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2016年08月20日

マルシンモデルガン S&W M586 6インチ 前編

マルシンのモデルガン、S&W M586ディスティングイシュット・コンバット・マグナム6インチ 前編です。
S&W社のLフレームと名付けられたアッパーミドルプラットフォーム採用のマグナムリボルバーです。


今年のGW中に開催されたイベント、ブラックホールで入手した物で、多分初期ロットと思われるABSタイプです。
すでに4インチのHWモデルを持っており、非常に気に入ったので機会があれば6インチも…、と思ってました。
あるブースでHWの6インチ初期型を発見したのですが、10K近い値付けに二の足を踏んでいたところ、別ブースにてABS製で6Kというブツを見つけました。


箱の中を覗いたところ、フロントサイトが見事な工作でパートリッジタイプに改造されているのを発見。
それが決め手となり、こちらに決めました。


値札には6Kとありましたが、5K以上の商品はどうも2割引らしく、店主さんにコレくださいと伝えたところ、
「はい、二割引きで4.8K。え~い、面倒だ4Kでいいよ!」
「は?あ、あわわ…」
と云う一方的な値下げで商談は終了しました(笑)。


ABSモデルの割には大きなヒケも無かったので、久しぶりにムラムラしてしまい(爆)素材の地肌を生かしたポリッシュ仕上げを敢行。
木製グリップはマルシン純正で、4インチのHWモデルに着けていた物を移植しました。
グリップ中には大きな金属ウェイトが仕込まれているので、スカスカ感が否めないABSモデルを少しでもずっしりさせようという狙いです。


これはほぼ同仕様の実銃ですが、M586ってこの個体のようにS&Wモノグラムが左側(フレーム側)に入っている個体が多く、マルシンのように右側にあるのは珍しいですね。


仕上げのテーマ(?)として、極力塗装はナシで行くと心に決めました。
まあ、これはよんどころのない事情により果たされませんでしたが…。


平面出しは念入りに行いました。
その後、番手の大きなペーパー掛け&ルーターによるポリッシュの後、コンパウンドでのツヤツヤ化を図りましたが…。
しかし材質の違いに因るものか、MGCのABS材ほどの艶が得られにくい感じです。
なんとなく材質が硬い印象で、小さなスリ傷なども中々消えませんでした。


上面は粗めに仕上げて、マット感を演出。


やっぱり仕上げは塗装の方が100倍楽だ~、と思い知りました(笑)。
けれども陽光の下の撮影ではABSポリッシュ仕上げは塗装には出せない質感が味わえます。
まあまあ苦労した甲斐はあったかと…。
懲りずにABSポリッシュネタ第二弾、進行中です…、こちら


初期ロットだけあり、刻印はSWモノグラムの下がマルシン表記になっているのを除けば、リアルな物が入っています。


物が古いので難点もいくつかありました。
目立たない個所でしたが、フレームに何ヶ所かひび割れがあり、瞬着で補強。
あとはKサイトのブレードが欠損していました。


慌てず騒がずプラバンで再生…。


なので、ここだけは塗装せざるを得ませんでした。
また実銃は、ブレードにホワイトを入れる凹溝が彫られているんですが、マルシンのKサイトではオミットされています。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)モデルガンマルシン

2016年08月13日

本日の獲物(BH 16_8_12)

2016年8月12~14日に浅草の都立貿易産業センター台東館で開催された2016夏の浅草ブラックホールに12、13の両日行ってきました。
入場料はいつも通り、3日間通しで使えて1Kです。
なにげに通っちゃってますBH…(笑)。


初日(12日):
初日は午後(13:00)からの開場です。
ピーカン照りにしては意外と過ごしやすい気候の中、まったりと会場へ向かう途中の路地でねこ発見!
ひとしきりにゃんにゃん云わせた後(爆)、会場へ…。


例によって初日はブースが半分ほどしか開いていませんが、それは織り込み済み…。
とあるブースで、ネタに使えそうな面白小物をまとめ買いしました。
特に右端のコクサイのコルト25のサプレッサーは探していたので、それだけで行った甲斐がありました。


トータルから0.5K引いてもらいました。
サプレッサーも入るべきところに収まってスッキリ。


そうそう、忘れないうちにくじを引きます。
チリンチリンと鐘が鳴り、三等の.308のダミカをもらいました。
たまたま米軍の歴代ライフルカートリッジを並べることができましたが、30-06とこんなに長さに差があるとは知りませんでした。
めでたしめでたし、と納得したところで12日は撤収しました。


二日目(13日):
13日は10:00開場です。
昨日より格段に賑やかな会場を一回り後、BWCブースにて中古のガバグリップを2点購入。
左のシャープな出来のダイヤチェッカーはメーカー不明との事でしたが多分キャロム製だと思います。2Kでした。
右はパックマイヤーのGM45CSと云う、マグリリース用の抉りがあるタイプですね。こちらは1Kです(安っ)。
BWCの隣にはタニオコバのブースもありイベント特価品もいろいろありましたので、ちょっとお高い両メーカーの製品を狙っている方は購入の良いチャンスなのではないでしょうか。


そう云えば家のパラコードを切らしていたのを思い出し、購入(1K)。
前のは15年以上持ちましたが、お父さんがミリタリーマニアのお宅では、うち同様に各所でパラコードが使われていることでしょう(笑)。


この後、来年のGWまでこれと云ったイベントの告知はなく、イベントジャンキーこと管理人はこれから長い眠りに入ります。
おやすみなさい…。


  

Posted by BOたぬき at 21:17Comments(2)日常買ってみた

2016年08月07日

本日の獲物(立川ミニミリタリーフェスタ 16_08_06)

2016年8月6、7日に立川で開催のハンマーズ主催の立川ミニミリタリーフェスタに、6日に行ってきました。
当イベントに行くのは2年ぶり3回目です。
比較的ウチから行きやすい場所なので、毎回楽しみにしているイベントです。
ちなみに前回の開催(去年の2月ごろだったらしい…)は迂闊にも気付かずに不本意ながらスルーしてしまいました(号泣)。

11:00開場なのですがちょっと早めに到着したため、会場近くのボッコフをチェック。
するとAKのムック本が760円だったのですかさずゲット。
最近クリンコフを手に入れたこともあり、AKがマイブーム(笑)な管理人には必須の書です。
当然ミニミリの後にはAKの聖地ハンマーズさんにもお邪魔する気満々な訳で…。


今までは普通のデパートみたいなところでやっていたのですが改装中との事で、もうちょっと先にある新しい会場のメガ丼の7Fに向かいます。
ちなみに入場は無料です。


会場はこじんまりしていますが、マニアックな装備関係のブースや、Vショーでもお馴染みのお店も出店されています。
各ブースを廻っていて、複数で耳についたのは「名古屋どうします?」という話題でした。
皆さん、次回の名古屋Vショーの出店悩んでいるんですかね…。
前回のミニミリは個人ブースに見るべきものがあったのですが、今回はそれほどでもなく、かといって手ぶらで帰るのも何なのでアングスのブースからHKSのローダーケースを購入。


その後、会場を後にして歩いて10分ほどのハンマーズへ向かいます。
ハンマーズへ行くのは初めてですが、12:00の開店10分前に到着してしまいました。
仕方なく店の周りをうろうろしていると、にゃんこがグタ~っと寝てましたが近付くとさっと起き上がって逃げてしまいました。
ゴメンよ、寝てたのに…。
そうこうしてるうちに開店したので一番乗りでお店へGO。


店内はさすがの在庫でしたが、欲しかったパーツは売り切れとの事で残念でした。
20分ほどで引き上げましたが、その時点で店内にそこそこのお客さんがいたのはさすがです。
帰りに見るとにゃんこがまたさっきの所で寝てました…。


ねこブームの昨今、弊ブログも生き残りをかけてにゃんこネタを導入してみました…(爆)。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)日常買ってみた

2016年08月01日

KSCガスガン Vz61スコーピオン 後編

KSCのガスガン、Vz61スコーピオン後編です。
前編はこちら


実家からスコーピオンが特集されてるGUN誌1981年12月号を持ってきました。
旧いマニアの方は、この記事によってスコーピオンを撃つ正しいスタイルはウィークハンドの親指をトリガーガードに突っ込むと刷り込まれているはずです(笑)。


しかし管理人には、このホールド方法が腑に落ちません。
第一、トリガーフィンガー以外の指がガード内に入ってるって、アカンですよねぇ…(汗)。
メインフレームのマガジン挿入部の上が窪みになっていますが、ココに親指を置いてマガジンを覆うようにホールドするのが最もしっくりきます。
親指を上げ過ぎると前後するボルトのコッキングポイントに爪を削られるので、最近この窪みは親指を置くために設置されたものではないかと思っています。

2018年3月28日追記:
ある文献に、AKライフルに付いている同様のくぼみは暗闇でマガジンを装着するためのガイドだという記述がありました。
だとすると、このスコーピオンのくぼみもAKと同様にブラインドタッチでマガジンを装着するためのものと考えるのが自然でしょうね。


木製グリップのスコーピオンは、当ブログ第一回目で取り上げたハドソンの金属モデルガンです。


側面を遠目に見る分には、ハドソンも中々イイ線行っており、スコーピオンとして違和感のないフォルムだと思います。


しかし、上から見るとだいぶ幅が狭く、またディティールがまったく異なっています。
ハドソンモデルガン(下)の開発時(70年後半)には、スコーピオンの上面が分かる資料が無かったと云うことでしょうね。
冷戦中の当時、鉄のカーテンの向こう側の秘密(?)兵器でしたから仕方ありません…。


下面もかなりフィクションが入ってますが、側面写真のみを参考にして、あとは全て推測でデザインしたような感じです。
そんな冷戦中に何故かアメリカに存在したスコーピオンがGUN誌で特集されたのがハドソン発売後の1981年末でした。


ハドソン(左)のストックの刻みは、管理人が入れた物です。
バレル廻りは良く再現されていますね。


ハドソンのモデルガンは少々小振りで、全体的な大きさはKSCに比べて4/5位じゃないでしょうか。
重量はカタログ値ですが、ハドソン1.6kg、KSC1.55kgでほぼ拮抗しています。


ハドソンのマガジン(左)はシングルスタックかよっ!と云うぐらいの薄さです。


冷戦時、東西工作員同士が刃を交えたかもしれない2丁。
右はMGCのモデルガン、イングラムMAC11です。
MAC11はスコーピオンの32ACP弾よりひと回り強力な380ACP弾を、1200rpmというコントロール不可能な回転数でばらまくと云う、アメリカ~ンな面制圧用(爆)SMGです。
対照的にスコーピオンは、グリップ内のリターダーによってファイアリングサイクルを機械的に800rpm前後に抑制し、コントローラブルなフルオート射撃を可能にします。
しかもクローズドボルトなので点を狙える精度も持っているのは、映画「ワールド・オブ・ライズ」でデカプーさんが実証済みです。


サイズ的には似通った2丁ですが、片や職人が手掛けた工芸品、片やレンジでチンのジャンクフード。
イングラムに関しては、1マガジン撃ち終えたら投げ捨てても全く惜しくありません(笑)。
(個人の感想です…)


昔から、マシンガンや車など冴えたオリジナルデザインの工業製品を創造してきた国、チェコスロバキア。
もし、冷戦時代にワルシャワパクトに組み込まれていなければ、ドイツに比するぐらいの工業国になっていたのではないでしょうか。


  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(4)エアソフトガンKSC