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2014年08月23日

対決!グロックG18C Gen3 KSCガスガン vs. タナカモデルガン

対決シリーズ、今回はKSCのガスブローバック(GBB)とタナカのモデルガンのG18C Gen3です。(上がタナカ)


タナカのG18Cは、自己カスタム品です。
作成記はこちら
メーカー、GBBとモデルガンの違いはありますが、久しぶりの同機種でのガチンコ対決です。(上がタナカ)


KSCのGBBは、フレームがリアル刻印でサードピンが再現されている初期ロットです。
いまもって作動は絶好調です。
(上がタナカ)


左のタナカG18Cの苦労して穿ったスライド穴は、パッと見の位置は概ね良好のようですが…。


近付いて良く見ると右のタナカのコンプの開口部が歪んでることがわかりますが、私は老眼のため気になりません…(爆)。
遠目で見る限り、バレルのスリットとの位置関係が良好なのがせめてもの救いです。


後部の軽め穴も四隅のRが小さいし、まちまちですが老眼のため…以下同。
また、実物は深さもこの2倍ぐらいありますが、この下にブリーチがある関係でこれ以上深くできませんでした。
…いや、出来たんですがその根性がありませんでした(滝汗)。
(右がタナカ)


右がカットアウトしたタナカのマズルです。


左のKSCのリアサイトは純正のアジャスタブルタイプに換装しています。


比べると微妙に太目なタナカグロック。
単品で見ると気にならないんですが握り比べると明らかに太いです。
(左がタナカ)


そういうKSCのグロックも新興勢力のスタークアームズに比べると太目なんですよね~。
(下がタナカ)


タナカのマガジンにはKSC純正オプションの+2マグバンパーをつけています。
割とすんなり装着可能。
(上がタナカ)


バックストラップ部に錘を仕込んでいるのであまり参考になりませんが、KSCの質量です。


9ミリパラのダミーカートをフル装填(17発)したタナカです。
ちなみに材質はスライドがABS、フレームはHWです。


タナカのG18Cモデルガンによってまた一つグロックのコレクションが増えましたが、見た感じあまり変わり映えしないのが難点です…(笑)。
(左がタナカ)

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンタナカKSC対決!

2014年03月15日

対決!1911ハイキャップフレームトリオ 後編

対決!今回は1911用ハイキャパシティフレーム3種類、後編です。
前編はこちら
中編はこちら

マガジンの比較、左のパラオードP14の数字は装弾数14発を表わしています。
真ん中のキャスピアンは.38スーバー仕様ということもあり、19発と圧倒的です。
右のSTIのマガジンは実銃では12発装填可能。


マグウェル部の比較。左よりSTI、パラオード、キャスピアンの順です。
マガジンの入れやすさは、開口部の広さでキャスピアンが圧倒的ですね…。


各フレームのグリップの厚みを測ってみました。
まず、パラオードが33.8mm。



STIが32.5mm…。



そして、キャスピアンが36mm。



参考までにシングルスタックの1911は、ホーグのグリップ付きで33.3mmです…ってSTIより厚いです。
と言っても側面が大きくラウンドしているので、格段に握り易いですが…。


私の手は日本人の標準よりは多少大きい程度ですが、最も握り易く感じるのはSTIです。
更に樹脂製なので、手に合わせて多少加工もできるメリットがありますね。


次に握り易いのは、全体的にラウンドしているキャスピアンですね。
但し、チェッカリングが少なくツルっとしていて、STIよりも手に力が入れにくい感じです…。


パラオードは、見た目そのままに少しゴツゴツした握り心地です。


MGCのキャスピアンは、奇跡のモデルアップだったとつくづく思います…。


こう見ると、それぞれに個性があってコレクションの醍醐味が味わえます。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)MGCエアソフトガンKSCWA対決!

2014年03月01日

対決!1911ハイキャップフレームトリオ 中編

対決!今回は1911用ハイキャパシティフレーム3種類、中編です。
前編でメジャーなハイキャップフレームとしてキンバーを入れるのを忘れていました…。
マルシンからライブカートのガスブローバックが出てますね。
前編はこちら

KSCのSTIスペシャルエディションです。
以前、トイガンフェスタでKSCのSTI系のシステム7化が発表されたのを見た帰りに、赤風呂で中古品を買っちゃいました(爆)。
妙に安かったんでつい…。


KSCらしく後加工満載。
ディテールはとてもシャープです。
手応えの全くないブローバックは…、まあ、良く当たるんでヨシとしましょう(笑)。


この銃の最大の特徴はサイトシステムですね。
フロントはファイバーで、リヤはゴーストリングです。
つい買っちゃったのもこれに興味があったから…。


狙うとこんな感じです。老眼にはターゲットをポイントし易くて助かります(笑)。
実際、動く的なんかを狙い易いんじゃないですかね?


MGCのキャスピアンカスタムです。以前、ご紹介しているのでサラッと…。


この個体は量産品をベースにした、MGC製の謎のカスタムモデルでした。
後加工などではなく、パーツ交換レベルですが…。
それをさらにカスタムしちゃっています(笑)。


3種類のハイキャップフレームの内、キャスピアンだけがグリップセフティをキャンセルしています。
ファイアリングピンブロック等のパッシブセフティを備えていることが前提の銃ですね。


バレルはバースト刻印が入り、38スーパー仕様のモデルアップです。


後編に続きます
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)MGCエアソフトガンKSCWA対決!

2014年02月01日

対決!1911ハイキャップフレームトリオ 前編

対決!今回は1911用ハイキャパシティフレーム3種類です。
3回に分けますが、今回は前編です。


左から、パラオードナンスP14-45(WAガスブローバック)、STIスペシャルエディションプラス5.1(KSCガスブローバック)、
スプリングフィールドアーモリーM1911A1キャスピアンフレーム(MGCモデルガン)です。
全てフルサイズ5インチバレル仕様です。


1911用のメジャーなハイキャップフレームはこの3種類だと思います。
実銃では、これらは多くの1911系カスタムにその姿を見る事が出来ます。


先日のイベントで入手した念願のWAのパラオードのP14-45です。
古い製品ですが、どノーマル系1911萌えの私としては、外せないアイテムです。
これの購入をもって、1911ハイキャップフレームがコンプで揃いました。


正月休みを利用し、仕上げ直ししました。
いにしえのRタイプエンジンなので、スライド内部に溝が掘られている為エジェクションポートを下方に拡大できず、ロアー化は断念…。


チャンバーはパラオード刻印です。
ロアー化は断念しましたが、ポートの淵を削り込んで薄くしています。


パラオードはシングルスタックの1911に最も近いディテールを持っており、グリップセフティ、メインSPハウジングはシングルスタック用と共用出来ます。
グリップセフティのダックテール部分の形状は、ポテッとしていたので削り込んで実物の形に近付けています。
WAのダックテールタイプは、いつもここの形状が残念ですよねぇ…。


中編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)MGCエアソフトガンKSCWA対決!

2013年12月08日

対決!KSC ベレッタM93Rモデルガンvs. ガスガン 後編

KSCのベレッタM93R内ゲバ対決、後編です。
前編はこちら。

M93Rはバースト可能なマシンピストルなので、射撃時の据わりを良くするフォアグリップが装着されています。
更に脱着式ストックが用意されており装着することで安定したバースト射撃が可能となります。(上がGBB)


上がKSC純正オプションのストックで、金属製です。
MGCの固定スライドM93Rにプラ製のこのタイプが付属していましたね。
右はMGCが固定スライドM93R用に発売したU.S.エンフォースストックと名付けられたストックです。
てっきりKSCでも売られてたと思っていたんですが、再版されていないみたいですね。


このような気の利いたアクセサリーもM93Rの人気を高めた一因でしょう。
U.S.エンフォースストックは装着状態でフォールディング可能です。
KSC純正の方は、ストック単品で携帯時に折りたためるデザインです。(上がGBB)


MGの方にはU.S.エンフォースストックはグリップが当たるので装着できませんでした。
MGのグリップはHW樹脂製です。対応する木製グリップがあるかは不明ですが
雰囲気が良いのと重さも稼いでいるのでそのままです。(MGです)


U.S.エンフォースストックとGBB。ケレン味たっぷりでM93Rの魅力全開です。


GBBのグリップはマルベリーフィールドの木製グリップに換装しています。
このグリップはMGには付きませんでした。(GBBです)


MGの方は、チャンバーブッシュを入れてダミーカートモデルにしています。(MGです)


GBBはファイアリングピンがスクリューになっています。ちょっと前のKSCの定番ですね。
MGの方はモデルガンならではの眺めです。(右がMG)


GBBはMGに比べて気持ちバレル長が短いですね。
しかしロッキングブロックなどリアルな表現です。(右がMG)


KSC純正のダミーカートです。(MGです)


MGの重さです。ダミーカート20発込みでジャスト1kgです。ABS製にしてはがんばってます。


GBBは1kgを超えており(1138g)、さすがHWです。



M93Rはタナカ、マルゼン、東京マルイなどからも発売されていますが、スライドが動くのはタナカとKSCだけです。
WAは発売予告してから軽く10年は経過しているので置いといて(笑)、しばらくはKSCのM93Rも安泰なのではないでしょうか。
常に改良も加えられていることですし…。


  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)エアソフトガンKSC対決!KSC

2013年12月01日

対決!KSC ベレッタM93Rモデルガンvs. ガスガン 前編

対決シリーズ今回はP230に続く内ゲバシリーズ、KSCのベレッタM93Rのモデルガン(MG、左)とガスブローバックガン(GBB、右)。
前編になります。


両方ともファーストバージョンといわれる初期型をモデルアップしています。
MG(上)はABS製です。
GBBの方はいろいろ種類がありますが、M93R AGといわれるバージョンで、この個体は1st.クリスマスエディションという謎の仕様です。
リアル刻印でHW製というのが売りですね。


M93R は1985年にMGCから固定ガスガンで発売されて以来、常に高い人気を博しています。
モデル映えする派手な外観がその一因ですかね…。(上がMG)


MGCの固定ガスガンの最初期仕様も持っていましたが(空気入れチャージのやつ)既に手元にありません。(右がMG)


現行商品のシステム7仕様のリアル刻印(刻印はちょっと微妙だったりしますが…)を謳ったバージョンもありますが、発売されてもあっという間に売り切れてしまいます。
おそるべしM93R…。(左がMG)


MGは初期ロットのリアル刻印仕様です。中古で手に入れました。
ほんとはHWバージョンが欲しかったんですが、リアル刻印仕様は中古市場でも中々お目にかかれません。


MG(上)はGBBに比べると明らかにスライドストップの位置が後ろです。
比べなければGBBのスライドストップ位置も気にならないんですが…。


システム7仕様でもスライドストップ位置はこのGBBと変わっていないようなので、あまり欲しいとは思いませんねぇ。
でもフルオートシアは体験してみたいかもです。(左がGBB)


GBBのスライドの∞マークは再仕上げ時に消してあります。
刻印は両方とも満足の行くものが入っていると思います。(左がGBB)


後編に続きます。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンKSC対決!KSC

2013年11月16日

対決!タナカグロック17 2ndフレーム モデルガン VS ガスガン

今回の対決シリーズ、同じメーカー、同一アイテムのグロック17のセカンドフレームのモデルガン(MG)(左)とガスブローバック(GBB)(右)です。


MG(左)の方は、割と近年に再販されたスライドABS、フレームHWタイプです。
その後、ジャンクの初期型(スライドHW、フレームABS)を手に入れたのでスライドを入れ替えてフルHWにしてあります。


GBB(右)はデフォルトではレール付きのサードフレームでしたが、G18モデルガンのセカンドフレームと交換してあります。
MGのセカンドフレームをGBBに移植するに当たってはバックストラップの内側を少々削る加工が必要でしたが、あとは特に問題無くポン付け可能でした。


セカンドフレームのGBBは、MGCのG17以来なので結構新鮮でなにげに気に入ってます(笑)。
但し、以前エキストラクターを段付きタイプに加工してしまったのでややミスマッチ感が…。
タナカのGBBはエキストラクターの部分が金属の別体式なので色々と弄れて楽しめるんですが、段無しに戻そうかな…。
このGBBはフルHW製なので購入したときはその重量感に驚きました。この固体はメタルアウターバレルに換装してあるので更に重くなっています。


左側から見るとMG(左)とGBB(右)の区別は付きませんね。
タナカのグロックのフォルムは見ても握っても全体的に太めの印象ですが雰囲気は良いのでお気に入りです。
でも、ちょっとコッキングポジションのトリガー位置が前過ぎるかも…。


MG(左)のチャンバー部は嵩上げしてスライド上面とツライチ化しています。
手動で作動させる分には作動に影響はありません。


グロックはスライドオープン状態でトリガーがMG(下)のようにレスト位置にあるのが正解です。
GBB(上)は構造上、全メーカーがコッキング位置になってしまいます。


GBBです。かなりずっしり感じます。


MGですが、結構GBBに肉薄しているので驚きました。
マガジンにダミーカートをフルロード(17発)しています。


GBBのサードフレームを移植したG18モデルガン。
現在G18Cにモデファイ中です。
2014年8月20日追記:完成品はこちら
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンタナカタナカ対決!

2013年10月12日

対決!いにしえのエアソフトPPK/S マルシンvs. マルゼン

対決!シリーズ、今回は80年代後半に発売されたワルサーPPK/Sのエアソフトガン2丁です。
基本的に固定スライドやエアコキには興味がなく、当時ほとんど手を出さなかったのですが、何丁かは入手していました。
これらは、そんなうちの2丁です。


ABS地肌のエアーコッキング式のマルシン(左)とABSにシルバーメッキを施した固定スライドガスガンのマルゼンです。
割り箸マガジンに時代を感じます。


マルシン(右)はさすがモデルガン屋の仕事という出来でフォルムはもちろん、刻印もリアルなモノが入っています。
PPK/Sのコンパクトさやフォルムを損なわずエアコキのメカを入れているのは驚嘆に値しますね。
対してマルゼンはフォルムは良好ですが、少し大き目に造られています。


マルゼンのシルバーメッキは今も昔も非常に美しい仕上がりです。


ちょっと太めのフォルムは現在のガスブローバックにも引き継がれちゃっていますが、マルゼン製のスリムなPPK/Sの決定版を待ち望んでいる方は多いのでは?


マルゼンのは固定スライドですが、スズメの涙ほど?スライドが引けます。


マルシンのエアコキはモデルガンもかくやという外観を誇り、ハンマーのコッキングも可能です。
ABSの表面はポリッシュして、レターにはクレヨンでホワイト入れています。


マルシンPPK/Sの萌えポイント、シルバーに輝くエジェクションポート。
PPK/Sにとって大事な見せ場です。


バレルもアルミ製の一体式ですが、22口径っぽい風景ですね。


そしてエアコキなので勿論フルストロークにスライドが引けます。
その時ハンマーはコッキングされますがトリガーはレスト位置のままです。


久しぶりに撃ってみました。
マルシンのPPK/S(上)は通常より大きめの純正のBB弾じゃないとタマポロになってしまうので撃てません。
しかも、いつものスチロールの的だと貫通しないぐらいのローパワーです。
紙ターゲットで4メートルから5発撃ちましたが、意外と纏まっています。
マルゼンはガス漏れも無くパワーも十分、流石と言える纏まり具合です。これでサイトが合っていれば…(笑)。
また大きめのマルゼンのサイズは握りやすさに繋がっているのを今回認識しました。


マルシンのモデルガン(右下)と。
並べるとマルシンのエアコキはモデルガンと見分けが付きません。
そういえば購入当時結構お気に入りだった事を思い出しました。
そして並べてみて気が付いたんですが、モデルガンの32ACPに対してエアコキは9ミリショートバージョンだったんですねぇ。
購入後25年目にして初めて知りました(笑)。
  

2013年09月13日

対決!グロック19ガスガン KSC vs. スタークアームズ後編

ご好評(笑)のグロック19ガチ対決、今回は後編です。
前編はこちら。

KSC(右)は10年以上前にトイガンフェスタで購入したイベント限定のリアル刻印バージョンで、それはそれはお気に入りだった一品です。
(って過去形になっているのが悲しい…)
フレームは訳あって最新ロットのG23F用と替えてあります。


SAを入手した今でも作動に関しては軽量なABSスライドのKSCが一枚上手だと思うし、またHWフレームということもあり重量に関しても実銃並を謳うKSCが圧倒的です。
下はSAの重さです。


そしてKSC。但しKSCのバックストラップ部のデッドスペースにはウエイトが仕込んであります。


若干太めではありますが、フォルムも力強く、発売時期に10年以上の差があることを考えるとかなり健闘しているんじゃないでしょうか>KSC(右)。


ボトムプレートもリアルなSA(右)。KSC(左)のボトムプレートはタナカのモデルガン用を加工した物です。
またKSCのバックストラップ部に見えるのが昔のMGC用を削って造った真鍮のウエイトです。


SA(左)のチャンバー部は前端がカットされたタイプが再現されています。
トイガン用のアレンジだと思ったんですが、調べると実銃にもこのタイプがあるようですね。初めて知りました。


SA(左)のスライド幅はKSC(右)に比べて0.5㎜狭いです。
スライド高さは1㎜程も低く、全体にスリムなこともありSAのフォルムは昔のMGCグロックを彷彿とさせます。
KSCのフレームが太く見えるのはスリーブを装着している為です。


KSC(右)のリコイルSPガイドは金属製で、重さに貢献しています。
SAのバレルは分かりにくいですが実銃らしい繊細なライフリングが刻まれています。


SAにタクティカルライト装着の図。以前KSCのG19に付けたら外れなくなって往生しました。


SAのスライドの塗装仕上げですが、エイカーの革ホルスターでドローを繰り返しても傷が付かないので結構塗膜は丈夫みたいです。
でも、グロックのブラックとイメージが違うのでいずれ塗り直すと思います。


近いうちにKSC(左上)のスライドは、G19モデルガン(左下)のグダグダなスライド改善の為のドナーとして供出される予定です(笑)。


記事を書き終わった後に、我慢できずにSAの方を仕上げ直しました。
チラ見していた銀色のパーツは後部はアルミブラックで染められましたが、前部はステンレスらしくて全く染まりませんでした。
でも実銃でもこの部分は銀色のパーツなのでこのままとしました。
後ろを染めただけでも大分スッキリしたかと…。


デフォルトでも十分綺麗な塗装だったんですが私的に綺麗すぎました。
GEN4以前のグロックはムラのある荒々しいブラックというイメージがあるので塗り直しました。
エキストラクターは良い感じだったのでそのままでプランジャー部のみ磨きだしました。
  

2013年09月07日

対決!MGC VP70モデルガン vs. タニオ・コバVP70Mガスガン Part 2

対決シリーズ、VP70編のPart 2です。Part 1はこちら。

軽くお戯れを…(笑)。
このGUN誌では若きタークさんがVP70のリポートをしています。
ホルスターストックはタニコバのガスブローバック(GBB)用の物です。
(これはモデルガン(MG)です)


MGCのMGは発売は1982年ですが、これはつい最近入手した物です。
なんとなくタニコバVPと並べたくて…。
この個体は初期のHWスライドで、MGCのイングラムM11のボルトと同じような材質です。
(これはMGです)


トリガー根元のクロスボルトセフティは実銃でもオプションだったそうで、MGCは装備されていない状態(ただのキャップ)を再現しています。
ただ、ダブルアクションオンリーでトリガープルもハンパなく重いので敢えてマニュアルセフティは不要では?と思ってしまいます。
最初、普通にトリガーを引いた時ピクリとも動かなかったので壊れてると思ったほどです。
多分もっと重いと思われる実銃で20連発したら人差し指が攣るんじゃないでしょうか。
(これはMGです)


激安の定価4900円で発売された1982年当時はモデルガン入門的なチャチイ造りを勝手に想像していて完全スルーしていました…。
ところが今回購入後、今までの認識が一変…、かなりしっかり造られており、玩具っぽさも皆無。
値段が安かったのはコストダウン第一に造られた実銃に準じていた為と理解できました。
改造防止の為か、いたるところがかしめられて分解不可になっています。
(これはMGです)


そのモデルガンとしての完成度は今のレベルで見ても高いと思います。
スライドは実物のパーカーライジング風カサカサマット仕上げにして
フロントサイトのホワイトは(塗装に自信がないので)自動車用の白テープを切り抜いて貼り付けました。
(これはMGです)


タニオ・コバのVP70Mの発売は2003年頃だったでしょうか、フルセットをイベントにて購入しました。
(これはGBBです)


タニコバさんがMGC時代のVP70では成し得なかったストック装着による3バーストが実現しました。
これの発売はタニコバさんのリベンジの意味もあるようですね。
私もその執念に敬意を表し、ご祝儀替わりに購入いたしました(笑)。
(これはGBBです)


マガジンが冷えていなければ非常に調子が良く、3バーストも迫力満点です。
VP70はGBBとした場合、とても楽しめるモデルと言えます。
また、このハーネスプレートの様なアクセサリーも昔ながらのマニアには嬉しいですね。
(これはGBBです)


VP70自体にあまり発展性がないので市場でそんなに盛り上がることも無く既に廃版となってしまったのが残念です。
重量はそこそこあり手にとってもバランスの良い重さです。
(これはGBBです)


MGCのVP70で、20発フルロードした重量です。


今回の比較ではMGCのVP70の完成度の高さに感心する事しきりでした。
こうなるとMGCのホルスターストックも欲しいところです…(でも高いんですよね~)。
(上がGBBです)
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)MGCエアソフトガン対決!タニオコバ

2013年08月31日

対決!グロック19ガスガン KSC vs. スタークアームズ前編

久しぶりのガチ対決です。
みんな大好き、私も大好きな(笑)グロック19のガスブローバック(GBB)、KSC(左)対スタークアームズ(以下SA)です。
SAの箱はユニークな形なのですが、開け閉めがとっても大変で二度とこの中に仕舞おうという気になりません。


SA(下)は台湾のメーカーです。
ここの製品は何時も品薄でたまに市場に出回ってもあっという間にSOLDOUTになってしまいます。
今回運良く入手できました。
現時点では箱出し状態で何も手を加えていません。


SA(下)のスライドとアウターバレルはアルミでフレームはABS製です。
刻印はスライド、フレームともリアル刻印です。
ええ、憧れのメイド・イン・オーストリアですよ…。
デフォルトではプラのバレルが装着され、アルミアウターバレルは付属品の扱いでした。
この内容で実売価格は11K程ですから飛ぶように売れるのは当然でしょうね。


今回コンプリートガンで初めて中華モノに手を出したのですが、その完成度の高さに驚きました。
各部の造形、仕上げとも国内メーカーと比べても一歩もひけを取らないばかりか、ある種昔の国内メーカーにあった情熱の様な物も感じます。
(下がSAです)


SA(右)の立体感溢れるエキストラクターの造形や、フレームのサードピンのリアルさなど「う~む」と唸ってしまいます。
勿論作動も問題なく(お座敷シューティングのレベルですが…)快調です。
KSCのエキストラクターも一応アルミ板を貼って強調しています。


SA(右)には、銃口初速が国内基準に準拠している証明書も付属しています。
全方位的に良く出来ていますが、スライドとフレームの隙間の銀色の部品が目立ってしまっているのが数少ないウイークポイントの一つですかね。
ココはどうしても黒く染めたいところ…。
後ろの部分がブルーイング可能なのは確認していますが、前方のステンレスの部分は染められるかいまのところ不明です。


後編に続きます。
  

2013年08月10日

対決!MGC VP70モデルガン vs. タニオ・コバVP70Mガスガン Part 1

対決シリーズ、今回は発売時期や会社は違えども生みの親は同じ伝説の2丁、H&K VP70のモデルガン(MG)とガスブローバック(GBB)のPart 1です。
(上がGBBです)


モデルガン誕生の黎明期から数々の名作トイガンの設計を手掛け、今なお現役のトイガンデザイナーの小林太三氏(通称タニコバさん)がMGC在籍中に設計された
MGのVP70とご自身が立ち上げたタニオ・コバ・ブランドで発表されたGBBのVP70Mです。
(上がGBBです)


GBBの取説によるとMGは初期型のフィンガーチャンネル付きフレームとプレススライドタイプのVP70を、GBBはプレーンタイプの後期型フレームに
初期型のプレススライドが載ったVP70Mをモデルアップしたとされています。
(上がGBBです)


外形を比較するとMG(左)に比べGBBのVP70Mがひと回りデカイのにちょっと驚きました。
エジェクションポートなんて45ACPのケースも排莢出来そうな大きさです。


横幅も驚くほど違います。(フロントサイトに注目)
GBBのVP70M(左)がリアルサイズなのか、あるいはGBB化にあたって大型化してしまったのか定かではありませんが
この撮影直後、2丁共ぶっ倒れやがりました…。


もしGBB(右)がリアルサイズだとすると取説の記述のような初期型のプレススライドは後期型フレームにそのまま載らない気がするんですが…。


以下はGBB(上)がリアルサイズと仮定した私の勝手な妄想です。
後期型のVP70が大きめの質量の高いスライドをより高い剛性の確保できる削り出し製法で製作したという事はより強力な弾薬のバリエーション追加を考慮していたのかもしれません。

2014年7月13日追記:
ガンマガジン2013年5月号P153のタニコバさんのお話ではGBBはリアルサイズと語っておられますね。


マガジンを比較。GBB用(左)は頑張って実物の形状を模しているのが分かります。
MG用は定価からすると(¥4900)信じられないほど凝ったプレス加工をしています。

Part 2に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)MGCエアソフトガン対決!タニオコバ

2013年06月29日

対決!S&W.45ガスガン MGC M645 vs. マルゼン M4504 Part 2

対決シリーズ、S&W45口径のPart 2です。Part 1はこちら

マルゼンのM4504もリアルで満足の行く刻印が入っています。
しかも右側のフレームにS&Wマークが入っているのがポイント高いですね。
しかし繊細過ぎるので塗装すると多分消えて無くなってしまうと思います。
ホップアップの付いた後期型では、刻印が残念な事(マルゼンオリジナル)になってしまいます。


マガジンの比較、左がMGCです。両方ともステンレス製の立派な造りですが、形状的にリアルなMGCが一本でしょうか。


マニュアルセフティは両方ともコックアンドロック可能です。まあ、この時代普通の仕様です。


リアサイトはM645が固定タイプなのに対し、M4504はアジャスタブルです。
もし精密射撃競技に使用するならばM4504にアドバンテージがありますね。
チャンバーカバー部は両方とも金属パーツに刻印を施したリアルな物です。


ハンマーを起こした状態を後ろから見ると、M645が味気ないブリーチ状の物が見えるだけなのに対して、M4504はファイアリングピンを模したパーツがあります。
(止めているEリングが丸見えなのがちょっと興醒めですが…)
しかしここら辺はより良くしようという心意気を買い、マルゼンに一本です。


M645はフロントサイトにレッドランプがインサートされていますが、交換用のイエローランプが同梱されています。
この様な細かい拘りにMGCの気合の入れようが伺えます。


実射してみました。
いずれも5mの距離から、0.2g弾、六時照準、全弾ダブルアクションでのツーハンド射撃です。
まずMGCのM645から。トリガープルはスムーズでストロークも短めでした。
インナーバレルはサイクロンバレルなるボア内にライフリングの様な螺旋状の溝が入っている物です。
溝によりガスの気流に回転を与えBB弾のまっすぐな弾道を実現すると言うギミックです。
お陰様で(笑)老眼のお座敷シューターにしては良く当たっています。


続いてマルゼンのM4504。
なにげない射撃ですが結構集弾していたので驚きました。的自体に入っていないのは分解後ゼロインしていないためです。
トリガープルも良好で、この“当たる”マルゼン伝説はこの時点からもう始まっていたんですね…。
加えてM4504の特徴として意外と発砲音が大きく「撃ってる」と言う手応えがあります。


どちらも甲乙付け難い出来ですが、やはりメッキ仕上げの華やかさには勝てずマルゼンのメッキバージョンのM4506を根気良く探して2丁並べようという結論に達しました(爆)。




  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)エアソフトガンMGC対決!マルゼン

2013年06月22日

対決!S&W.45ガスガン MGC M645 vs. マルゼン M4504 Part 1

対決シリーズ、今回はS&Wの45口径をモデルアップしたMGCのM645(下)とマルゼンのM4504です。
長くなるので2回に分けてお送りします。


両銃とも80年代末に相次いで発売された固定スライドガスガンです。
と言っても当時は固定スライドに全く興味が無かったので見向きもせず(高価だったし…)割と最近入手した物です。


発売はMGCのM645が少し早かったようです。
TV版マイアミバイスのシーズン3、4で主人公ソニークロケットの愛銃でした。


後発のマルゼンM4504ですが、アイテム的に当時の業界の王者MGCにガチで挑んだ感がありますねぇ。
その為か造りには気合が入っておりMGCに勝るとも劣らない製品になっていると思います。
ちなみにマイアミバイスシーズン5でソニーはステンレスモデルのM4506を使っていました。


M645は4年ぐらい前、某リサイクルショップ開店時にMGCの各種固定スライドガスガンを投げ売りしていた時に購入したものです。
程度はミントコンディションでMGCの純正らしき木製グリップが装着されていました。


噂には聞いていましたが、まったく隙の無い仕上がり具合には、ひれ伏すしかありません。
スライドやフレームの平滑な側面に繊細なヘアラインが入っている様はもはや工芸品の域に達しているかと…。


M645を持っているとM4506も揃えたくなるのが人情と云うもの…。
最初はステンレスタイプのM4506を探したものの中々良い出物が無く、最近程度が良いM4504が格安で出ていたので取り敢えずゲットしました。
但しブルー仕上げのM4504と云うものは実物には存在しないようです。


ブラックタイプは好きなように再仕上げ出来る利点があります。
ABS表面を軽くポリッシュしてヘアラインを付け、金属部は研磨して仕上げ直してあります。


M4504(…というかこの頃のマルゼン)の特徴としてガスが充填されているマガジンをリリースすると生ガスを吹きつつマガジンが飛びます!
写真ぐらい飛ぶので要注意です(笑)。
その他にもセフティを掛けるとちょっと生ガスを吹いたり結構各操作緊張します。


M645は2ndジェネレーションと呼ばれる第二世代のS&Wオートです。
MGCのカタログによるとステンレスパーツを多用しトリガーのストロークまで実物通りとしたそうです。
左側の刻印は繊細でリアルな物が丁重に入れられています。


Part 2へ続きます…。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンMGC対決!マルゼン

2013年06月08日

対決!ベレッタクーガーガスガン KSC vs. WA

対決!シリーズ、今回はKSCとWAのベレッタクーガーです。
同じクーガーのモデルアップでもガチンコという訳ではなく、上がWAのM8045で.45口径を、下がKSCのM8000で9㎜パラベラムと口径違いをモデルアップしてくれているのがマニア的には助かります(笑)。


両方とも発売は90年代の中頃だったと思います。
当時トイガンの世界ではまだまだM92Fの人気は絶大でベレッタのネームバリューも高かかった訳ですが、その人気ブランドからの久々のニューフェースという事でこのクーガーが相次いでモデルアップされました。
左がKSC。


個人的な意見ですがクーガーにはあまり魅力は感じません。大柄だし大味なデザインで握った感じもしっくりきませんね。特にこの垂直に近いグリップ角度には未だ馴染めずにいます。
…とか言いながらWAのABSシルバーモデルも持ってたりするんですが(笑)。左がKSC。


両モデルともクーガーの特徴であるバレルロテイティング(銃身回転)閉鎖方式はバッチリ再現しており、特にWAのHWモデルは大迫力の作動を見せてくれます。
これはWAのブラックHWモデルで、SCW以前の物です。標準で実物グリップ付きが売りの一つでした。
グリップスクリューはWAパーツのヘキサタイプに替えてあります。


M92シリーズでは実現出来なかったベレッタ社待望の.45口径はクーガーで日の目を見ます。
しかしM92の流麗さは何処へ…。その回答が現在のPX4ストームでしょうか。
WAのM8045です。


KSCのクーガーはABS製です。90年代中頃に吹き荒れるWA訴訟の嵐の前にベレッタ刻印のブツを押さえときました(笑)。
作動はWAには一歩及びませんがハードキックエンジンに換装してからは随分マシになりました。


KSCクーガーは最近ベレッタ刻印で再版されましたが微妙にオリジナルと違うのが残念です。
でもシステム7とHWにはそそられるなぁ。


KSCはエキストラクター部がブリーチと一体の金属になっているのが特徴です。
一見別パーツで動きそうに見えるのがミソで、せっかくなので私のはブルーイングして強調しています。


比べるとそのままひと回りWAのM8045が大きいですが外形バランスは同等なので一見して見分けるのは難しいです。
KSCのマガジンは得意のスチールプレス外装です。
左がWA。


45ACPのダブルカラムマガジンなのでWAのM8045の握りはふた廻りくらい太く感じます。
左がKSC。


マズルの迫力は.45口径のWAが一歩上を行ってます。WAはこれがやりたかったんでしょうね。
豪快な45がWAで繊細な9㎜パラがKSCとイメージ的にも上手く棲み分けたと思います。
左がWA。


一応クーガー用らしいベレッタ純正のナイロンホルスター。
M92も多少緩いけど使えます。多分PX4にも…いえ、持ってないんで未確認ですけど(笑)。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンKSCWA対決!

2013年04月20日

対決!KSC SIG P230モデルガンvs. P232SLガスガン

対決!シリーズですが早くもネタに行き詰まってしまい同機種であればモデルガンvs.ガスガンや口径違いもアリ…と言う事でひとつお願いします(笑)。
第四回はKSCの内ゲバ対決、P232SLガスガン(右)とP230JPモデルガンです。


P232SLガスガンはABSにシルバーメッキを施し、ステンレス仕上げを表現しています。
後加工を多用しヒケの無い平面に光沢を抑えたメッキが映え、とても上品な仕上がりです。
一方のP230JPモデルガンはHW特有の艶消しブラック仕上げです。
HW樹脂なので平面はカッチリ出ているものの、あまりにも華の無いマット仕上げなので再仕上げしてあります。


P232SLガスガンは購入後10年以上は経っていますが現在でも小気味良いブローバックを味わえます。
バレルは純正のサプレッサーに付属してきたスレッドバレルに換装してあります。
P230JPモデルガンは純正のチャンバーブッシュを挿入してダミーカートタイプにしてあるのですが
手動での装填がいまいち調子悪く、特に排莢が上手く行かない事が多いです。
両方ともヨーロッパのピストルらしく細々とした刻印が入っており、この辺の拘りは流石KSCです。


ファイアリングピン後端の表現はP230JPがモデルガンらしいド迫力の風景を見せてくれます。
P232SLガスガンは一昔前のKSC特有の六角スクリューが覗いていますが高級なステンレススクリューを使っているところやスライド後面の繊細なツールマークの痕などやはりKSCの仕事です。


ガスガン/モデルガン両方ですがトリガーの形状が少し気になります。カーブが直線的かつフォルムも太めでボテッとした印象です。
レスト位置も少し前寄りですね。


KSC純正のサプレッサーです。
塗装仕上げだったのですが、塗装を剥離してアルミの地肌を出しシャープなイメージにしました。


モデルガンの醍醐味と言えばこのライブのエキストラクターです。ありがたや~。


P230JPモデルガンのマガジンは素晴らしい出来でこれだけでごはん3杯イケます!(謎)
P232SLガスガンの方もリアルなプレス外装です。
大きなガス漏れは無いですが、暫くほっとくと必ずカラになってるので微モレしてる模様…。


重さは流石HWだけあってP230JPモデルガン(ダミーカート7発装填状態)が頑張ってます。



コンパクトなP230系はキャリーに理想的なGUNなので、妄想に耽る為にも(笑)ホルスター収集は必須です。
上はポリマー製のフォーブスのパドルホルスター、下はガルコのインサイドパンツです。
P232SLのメッキは結構丈夫でドローの練習に最適です。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンKSC対決!KSC

2013年03月24日

対決!デザートイーグル.50AEガスガン 東京マルイ VS. SⅡS

対決!シリーズ第三弾、デザートイーグル.50AEガスブローバック編です。
シルバーが東京マルイ、ブラックがSⅡSの製品です。


上のマルイのDEはブローバックのキックに特化した様な(笑)強烈な反動が特徴です。
対してSⅡSの方はWAと提携してマグナエンジンを搭載していますが、その割にはマイルドな撃ち味になってます。


どちらもダイナミック且つ大味なDEのフォルムをソツなく再現しており、外観に不満はありません。
刻印に関しても両方とも満足のいくものです。


マルイの製品には玩具っぽいイメージがありますが、これはその玩具っぽさが良い方に作用していると思います。四の五の言わずに的に向けて乱射する…その為に買いました(笑)。
片手で連射すると銃が暴れる暴れる…これはこれで面白いっス。


対するSⅡSのDEは値段的にはマルイよりも安価な設定でブローバックガスガンの入門用と言えますがフォルムや造りはしっかりしています。
面出し(ヒケ取り)を徹底的に行うだけで見栄えもかなり良くなりました。
少しぺナぺナ感のある材質やマグナにしてはマイルドなブローバックが気になると言えば気になります。


ファイアリングピンの表現はマルイがいつものネジ、SⅡSはモールドですがピンが再現されておりいくらかリアルです。


両方ともスライドのストロークは一寸短めです。
左のDEはフルストロークと思われるハドソンのモデルガンです。
マルイとの比較。


SⅡSと。
やっぱDEのフルストロークのホールドオープンはシビれます。


マルイのDEは結構重量感があるのも魅力です。この点SⅡSは少し見劣りするのですが大きな銃なのでおもりを仕込める隙間がたくさんあり、仕込みまくった結果マルイ比-85gまで重くする事が出来ました。
DEは重くてナンボですよねぇ。(写真はSⅡSですがマガジンを入れると1000gを超えて計測不能となるので抜いた状態です)


どうせならフルストロークらしいWAの44マグナム版も並べてみたいですね。
時々出物は見かけるのですがキックがマイルドらしいので二の足踏んでます。
  

2013年02月26日

対決!ワルサーPPモデルガン 丸郷 VS. マルシン

対決!シリーズ第二弾は丸郷とマルシンのモデルガン、ワルサーPPです。
一応同じPPのモデルガンですが、異種格闘技戦の様相を呈してますね(笑)。


丸郷のPPは亜鉛合金製で、1977年の52年規制の直前に御徒町の丸郷商店(現マルゴー)で購入した物です。
(52年規制施行後は所持は可能ですが、譲渡、売買は禁止となりました。)
52年規制はワルサーPPのような銃身分離可能なハンドガンタイプの金属モデルガンの販売を禁止する項目も入っていた為か、当時店頭で投げ売り状態だった記憶があります。
今となってはいくらだったか覚えていないのですが、当時中学生の自分にも買えたくらいだから随分安かったんじゃないでしょうか。
マルシンのPPは4年ほど前にHW&センターファイアにリニューアルされたモデルです。


購入した当時、発火しまくって、その後一通り手入れをしてから仕舞いこんで35年間ほぼ放置状態でした。
最近発掘しブログのネタ用にレストアをした物です。
全部バラしたところ思ったより錆も無く、紙火薬のカーボンの堆積をガリガリと削り落してミッチャクロン+タミヤカラーのゴールドで塗装しました。
幸いな事に亜鉛の各パーツは崩壊する兆しも無くて結構しっかりしていましたし、プラグリップの割れもありませんでした。


意外にも丸郷のPPは結構タイトに組まれていて各部にほとんどガタがありません。
その代わり動きは激シブですが。
仕上げはあまり良くなく相当粗めの金やすりでゴリゴリやすってそのまんまって感じです。


丸郷PPのフォルムはトリガーガード下のラインが直線なのと少しスライド後端のラインが
ぎこちない感じなのが気になりますが、同社のデコちんガバのような致命的な欠点は無く
伸びやかなPPの形を良く表現していると思います。
並べると若干丸郷の方が長いのでよりスマートに見えますね。


ダブルアクション(DA)はオミットされています。
しかし各パーツにダブルアクションにしようとした痕跡がありますし、実際自作でDA化された方もいるとか。
スライドストップは実銃の仕組みに準じています。


丸郷のPPはセフティレバーによるデコッキングは出来ませんが、これもメーカーが再現を考慮した痕跡があります。
コストや技術的な面で実現しなかったんでしょうね。
マルシンのPPはもちろんデコッキング出来ます。


刻印はそれらしいテキストが賑やかに入っています。
丸郷PPのマガジンキャッチはコンチネンタルタイプです。


マガジンの比較、左が丸郷製です。
マルシンと比べても見た目違和感はありません。
違和感無いどころかマルシンのマガジンは丸郷PPに問題なく使用可能です。
装填、排莢とも快調だし、スライドストップも純正マガジンより確実に作動します(爆)。
逆は丸郷のマガジンはマルシンのPPには少し緩いしマガジンキャッチが掛らないので使用できません。


マルシンPPの様なローディングインジケータはありません。
昔のモデルガンらしくブリーチ全体が動きカートリッジの尻を叩いて発火する構造です。


丸郷オリジナルのモデルガンと言うとどうしても2級品のイメージが拭えませんが、このPPはどうしちゃったの?と思うぐらい意欲的な設計ですね。
…と思ったら基本設計はモデルガンデザイナーの故六人部登氏が担当されたそうです。
マルシンのPPも元をたどれば六人部氏の設計とされる1982年発売のマルシンPPK/Sがオリジンなので
丸郷のPPとはちょっと年の離れた異母兄弟の間柄ですね。



  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)マルシン対決!マルゴー

2012年11月12日

対決!ベレッタM92Fモデルガン MGC VS. マルシン

別メーカーで同じ物をモデルアップするという事はトイガン業界では結構あるもの。
特に人気のアイテムではバッティングするなど日常茶飯事です。
そんなアイテムを比較する新企画です。

第一弾は、80年代後半から90年代前半まで熱病のように一世を風靡したベレッタM92Fです。
両方ともダミーカートモデルガンで上がマルシンでABS製、下がMGCでスーパーリアルHW製(SRH)です。
マルシンの方は実物グリップを装着しています。


今回取り上げるM92Fは両方ともイタリア刻印でスモールハンマーピンの初期型タイプです。
フォルムはどちらも素晴らしく甲乙付け難い出来です。
上がマルシン、下がMGC。


マルシンは純然たるダミーカート仕様なのでリアルにバレルをロッキングしますが、MGCはスライドオープン状態でバレルが前に動いてしまうなんちゃってショートリコイルです。
左がマルシン、右がMGC。


発売はマルシンが少しだけ早かった記憶があります。
マルシンは(私が買える価格帯では)初の本格的M92Fのモデルアップだったので91年頃?の発売と同時に即買いしました。
御徒町のレプリカで予約したのですが発売まで指折り数えて待ったのを覚えています。そのレプリカもいつの間にか閉店しちゃいましたね。
左がMGC、右がマルシン。


刻印は余計な文言の無いMGCが一本。
MGCはWAのカーボンブラックっぽい仕上げだったんですが、ただ小汚いようにしか見えなかったので再仕上げしました。
左がMGC、右がマルシン。


グリップスクリューやスクリューのブッシングの有無など細部はMGCの方がコストが掛っている感じです。
握った感じは若干MGCが太く感じます。
トリガーガードやトリガーのフォルムもMGCはちょっと太めですね。
左がMGC、右がマルシン。


マガジンはMGCの造りが断然良く、実物に迫る仕上げです。また実物マガジンもMGCには使用可能です。
マルシンも悪くはありませんがモデルガンなりの造りですね。
付属のダミーカートはMGCの6発に対してマルシンが15発で圧勝です。
左がMGC、右がマルシン。


M92F特有のマズルのテーパー状のクラウンをバッチリ再現しているのはマルシン。
MGCは何故かフラットな形状になっているのでテーパー状に削りました。
左がマルシン、右がMGC。


映画リーサルウエポンで主人公が口に咥えたM92Fのどアップシーンで
スライド上のパッシブセフティインジケーターがぴくんぴくん動く様子に(笑)固唾を飲んだ世代の方にはどちらも満足の行く出来ではないでしょうか。
SUNSUN的にはスライドを引いた時の滑らかさや、この時代特有の良い物を創ってやろう感がほとばしるMGCに引かれる物があります。
ホルスターのホックを締めたらMGCの右側のセフティレバーが折れてしまいました(号泣)。
こんな時タナカのM92Fのパーツが使えるのでモデルガンのリメイク化は助かります。
左がマルシン、右がMGC。


最後にMGCがSRHを自主規制する原因となった磁石が付く様子です(笑)。
付くには付きますけどかろうじてへばり付いているだけの状態です…。




  

Posted by BOたぬき at 00:01Comments(0)MGCマルシン対決!