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2015年06月10日

対決!ワルサーPPK/Sインターアームス WA vs マルシン 前編

対決!シリーズ、ワルサーPPK/Sモデルガンのインターアームス仕様、WA vs マルシンの前編になります。
一人PPK祭り、第2弾です。


まぁ、ぶっちゃけマルシンとWAのPPK/Sモデルガン比べですね…(爆)。
シルバーがWA、黒がマルシンです。
WAのモデルアップしたPPK/Sは西ドイツ製造のインターアームス仕様で、タイプとしてはこちらの方が旧いと思われます。
シルバーに塗ってしまいましたが、よ~く考えるとこのタイプの時代、まだステンレスモデルは無かったかもしれません。
ま、いいか…。


マルシンのPPK/Sは、センターファイアでHWの組立キットにアメリカ製造タイプのインターアームス刻印を彫ってもらいました。
ワルサーバナー下のMADE IN U.S.A.がポイントです…。


マルシンオリジナル刻印(上)との比較。
使用アモは、オリジナルが.32ACP、インターアームスは.380ACPと云う設定です(笑)。


スライド左側は、シンプルなオリジナル(上)に比べ、インターアームス仕様は二ギニギしいです…。
インターアームス仕様は、フレームにもシリアルナンバーを入れてもらいました。


当初は、シルバーに塗ってステンレスモデルにする予定でしたが、先日入手したWAの方をシルバーにしてしまった為、急遽ブルー仕上げに変更しました。


刻印をインターアームスに打ち変えたと云うだけで、他は別にど~と云うこともない、何の変哲もないマルシンのPPK/Sです…(汗)。


…それを云っては身も蓋も無いので、チャンバーに貼ったステンレス板に刻印を入れてみました。
インターアームスPPK/Sに良くある、VとAを合体させた様なシンプルなタイプをカッターで彫ってみましたが、薄くてよく分かりませんね(笑)。


2丁を並べてみました。
手前にあって、膨張色と云うのを差し引いてもWAの方はぶっといです。
単体で見る限り、あまり気にならないんですが…。


WAのグリップは明らかに太いし、フレームやスライド高も高いですが、全体のバランスの良さに救われており、フォルムが破綻する寸前で辛うじて踏み止まっている印象です。


印象だけでなく、実銃用のホルスターに入れてみると一目瞭然。
ガルコのPPK用バックサイドにWAはキッツキツですが、マルシンはピッタリです。
故にマルシンのPPK/Sは実銃に近いサイズと推測されます。


まあ良く云えばWAは力強いフォルムで、その点GM5系のガバに通じるものがありますね。
(発売はGM5より前ですが…)
もしかして確信犯的なデフォルメだったのかも…。


後編に続きます
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)マルシンWA対決!

2015年06月01日

マルシンモデルガン コルト25オート 前編

マルシンのモデルガン、コルト25オート 前編です。


6~7年前にマルシンが精力的に旧いモデルガンをHW化などのリニューアルを施していた時期に購入した物です。


他のマルシンの旧作モデルガン同様に元々の素性が良いことに加え、リアル刻印、ダミーカートおよびHW化などのリニューアルによって新たな魅力が加わりました。


手の平サイズに関わらずそこそこの重量感も感じられ、ポケットピストルらしい緻密で凝縮された魅力を十二分に味わえます。
チャンバー部は、ステンレス板を貼っています。


グリップは、マルシン純正の木製です。
裏を削って、プラグリップ用のおもりを仕込んでウエイトアップしています。


ナリが小さいので、当たって砕けろ!とHWのブルーイングに挑戦したのですが、案の定砕け散ってしまい(爆)結局塗装しました。
でも、ブルーイングに備えて下地仕上げを入念にしたので少しは報われたかな…。


マガジンを含めた金属部品は普通にブルーイング出来ました。


コルト25オートと云えば、コクサイから出ているタイプ(左)もありますが、マルシンがモデルアップしたのはスペインのアストラ社で製造された製品でアストラ・カブと云う銃のOEMです。


ポケットピストルで、ハンマータイプと云うことで意外とミニオフィサーズACPっぽさを醸し出しています(笑)。
上はWAガスブローバックのコルトオフィサーズACPです。


後編に続きます
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)マルシン

2013年07月21日

マルシンモデルガン エンフィールドNo.2 MkⅠ

マルシンのモデルガン、エンフィールドNo.2 MkⅠです。


90年初頭にHWでリニューアルされた時に今は無き御徒町のレプリカで購入しました。


マルシンらしくクラシカルで味わい深いフォルムを手堅く再現しています。


プルーフマーク等、各部の刻印も充実しています。


こんな細っこいバレルで戦闘中よくひん曲がらないな~といらぬ心配をしてしまいます。
バレルやシリンダーの肉厚も薄く、華奢な印象さえ受けます。
でも、そのお陰で軽量なんでしょうね>実物は760gです。


.38S&Wという低威力、低プレッシャーの弾薬を使用するのでこの華奢さかげんでもOKだったようです。
シリンダー前にある三角形の板はホルスターに納めるときに引っ掛からないようにあるそうです。


スムースタイプの木製グリップはマルシン純正で銃と一緒に購入しました。
仕上げ、ツヤ、木目共良い出来です。
ハンマーの形がキツツキの頭みたいです(笑)。


エンフィールドの魅力は、ブレイクオープンを実現する為の構造のメカメカしさです。


リロードはスイングアウト式とどっちが早いんでしょうね。
やっぱりスイングアウトだろうな…。


今となっては機構が複雑で、フレーム剛性もスイングアウトに劣るし、ブレイクオープンのメリットが見出せません。
但し趣味でイジるんであれば話は別です。


この手の銃はリロードも一種のイベントですね。
銃を折ると自動的にエキストラクターがせり出して一気にエンプティケースをはじき出します。
そう考えると意外とリロードは早いかもしれません。


全体が味気無いマットブラックだったので仕上げ直したところ、フォルムがスッキリしメカ部の造形が引き立ちました。
やっぱりマルシン、基本が出来てると感心する事しきり…(笑)。


見て癒され、弄って楽しめるモデルガンの大傑作と言えるでしょう。


他にウチに棲むブレイクオープンは、ハイスタンダートデリンジャーのみです。
26年式が欲しくなってきました…。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)マルシン

2013年06月15日

マルシンモデルガン IMI UZI

マルシンのモデルガン、UZIです。


キットを組んだ物です。なのでグリップフレーム部はABS樹脂製となります。
ココがスチール製の完成品版UZIは憧れです(笑)。
でも錆の心配が無く素手でペタペタお触り出来るというというもの一つのメリットではありますが…。


グリップフレームを除けば、レシーバーはアルミ製で他の箇所もほぼフルメタルです。


ストックの展開はザッキーンとワンアクションで可能です。
折り畳む時はツーアクションでちょっと力が要ります。


1981年のレーガン大統領暗殺未遂事件では現場のシークレットサービスがUZIのストックを引き出しつつ周囲を警戒している写真が有名ですが良く見るとボルトをコッキングしてませんね。
それともクローズドボルト仕様でしょうか?
しかしこのクソ重いUZIをキャリーって当時のSSは重労働ですね。


刻印も満足いくモノが入っています。
噂ではマルシンは電動ガンのUZIに金型を転用してしまいモデルガンの再販が出来ないのだとか。
事実だとしたら非常に残念なことです。


このマルシンのUZIはモデルガンとして2世代目にあたりますが、決定版と言って差し支えないと思います。
上のマガジンは実物の20連ショートマガジンで、下はマルシンの30連マガジンです。
個人的にはUZIにはショートマガジンが似合うと思います。


オープンボルトSMGならではの眺めですね。
実物マガジンはスプリングが強めなのを何とかすれば使用可能です。


デザイン的にMP7のアニキ分って存在でしょうか。
コンセプトは全く違いますが…。
UZIの持つ迫力を充分堪能できる名モデルガンだけに廃版は非常に惜しまれますね。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)マルシン

2013年02月26日

対決!ワルサーPPモデルガン 丸郷 VS. マルシン

対決!シリーズ第二弾は丸郷とマルシンのモデルガン、ワルサーPPです。
一応同じPPのモデルガンですが、異種格闘技戦の様相を呈してますね(笑)。


丸郷のPPは亜鉛合金製で、1977年の52年規制の直前に御徒町の丸郷商店(現マルゴー)で購入した物です。
(52年規制施行後は所持は可能ですが、譲渡、売買は禁止となりました。)
52年規制はワルサーPPのような銃身分離可能なハンドガンタイプの金属モデルガンの販売を禁止する項目も入っていた為か、当時店頭で投げ売り状態だった記憶があります。
今となってはいくらだったか覚えていないのですが、当時中学生の自分にも買えたくらいだから随分安かったんじゃないでしょうか。
マルシンのPPは4年ほど前にHW&センターファイアにリニューアルされたモデルです。


購入した当時、発火しまくって、その後一通り手入れをしてから仕舞いこんで35年間ほぼ放置状態でした。
最近発掘しブログのネタ用にレストアをした物です。
全部バラしたところ思ったより錆も無く、紙火薬のカーボンの堆積をガリガリと削り落してミッチャクロン+タミヤカラーのゴールドで塗装しました。
幸いな事に亜鉛の各パーツは崩壊する兆しも無くて結構しっかりしていましたし、プラグリップの割れもありませんでした。


意外にも丸郷のPPは結構タイトに組まれていて各部にほとんどガタがありません。
その代わり動きは激シブですが。
仕上げはあまり良くなく相当粗めの金やすりでゴリゴリやすってそのまんまって感じです。


丸郷PPのフォルムはトリガーガード下のラインが直線なのと少しスライド後端のラインが
ぎこちない感じなのが気になりますが、同社のデコちんガバのような致命的な欠点は無く
伸びやかなPPの形を良く表現していると思います。
並べると若干丸郷の方が長いのでよりスマートに見えますね。


ダブルアクション(DA)はオミットされています。
しかし各パーツにダブルアクションにしようとした痕跡がありますし、実際自作でDA化された方もいるとか。
スライドストップは実銃の仕組みに準じています。


丸郷のPPはセフティレバーによるデコッキングは出来ませんが、これもメーカーが再現を考慮した痕跡があります。
コストや技術的な面で実現しなかったんでしょうね。
マルシンのPPはもちろんデコッキング出来ます。


刻印はそれらしいテキストが賑やかに入っています。
丸郷PPのマガジンキャッチはコンチネンタルタイプです。


マガジンの比較、左が丸郷製です。
マルシンと比べても見た目違和感はありません。
違和感無いどころかマルシンのマガジンは丸郷PPに問題なく使用可能です。
装填、排莢とも快調だし、スライドストップも純正マガジンより確実に作動します(爆)。
逆は丸郷のマガジンはマルシンのPPには少し緩いしマガジンキャッチが掛らないので使用できません。


マルシンPPの様なローディングインジケータはありません。
昔のモデルガンらしくブリーチ全体が動きカートリッジの尻を叩いて発火する構造です。


丸郷オリジナルのモデルガンと言うとどうしても2級品のイメージが拭えませんが、このPPはどうしちゃったの?と思うぐらい意欲的な設計ですね。
…と思ったら基本設計はモデルガンデザイナーの故六人部登氏が担当されたそうです。
マルシンのPPも元をたどれば六人部氏の設計とされる1982年発売のマルシンPPK/Sがオリジンなので
丸郷のPPとはちょっと年の離れた異母兄弟の間柄ですね。



  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)マルシン対決!マルゴー

2012年11月25日

マルシンモデルガン ワルサーPPKブラザース

マルシンのモデルガン、(左より)ワルサーPPK、PPK/S、PPです。
007の新作スカイフォールでも、ボンドはPPKを使用しているようですね。
(新生Qによって魔改造されているようですが。)
…とまあ、さりげなく話題に便乗してみました(笑)。


全てオールHW製センターファイアの発火モデルです。
スライド右側のマルシン表記とウザい許認可関係の刻印は埋めてスッキリさせました。
左よりPPK、PPK/S、PP。


マルシンの3兄弟の中で最も早く発売されたのがPPK/Sです。
元のABSモデルが発売されたのが彼是30年ほど前、そして90年代の中頃にリニューアルされてHW&センターファイア化そしてエキストラクターがライブに改良された時は
「これで(ほぼ)完璧だ…」と思ったもんですが、今もその思いは変わりません。
この個体はそのリニューアル時に購入した物です。


当時の大人の事情によりスライドのワルサーバナーがお茶目な“WALTHEP”だったりするのですが、マルシンに敬意を表し敢えてそのままです。
グリップのワルサーバナーも微妙な表記だったのですが、正規ライセンス品のグリップに換装しています。
エジェクションポートのシルバーはメディコムのスーパーブライトを吹きましたが、思ったより金属感が得られました。


PPはやはり30年ほど前にスズキ製作所からABSで発売され、それがマルシンに引き継がれた後ほどなくして生産中止になってしまって…。
買っておけば…と何度枕を濡らした事か。
そして長い空白期間をおいてマルシンから2008年にHW&センターファイアになってリニューアル発売された時、即買いしたのは言うまでもありません。
この頃からワルサーの正規ライセンスを受けているので刻印もまともな物になっています。


マルシンらしいカッチリした造形が伸びやかなPPのフォルムを際立たせています。
エジェクションポートのシルバーはステンレス板を貼っています。


そして真打登場です。ありそうでなかったPPKがPP登場の翌年に発売されました。
最初スライドABS&ダミーカート仕様で登場しましたが、どうせオールHWが出るだろうと予想して待ったところ案の定すぐに登場。
でも出る確証は無かったので、手にするまではとても長く感じました。
「ABS買っちまえ~」という心の葛藤が凄かったです(笑)。


スペシャルエディションと言うスムースタイプの木製グリップが付属したバージョンを購入したのですが、発火モデルに仕様変更されてしまったのは残念でした。
プラグリップは実物のイメージを出そうとツヤツヤ仕上げにしています。
エジェクションポートのシルバーはアルミ板を貼り付け。
サプレッサーはマルベリーフィールドのマルシンPPK用です。


同梱の木製グリップを装着の図。
グリップは好みで色味を濃くしてあります。


実物はPP(右)が最初に開発され、その後PPのスライドとフレームを短縮したPPK(左)、戦後にアメリカの法規に合致させるためにPPKのフレームをPPに置き換えたPPK/S(中)が開発されました。


現代のPPKと言える存在のSIG P230(KSCモデルガン)と。
と言ってもPPKシリーズも十分現役ですが…。


ここまで揃えると戦前型PPKも買ってフルコンプと行きたいところです。
戦前型はCAWの90°セフティ付きを狙っていますが、ワルサーバナーが無いのと、グリップの色味が変なので二の足を踏んでいます。


只今進行中なのが戦後型PPK/Sのアメリカ生産バージョン、インターアームズ仕様です。
キットをベースに刻印は打ち変え済み。


インターアームズ刻印はWAとは違うシンプルなロゴのバージョンにしました。
ステンレス仕様にする予定ですが完成は…何時になるやら。
2015年8月2日追記:完成しました~。
  

Posted by BOたぬき at 00:01Comments(10)マルシン

2012年11月12日

対決!ベレッタM92Fモデルガン MGC VS. マルシン

別メーカーで同じ物をモデルアップするという事はトイガン業界では結構あるもの。
特に人気のアイテムではバッティングするなど日常茶飯事です。
そんなアイテムを比較する新企画です。

第一弾は、80年代後半から90年代前半まで熱病のように一世を風靡したベレッタM92Fです。
両方ともダミーカートモデルガンで上がマルシンでABS製、下がMGCでスーパーリアルHW製(SRH)です。
マルシンの方は実物グリップを装着しています。


今回取り上げるM92Fは両方ともイタリア刻印でスモールハンマーピンの初期型タイプです。
フォルムはどちらも素晴らしく甲乙付け難い出来です。
上がマルシン、下がMGC。


マルシンは純然たるダミーカート仕様なのでリアルにバレルをロッキングしますが、MGCはスライドオープン状態でバレルが前に動いてしまうなんちゃってショートリコイルです。
左がマルシン、右がMGC。


発売はマルシンが少しだけ早かった記憶があります。
マルシンは(私が買える価格帯では)初の本格的M92Fのモデルアップだったので91年頃?の発売と同時に即買いしました。
御徒町のレプリカで予約したのですが発売まで指折り数えて待ったのを覚えています。そのレプリカもいつの間にか閉店しちゃいましたね。
左がMGC、右がマルシン。


刻印は余計な文言の無いMGCが一本。
MGCはWAのカーボンブラックっぽい仕上げだったんですが、ただ小汚いようにしか見えなかったので再仕上げしました。
左がMGC、右がマルシン。


グリップスクリューやスクリューのブッシングの有無など細部はMGCの方がコストが掛っている感じです。
握った感じは若干MGCが太く感じます。
トリガーガードやトリガーのフォルムもMGCはちょっと太めですね。
左がMGC、右がマルシン。


マガジンはMGCの造りが断然良く、実物に迫る仕上げです。また実物マガジンもMGCには使用可能です。
マルシンも悪くはありませんがモデルガンなりの造りですね。
付属のダミーカートはMGCの6発に対してマルシンが15発で圧勝です。
左がMGC、右がマルシン。


M92F特有のマズルのテーパー状のクラウンをバッチリ再現しているのはマルシン。
MGCは何故かフラットな形状になっているのでテーパー状に削りました。
左がマルシン、右がMGC。


映画リーサルウエポンで主人公が口に咥えたM92Fのどアップシーンで
スライド上のパッシブセフティインジケーターがぴくんぴくん動く様子に(笑)固唾を飲んだ世代の方にはどちらも満足の行く出来ではないでしょうか。
SUNSUN的にはスライドを引いた時の滑らかさや、この時代特有の良い物を創ってやろう感がほとばしるMGCに引かれる物があります。
ホルスターのホックを締めたらMGCの右側のセフティレバーが折れてしまいました(号泣)。
こんな時タナカのM92Fのパーツが使えるのでモデルガンのリメイク化は助かります。
左がマルシン、右がMGC。


最後にMGCがSRHを自主規制する原因となった磁石が付く様子です(笑)。
付くには付きますけどかろうじてへばり付いているだけの状態です…。




  

Posted by BOたぬき at 00:01Comments(0)MGCマルシン対決!

2012年10月06日

マルシンモデルガン ベレッタ M84 北米バージョン

マルシンのモデルガン、ベレッタM84です。
ベレッタ刻印のセンターファイアHWバージョンで、以前ビクトリーショーで購入した物です。


ベレッタ刻印だったのですが良く見ると余計な文言が入っていたり位置も上寄りだったり、ITALYがJAPANだったりとかなり不満足な内容で
ちょこちょこ修正したのですがご覧のありさまに……びぇ~ん。


腹を括って久しぶりに刻印をお願いしました。
…わざわざベレッタ刻印仕様を買った意味は?
それでも良い仕事をしてもらったのでお願いした価値はありました。


どの仕様にしようかネットで画像検索しましたがあまり使えるのが無く、手っ取り早く昔のGUN誌やCM誌で良く登場していたバーベン(BERBEN)刻印にしました。
ガルドーネ工場製の北米輸出仕様という設定です。


このモデルはデトネーターを抜いてやるだけでダミーカートモデルになるのも嬉しいところ。カートはKSC純正の.380AUTOのダミーカートがぴったりです。
マルシンとタナカの多くのモデルガンはデトネーターを抜くだけでダミーカート仕様になるので気の利いた設計と言えます。


口径の表示は、9 Shortから380に変わっています。
右はWAのガスガンM84FSですが、結構マジメに刻印が入っていて好感が持てます。
WAのM84FSに付けていたベレッタ純正の木製グリップをマルシンM84に付け替えましたがその価値はありますね。


まっさらだった右側も賑やかにしてもらいました。
バーベン社はベレッタ社の米国現地法人(ベレッタUSA)が設立されるまでの輸入代理店でした。
フレームのPBの文字と、トリガーガード付け根のプルーフマークもそれらしく入れてもらいました。


世代的におじいさんに当たるM1934(WAのガスガン)と。
デザイン上の多くのアイコンを受け継いでいます。


初期型のサイドファイアからセンターファイアになりファイアリングピン部がリアルになりました。
KSCのダミーカートにはカラ撃ち衝撃低減バッファー付きなのでカラ撃ちも(ほどほどなら)OKです。


流石はマルシン、基本が良いので手を入れるほど満足度も上がりますね。


ここ暫く精彩を欠いていたマルシンですが、P08やベビー南部のHW化など攻めに転じてきた印象です。この勢いで新規のモデルガンを是非お願いしたい物です。  

Posted by BOたぬき at 00:03Comments(0)マルシン

2012年07月28日

マルシンモデルガン S&W M586 4in

マルシンのモデルガン、S&W M586ディスティングィッシュト・コンバット・マグナム4inです。
ちょっと自画自賛っぽい名前です(長いし…)。
S&Wとしては357マグナムリボルバーの決定版としての自負があるのでしょうね。


これはマルシンのHWモデルガンキットを組んだ物です。
イベントで購入したもので、マルシン純正の木製グリップがおまけに付いていました。
  

マルシン純正のK/Lフレーム用木製グリップは形状は申し分ないのですが、色味が白っぽくて損をしています。プラモデル用のクリヤーを吹くと良い感じになりました。
メダリオンは実物っぽく多少Rを付けてグリップ表面とツライチに。
10/5追記:
刻印追加の為久しぶりに分解した所、この木製グリップは亜鉛の結構でかいウェイト付きでした。
すっかり忘れていましたが、どおりでずっしりしているはずだ…。


M586はコクサイ、MGCとの競作となりましたがフォルム、作動共マルシンがぶっちぎりで優れていると思います。
357マグナムのダミーカートが装填可能です。



マルシンのM586は初期ロットを除き刻印が間引かれています。
しかし多少器用な人なら2~3本の線をけがき足してやるとそこそこ見れる刻印となる所にマルシンの良心を感じます(笑)。
例えばフレームのMADE IN U.S.AはJ.S.Aとなっていた物に線を足してやったものです。
但しSMITII&WLSSONの所をけがき忘れているのがツメの甘い所ですね(爆)。
バレルに至ってはS& .357MAGNUMとなっていたのに拘らずWを入れずにS&をパテで消してしまうという体たらく…。


10/5追記:
バレルの刻印にS.&W.を追加しました。
またサイドプレートのS&Wモノグラム下にあったマルシン表記を消して、アドレスのけがき忘れた線を足してちゃんとSMITH&WESSONにしました。
ものぐさな私ですがブログをやるようになってから気になった所は極力直すようになりました。良い傾向だ…。


初期ロットの6インチHWを探しているのですが中々縁がありません。


マルシンらしくソツなくカッチリ出来ていて、少し手を入れると俄然光り輝く佳作と言えます。
こんな素晴らしいモノが造れるのにモダンリボルバーがこれ一作で終わってしまったのは残念としか言いようがありません。
  

Posted by BOたぬき at 00:38Comments(0)マルシン

2012年03月10日

マルシンモデルガン ワルサーP-38 ミリタリー

マルシンのモデルガン、ワルサーP-38 1943年生産(ac43)タイプです。


ベースは10年ほど前に発売されたエクセレントHW ブローバック仕様です。


エイジング仕上げを施しています。と言っても施工したのは7~8年前なので現在のように上地のブラックをやすって下地のシルバーを出すなどというテクは考えもつかず、シルバー塗料を銃本体にこすりつけるような荒技でハゲちょろけ表現をしています。


メディコムのスーパーブライトを薄めて布に取り、ドライブラシの要領で要所にこすりつけました。
かなり強力な塗料ですので、ちょっとやそっとで落ちる事はありません。
でも、最近缶入りのスーパーブライトは見かけませんね。


メーカー純正のお上品なバトルダメージ表現に比べ、ドライブラシだとコンクリート上に容赦なく落としたような荒っぽい表現(ブツブツの剥げなど)が可能です。


ベークライト製グリップの茶色を表現したいのですが、中々難しいです。


モデルガン自体の出来はマルシンスタンダードと言えるものでプロポーション、作動共手堅くまとめてあります。サイド発火がちょっと残念ですが。
マルゼンのガスガンP-38と比べてもさほど見劣りしない印象です。(個人の意見です…(笑))



  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)マルシン

2012年03月03日

マルシンモデルガン S&W M39

マルシンのモデルガン、S&W M39です。


近年リニューアル再版されたHWモデルです。ダミーカート仕様に改修されていますが、残念ながらセンターファイア化は見送られて、サイド撃針はそのままでした。
写真の付属のダミーカートはプライマー部が可動してカラ撃ちのショックを吸収する凝った造りですが、サイド撃針なのでその機能を生かせていません。
その代わりにチャンバーブッシュがスプリングでカラ撃ちの衝撃を吸収する構造になっており、マルシンの良心を感じます。


発売から30年は経つモデルですが、発売当初からスライド後端のラインがイカツく見え、MGCに比べるとゴツゴツしたイメージがありました。
で、自分のイメージするM39はもっと流麗なフォルムなので、直線的だった上部へのラインに大きめのRが付くように削ってみました。若干ですが柔らかいフォルムになったような…。


作動はカッチリしていて刻印はリアルだし、疑似ショートリコイルもしますので自分的にはM39の決定版ですね。
プロポーションは若干スライド全高が高いようですが、バランスが良いのであまり気になりません。
グリップは、マルベリーフィールドの木製に替えてあります。良い出来ですが、更にクリアーを掛けて実物のイメージに近付けています。もうちょっと木目が詰まった感じだったら完璧でした。


チャンバーにはアルミ板を貼ってあります。口径の刻印は消えちゃいましたが…。


マルシンの旧作モデルガンの多くは、箱出しではちょっとショボいんですが、少し手を入れてやると俄然光り輝きますね。良好なプロポーションや作動など素性の良さでしょう。


いまさらM59とか無理ですかね?マルシンさん。


ノーマルのHWプラグリップ装着例です。結構雰囲気が良くて、これでも特に不満はありませんでした。



  

Posted by BOたぬき at 00:01Comments(2)マルシン