2017年10月01日
CMCモデルガン P38 BLK後編
CMCのモデルガン、P38ミリタリー BLK後編です。
前編はこちら。
これまでも幾度となくCMC P38 BLKのショートリコイル化を夢想してきましたが、それを実現するにはロッキングブロックがネックでした。
ある日の明け方、枕元にトイガンの神様のお告げが聞こえ(爆)云われるままに(汗)マルゼンガスブロP38のロッキングブロック(左)をCMCのそれ(右)と比べてみました。
そして思いのほか寸法が同じくらいなことを発見…。
むむむっ、これは行けるかも…、と云うことで辛抱堪らずショートリコイル化に着手してしまいました。
まずは、BLKバレル特有の延長されたフィードランプをカット。
後先考えず、すっぱりカット…。
これが、あとでちょっぴり後悔することに。
でもなぜか、ロッキングピン用の穴が空けられていたのにはホントに助かりました。
マルゼンのロッキングブロックの各部を少しずつ削ってフィッティングさせて行きます。
これまたラッキーな事にそんなに大きく削る必要はありませんでしたが、これくらいの削りカスは出ました。
合わせてみると、まるで純正部品のようなピッタリさ加減…。
ロッキングブロック解放状態。
ロック状態。
誂えたような収まりっぷりに思わずうっとり…。
ロッキングブロックを解放させるロッキングピンは、取り敢えずコンピニ唐揚げ棒の串を流用(笑)。
この状態でロッキングブロックのラグはスライドのリセスにガッチリ嵌っており、遊びは前後1ミリ程度です。
しかし、そう何もかもが最初から上手く行くはずもなく、当然ながらフィードランプにはスゴイ段差が…。
さらにフィードランプを考えなくカットしてしまったので、段差だけでなく1ミリほどの隙間が空いてしまっているのも困りものです。
それと、スライドオープンの状態でバレルを掴んで前後させると3ミリ程動いてしまいます。
これもロッキングブロックとフレームの当たりの問題で、どちらかに肉盛りが必要です。
取り敢えずショートリコイル化を実現できたのを良しとして、細かい所は今後チマチマと詰めていく予定です。
今回作業をしてみて思い知ったのはCMCのP38の内部を含めた寸法的な正確さです。
ワルサー提供の図面で作成されたと云われるマルゼンP38のロッキングブロックを、46年前に発売されたモデルガンに(ほぼ)ドロップイン出来るって凄いことだと思います。
同梱のリーフレットの商品説明に「徹底的に実物の複元化(原文ママ)を図った」とあるのですが、その言葉には畏敬の念をもって素直に頷くしかありませんでした。
前編はこちら。
これまでも幾度となくCMC P38 BLKのショートリコイル化を夢想してきましたが、それを実現するにはロッキングブロックがネックでした。
ある日の明け方、枕元にトイガンの神様のお告げが聞こえ(爆)云われるままに(汗)マルゼンガスブロP38のロッキングブロック(左)をCMCのそれ(右)と比べてみました。
そして思いのほか寸法が同じくらいなことを発見…。
むむむっ、これは行けるかも…、と云うことで辛抱堪らずショートリコイル化に着手してしまいました。
まずは、BLKバレル特有の延長されたフィードランプをカット。
後先考えず、すっぱりカット…。
これが、あとでちょっぴり後悔することに。
でもなぜか、ロッキングピン用の穴が空けられていたのにはホントに助かりました。
マルゼンのロッキングブロックの各部を少しずつ削ってフィッティングさせて行きます。
これまたラッキーな事にそんなに大きく削る必要はありませんでしたが、これくらいの削りカスは出ました。
合わせてみると、まるで純正部品のようなピッタリさ加減…。
ロッキングブロック解放状態。
ロック状態。
誂えたような収まりっぷりに思わずうっとり…。
ロッキングブロックを解放させるロッキングピンは、取り敢えずコンピニ唐揚げ棒の串を流用(笑)。
この状態でロッキングブロックのラグはスライドのリセスにガッチリ嵌っており、遊びは前後1ミリ程度です。
しかし、そう何もかもが最初から上手く行くはずもなく、当然ながらフィードランプにはスゴイ段差が…。
さらにフィードランプを考えなくカットしてしまったので、段差だけでなく1ミリほどの隙間が空いてしまっているのも困りものです。
それと、スライドオープンの状態でバレルを掴んで前後させると3ミリ程動いてしまいます。
これもロッキングブロックとフレームの当たりの問題で、どちらかに肉盛りが必要です。
取り敢えずショートリコイル化を実現できたのを良しとして、細かい所は今後チマチマと詰めていく予定です。
今回作業をしてみて思い知ったのはCMCのP38の内部を含めた寸法的な正確さです。
ワルサー提供の図面で作成されたと云われるマルゼンP38のロッキングブロックを、46年前に発売されたモデルガンに(ほぼ)ドロップイン出来るって凄いことだと思います。
同梱のリーフレットの商品説明に「徹底的に実物の複元化(原文ママ)を図った」とあるのですが、その言葉には畏敬の念をもって素直に頷くしかありませんでした。
この記事へのコメント
大変興味深く拝見しました。
今のこの時代に、これだけ貴重なモデルに思いきったことを・・・と思いましたが、なんとかっこよく仕上がっていますね。フィーディングランプの隙間は、この程度ならば金属パテで整形できそうな気もします。
うまくできたら今度は発火してみたくなりますね。
今のこの時代に、これだけ貴重なモデルに思いきったことを・・・と思いましたが、なんとかっこよく仕上がっていますね。フィーディングランプの隙間は、この程度ならば金属パテで整形できそうな気もします。
うまくできたら今度は発火してみたくなりますね。
Posted by のんべえ at 2017年12月04日 23:11
のんべえさん、はじめまして~
思いきったことを・・・>思い立ったら後先考えなかったですね。上手く行って良かったです(笑)
隙間>私も金属パテかな…と思ってましたが、たった今思いついたんですが、ジュラコンブロックから削り出そうかな…
こんな調子の弊ブログですが、今後ともよろしくお願いします~
思いきったことを・・・>思い立ったら後先考えなかったですね。上手く行って良かったです(笑)
隙間>私も金属パテかな…と思ってましたが、たった今思いついたんですが、ジュラコンブロックから削り出そうかな…
こんな調子の弊ブログですが、今後ともよろしくお願いします~
Posted by SUNSUN at 2017年12月05日 20:40
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