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2015年01月10日

MGCモデルガン S&W M76サブマシンガン 後編

MGCのモデルガン、S&W M76サブマシンガン 後編です。
前編はこちら

正月休みに実家からM76を特集しているCM誌の創刊号(1980年6月号)を発掘してきました。
懐かしいですね…。
創刊号と云う事もあるんでしょうが、40ページ近くを割いてかなり力の入ったM76特集を組んでいます。
サービスウェポンとして使用していたグアムPDでの取材や実射レポ、くろがねゆう氏のMGC浦和工場への突撃取材など興味深い記事が満載です。


タニコバさん、お若いですね…。
CM誌は創刊号から3年ほど購読していました。
バックナンバーをざっと読み返してみたんですが、今見ても中々の充実ぶりだったのには驚きました。
実銃記事や海外取材記事、海外のガン雑誌との提携記事、くろがね氏のテストレポートなど、力の入った記事のオンパレードで思わず家に持って帰ろうかと…。
今では立ち読みすらしない(爆)CM誌ですが、当時購読を止めてしまったのは、興味がバイクにシフトしたからでした…。


さて、一度全バラして、仕上げ直ししました。
良好な成形の為、下地の仕上げはほんの僅かに残っていたパーティングラインを消すだけでOKでした。
但し、各所のピンがEリングで止められているのには閉口しました。
Eリングは取り付け、取り外しとも本体に傷を付けやすいので私は苦手です…。


マガジンは若干錆が浮いていたのでリブルーしました。


バラして感じたのは、金属パーツに結構お金をかけているなと云う事。
ボルトハンドルやレシーバー後部の固定ピンなどスチール削り出しの上、綺麗なブルーが掛けられています。
カスタムパーツ並のクオリティですね、こりゃ…。


これ非常に気に入りました。
スリムで持った感じがとても良いですね。手の内に収まる感じで。


この後に発売されたイングラムM11に比べると地味な存在で、生産も早々と終了しましたが中々の実力派ということを今回再認識しました。
ただ、金型はガスガンに転用されたみたいでモデルガンとしての再販は不可能らしいですね。残念です…。


M76は70年代の映画に多く登場しています。
まだ多感な少年(!)だった頃に観た映画達なので、それぞれ強く印象に残っています。
これは「狼たちの午後」でジョン・カザールによって使われたショートバレルでストックレスのM76です。
バレルが短かったのはラストの車両内での取り廻しを考慮してなのかなと思います。
確かこの映画は新宿か池袋の名画座の3本立てで観たはずです。

未だビデオというものが無く、お小遣いも少なかった少年時代に、今では名画と云われている数々の映画を名画座で見たものです。
隔週でピンク映画(爆)を上映していたので、その予告編が純真な少年には刺激的だったのは親にはナイショです(汗)。


次はウォルター・マッソ―のS&W M15が印象的だった「マシンガンパニック」です。
これは、映画館ではなく数回お昼のロードショーで見ただけなのであまり印象に残っていません。
バレルジャケットの無いM76をバスの後部座席でキリキリと組み立てる冒頭とラストのシーンだけは良く覚えています。


最後は、これもウォルター・マッソーが良い味を出していた「サブウェイパニック」です。
題名からして70年代のパニック映画ムーブメントにあやかろうというのがミエミエですね。
あ~、この表紙のパンフ持ってたな。懐かしい…。


しか~し、この映画はそんなつまらない思惑など一蹴してしまうくらいの最高のサスペンス&アクションムービーです。
犯人グループによって使われるM76。
リーダー役のロバート・ショーが凛々しいです…。


近年リメイクされましたが、私は見なかったことにしています…。







  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンMGC