2023年12月20日
WAモデルガン コマンダーカスタム(Aタイプ) レストモッド編
WAのモデルガン、コマンダーカスタムです。
近所のホビー系リサイクルショップで発見しましたが、発火済みで、ちょっと汚れていたのでレストア前提で購入。
画像はコンプ付けちゃってますが、デフォルトはAタイプと呼ばれる仕様でした。
デフォルトの状態を写真に撮っておくのを忘れました(汗)。
Aタイプとは、幾多のバリエーションを持つWAコマンダーカスタムの中では比較的ベーシックなタイプ。
WAの1985年度版カタログに掲載されています。
ノーマルのままってのも芸がないので、マスターモデルに付けてたコンプを移植。
ついでにショートパーツもアップデートして、今流行りのレストモッド(レストア+モデファイ)って奴を目指します。
マスターモデル(下)は元の状態に戻しましたが、フロントサイトだけはAタイプに付いていたセミターゲットタイプを移植。
Aタイプはフレームにもあちこち小傷があったので、この際ロアーASSYもまるまる手持ちのパーツと差し替えてレストモッドを断行!
溜まりに溜まったガバのストックパーツの消費の促進を図ります…。
核となるフレームは〇ュール流れのMGCコマンダーのめっきフレームを使用。
多分MGC(タイトー)終末期の頃の物と思われる一品で、傷もなくめっきの状態も良好です。
フロントストラップにチェッカリングが入り、ビーバーテールにも対応したセミカスタム的な仕様なのも好都合。
難点は、グリップスクリュー用のブッシュが付いていないこと。
高校生の時に買ったタップツールをグリングリンして、去年夏のBHで入手していたBWC製のブッシュをインストール。
他にもストック箱から使えそうなショートパーツをかき集めます。
ハンマーは今年GWのVショーで1Kで買った、メーカー不明、超絶仕上げのイカしたスケルトンハンマー。
実は軸受け部分が別部品のカラーになっているスゴいヤツなんです…。
トリガーはコレと云うのがなかったのでシェリフのアルミ製のスリーホールを投入。
いつ買ったかは記憶にないのですが、多分どこぞのイベントのジャンク箱で拾ったものかと…。
WAマグナのナショナルマッチ用で少々大きかったので、幅と上下を数ミリ削りました。
つ、遂にこのグリップを使う日がやって来た!
グリップは悩んだ挙句10年ほど前の夏のVショーで2Kで買ったチタン製(!)のグリップを満を持して投入~。
マグウェルカットになっているので見た目収まりが良いし、何となく近未来感が出るかなと思って…(謎)。
コンプとバランスを取るため、4年ぐらい前のVショーで買った大き目のマグウェルファンネルを付けて下方向にもボリューム感を持たせました。
グリップセフティはハンプ付きで抑揚多めのヤツを白磨き。
マガジンはスモールカート対応と云うことで、今年GWのBHでタニコバさんから直に購入した(箱にサインまでいただいた…)ウィルソンのステンレスマガジンを…。
謎のスケルトンハンマーは、買うときにWAマグナRタイプ用と云われていて多少の加工は覚悟していたんですが、無加工で付いちゃいましたね。
WAコマンダーカスタムのお約束アイテム、ステンレス製のエクステンデットスライドストップは純正の物を仕上げ直しました。
スライド側面は面出しして、無塗装ポリッシュ仕上げにしました。
ガバはスライド側面が完全フラットなので、(刻印が消えるのさえ気を付ければ)ポリッシュし易いのが良いですね。
スライド前端のフロントサイト痕の穴はプラバンで塞ぎました。
アンビセフティは7年ぐらい前のBHで購入した、メーカー不明(〇ェリフ?)のステンレス製ワイドタイプでグレーの色味が精悍な一品。
そしてWAコマンダーカスタムのアイコンとも云えるリアルな金属製ファイアリングピン(前半部は樹脂)に激萌えする管理人。
レストモッドにあたって、他の部分をGM5系パーツに置換えてもスライドASSYだけは他と替えがたいです。
レストモッド後は当然元箱には収まらないので、余っていた箱(アキバの中古店で買ったMGCハードボーラー用)に収納。
使わなくなったAタイプのパーツ類は元箱に入れて保管します。
今年はここまで!
よいお年を~。
近所のホビー系リサイクルショップで発見しましたが、発火済みで、ちょっと汚れていたのでレストア前提で購入。
画像はコンプ付けちゃってますが、デフォルトはAタイプと呼ばれる仕様でした。
デフォルトの状態を写真に撮っておくのを忘れました(汗)。
Aタイプとは、幾多のバリエーションを持つWAコマンダーカスタムの中では比較的ベーシックなタイプ。
WAの1985年度版カタログに掲載されています。
ノーマルのままってのも芸がないので、マスターモデルに付けてたコンプを移植。
ついでにショートパーツもアップデートして、今流行りのレストモッド(レストア+モデファイ)って奴を目指します。
マスターモデル(下)は元の状態に戻しましたが、フロントサイトだけはAタイプに付いていたセミターゲットタイプを移植。
Aタイプはフレームにもあちこち小傷があったので、この際ロアーASSYもまるまる手持ちのパーツと差し替えてレストモッドを断行!
溜まりに溜まったガバのストックパーツの消費の促進を図ります…。
核となるフレームは〇ュール流れのMGCコマンダーのめっきフレームを使用。
多分MGC(タイトー)終末期の頃の物と思われる一品で、傷もなくめっきの状態も良好です。
フロントストラップにチェッカリングが入り、ビーバーテールにも対応したセミカスタム的な仕様なのも好都合。
難点は、グリップスクリュー用のブッシュが付いていないこと。
高校生の時に買ったタップツールをグリングリンして、去年夏のBHで入手していたBWC製のブッシュをインストール。
他にもストック箱から使えそうなショートパーツをかき集めます。
ハンマーは今年GWのVショーで1Kで買った、メーカー不明、超絶仕上げのイカしたスケルトンハンマー。
実は軸受け部分が別部品のカラーになっているスゴいヤツなんです…。
トリガーはコレと云うのがなかったのでシェリフのアルミ製のスリーホールを投入。
いつ買ったかは記憶にないのですが、多分どこぞのイベントのジャンク箱で拾ったものかと…。
WAマグナのナショナルマッチ用で少々大きかったので、幅と上下を数ミリ削りました。
つ、遂にこのグリップを使う日がやって来た!
グリップは悩んだ挙句10年ほど前の夏のVショーで2Kで買ったチタン製(!)のグリップを満を持して投入~。
マグウェルカットになっているので見た目収まりが良いし、何となく近未来感が出るかなと思って…(謎)。
コンプとバランスを取るため、4年ぐらい前のVショーで買った大き目のマグウェルファンネルを付けて下方向にもボリューム感を持たせました。
グリップセフティはハンプ付きで抑揚多めのヤツを白磨き。
マガジンはスモールカート対応と云うことで、今年GWのBHでタニコバさんから直に購入した(箱にサインまでいただいた…)ウィルソンのステンレスマガジンを…。
謎のスケルトンハンマーは、買うときにWAマグナRタイプ用と云われていて多少の加工は覚悟していたんですが、無加工で付いちゃいましたね。
WAコマンダーカスタムのお約束アイテム、ステンレス製のエクステンデットスライドストップは純正の物を仕上げ直しました。
スライド側面は面出しして、無塗装ポリッシュ仕上げにしました。
ガバはスライド側面が完全フラットなので、(刻印が消えるのさえ気を付ければ)ポリッシュし易いのが良いですね。
スライド前端のフロントサイト痕の穴はプラバンで塞ぎました。
アンビセフティは7年ぐらい前のBHで購入した、メーカー不明(〇ェリフ?)のステンレス製ワイドタイプでグレーの色味が精悍な一品。
そしてWAコマンダーカスタムのアイコンとも云えるリアルな金属製ファイアリングピン(前半部は樹脂)に激萌えする管理人。
レストモッドにあたって、他の部分をGM5系パーツに置換えてもスライドASSYだけは他と替えがたいです。
レストモッド後は当然元箱には収まらないので、余っていた箱(アキバの中古店で買ったMGCハードボーラー用)に収納。
使わなくなったAタイプのパーツ類は元箱に入れて保管します。
今年はここまで!
よいお年を~。
2020年04月10日
WAモデルガン S&W M59コンバットカスタム 後編
WAのモデルガン、S&W M59コンバットカスタム後編です。
前編はこちら。
以前立川ミニミリで¥300でゲットしたWA純正のM59用ベルトスライド。
革は分厚く造りも良いし、銃が後傾するフォワードレイクってのも中々渋いです。
GUN誌1981年1月号にコンバットカスタムの広告が掲載されています。
ベースとなるノーマルM59の発売が1980年初旬なので、WAは一年弱で製品化に漕ぎつけたことになります。
1980年7月発行のWAタイムズ創刊号にも紹介されています。
カスタムパーツの別売りは、手軽に交換できるハンマー、マグバンパー、スライドストップの3点のみだったんですね。
むかしMGCのノーマルM59を持っていました。
1980年、発売と同時に学校から猛ダッシュで(笑)一番町にあったMGC仙台店になけなしの¥15000を握りしめながら駆け込みました。
今までにない新時代のモデルガンを感じましたね~。
しかし、いまでは予備で買っておいたハンマーが残るのみです。
このコンバットカスタム、付属品は一切付属しませんでしたが、純正のカートリッジはイングラムM11、S&W M76やVP70と共用のオープンタイプなんで3~4箱持ってました。
加えてタニコバ謹製の新型オープンカートもイベントで購入。
昔MGCボンドショップで買ったカスタムモデル用のガンケースが生きる時が来ました。
実際のコンバットカスタムは、同型の木目調ケースに収められてたようですね。
総じて気合いの入った造りのコンバットカスタムですが、発火システムがサイドファイアのまま置かれたのが少々残念。
後年のコマンダーカスタムのようなセンターファイアになっていたら…、と妄想が止まりません。
そして噂ではマルシンM39がセンターファイア化してリニューアルされるとか!
やるな~、マルシン(笑)。
MGC M59ファミリー繋がりで、今年の正月に仕入れたタイトーのM459と。
M59に対してフルアジャスタブルのリアサイト、アンビセフティや角トリガーガード等でアップデートされたM459は、メーカーが自ら手掛けたコンバットカスタムと云えますね。
前編はこちら。
以前立川ミニミリで¥300でゲットしたWA純正のM59用ベルトスライド。
革は分厚く造りも良いし、銃が後傾するフォワードレイクってのも中々渋いです。
GUN誌1981年1月号にコンバットカスタムの広告が掲載されています。
ベースとなるノーマルM59の発売が1980年初旬なので、WAは一年弱で製品化に漕ぎつけたことになります。
1980年7月発行のWAタイムズ創刊号にも紹介されています。
カスタムパーツの別売りは、手軽に交換できるハンマー、マグバンパー、スライドストップの3点のみだったんですね。
むかしMGCのノーマルM59を持っていました。
1980年、発売と同時に学校から猛ダッシュで(笑)一番町にあったMGC仙台店になけなしの¥15000を握りしめながら駆け込みました。
今までにない新時代のモデルガンを感じましたね~。
しかし、いまでは予備で買っておいたハンマーが残るのみです。
このコンバットカスタム、付属品は一切付属しませんでしたが、純正のカートリッジはイングラムM11、S&W M76やVP70と共用のオープンタイプなんで3~4箱持ってました。
加えてタニコバ謹製の新型オープンカートもイベントで購入。
昔MGCボンドショップで買ったカスタムモデル用のガンケースが生きる時が来ました。
実際のコンバットカスタムは、同型の木目調ケースに収められてたようですね。
総じて気合いの入った造りのコンバットカスタムですが、発火システムがサイドファイアのまま置かれたのが少々残念。
後年のコマンダーカスタムのようなセンターファイアになっていたら…、と妄想が止まりません。
そして噂ではマルシンM39がセンターファイア化してリニューアルされるとか!
やるな~、マルシン(笑)。
MGC M59ファミリー繋がりで、今年の正月に仕入れたタイトーのM459と。
M59に対してフルアジャスタブルのリアサイト、アンビセフティや角トリガーガード等でアップデートされたM459は、メーカーが自ら手掛けたコンバットカスタムと云えますね。
2020年03月01日
WAモデルガン S&W M59コンバットカスタム 前編
WAのモデルガン、S&W M59コンバットカスタム前編です。
WAのM59コンバットカスタムはMGC M59をベースとして1980年後半に発売されました。
ゴテゴテした銃は好みでなかった事もあり、当時はまったく気に留めませんでした。
今は昔ほど細かいことを気にしなくなったので、こういうのもアリですけれども…。
第六回爆裂祭で値段の安さにつられて、引き取っては見たものの…。
画像は、ヤニにまみれた購入直後の姿。
ヤニまみれの上、発火済み、スライド割れアリ、各部傷アリで使用感MAXでしたが、まあ6Kですんで…。
セフティレバー下のヒビは取り敢えず瞬着で補強しましたが、スライド以外の破損が無かったのは幸いでした。
スライドは刻印のホワイトを落として、無塗装のポリッシュ仕上げに。
先日のVショーで予備のノーマルスライドを仕込んでおいたので、気が向いたらカスタム仕様に加工しょっと…。
バレル内の錆は凄かったですが、他の金属部分の錆はそれほどではなく、研磨後ブルーイングして仕上げ直しました。
コンバットカスタムはノーマルM59を2丁買ってお釣りがくる価格だけあり、各部の後加工の精度も高く、カスタムパーツのめっきも分厚いです。
元々の造りが良いので、丹念に磨くと当時のゴージャスさが蘇りました。
フィンガーチャンネルとフレーム取り付け部のフィッティングなど、職人技と云っても過言ではありません。
トリガーガード内にワイドトリガーを通すために、アクセス用の穴が楕円形に開口されています。
これらのフレーム加工は型を起こしたのか、はたまた後加工で対応したのか?
カスタムモデルと云えども当時はモデルガンが爆売れしていた時代なので、型を起こしたかもしれませんね。
ボマー刻印入りのリアサイトは一見フルアジャスタブルに見えますが、実は動くのはエレベーションのみ(クリック有り)。
思わず廻しちゃいそうな(汗)リアルなウィンデージ用スクリューがモールドされていますが、ダミーです。
ハンマーは打撃力が大きそうなコンバットハンマーが奢られています。
スライドトップには後加工っぽいグルーブが刻まれていますが、フロントサイトはノーマルM59のままと云うのが以外と芸がありません。
真鍮ウェイトに裏打ちされたパール調ヘビーウェイトグリップで重さを稼いでいます。
裏に打たれたWAの刻印が何故か逆さまなんですが…。
ノーマルM59の重量が約560gらしいので、カスタムパーツ装着で約160g増になっています。
後編に続きます。
WAのM59コンバットカスタムはMGC M59をベースとして1980年後半に発売されました。
ゴテゴテした銃は好みでなかった事もあり、当時はまったく気に留めませんでした。
今は昔ほど細かいことを気にしなくなったので、こういうのもアリですけれども…。
第六回爆裂祭で値段の安さにつられて、引き取っては見たものの…。
画像は、ヤニにまみれた購入直後の姿。
ヤニまみれの上、発火済み、スライド割れアリ、各部傷アリで使用感MAXでしたが、まあ6Kですんで…。
セフティレバー下のヒビは取り敢えず瞬着で補強しましたが、スライド以外の破損が無かったのは幸いでした。
スライドは刻印のホワイトを落として、無塗装のポリッシュ仕上げに。
先日のVショーで予備のノーマルスライドを仕込んでおいたので、気が向いたらカスタム仕様に加工しょっと…。
バレル内の錆は凄かったですが、他の金属部分の錆はそれほどではなく、研磨後ブルーイングして仕上げ直しました。
コンバットカスタムはノーマルM59を2丁買ってお釣りがくる価格だけあり、各部の後加工の精度も高く、カスタムパーツのめっきも分厚いです。
元々の造りが良いので、丹念に磨くと当時のゴージャスさが蘇りました。
フィンガーチャンネルとフレーム取り付け部のフィッティングなど、職人技と云っても過言ではありません。
トリガーガード内にワイドトリガーを通すために、アクセス用の穴が楕円形に開口されています。
これらのフレーム加工は型を起こしたのか、はたまた後加工で対応したのか?
カスタムモデルと云えども当時はモデルガンが爆売れしていた時代なので、型を起こしたかもしれませんね。
ボマー刻印入りのリアサイトは一見フルアジャスタブルに見えますが、実は動くのはエレベーションのみ(クリック有り)。
思わず廻しちゃいそうな(汗)リアルなウィンデージ用スクリューがモールドされていますが、ダミーです。
ハンマーは打撃力が大きそうなコンバットハンマーが奢られています。
スライドトップには後加工っぽいグルーブが刻まれていますが、フロントサイトはノーマルM59のままと云うのが以外と芸がありません。
真鍮ウェイトに裏打ちされたパール調ヘビーウェイトグリップで重さを稼いでいます。
裏に打たれたWAの刻印が何故か逆さまなんですが…。
ノーマルM59の重量が約560gらしいので、カスタムパーツ装着で約160g増になっています。
後編に続きます。
2019年07月01日
付けてみた!WAモデルガン コマンダーカスタムのコンペンセイター
WAのモデルガン、コマンダーカスタムに純正のコンペンセイター(以下コンプ)を付けてみました。
7年程前リサイクル店のジャンク箱から救出後、ホカしたままだったWAジャンクコマンダー(以下ジャンコマ)。
それに装着されていたコンプを先日入手したWAコマンダーカスタム(以下WACC)に移植しました。
非常に凝った構造のコンプで、当初外し方がまったく分かりませんでした。
記事にその旨を書いた所、親切な方からコメントで分解方法をご教示を頂いていたので今回無事に取り外すことができた次第です。
「おなつかしい」さん、その節はありがとうございました~。
ジャンコマは発火済みだったのですが、バラしてみるとダメージはそれ程無くて一安心。
デトネーターは真鍮製の一体型で発火によりくすんでいましたが、磨いたらピカピカになりました。
WACCのデトネーターは3ピース構造でしたが、時期によって違うんですかね?
コンプはアルミ製で、黒のアルマイト仕上げです。
アルミの下地を出してシルバー化しようと、パイプクリーナーを使ったアルマイト剥離に初挑戦。
アルマイト剥離には成功したものの、浸けすぎた為かアルミの表面も若干ザラザラに…。
パイプクリーナーをナメてました(汗)。
コンプ表面が少し凸凹してしまったので、全体にパテを薄付けした後、研ぎ出ししました。
冷静に考えたら「最初っからアルマイトの上から普通に塗装すれば良かったんじゃね?」と思わないこともありません…。
悔しいので(爆)仕上げついでに長方形だったコンプのスリットを長穴状に加工しました。
表面仕上げにパテを使ったので、結局コンプは塗装しました。
その他のショートパーツも黒染めをはぐってシルバー化。
そしてコンプASSYをスライドに組み込みます。
まず、超長いプラグを内側からスライドに通してから、バレルを内側からスライドに挿入。
その後、スリーブをバレルに通して押し込み…。
コンプ本体をセットして、マズルに切ってあるスレッドにマズルスクリューをねじ込みます。
右の金属片は、マズルスクリュー脱着用に金属片から自作したドライバーです。
最後にコンプ下からイモねじを締めてマズルスクリューを固定。
キャップをコンプの前から押し込んで、下からイモねじで固定。
そして最後にリコイルスプリングにガイドを通し、ねじ込んで完成。
フロントサイトをコンプ先端に取り付けます。
元々コンプに付いていたアンダーカット(左)と、スライドに付いていたランプド(右)の二つの選択肢があります。
試しにランプドを付けてみましたが(下の図)、いまいちピンと来なかったのでアンダーカットの方に決定。
スライドに残ったフロントサイトの穴は、そのうちプラ板で塞ぐ予定です。
寸詰まりだったコマンダーですが、コンプを足すことで非常に伸びやかなシルエットになりました。
コマンダーサイズにカスタムアイテムのフル装備ではゴテゴテ感が否めませんでしたが、この八頭身のプロポーションなら無理なく馴染みます。
非常に気に入ったので、この状態で保存することに決定。
そうなるとWACCの元箱に入らなくなったので余っていた空箱に入れて、元箱は展開して保存します。
ビッグコンプの競演。
右はMGCのモデルガン、マキシコンプです。
ハンドガンは大き目のコンプを付けるとキャラが立ちますね。
多くの映画で主人公の愛銃にコンプ付きがチョイスされるのも頷けます。
7年程前リサイクル店のジャンク箱から救出後、ホカしたままだったWAジャンクコマンダー(以下ジャンコマ)。
それに装着されていたコンプを先日入手したWAコマンダーカスタム(以下WACC)に移植しました。
非常に凝った構造のコンプで、当初外し方がまったく分かりませんでした。
記事にその旨を書いた所、親切な方からコメントで分解方法をご教示を頂いていたので今回無事に取り外すことができた次第です。
「おなつかしい」さん、その節はありがとうございました~。
ジャンコマは発火済みだったのですが、バラしてみるとダメージはそれ程無くて一安心。
デトネーターは真鍮製の一体型で発火によりくすんでいましたが、磨いたらピカピカになりました。
WACCのデトネーターは3ピース構造でしたが、時期によって違うんですかね?
コンプはアルミ製で、黒のアルマイト仕上げです。
アルミの下地を出してシルバー化しようと、パイプクリーナーを使ったアルマイト剥離に初挑戦。
アルマイト剥離には成功したものの、浸けすぎた為かアルミの表面も若干ザラザラに…。
パイプクリーナーをナメてました(汗)。
コンプ表面が少し凸凹してしまったので、全体にパテを薄付けした後、研ぎ出ししました。
冷静に考えたら「最初っからアルマイトの上から普通に塗装すれば良かったんじゃね?」と思わないこともありません…。
悔しいので(爆)仕上げついでに長方形だったコンプのスリットを長穴状に加工しました。
表面仕上げにパテを使ったので、結局コンプは塗装しました。
その他のショートパーツも黒染めをはぐってシルバー化。
そしてコンプASSYをスライドに組み込みます。
まず、超長いプラグを内側からスライドに通してから、バレルを内側からスライドに挿入。
その後、スリーブをバレルに通して押し込み…。
コンプ本体をセットして、マズルに切ってあるスレッドにマズルスクリューをねじ込みます。
右の金属片は、マズルスクリュー脱着用に金属片から自作したドライバーです。
最後にコンプ下からイモねじを締めてマズルスクリューを固定。
キャップをコンプの前から押し込んで、下からイモねじで固定。
そして最後にリコイルスプリングにガイドを通し、ねじ込んで完成。
フロントサイトをコンプ先端に取り付けます。
元々コンプに付いていたアンダーカット(左)と、スライドに付いていたランプド(右)の二つの選択肢があります。
試しにランプドを付けてみましたが(下の図)、いまいちピンと来なかったのでアンダーカットの方に決定。
スライドに残ったフロントサイトの穴は、そのうちプラ板で塞ぐ予定です。
寸詰まりだったコマンダーですが、コンプを足すことで非常に伸びやかなシルエットになりました。
コマンダーサイズにカスタムアイテムのフル装備ではゴテゴテ感が否めませんでしたが、この八頭身のプロポーションなら無理なく馴染みます。
非常に気に入ったので、この状態で保存することに決定。
そうなるとWACCの元箱に入らなくなったので余っていた空箱に入れて、元箱は展開して保存します。
ビッグコンプの競演。
右はMGCのモデルガン、マキシコンプです。
ハンドガンは大き目のコンプを付けるとキャラが立ちますね。
多くの映画で主人公の愛銃にコンプ付きがチョイスされるのも頷けます。
2019年03月20日
WAモデルガン コンバットコマンダー カスタム
WAのモデルガン、コルト コンバットコマンダーカスタムです。
このシリーズには幾多のバリエーションがありますが、これは「マスターモデル スクエアTGガード ステッピングフレーム」と称するモデルです。
元箱はそっけないダンボールに、スタンプが無造作に押されているだけ。
だが、それがイイ!(笑)
去年、WAコマンダーカスタム(以下WACC)のデッドストックが数種類どこかで発掘されたみたいで、某ネット店舗に出回りました。
WACCは、80年代前半に管理人がバイクに入れ込んでトイガンとは疎遠になっている時期に発売されていたモデルガンです。
なのでWACCには今まで接したことが無く、興味や憧れみたいなものをずっと抱いていたのは確かです。
今回その興味に贖えず、そして価格もそんなに高くなかったので購入を決意。
数種類のバリエーションから、めっき仕上げ、角トリガーガード、スティップリングフレームの付いた一番盛ってあるモデルを選択しました。
生産から35年くらいは経っていると思われますが、めっきが多少くすんでいる位で、本体、元箱や付属品などの保存状態は良好でした。
マガジンが二つありますが、一つは後日縁あって入手(カート6発付、2K)したものです。
このWACC最大の見どころ、トリガーガードとフロントストラップに深くシャープに刻まれたスティップリング加工。
綺麗にめっきされたその部分は、見た目、手触り共ABS樹脂とは思えない迫力です。
またベースとなったMGCのGM5系がこの当時まだサイド発火だったのに対して、センターファイア化してるのもカスタムを名乗るに相応しいかと。
左がベースとなった同時代のサイド発火のGM5初期タイプですが、ブリーチ部分を見比べた当時のマニア達のザワつきが聞こえるようです。
WACC(右)のファイアリングピン(金属?)のリアルさは、後年登場するセンターファイアのGM5やGM7を超えています。
管理人的には、GM5(左)のサイド発火仕様も見た目迫力があって捨て難いんですが…(笑)。
デフォルトだとブッシングが何故か黒のプラ製でしたが、何か事情があったんでしょうか。
秒で手持ちの金属製ブッシングと交換したのは云うまでもありません。
デトネーターも三分割されていますが理由は分かりません。
今も昔もカスタムガバには欠かせないリコイルスプリングガイドも勿論装着されています。
ステンレス製のロングスライドストップやスエンソン刻印のアンビセフティ、ダックテールタイプのグリップセフティ、刻印入りのボマーサイト等の定番カスタムパーツは一通り装着されています。
今では珍しくもないカスタムパーツ類ですが、当時はさぞやマニアの琴線に触れるキラーコンテンツの数々だったことでしょう。
ランプドフロントサイトは、少し時代を感じさせますけれども…。
後付けマグウェルの装備は無く、それに類するフレームの面取りもありません。
マガジンベースに張り付けられた真鍮板は、バンパーと云うよりもマグリリース時にスムーズに落下させるためのウエイトでしょうか。
全部乗せカスタムなんですが、短いコマンダーサイズだと詰め込み過ぎて少々ゴチャッとした印象がしないでもありません。
WAもホントは伸びやかなフルサイズでやりたかったんでしょうけど、そこにはきっと大人の事情が…(以下自粛)。
ウチにあるコマンダーズ。
左上から時計回りに、SRHの38スーパー ダミーカート(未仕上げ)、HWのスモールカート、シリーズ80のABSリアルカートそしてABSスモールカートのWACC。
WACC以外MGC製で、すべてセンターファイアです。
いざWACCを手に入れてみると、本家(MGC)からこの後登場する事になるGM5カスタムやセンターファイア―化に対する先行開発的な仕様が興味深いですね。
そして次回では以前入手していたジャンク(上)からコンペンセイターを移植します。
続きはこちら。
このシリーズには幾多のバリエーションがありますが、これは「マスターモデル スクエアTGガード ステッピングフレーム」と称するモデルです。
元箱はそっけないダンボールに、スタンプが無造作に押されているだけ。
だが、それがイイ!(笑)
去年、WAコマンダーカスタム(以下WACC)のデッドストックが数種類どこかで発掘されたみたいで、某ネット店舗に出回りました。
WACCは、80年代前半に管理人がバイクに入れ込んでトイガンとは疎遠になっている時期に発売されていたモデルガンです。
なのでWACCには今まで接したことが無く、興味や憧れみたいなものをずっと抱いていたのは確かです。
今回その興味に贖えず、そして価格もそんなに高くなかったので購入を決意。
数種類のバリエーションから、めっき仕上げ、角トリガーガード、スティップリングフレームの付いた一番盛ってあるモデルを選択しました。
生産から35年くらいは経っていると思われますが、めっきが多少くすんでいる位で、本体、元箱や付属品などの保存状態は良好でした。
マガジンが二つありますが、一つは後日縁あって入手(カート6発付、2K)したものです。
このWACC最大の見どころ、トリガーガードとフロントストラップに深くシャープに刻まれたスティップリング加工。
綺麗にめっきされたその部分は、見た目、手触り共ABS樹脂とは思えない迫力です。
またベースとなったMGCのGM5系がこの当時まだサイド発火だったのに対して、センターファイア化してるのもカスタムを名乗るに相応しいかと。
左がベースとなった同時代のサイド発火のGM5初期タイプですが、ブリーチ部分を見比べた当時のマニア達のザワつきが聞こえるようです。
WACC(右)のファイアリングピン(金属?)のリアルさは、後年登場するセンターファイアのGM5やGM7を超えています。
管理人的には、GM5(左)のサイド発火仕様も見た目迫力があって捨て難いんですが…(笑)。
デフォルトだとブッシングが何故か黒のプラ製でしたが、何か事情があったんでしょうか。
秒で手持ちの金属製ブッシングと交換したのは云うまでもありません。
デトネーターも三分割されていますが理由は分かりません。
今も昔もカスタムガバには欠かせないリコイルスプリングガイドも勿論装着されています。
ステンレス製のロングスライドストップやスエンソン刻印のアンビセフティ、ダックテールタイプのグリップセフティ、刻印入りのボマーサイト等の定番カスタムパーツは一通り装着されています。
今では珍しくもないカスタムパーツ類ですが、当時はさぞやマニアの琴線に触れるキラーコンテンツの数々だったことでしょう。
ランプドフロントサイトは、少し時代を感じさせますけれども…。
後付けマグウェルの装備は無く、それに類するフレームの面取りもありません。
マガジンベースに張り付けられた真鍮板は、バンパーと云うよりもマグリリース時にスムーズに落下させるためのウエイトでしょうか。
全部乗せカスタムなんですが、短いコマンダーサイズだと詰め込み過ぎて少々ゴチャッとした印象がしないでもありません。
WAもホントは伸びやかなフルサイズでやりたかったんでしょうけど、そこにはきっと大人の事情が…(以下自粛)。
ウチにあるコマンダーズ。
左上から時計回りに、SRHの38スーパー ダミーカート(未仕上げ)、HWのスモールカート、シリーズ80のABSリアルカートそしてABSスモールカートのWACC。
WACC以外MGC製で、すべてセンターファイアです。
いざWACCを手に入れてみると、本家(MGC)からこの後登場する事になるGM5カスタムやセンターファイア―化に対する先行開発的な仕様が興味深いですね。
そして次回では以前入手していたジャンク(上)からコンペンセイターを移植します。
続きはこちら。
2016年09月01日
WAガスガン ベレッタM92 エリート1A(改) 後編
WAのガスブローバック ベレッタM92 エリート1A(改) 後編です。
前編はこちら。
このエリートⅡ用のABSスライドはヒケも皆無で良い成型状態ですが、めっきのトーンを押さえるため艶消しスプレーを吹いています。
そしてサーチライトの様な一昔前のシュアのタクティカルライトは、その大仰さが魅力です(笑)。
上のCQB(マルシンモデルガン)とスライドの形状はほぼ同一です。
マルシンのモデルガン、CQB(左)にバーテックフレーム移植ってのもそう難しくはなさそうです。
実際に実行された方もいらっしゃるようですし…。
ロックタイム短縮の為、肉抜きされたエリートシリーズのスケルトンハンマー。
左のエリート1A用は後期型の肉厚アップ仕様を再現しています。
想像ですが、前期型ハンマーは軽量化しすぎて打撃力が不足したんじゃないですかね?
バーテック用アルタモントの木製グリップは、結構分厚くてグリップ断面がほぼ正方形に近くなりますが、それでも多くの日本人にとってはノーマルフレーム(右)より握り易いかもしれません。
KSCのガスガン、バーテック(右)と。
通常ユースならば、バーテックのコンベンショナルスライドで強度は十分な筈です。
ちなみに、バレル長、スライド長ともバーテック(右)と同じです。
こう並べてみてエリート1Aのコンベンショナルスライド版がバーテックってことに(やっと…)気が付きました。
血の巡りが悪くてすいません(笑)。
いささかゴツくて頭でっかちの印象を受けるエリート1Aですが、スリークなM92FSに比べてまた別の魅力を感じます。
前編はこちら。
このエリートⅡ用のABSスライドはヒケも皆無で良い成型状態ですが、めっきのトーンを押さえるため艶消しスプレーを吹いています。
そしてサーチライトの様な一昔前のシュアのタクティカルライトは、その大仰さが魅力です(笑)。
上のCQB(マルシンモデルガン)とスライドの形状はほぼ同一です。
マルシンのモデルガン、CQB(左)にバーテックフレーム移植ってのもそう難しくはなさそうです。
実際に実行された方もいらっしゃるようですし…。
ロックタイム短縮の為、肉抜きされたエリートシリーズのスケルトンハンマー。
左のエリート1A用は後期型の肉厚アップ仕様を再現しています。
想像ですが、前期型ハンマーは軽量化しすぎて打撃力が不足したんじゃないですかね?
バーテック用アルタモントの木製グリップは、結構分厚くてグリップ断面がほぼ正方形に近くなりますが、それでも多くの日本人にとってはノーマルフレーム(右)より握り易いかもしれません。
KSCのガスガン、バーテック(右)と。
通常ユースならば、バーテックのコンベンショナルスライドで強度は十分な筈です。
ちなみに、バレル長、スライド長ともバーテック(右)と同じです。
こう並べてみてエリート1Aのコンベンショナルスライド版がバーテックってことに(やっと…)気が付きました。
血の巡りが悪くてすいません(笑)。
いささかゴツくて頭でっかちの印象を受けるエリート1Aですが、スリークなM92FSに比べてまた別の魅力を感じます。
2015年07月20日
対決!ワルサーPPK/Sインターアームス WA vs マルシン 後編
対決!シリーズ、ワルサーPPK/Sモデルガンのインターアームス仕様、WA vs マルシンの後編です。
前編はこちら。
マルシン(下)の方は、サイズ、バランスともスリムで精悍なPPK/Sを良く再現していると思います。
まあこれは、どっちが良い悪いではなく解釈の相違、好みの違いのレベルですね…。
下から見る限り、幅はそう変わらない感じです…。
全長は僅かにWA(右)が長いです。
それでうまくバランスを取っている事が伺えます。
マルシン(左)のフロントサイトはドット穴が省略されていたので、ピンバイスで穿ちました。
エキストラクターのデザインは、10年以上あとに再設計されたマルシン(左)が圧倒的にリアルなのは言うまでもありません。
同じくブリーチ後端も、リニューアルでセンターファイア化されたマルシン(左)がリアルなのは当然ですが、当時の安全性に関する要件を勘案してデザインされたWAも中々の優れモノと云えます。
取材した個体がそうだったのか、WA(左)のマガジンが左側一穴タイプなのは嬉しい拘りです。
バレルもWA(右)がひと回り太いです。
ローディングインディケーターの突出し量は、WA(右)の方がリアルに感じます。
後端の処理もWAが丸く加工されているのに対し、マルシンは丸棒を切断したままと云う感じです。
重量はさすがにHW製のマルシン(下)が重いですが、鉄板のシャーシが仕込まれたWAも結構肉薄しています。
で、どちらが気に入ったかと云う話になると、管理人の場合僅差でマルシンでしょうか…。
WAとほぼ同時期に発売されたあと、マルシンだけ10数年後にリニューアルされていることや、当時存在しなかったHW材の使用などフェアではない所もあるのですが
小型拳銃らしい凝縮感がよく表現されているのも一つの決め手となりました。
そんな訳で一人PPK祭り、第3弾へ続きます…。
前編はこちら。
マルシン(下)の方は、サイズ、バランスともスリムで精悍なPPK/Sを良く再現していると思います。
まあこれは、どっちが良い悪いではなく解釈の相違、好みの違いのレベルですね…。
下から見る限り、幅はそう変わらない感じです…。
全長は僅かにWA(右)が長いです。
それでうまくバランスを取っている事が伺えます。
マルシン(左)のフロントサイトはドット穴が省略されていたので、ピンバイスで穿ちました。
エキストラクターのデザインは、10年以上あとに再設計されたマルシン(左)が圧倒的にリアルなのは言うまでもありません。
同じくブリーチ後端も、リニューアルでセンターファイア化されたマルシン(左)がリアルなのは当然ですが、当時の安全性に関する要件を勘案してデザインされたWAも中々の優れモノと云えます。
取材した個体がそうだったのか、WA(左)のマガジンが左側一穴タイプなのは嬉しい拘りです。
バレルもWA(右)がひと回り太いです。
ローディングインディケーターの突出し量は、WA(右)の方がリアルに感じます。
後端の処理もWAが丸く加工されているのに対し、マルシンは丸棒を切断したままと云う感じです。
重量はさすがにHW製のマルシン(下)が重いですが、鉄板のシャーシが仕込まれたWAも結構肉薄しています。
で、どちらが気に入ったかと云う話になると、管理人の場合僅差でマルシンでしょうか…。
WAとほぼ同時期に発売されたあと、マルシンだけ10数年後にリニューアルされていることや、当時存在しなかったHW材の使用などフェアではない所もあるのですが
小型拳銃らしい凝縮感がよく表現されているのも一つの決め手となりました。
そんな訳で一人PPK祭り、第3弾へ続きます…。
2015年06月10日
対決!ワルサーPPK/Sインターアームス WA vs マルシン 前編
対決!シリーズ、ワルサーPPK/Sモデルガンのインターアームス仕様、WA vs マルシンの前編になります。
一人PPK祭り、第2弾です。
まぁ、ぶっちゃけマルシンとWAのPPK/Sモデルガン比べですね…(爆)。
シルバーがWA、黒がマルシンです。
WAのモデルアップしたPPK/Sは西ドイツ製造のインターアームス仕様で、タイプとしてはこちらの方が旧いと思われます。
シルバーに塗ってしまいましたが、よ~く考えるとこのタイプの時代、まだステンレスモデルは無かったかもしれません。
ま、いいか…。
マルシンのPPK/Sは、センターファイアでHWの組立キットにアメリカ製造タイプのインターアームス刻印を彫ってもらいました。
ワルサーバナー下のMADE IN U.S.A.がポイントです…。
マルシンオリジナル刻印(上)との比較。
使用アモは、オリジナルが.32ACP、インターアームスは.380ACPと云う設定です(笑)。
スライド左側は、シンプルなオリジナル(上)に比べ、インターアームス仕様は二ギニギしいです…。
インターアームス仕様は、フレームにもシリアルナンバーを入れてもらいました。
当初は、シルバーに塗ってステンレスモデルにする予定でしたが、先日入手したWAの方をシルバーにしてしまった為、急遽ブルー仕上げに変更しました。
刻印をインターアームスに打ち変えたと云うだけで、他は別にど~と云うこともない、何の変哲もないマルシンのPPK/Sです…(汗)。
…それを云っては身も蓋も無いので、チャンバーに貼ったステンレス板に刻印を入れてみました。
インターアームスPPK/Sに良くある、VとAを合体させた様なシンプルなタイプをカッターで彫ってみましたが、薄くてよく分かりませんね(笑)。
2丁を並べてみました。
手前にあって、膨張色と云うのを差し引いてもWAの方はぶっといです。
単体で見る限り、あまり気にならないんですが…。
WAのグリップは明らかに太いし、フレームやスライド高も高いですが、全体のバランスの良さに救われており、フォルムが破綻する寸前で辛うじて踏み止まっている印象です。
印象だけでなく、実銃用のホルスターに入れてみると一目瞭然。
ガルコのPPK用バックサイドにWAはキッツキツですが、マルシンはピッタリです。
故にマルシンのPPK/Sは実銃に近いサイズと推測されます。
まあ良く云えばWAは力強いフォルムで、その点GM5系のガバに通じるものがありますね。
(発売はGM5より前ですが…)
もしかして確信犯的なデフォルメだったのかも…。
後編に続きます。
一人PPK祭り、第2弾です。
まぁ、ぶっちゃけマルシンとWAのPPK/Sモデルガン比べですね…(爆)。
シルバーがWA、黒がマルシンです。
WAのモデルアップしたPPK/Sは西ドイツ製造のインターアームス仕様で、タイプとしてはこちらの方が旧いと思われます。
シルバーに塗ってしまいましたが、よ~く考えるとこのタイプの時代、まだステンレスモデルは無かったかもしれません。
ま、いいか…。
マルシンのPPK/Sは、センターファイアでHWの組立キットにアメリカ製造タイプのインターアームス刻印を彫ってもらいました。
ワルサーバナー下のMADE IN U.S.A.がポイントです…。
マルシンオリジナル刻印(上)との比較。
使用アモは、オリジナルが.32ACP、インターアームスは.380ACPと云う設定です(笑)。
スライド左側は、シンプルなオリジナル(上)に比べ、インターアームス仕様は二ギニギしいです…。
インターアームス仕様は、フレームにもシリアルナンバーを入れてもらいました。
当初は、シルバーに塗ってステンレスモデルにする予定でしたが、先日入手したWAの方をシルバーにしてしまった為、急遽ブルー仕上げに変更しました。
刻印をインターアームスに打ち変えたと云うだけで、他は別にど~と云うこともない、何の変哲もないマルシンのPPK/Sです…(汗)。
…それを云っては身も蓋も無いので、チャンバーに貼ったステンレス板に刻印を入れてみました。
インターアームスPPK/Sに良くある、VとAを合体させた様なシンプルなタイプをカッターで彫ってみましたが、薄くてよく分かりませんね(笑)。
2丁を並べてみました。
手前にあって、膨張色と云うのを差し引いてもWAの方はぶっといです。
単体で見る限り、あまり気にならないんですが…。
WAのグリップは明らかに太いし、フレームやスライド高も高いですが、全体のバランスの良さに救われており、フォルムが破綻する寸前で辛うじて踏み止まっている印象です。
印象だけでなく、実銃用のホルスターに入れてみると一目瞭然。
ガルコのPPK用バックサイドにWAはキッツキツですが、マルシンはピッタリです。
故にマルシンのPPK/Sは実銃に近いサイズと推測されます。
まあ良く云えばWAは力強いフォルムで、その点GM5系のガバに通じるものがありますね。
(発売はGM5より前ですが…)
もしかして確信犯的なデフォルメだったのかも…。
後編に続きます。
2015年05月10日
WAモデルガン ワルサーPPK/Sサテンシルバー 後編
WAのモデルガン、ワルサーPPK/S サテンシルバー 後編です。
前編はこちら。
発火方式は安心安全なブリーチタイプですが、スライド後端はファイアリングピンらしく見えるようにひと工夫されています。
ローディングインジケーターは突出し量も程良く、先端も丁重に丸められています。
この丸め加工は結構手間が掛っているんではないでしょうか。
エキストラクターは一見独立パーツに見えますがブリーチと一体で、鉄板を折り曲げ加工してそれらしく再現されたものです。
コスト、リアルさ(当時としては…)、強靭さを兼ね備えた巧妙な設計と云えますね。
バレルは分厚いめっきが掛けられており、マズルの表現も9ミリクルツ(.380ACP)らしい迫力です。
デトネーターは抜いて、ダミーカートモデルにしています。
マガジンはマルシンとは違う、左側穴一個タイプなのがコレクターにはうれしいところ…。
WA純正品らしき木製グリップが装着されていました。
ちょっと厚めだなと思ったら、裏にウエイトが仕込まれているタイプでした。
左側のウエイトが失われていたので、鉛板を切り出して作成。
ネットでも散見されたトラブル、トリガーガードピボット部の割れは、幸いにしてこの個体は無い事を確認。
ですが予防措置として、ローテンションのスプリングに変更しておきました。
WAのPPK/Sは、サブフレームの採用など凝った構造なので、分解組み立てが思いのほか難航。
ネットでパーツリストを公開している方がいらっしゃったので、ホントに助かりました…。
分解すると、バレルの裏に手彫りで謎の数字 “54” が…。
WAファクトリーで?はたまた前オーナーが?
今回初めて手にしたWAのPPK/S、凝りに凝った構造の為かマルシンに比べて若干太めに感じましたが、十分に許容範囲です。
ほぼ同時期に発売されたライバルのマルシンのPPK/Sより1000円程高かったらしいですが、センターファイア以前のマルシンに対しては十分に競争力があったのではないでしょうか…。
WAで一つ気になるのは、トリガーガードの厚みが一定ではないと云うことです。
この点は発売当初から(買ってもいないのに…)気になっていました。
マルシンのセンターファイアーPPK/Sの完成度に十分満足していた為、今までWAのPPK/Sを入手しようなどと考えた事は無かったのですが、実際に手にして見るとまた違った良さがあり
モデルガンに賭ける当時の造り手の情熱が伝わってくるような一品でありました。
一人PPK祭り第2弾、現在進行中の北米生産タイプのインターアームス刻印入りマルシンPPK/Sです。
完成したら対決させます。
一人PPK祭り第3弾も秘かにネタ仕込み中ですので、ご期待下さい…(笑)。
前編はこちら。
発火方式は安心安全なブリーチタイプですが、スライド後端はファイアリングピンらしく見えるようにひと工夫されています。
ローディングインジケーターは突出し量も程良く、先端も丁重に丸められています。
この丸め加工は結構手間が掛っているんではないでしょうか。
エキストラクターは一見独立パーツに見えますがブリーチと一体で、鉄板を折り曲げ加工してそれらしく再現されたものです。
コスト、リアルさ(当時としては…)、強靭さを兼ね備えた巧妙な設計と云えますね。
バレルは分厚いめっきが掛けられており、マズルの表現も9ミリクルツ(.380ACP)らしい迫力です。
デトネーターは抜いて、ダミーカートモデルにしています。
マガジンはマルシンとは違う、左側穴一個タイプなのがコレクターにはうれしいところ…。
WA純正品らしき木製グリップが装着されていました。
ちょっと厚めだなと思ったら、裏にウエイトが仕込まれているタイプでした。
左側のウエイトが失われていたので、鉛板を切り出して作成。
ネットでも散見されたトラブル、トリガーガードピボット部の割れは、幸いにしてこの個体は無い事を確認。
ですが予防措置として、ローテンションのスプリングに変更しておきました。
WAのPPK/Sは、サブフレームの採用など凝った構造なので、分解組み立てが思いのほか難航。
ネットでパーツリストを公開している方がいらっしゃったので、ホントに助かりました…。
分解すると、バレルの裏に手彫りで謎の数字 “54” が…。
WAファクトリーで?はたまた前オーナーが?
今回初めて手にしたWAのPPK/S、凝りに凝った構造の為かマルシンに比べて若干太めに感じましたが、十分に許容範囲です。
ほぼ同時期に発売されたライバルのマルシンのPPK/Sより1000円程高かったらしいですが、センターファイア以前のマルシンに対しては十分に競争力があったのではないでしょうか…。
WAで一つ気になるのは、トリガーガードの厚みが一定ではないと云うことです。
この点は発売当初から(買ってもいないのに…)気になっていました。
マルシンのセンターファイアーPPK/Sの完成度に十分満足していた為、今までWAのPPK/Sを入手しようなどと考えた事は無かったのですが、実際に手にして見るとまた違った良さがあり
モデルガンに賭ける当時の造り手の情熱が伝わってくるような一品でありました。
一人PPK祭り第2弾、現在進行中の北米生産タイプのインターアームス刻印入りマルシンPPK/Sです。
完成したら対決させます。
一人PPK祭り第3弾も秘かにネタ仕込み中ですので、ご期待下さい…(笑)。
2015年05月01日
WAモデルガン ワルサーPPK/Sサテンシルバー 前編
WAのモデルガン、ワルサーPPK/S サテンシルバー 前編です。
一人PPK祭り、第1弾です。
先日のVショーで付属品一切無しの本体のみを中古で入手しました。
次の二枚は購入時の状態です。
未発火で破損はありませんでしたが、外装の程度は今ひとつで、特にチャンバーカバーの錆は結構深く進行しておりました。
めっき表面の謎のポツポツは、いろいろ試したものの落とす事が出来ず、塗装を決断…。
それに対し内部は、前オーナーがグリスアップなどの防錆処理をしていたため、錆も無く綺麗でした。
まあ、発売から軽く30年ぐらい経過している割には、まずまずの物件でしょう…。
WAのPPK/Sの発売は1980年ごろだったと思いますが、今まで全く縁がありませんでした。
特にサテンシルバーは、存在は知っていたものの、見るのも初めてです。
塗装は、下地のめっきにプライマー代りのミッチャクロンを吹いて、GスミスSの艶銀を乗せました。
そこそこ強い塗膜を得られたようです。
初めてお目にかかったWAのPPK/Sですが、ABS製にしては目立つヒケも無く、面がキチンと出ていることに感心…。
最初店頭で見かけた時は、金属モデルと思ったほどです。
WAは、当時から高い樹脂成形技術を持っていたんですね…。
丁重なサテン仕上げを施した表面に上質なめっきがかけられており、各部のパーティングラインもほぼ完璧に落とされています。
ブラック仕上げだったショートパーツは、実銃に倣いすべてシルバーに仕上げました。
いままでマルシンのPPK系しか持っていなかったので、WAのこれはとても新鮮です。
中でもWAならでは…、と云えるのはこの金属に繊細なプルーフマークの入ったチャンバーカバーですね。
ここはキモなので、刻印が消えないように慎重に細めの金ヤスリで錆を落とし、磨きに磨きました…。
もう一つの萌えポイント、古いタイプのインターアームス刻印。
華やかでアメリカンなステンレス製PPK/Sには欠かせません…。
ただスライドの刻印は、スタンプで入れている為か全般的に薄目で、右側など一部消えかかってしまっている箇所もあります。
後編に続きます。
一人PPK祭り、第1弾です。
先日のVショーで付属品一切無しの本体のみを中古で入手しました。
次の二枚は購入時の状態です。
未発火で破損はありませんでしたが、外装の程度は今ひとつで、特にチャンバーカバーの錆は結構深く進行しておりました。
めっき表面の謎のポツポツは、いろいろ試したものの落とす事が出来ず、塗装を決断…。
それに対し内部は、前オーナーがグリスアップなどの防錆処理をしていたため、錆も無く綺麗でした。
まあ、発売から軽く30年ぐらい経過している割には、まずまずの物件でしょう…。
WAのPPK/Sの発売は1980年ごろだったと思いますが、今まで全く縁がありませんでした。
特にサテンシルバーは、存在は知っていたものの、見るのも初めてです。
塗装は、下地のめっきにプライマー代りのミッチャクロンを吹いて、GスミスSの艶銀を乗せました。
そこそこ強い塗膜を得られたようです。
初めてお目にかかったWAのPPK/Sですが、ABS製にしては目立つヒケも無く、面がキチンと出ていることに感心…。
最初店頭で見かけた時は、金属モデルと思ったほどです。
WAは、当時から高い樹脂成形技術を持っていたんですね…。
丁重なサテン仕上げを施した表面に上質なめっきがかけられており、各部のパーティングラインもほぼ完璧に落とされています。
ブラック仕上げだったショートパーツは、実銃に倣いすべてシルバーに仕上げました。
いままでマルシンのPPK系しか持っていなかったので、WAのこれはとても新鮮です。
中でもWAならでは…、と云えるのはこの金属に繊細なプルーフマークの入ったチャンバーカバーですね。
ここはキモなので、刻印が消えないように慎重に細めの金ヤスリで錆を落とし、磨きに磨きました…。
もう一つの萌えポイント、古いタイプのインターアームス刻印。
華やかでアメリカンなステンレス製PPK/Sには欠かせません…。
ただスライドの刻印は、スタンプで入れている為か全般的に薄目で、右側など一部消えかかってしまっている箇所もあります。
後編に続きます。
2012年06月16日
WAモデルガン スタームルガー セキュリティシックスM117 2-3/4in
ここ暫くリボルバーネタが続いていますが今回はWAのモデルガン、スタームルガー セキュリティシックスM117 2-3/4インチモデルです。
その昔、精力的にモデルガンを開発していたWAが80年代中頃に発売したリボルバーです。
3年ほど前にリサイクル店で半ばジャンク状態のモノを入手しました。(その割に値段は10K程したなぁ…)
それまでWAのセキュリティシックスには縁が無く、触ったこともありませんでしたが小一時間悩んだ末に購入。
下の写真はその時に付いてきた付属品です。
英語の実銃インストラクションとステッカーですがこれらはWA発売時に付属していた物らしいです。
プラグリップにはメダリオンが片方ありませんでした。
実物木グリとWA純正のターゲットグリップはのちにイベントで入手した物です。
丹念に探すとあるモンですね。
銃身長は2-3/4インチと米国らしい半端な長さですがタナカM13の3インチバレルより6mm弱短いようです。
2.5と3インチの狭間を狙ったんでしょうね。
お約束のトラブル、エキストラクターの不作動は前のオーナーが加工したようで解決済みでした。
但しその副作用でスイングアウトした状態でシリンダーが後ろに抜けてしまいます。
なんかすれば治るんでしょうが、今のところ何もしてません(笑)。
カートリッジも付属しなかった為、マルベリーフィールドのMGCリボルバー用カートを購入しましたが、後日別のリサイクルショップにてWA純正カートのデッドストックを発見。
塗装せずにABSの光沢を生かしたポリッシュ仕上げにする予定でしたが、表面のヒケが激しくてこれらを埋めるのにパテも使用した為、結局塗装しました。
おかげで凸凹だったフレーム上面もスッキリ…。
フレーム右側のスタームルガーのマーク上のヒケ(というより凹み)だけは埋めるのを断念。
他はほぼ平滑化してフォルムがスッキリハッキリしました。
銃口部のクラウンはツールマークを上品に再現してありますので、それを生かした仕上げにしました。
スタームルガーリボルバーの特徴であるトランスファーバーも抜かりなく再現されています。
でも、アクションはぎこちなくギシギシと剛性感も不足気味です。
上下分割フレームの弊害でしょうか。しかし複雑なメカニズムに挑むその意気や良し…ですね。
WAにはそのチャレンジ精神を持ってもう一度モデルガンに挑戦して欲しいものです。
その昔、精力的にモデルガンを開発していたWAが80年代中頃に発売したリボルバーです。
3年ほど前にリサイクル店で半ばジャンク状態のモノを入手しました。(その割に値段は10K程したなぁ…)
それまでWAのセキュリティシックスには縁が無く、触ったこともありませんでしたが小一時間悩んだ末に購入。
下の写真はその時に付いてきた付属品です。
英語の実銃インストラクションとステッカーですがこれらはWA発売時に付属していた物らしいです。
プラグリップにはメダリオンが片方ありませんでした。
実物木グリとWA純正のターゲットグリップはのちにイベントで入手した物です。
丹念に探すとあるモンですね。
銃身長は2-3/4インチと米国らしい半端な長さですがタナカM13の3インチバレルより6mm弱短いようです。
2.5と3インチの狭間を狙ったんでしょうね。
お約束のトラブル、エキストラクターの不作動は前のオーナーが加工したようで解決済みでした。
但しその副作用でスイングアウトした状態でシリンダーが後ろに抜けてしまいます。
なんかすれば治るんでしょうが、今のところ何もしてません(笑)。
カートリッジも付属しなかった為、マルベリーフィールドのMGCリボルバー用カートを購入しましたが、後日別のリサイクルショップにてWA純正カートのデッドストックを発見。
塗装せずにABSの光沢を生かしたポリッシュ仕上げにする予定でしたが、表面のヒケが激しくてこれらを埋めるのにパテも使用した為、結局塗装しました。
おかげで凸凹だったフレーム上面もスッキリ…。
フレーム右側のスタームルガーのマーク上のヒケ(というより凹み)だけは埋めるのを断念。
他はほぼ平滑化してフォルムがスッキリハッキリしました。
銃口部のクラウンはツールマークを上品に再現してありますので、それを生かした仕上げにしました。
スタームルガーリボルバーの特徴であるトランスファーバーも抜かりなく再現されています。
でも、アクションはぎこちなくギシギシと剛性感も不足気味です。
上下分割フレームの弊害でしょうか。しかし複雑なメカニズムに挑むその意気や良し…ですね。
WAにはそのチャレンジ精神を持ってもう一度モデルガンに挑戦して欲しいものです。