッツキツですが、マルシンはピッタリです。
故にマルシンのPPK/Sは実銃に近いサイズと推測されます。


まあ良く云えばWAは力強いフォルムで、その点GM5系のガバに通じるものがありますね。
(発売はGM5より前ですが…)
もしかして確信犯的なデフォルメだったのかも…。


後編に続きます
  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(0)マルシンWA対決!

2015年06月01日

マルシンモデルガン コルト25オート 前編

マルシンのモデルガン、コルト25オート 前編です。


6~7年前にマルシンが精力的に旧いモデルガンをHW化などのリニューアルを施していた時期に購入した物です。


他のマルシンの旧作モデルガン同様に元々の素性が良いことに加え、リアル刻印、ダミーカートおよびHW化などのリニューアルによって新たな魅力が加わりました。


手の平サイズに関わらずそこそこの重量感も感じられ、ポケットピストルらしい緻密で凝縮された魅力を十二分に味わえます。
チャンバー部は、ステンレス板を貼っています。


グリップは、マルシン純正の木製です。
裏を削って、プラグリップ用のおもりを仕込んでウエイトアップしています。


ナリが小さいので、当たって砕けろ!とHWのブルーイングに挑戦したのですが、案の定砕け散ってしまい(爆)結局塗装しました。
でも、ブルーイングに備えて下地仕上げを入念にしたので少しは報われたかな…。


マガジンを含めた金属部品は普通にブルーイング出来ました。


コルト25オートと云えば、コクサイから出ているタイプ(左)もありますが、マルシンがモデルアップしたのはスペインのアストラ社で製造された製品でアストラ・カブと云う銃のOEMです。


ポケットピストルで、ハンマータイプと云うことで意外とミニオフィサーズACPっぽさを醸し出しています(笑)。
上はWAガスブローバックのコルトオフィサーズACPです。


後編に続きます
  

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2013年07月21日

マルシンモデルガン エンフィールドNo.2 MkⅠ

マルシンのモデルガン、エンフィールドNo.2 MkⅠです。


90年初頭にHWでリニューアルされた時に今は無き御徒町のレプリカで購入しました。


マルシンらしくクラシカルで味わい深いフォルムを手堅く再現しています。


プルーフマーク等、各部の刻印も充実しています。


こんな細っこいバレルで戦闘中よくひん曲がらないな~といらぬ心配をしてしまいます。
バレルやシリンダーの肉厚も薄く、華奢な印象さえ受けます。
でも、そのお陰で軽量なんでしょうね>実物は760gです。


.38S&Wという低威力、低プレッシャーの弾薬を使用するのでこの華奢さかげんでもOKだったようです。
シリンダー前にある三角形の板はホルスターに納めるときに引っ掛からないようにあるそうです。


スムースタイプの木製グリップはマルシン純正で銃と一緒に購入しました。
仕上げ、ツヤ、木目共良い出来です。
ハンマーの形がキツツキの頭みたいです(笑)。


エンフィールドの魅力は、ブレイクオープンを実現する為の構造のメカメカしさです。


リロードはスイングアウト式とどっちが早いんでしょうね。
やっぱりスイングアウトだろうな…。


今となっては機構が複雑で、フレーム剛性もスイングアウトに劣るし、ブレイクオープンのメリットが見出せません。
但し趣味でイジるんであれば話は別です。


この手の銃はリロードも一種のイベントですね。
銃を折ると自動的にエキストラクターがせり出して一気にエンプティケースをはじき出します。
そう考えると意外とリロードは早いかもしれません。


全体が味気無いマットブラックだったので仕上げ直したところ、フォルムがスッキリしメカ部の造形が引き立ちました。
やっぱりマルシン、基本が出来てると感心する事しきり…(笑)。


見て癒され、弄って楽しめるモデルガンの大傑作と言えるでしょう。


他にウチに棲むブレイクオープンは、ハイスタンダートデリンジャーのみです。
26年式が欲しくなってきました…。
  

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2013年06月15日

マルシンモデルガン IMI UZI

マルシンのモデルガン、UZIです。


キットを組んだ物です。なのでグリップフレーム部はABS樹脂製となります。
ココがスチール製の完成品版UZIは憧れです(笑)。
でも錆の心配が無く素手でペタペタお触り出来るというというもの一つのメリットではありますが…。


グリップフレームを除けば、レシーバーはアルミ製で他の箇所もほぼフルメタルです。


ストックの展開はザッキーンとワンアクションで可能です。
折り畳む時はツーアクションでちょっと力が要ります。


1981年のレーガン大統領暗殺未遂事件では現場のシークレットサービスがUZIのストックを引き出しつつ周囲を警戒している写真が有名ですが良く見るとボルトをコッキングしてませんね。
それともクローズドボルト仕様でしょうか?
しかしこのクソ重いUZIをキャリーって当時のSSは重労働ですね。


刻印も満足いくモノが入っています。
噂ではマルシンは電動ガンのUZIに金型を転用してしまいモデルガンの再販が出来ないのだとか。
事実だとしたら非常に残念なことです。


このマルシンのUZIはモデルガンとして2世代目にあたりますが、決定版と言って差し支えないと思います。
上のマガジンは実物の20連ショートマガジンで、下はマルシンの30連マガジンです。
個人的にはUZIにはショートマガジンが似合うと思います。


オープンボルトSMGならではの眺めですね。
実物マガジンはスプリングが強めなのを何とかすれば使用可能です。


デザイン的にMP7のアニキ分って存在でしょうか。
コンセプトは全く違いますが…。
UZIの持つ迫力を充分堪能できる名モデルガンだけに廃版は非常に惜しまれますね。
  

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2013年02月26日

対決!ワルサーPPモデルガン 丸郷 VS. マルシン

対決!シリーズ第二弾は丸郷とマルシンのモデルガン、ワルサーPPです。
一応同じPPのモデルガンですが、異種格闘技戦の様相を呈してますね(笑)。


丸郷のPPは亜鉛合金製で、1977年の52年規制の直前に御徒町の丸郷商店(現マルゴー)で購入した物です。
(52年規制施行後は所持は可能ですが、譲渡、売買は禁止となりました。)
52年規制はワルサーPPのような銃身分離可能なハンドガンタイプの金属モデルガンの販売を禁止する項目も入っていた為か、当時店頭で投げ売り状態だった記憶があります。
今となってはいくらだったか覚えていないのですが、当時中学生の自分にも買えたくらいだから随分安かったんじゃないでしょうか。
マルシンのPPは4年ほど前にHW&センターファイアにリニューアルされたモデルです。


購入した当時、発火しまくって、その後一通り手入れをしてから仕舞いこんで35年間ほぼ放置状態でした。
最近発掘しブログのネタ用にレストアをした物です。
全部バラしたところ思ったより錆も無く、紙火薬のカーボンの堆積をガリガリと削り落してミッチャクロン+タミヤカラーのゴールドで塗装しました。
幸いな事に亜鉛の各パーツは崩壊する兆しも無くて結構しっかりしていましたし、プラグリップの割れもありませんでした。


意外にも丸郷のPPは結構タイトに組まれていて各部にほとんどガタがありません。
その代わり動きは激シブですが。
仕上げはあまり良くなく相当粗めの金やすりでゴリゴリやすってそのまんまって感じです。


丸郷PPのフォルムはトリガーガード下のラインが直線なのと少しスライド後端のラインが
ぎこちない感じなのが気になりますが、同社のデコちんガバのような致命的な欠点は無く
伸びやかなPPの形を良く表現していると思います。
並べると若干丸郷の方が長いのでよりスマートに見えますね。


ダブルアクション(DA)はオミットされています。
しかし各パーツにダブルアクションにしようとした痕跡がありますし、実際自作でDA化された方もいるとか。
スライドストップは実銃の仕組みに準じています。


丸郷のPPはセフティレバーによるデコッキングは出来ませんが、これもメーカーが再現を考慮した痕跡があります。
コストや技術的な面で実現しなかったんでしょうね。
マルシンのPPはもちろんデコッキング出来ます。


刻印はそれらしいテキストが賑やかに入っています。
丸郷PPのマガジンキャッチはコンチネンタルタイプです。


マガジンの比較、左が丸郷製です。
マルシンと比べても見た目違和感はありません。
違和感無いどころかマルシンのマガジンは丸郷PPに問題なく使用可能です。
装填、排莢とも快調だし、スライドストップも純正マガジンより確実に作動します(爆)。
逆は丸郷のマガジンはマルシンのPPには少し緩いしマガジンキャッチが掛らないので使用できません。


マルシンPPの様なローディングインジケータはありません。
昔のモデルガンらしくブリーチ全体が動きカートリッジの尻を叩いて発火する構造です。


丸郷オリジナルのモデルガンと言うとどうしても2級品のイメージが拭えませんが、このPPはどうしちゃったの?と思うぐらい意欲的な設計ですね。
…と思ったら基本設計はモデルガンデザイナーの故六人部登氏が担当されたそうです。
マルシンのPPも元をたどれば六人部氏の設計とされる1982年発売のマルシンPPK/Sがオリジンなので
丸郷のPPとはちょっと年の離れた異母兄弟の間柄ですね。



  

Posted by SUNSUN at 00:00Comments(2)マルシン対決!マルゴー

2012年11月25日

マルシンモデルガン ワルサーPPKブラザース

マルシンのモデルガン、(左より)ワルサーPPK、PPK/S、PPです。
007の新作スカイフォールでも、ボンドはPPKを使用しているようですね。
(新生Qによって魔改造されているようですが。)
…とまあ、さりげなく話題に便乗してみました(笑)。


全てオールHW製センターファイアの発火モデルです。
スライド右側のマルシン表記とウザい許認可関係の刻印は埋めてスッキリさせました。
左よりPPK、PPK/S、PP。


マルシンの3兄弟の中で最も早く発売されたのがPPK/Sです。
元のABSモデルが発売されたのが彼是30年ほど前、そして90年代の中頃にリニューアルされてHW&センターファイア化そしてエキストラクターがライブに改良された時は
「これで(ほぼ)完璧だ…」と思ったもんですが、今もその思いは変わりません。
この個体はそのリニューアル時に購入した物です。


当時の大人の事情によりスライドのワルサーバナーがお茶目な“WALTHEP”だったりするのですが、マルシンに敬意を表し敢えてそのままです。
グリップのワルサーバナーも微妙な表記だったのですが、正規ライセンス品のグリップに換装しています。
エジェクションポートのシルバーはメディコムのスーパーブライトを吹きましたが、思ったより金属感が得られました。


PPはやはり30年ほど前にスズキ製作所からABSで発売され、それがマルシンに引き継がれた後ほどなくして生産中止になってしまって…。
買っておけば…と何度枕を濡らした事か。
そして長い空白期間をおいてマルシンから2008年にHW&センターファイアになってリニューアル発売された時、即買いしたのは言うまでもありません。
この頃からワルサーの正規ライセンスを受けているので刻印もまともな物になっています。


マルシンらしいカッチリした造形が伸びやかなPPのフォルムを際立たせています。
エジェクションポートのシルバーはステンレス板を貼っています。


そして真打登場です。ありそうでなかったPPKがPP登場の翌年に発売されました。
最初スライドABS&ダミーカート仕様で登場しましたが、どうせオールHWが出るだろうと予想して待ったところ案の定すぐに登場。
でも出る確証は無かったので、手にするまではとても長く感じました。
「ABS買っちまえ~」という心の葛藤が凄かったです(笑)。


スペシャルエディションと言うスムースタイプの木製グリップが付属したバージョンを購入したのですが、発火モデルに仕様変更されてしまったのは残念でした。
プラグリップは実物のイメージを出そうとツヤツヤ仕上げにしています。
エジェクションポートのシルバーはアルミ板を貼り付け。
サプレッサーはマルベリーフィールドのマルシンPPK用です。


同梱の木製グリップを装着の図。
グリップは好みで色味を濃くしてあります。


実物はPP(右)が最初に開発され、その後PPのスライドとフレームを短縮したPPK(左)、戦後にアメリカの法規に合致させるためにPPKのフレームをPPに置き換えたPPK/S(中)が開発されました。


現代のPPKと言える存在のSIG P230(KSCモデルガン)と。
と言ってもPPKシリーズも十分現役ですが…。


ここまで揃えると戦前型PPKも買ってフルコンプと行きたいところです。
戦前型はCAWの90°セフティ付きを狙っていますが、ワルサーバナーが無いのと、グリップの色味が変なので二の足を踏んでいます。


只今進行中なのが戦後型PPK/Sのアメリカ生産バージョン、インターアームズ仕様です。
キットをベースに刻印は打ち変え済み。


インターアームズ刻印はWAとは違うシンプルなロゴのバージョンにしました。
ステンレス仕様にする予定ですが完成は…何時になるやら。
2015年8月2日追記:完成しました~。
  

Posted by SUNSUN at 00:01Comments(8)マルシン

2012年11月12日

対決!ベレッタM92Fモデルガン MGC VS. マルシン

別メーカーで同じ物をモデルアップするという事はトイガン業界では結構あるもの。
特に人気のアイテムではバッティングするなど日常茶飯事です。
そんなアイテムを比較する新企画です。

第一弾は、80年代後半から90年代前半まで熱病のように一世を風靡したベレッタM92Fです。
両方ともダミーカートモデルガンで上がマルシンでABS製、下がMGCでスーパーリアルHW製(SRH)です。
マルシンの方は実物グリップを装着しています。


今回取り上げるM92Fは両方ともイタリア刻印でスモールハンマーピンの初期型タイプです。
フォルムはどちらも素晴らしく甲乙付け難い出来です。
上がマルシン、下がMGC。


マルシンは純然たるダミーカート仕様なのでリアルにバレルをロッキングしますが、MGCはスライドオープン状態でバレルが前に動いてしまうなんちゃってショートリコイルです。
左がマルシン、右がMGC。


発売はマルシンが少しだけ早かった記憶があります。
マルシンは(私が買える価格帯では)初の本格的M92Fのモデルアップだったので91年頃?の発売と同時に即買いしました。
御徒町のレプリカで予約したのですが発売まで指折り数えて待ったのを覚えています。そのレプリカもいつの間にか閉店しちゃいましたね。
左がMGC、右がマルシン。


刻印は余計な文言の無いMGCが一本。
MGCはWAのカーボンブラックっぽい仕上げだったんですが、ただ小汚いようにしか見えなかったので再仕上げしました。
左がMGC、右がマルシン。


グリップスクリューやスクリューのブッシングの有無など細部はMGCの方がコストが掛っている感じです。
握った感じは若干MGCが太く感じます。
トリガーガードやトリガーのフォルムもMGCはちょっと太めですね。
左がMGC、右がマルシン。


マガジンはMGCの造りが断然良く、実物に迫る仕上げです。また実物マガジンもMGCには使用可能です。
マルシンも悪くはありませんがモデルガンなりの造りですね。
付属のダミーカートはMGCの6発に対してマルシンが15発で圧勝です。
左がMGC、右がマルシン。


M92F特有のマズルのテーパー状のクラウンをバッチリ再現しているのはマルシン。
MGCは何故かフラットな形状になっているのでテーパー状に削りました。
左がマルシン、右がMGC。


映画リーサルウエポンで主人公が口に咥えたM92Fのどアップシーンで
スライド上のパッシブセフティインジケーターがぴくんぴくん動く様子に(笑)固唾を飲んだ世代の方にはどちらも満足の行く出来ではないでしょうか。
SUNSUN的にはスライドを引いた時の滑らかさや、この時代特有の良い物を創ってやろう感がほとばしるMGCに引かれる物があります。
ホルスターのホックを締めたらMGCの右側のセフティレバーが折れてしまいました(号泣)。
こんな時タナカのM92Fのパーツが使えるのでモデルガンのリメイク化は助かります。
左がマルシン、右がMGC。


最後にMGCがSRHを自主規制する原因となった磁石が付く様子です(笑)。
付くには付きますけどかろうじてへばり付いているだけの状態です…。




  

Posted by SUNSUN at 00:01Comments(0)MGCマルシン対決!

2012年10月06日

マルシンモデルガン ベレッタ M84 北米バージョン

マルシンのモデルガン、ベレッタM84です。
ベレッタ刻印のセンターファイアHWバージョンで、以前ビクトリーショーで購入した物です。


ベレッタ刻印だったのですが良く見ると余計な文言が入っていたり位置も上寄りだったり、ITALYがJAPANだったりとかなり不満足な内容で
ちょこちょこ修正したのですがご覧のありさまに……びぇ~ん。


腹を括って久しぶりに刻印をお願いしました。
…わざわざベレッタ刻印仕様を買った意味は?
それでも良い仕事をしてもらったのでお願いした価値はありました。


どの仕様にしようかネットで画像検索しましたがあまり使えるのが無く、手っ取り早く昔のGUN誌やCM誌で良く登場していたバーベン(BERBEN)刻印にしました。
ガルドーネ工場製の北米輸出仕様という設定です。


このモデルはデトネーターを抜いてやるだけでダミーカートモデルになるのも嬉しいところ。カートはKSC純正の.380AUTOのダミーカートがぴったりです。
マルシンとタナカの多くのモデルガンはデトネーターを抜くだけでダミーカート仕様になるので気の利いた設計と言えます。


口径の表示は、9 Shortから380に変わっています。
右はWAのガスガンM84FSですが、結構マジメに刻印が入っていて好感が持てます。
WAのM84FSに付けていたベレッタ純正の木製グリップをマルシンM84に付け替えましたがその価値はありますね。


まっさらだった右側も賑やかにしてもらいました。
バーベン社はベレッタ社の米国現地法人(ベレッタUSA)が設立されるまでの輸入代理店でした。
フレームのPBの文字と、トリガーガード付け根のプルーフマークもそれらしく入れてもらいました。


世代的におじいさんに当たるM1934(WAのガスガン)と。
デザイン上の多くのアイコンを受け継いでいます。


初期型のサイドファイアからセンターファイアになりファイアリングピン部がリアルになりました。
KSCのダミーカートにはカラ撃ち衝撃低減バッファー付きなのでカラ撃ちも(ほどほどなら)OKです。


流石はマルシン、基本が良いので手を入れるほど満足度も上がりますね。


ここ暫く精彩を欠いていたマルシンですが、P08やベビー南部のHW化など攻めに転じてきた印象です。この勢いで新規のモデルガンを是非お願いしたい物です。  

Posted by SUNSUN at 00:03Comments(0)マルシン