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BOたぬき
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2014年10月25日

タナカモデルガン SIG P226 アーリーとその親戚筋 Part 4

タナカのモデルガン、SIGザウエル P226アーリーとその親戚筋 Part 4です。
Part 3はこちら

親子関係にある、タナカモデルガン、P226アーリー(上)と同じくタナカGBB、P228です。
P228の過去記事はこちら。


プレススライドのP228(下)は、P226アーリーのコンパクトモデルと云う位置付けなので息子にあたりますね。
スライドのプレス加減が瓜二つ…。


前後長は随分縮められていますが、上からの眺めはそっくりです。血は争えませんね…。


ところが意外とグリップの長さはそんなに差がありません。P228が10ミリほど短いぐらい。
P228(右)のハンサムなマズルフェイスは父親譲りです…。


息子のP228(左)は、チューリッヒ警察に勤務しています(笑)。
スライドに刻印されたポリツァイの文字とクレストがその証です。


ダブルカラムマガジンのP22X系は、グリップが握りにくい印象があります。
親指の当たる左側のデコッキングレバー周辺が厚く盛り上がっているのがその一因かと…。
シングルスタックなP220は問題無く、快適な握り心地です。


1/1の模型として見た場合、グロックなどよりも凝った構造で、ハンサムで、エンターティメント性にあふれるSIG P22X系は、
ニヤニヤしながらニギニギしてる時間も長くなろうというものです(キモいですね…)。


親子三代そろい踏みの図。上からMGC P220、タナカP226アーリー、タナカP228。


太短いのが好きな管理人は、ズングリむっくりのP228に一番萌えます…。


Part 5に続きます。


  

2014年10月18日

コクサイモデルガン S&W M28ハイウェイパトロールマン 6インチ Part 2

コクサイのモデルガン、S&W M28ハイウェイパトロールマン 6インチ Part 2です。
Part 1はこちら

内部メカニズムには、コクサイ初(?…自信なし)のハンマーブロックが仕込まれています。
ダブルアクションも素晴らしくスムーズで、チチバンも確り再現されています。このM28以後、リボルバーのコクサイと称されますが、それに相応しい出来栄えです…。
(チチバンとは?:説明しよう…(笑)。ダブルアクションでシリンダーが回転中にシリンダーストップがシリンダーに接触して“チ”、その後にノッチにエンゲージしシリンダーを固定して“チ”、その直後に
レットオフして発火の“バン”というダブルアクション時に発生する連続音を表わした造語(?)です)。


グリップアダプターは、何故か持っていたテイラー製Nフレ用に換装。
お店でM28を発見した時、まず「テイラーのグリップアダプターの使い道が見つかった…」と思いますた。


グリップも実物のサービスサイズを奢ってやりました。
実物グリップ販売で有名な某HP店舗で購入したのですが、値段の割に程度がひどかったので、仕方なく再仕上げしました。
ずっと前に買っていた、チェッカリングツールがあったのを思い出し、再チェッカリングにトライ。
その後ペーパー掛け→ストックオイル塗布→クリア仕上げにしましたが、ちょっと濃い目の味気無い風采になってしまいました。
今考えると、ストックオイル塗布は要らなかったかも…。


ライフリングもド迫力のマズル廻り。高々とそびえ立つフロントサイトも萌えポイントです。
しかし何故かフロントサイトに実銃にはないレッドランプが付いているのがご愛敬…。


俯瞰してみると、シリンダーフルートがちょっと長いような気がしますね。
シリンダーノッチも大き目の形状です。ただ、両方共致命的なモノではありません。


コクサイのNフレームの謎特徴の一つ、ヨーク部の溝。近年のM29にも連綿と受け継がれていますが、何なんですかね…?


ウッズマンやこのM28で一流メーカーへの第一歩を踏み出したコクサイ製品ですが、M28はサイドプレートの切り方がまだ昔のコクサイリボルバーのままで、過渡期の製品と感じますね。
つまり、本当はフレームに残るべきリコイルシールドが、サイドプレートの方と一体なんです。
この後に発売された初期のKフレームシリーズまでこの切り方でしたが、型抜きの都合とか技術的な問題があったんでしょうね。
でも、サイドプレートのスクリューは、コクサイS&Wモデルガン初の3本になっています。
下はLフレームのマルシンのM586ですが、正しいサイドプレートの例として並べました。


シリンダーのインサートがめっきの上から塗装されているらしく、その塗装を剥がすとご覧の通り一見ホロ―ポイントの弾頭っぽくなります。
そしてこのM28では、まだロックの解除の為のセンターピンがエジェクターロッドを貫通していません。
本格S&Wメカまであと一歩と云うところですね。


タナカのM29 6.5インチと。
Nフレーム同志で比べるとトリガーガードの形状に解釈の相違が見て取れますが、私はタナカの形状に一票です。


コクサイのM60 3インチと。
コクサイのJフレームは比較的新しいシリーズなので、サイドプレートもリアルに再現されています。
ただトリガーガード形状はコクサイ特有のデフォルメが入っています。でも、個人的にコクサイJフレのデフォルメって嫌いじゃないです。


最近またNフレームが再評価されているようですが、やっぱり.357マグナムを撃つならNフレが一番と云うことですね。
若い頃は中途半端に感じたM28ですが、その渋さが堪らなく魅力的に感じるようになったのは私がジジイになった証拠です…。


2015年11月1日追記:
GUN誌のTOSHIさんの記事によるとM28のリアサイト(Kサイト)には、コストダウンでグルーブが施されていないようなので消しました。


Kサイトとバレルの間のグルーブと、フロントサイトのレッドランプも無いようなので、気が向いたら消します(笑)。





  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンコクサイ

2014年10月11日

タナカモデルガン SIG P226 アーリーとその親戚筋 Part 3

タナカのモデルガン、SIGザウエル P226アーリーとその親戚筋 Part 3です
Part 2はこちら

P226アーリー(下)に対して、お父さんに相当するP220(9ミリパラベラム仕様)です。
自衛隊のサイドアームにも採用されています。
P220を複列マガジン化したものが、P226となります。
このP220はMGCのモデルガンでABSサテンブラック仕様でしたが、再仕上げしてあります。


実銃のP220には、長男とも云うべきコンパクトモデルのP225が存在しますが、残念ながら今日は欠席です(=モデル化されていません)。


MGCのP220は30年ぐらい前に発売された古いモデルガンです。
実は今まであまりお気に入りではなかったんですが、今回こうして並べると中々の存在感でちょっと気に入ってしまいました。


MGCのP220(右)は、スライドの先端が丸く絞られている初期タイプを再現しています。
自衛隊のP220は、一部を除きP226の様な角張った形状です。


マガジンの比較。装弾数はP226(左)の15発に対し、P220は9発です。


中々凝っているタナカP226マガジン(右)。


比べるまでも無く、明らかにスリムなP220(右)。ファットなP226に比べて、格段に握り易いです。
仮に自衛隊サイドアームの選考時にP226が存在していたとしても、一般的な日本人の手には余るので選ばれていたかどうか…。
P220のマガジンキャッチは、マガジン底部をフックするコンチネンタルタイプです。


古いモデルガンなので仕方ないですが、サイド発火で味気無い眺めのMGCのP220(右)ブリーチ後部。


MGCのP220(下)って何となく小さめに造られている様な気がします。同時代のVP70も小さかったし…。
上のP226と比べると、サイトの前後間隔(サイトレディアス)が違いすぎるような気がするんですが…。
タナカではP220のモデルガンも出しているので、機会があればそれと比べてみたいですね。


最後にP220父さん(右)とのツーショット「ハイ、チーズ…」。


Part 4に続きます。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンMGCタナカ対決!

2014年10月04日

コクサイモデルガン S&W M28ハイウェイパトロールマン 6インチ Part 1

コクサイのモデルガン、S&W M28ハイウェイパトロールマン 6インチ Part 1です。
ある年代より上の方には、郷愁を誘うネーミングですね…(笑)。


発売は確か80年代の初頭だったでしょうか。ABS製で、フレームには製作年らしい1981という刻印があります。
このモデルガンは結構長く作られたようで、2003年版までのガンダイジェストに載っているのが確認できます。
この個体は発売当初の物らしく、懐かしいラインナップの大判のポスターが同梱されていました。
当時の少年たちはこれを壁に貼って、悶々としてたんでしょうかね~。


これはお盆の終わり頃に、リサイクルショップで入手しました。
未発火で程度はかなり良く、値段も1諭吉+税だったので即決!


1981年の発売当初は、まだ創刊されたばかりのCM誌を買っていました。その広告やインプレッションで見るM28はカッチリした出来に見え、コクサイも変わったな~というポジティブなイメージを抱きましたね。
だたNフレームの.357マグナムなんて地味過ぎて、若かったその頃は見向きもしませんでしたが…。


デフォルトは綺麗に平面の出たABS地に上品な梨地仕上げでした。
フレーム上の数か所のヒケが気になったので、埋めるついでに仕上げ直ししました。
実物のM28は、M27の仕上げのレベルを落とした廉価版の位置付けなので、それに倣っていつも通りの半艶ブルーです(爆)。


トリガーとハンマーは現在のコクサイ製品と同じく分厚いめっきが掛けられています。
何故かこのめっきはガンブルーが乗るので、ケースハードゥン風にしてみましたがやはり無理がありますね…。
そのうち側面のめっきを完全はく離して、ケースハードゥンに再挑戦する予定です。


スラリとした6インチのテーパードバレル。これが味わえるだけでM28の価値がありますね。
昔はこの良さが分かりませんでした…。


バレルは亜鉛のパイプ上に樹脂を成型した、所謂テンプラ構造で重量を稼いでいます。
Nフレームの.357マグナムらしい長めのフォーシングコーンも金属で再現されています。
そして、このフォーシングコーンの存在感にシビレているオジサンがここにいます(笑)。


カートリッジ装填状態でこの重量ですが、フロントヘビー気味なのでバランスは悪くありません。
この後に出たM66等のKフレームシリーズなどは、持ってみるとスッカスカに軽くて、思わず買うのを止めてしまったほどです(笑)。


44マグナムのM29に比べて、少し小振りなスパーのハンマーも良い出来です。
スパーのチェッカリングをヤスリで目立てて少しシャープにしました。
リヤサイト(Kサイト)も金属製で、クリック付きのフルアジャスタブルです。
この辺りに当時のコクサイの変化や、やる気を感じたものです。


シリンダーもカウンターボアードを再現。


Part 2に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)モデルガンコクサイ