2016年10月26日
MGCモデルガン 黒マギーカスタム
おことわり
以下の黒マギーの記事は、管理人の不手際によりデータが失われたものを復元して、再アップしたものです。
内容的には、以前にアップしていた記事と同じものですのでご了承の上、御覧ください。
あけましておめでとうございます。
新年第一弾はMGCのGM5系モデルガンをベースとした、マギー風カスタムです。
マギーを作りました…、と云ってもシリアスなものではなく、あり合わせの手持ちパーツを活用してでっち上げたモノです。
なにより黒いです…(汗)。
余剰パーツをかき集めて一丁あがり的な1911ですが、ガンプロ誌のタークさん風に云えばジャンクヤードドッグというカッコエエ名前になります(笑)。
マギーと云う銃については、それが出てくると云う刑事ドラマは見たことがないのであまり思い入れがありません。
また管理人的に、マギーと云えばS&W M629 6インチにトンカチグリップが付いているのがまず頭に浮かぶと云うのが正直なところ…。
シルバーに塗ろうとも考えたんですが、ブラック塗装が結構上手くいってたので勿体なくて…。
なのでシチュエーションとしては、長年のご活躍でくたびれてきた本家マギーのリフレッシュにあたり、ステンレスの地肌にナイトロンコーティングを施し、
傷んでいたリアサイトやグリップセフティを新調したと云う脳内設定です(妥協その1)。
作成のきっかけは先日のVショーにてロジャースグリップなどが入手出来たことです。
ベースは以前ご紹介したMGCモデルガン GM5ジャンク寄せ集めカスタムで、あとは以前からチマチマとイベント等で集めていたパーツをかき集めて作業開始。
リングハンマーは、コルトコンバットコマンダー Mk-Ⅳ シリーズ80から移植。
チェッカータイプのメインSPハウジングはストック箱からピックアップ。
本家マギーは、メインSPハウジングだけがワンポイントで黒かったので、黒マギーでは逆に銀にしました。
本家マギーのトリガーガードの前面には滑り止めのスティップルがありますが、無いバージョンもあるらしいので迷わずそれを再現(何もしてないと云うことですね…、妥協その2)。
マガジンキャッチもロングタイプが有名ですが、ノーマルタイプのバージョンもあるので迷わず…(妥協その3)。
ラージマグバンパー付きマガジンは、マキシコンポから。
ボマーサイトもより本家マギーに近い形状のマキシコンポのを移植しようとしたんですが、上手く合わなかったのでそのままにせざるを得ませんでした…(妥協その4)。
ビーバーテイルですが、本家マギーにはハンマースパー逃げのリセス(ハンマーポケット)はありませんし、テイル形状も違います(妥協その5)。
妥協もここまで重ねると、既に本家とは似て非なるモノに成り下がってしまってます(滝汗)。
そして最も大変だった作業。
ベースとしたフレームがノーマル仕様だったので、当然ビーバーテイルを取り付けるための成形は避けて通れません。
無慈悲に切断されるフレーム後部。この部分の整形は初めての経験だったため苦労しました。
出来上がりはと云うと、グリップセフティとの接合部がガタついているし、隙間も大き目です(涙目)。
ブッシングレスだったコーンバレルは、手持ちのナショナルマッチ刻印入りのリアルカート用バレル&ブッシングに換装。
そして最後のキモとも云うべきロジャースグリップを取り付けました。
銀色のGCナショナルマッチにこれが付いていれば取り敢えずマギーに見えると云う、魔法のグリップです(笑)。
グリップは経年変化で若干樹脂が縮んでいたようで、ポン付け出来ずスクリュー穴の調整が必要でした。
しかしこのグリップは、フィンガーチャンネルに阻害されて意外なほどハイグリップが効きません。
折角のビーバーテイルとの相性はあまり良くなく、タクティカルガバには不向きなチョイスかもしれません。
かと言ってこれが無いとマギーの絶妙なアピアランスは成立しませんが…。
そんな訳で妥協に次ぐ妥協と、それ相応の苦労の末に一応の完成を見ました…。
黒いマギーも乙なものです…(爆)。
以下の黒マギーの記事は、管理人の不手際によりデータが失われたものを復元して、再アップしたものです。
内容的には、以前にアップしていた記事と同じものですのでご了承の上、御覧ください。
あけましておめでとうございます。
新年第一弾はMGCのGM5系モデルガンをベースとした、マギー風カスタムです。
マギーを作りました…、と云ってもシリアスなものではなく、あり合わせの手持ちパーツを活用してでっち上げたモノです。
なにより黒いです…(汗)。
余剰パーツをかき集めて一丁あがり的な1911ですが、ガンプロ誌のタークさん風に云えばジャンクヤードドッグというカッコエエ名前になります(笑)。
マギーと云う銃については、それが出てくると云う刑事ドラマは見たことがないのであまり思い入れがありません。
また管理人的に、マギーと云えばS&W M629 6インチにトンカチグリップが付いているのがまず頭に浮かぶと云うのが正直なところ…。
シルバーに塗ろうとも考えたんですが、ブラック塗装が結構上手くいってたので勿体なくて…。
なのでシチュエーションとしては、長年のご活躍でくたびれてきた本家マギーのリフレッシュにあたり、ステンレスの地肌にナイトロンコーティングを施し、
傷んでいたリアサイトやグリップセフティを新調したと云う脳内設定です(妥協その1)。
作成のきっかけは先日のVショーにてロジャースグリップなどが入手出来たことです。
ベースは以前ご紹介したMGCモデルガン GM5ジャンク寄せ集めカスタムで、あとは以前からチマチマとイベント等で集めていたパーツをかき集めて作業開始。
リングハンマーは、コルトコンバットコマンダー Mk-Ⅳ シリーズ80から移植。
チェッカータイプのメインSPハウジングはストック箱からピックアップ。
本家マギーは、メインSPハウジングだけがワンポイントで黒かったので、黒マギーでは逆に銀にしました。
本家マギーのトリガーガードの前面には滑り止めのスティップルがありますが、無いバージョンもあるらしいので迷わずそれを再現(何もしてないと云うことですね…、妥協その2)。
マガジンキャッチもロングタイプが有名ですが、ノーマルタイプのバージョンもあるので迷わず…(妥協その3)。
ラージマグバンパー付きマガジンは、マキシコンポから。
ボマーサイトもより本家マギーに近い形状のマキシコンポのを移植しようとしたんですが、上手く合わなかったのでそのままにせざるを得ませんでした…(妥協その4)。
ビーバーテイルですが、本家マギーにはハンマースパー逃げのリセス(ハンマーポケット)はありませんし、テイル形状も違います(妥協その5)。
妥協もここまで重ねると、既に本家とは似て非なるモノに成り下がってしまってます(滝汗)。
そして最も大変だった作業。
ベースとしたフレームがノーマル仕様だったので、当然ビーバーテイルを取り付けるための成形は避けて通れません。
無慈悲に切断されるフレーム後部。この部分の整形は初めての経験だったため苦労しました。
出来上がりはと云うと、グリップセフティとの接合部がガタついているし、隙間も大き目です(涙目)。
ブッシングレスだったコーンバレルは、手持ちのナショナルマッチ刻印入りのリアルカート用バレル&ブッシングに換装。
そして最後のキモとも云うべきロジャースグリップを取り付けました。
銀色のGCナショナルマッチにこれが付いていれば取り敢えずマギーに見えると云う、魔法のグリップです(笑)。
グリップは経年変化で若干樹脂が縮んでいたようで、ポン付け出来ずスクリュー穴の調整が必要でした。
しかしこのグリップは、フィンガーチャンネルに阻害されて意外なほどハイグリップが効きません。
折角のビーバーテイルとの相性はあまり良くなく、タクティカルガバには不向きなチョイスかもしれません。
かと言ってこれが無いとマギーの絶妙なアピアランスは成立しませんが…。
そんな訳で妥協に次ぐ妥協と、それ相応の苦労の末に一応の完成を見ました…。
黒いマギーも乙なものです…(爆)。
2016年10月19日
MGCモデルガン コルトゴールドカップナショナルマッチ(GM4)後編
MGCのモデルガン、コルトマークⅣシリーズ70ゴールドカップナショナルマッチの後編です。
前編はこちら。
GM4用に刷新された金属ショートパーツの数々。
そのシャープで繊細な形状は、GM5と比べてもさほど見劣りしません。
ナショナルマッチのアイコン、イライアソンのリアサイトは一体モールドですが、とてもシャープでリアルな形状です。
しかしてっきり金属製と思っていたところ、分解してみたらプラ製と判明…。
調整は上下のみですが、スクリューのクリックは付いてます。
リアサイトに限らず金属パーツが少ないため、持ってみるとスカスカに軽く感じるのはGM2譲りです。
でも、なんとなく「まるっ」としていたGM2に比べて、外観の再現度は非常に高くエラ〇に(ちょっとしか…爆)負けてません。
めっきバレルは、バレル部分のみアルミブラックで染めました。
ショートリコイルしないので、スライドオープン状態だとバレルが妙に突き出た感じになりますね。
スライド、フレーム共両サイドにヒケが僅かにありましたが、幸い刻印が深く入っていた為に徹底的な平面出しが可能でした。
圧倒的な迫力のファイアリングピン風のブリーチが見える後からの眺め。
ブリーチはファイアリングプレートと云う名称のエキストラクターも含めたプレス一体式のパーツです。
これは何の固定もされていないので分解するときに気に留めていないとボトッと落下するのでびっくりします(笑)。
さらにスプリングなども一切無い超シンプル構造なので銃を振るとカタカタ音を立てるのがちょっと興ざめ…。
ちなみに発火は7ミリキャップ火薬使用のサイド発火タイプですが、相当な質量でカートのヘッドを叩くので不発は少なかったんじゃないでしょうか。
スライド後端のエキストラクターも、モールドでですが再現されています。
エジェクター後部の分割線が無かったので筋彫りを入れましたがちょっといまいち…。
そのうちピラニア鋸でもうちょっと深くする予定です。
付属してきたMGC純正のパックマイヤータイプのラバーグリップに付け替えてみました。
実物同様に内部に鉄板が仕込まれているので60gほど重くなります。
GM4はMGCが作動第一主義からリアル志向に舵を取り始めた、分水嶺の時代に生を受けました。
それだけに過渡期の製品と云えなくもありませんが、その出来栄えは少なくとも外観に関しては、現在でも十分通用するものです。
MGCやWAからGM4ベースのカスタムモデルが数々誕生したのも頷けます。
近年GM7において、リアルさよりも発火性能に再び重きを置いてきたことはとても興味深いですね。
前編はこちら。
GM4用に刷新された金属ショートパーツの数々。
そのシャープで繊細な形状は、GM5と比べてもさほど見劣りしません。
ナショナルマッチのアイコン、イライアソンのリアサイトは一体モールドですが、とてもシャープでリアルな形状です。
しかしてっきり金属製と思っていたところ、分解してみたらプラ製と判明…。
調整は上下のみですが、スクリューのクリックは付いてます。
リアサイトに限らず金属パーツが少ないため、持ってみるとスカスカに軽く感じるのはGM2譲りです。
でも、なんとなく「まるっ」としていたGM2に比べて、外観の再現度は非常に高くエラ〇に(ちょっとしか…爆)負けてません。
めっきバレルは、バレル部分のみアルミブラックで染めました。
ショートリコイルしないので、スライドオープン状態だとバレルが妙に突き出た感じになりますね。
スライド、フレーム共両サイドにヒケが僅かにありましたが、幸い刻印が深く入っていた為に徹底的な平面出しが可能でした。
圧倒的な迫力のファイアリングピン風のブリーチが見える後からの眺め。
ブリーチはファイアリングプレートと云う名称のエキストラクターも含めたプレス一体式のパーツです。
これは何の固定もされていないので分解するときに気に留めていないとボトッと落下するのでびっくりします(笑)。
さらにスプリングなども一切無い超シンプル構造なので銃を振るとカタカタ音を立てるのがちょっと興ざめ…。
ちなみに発火は7ミリキャップ火薬使用のサイド発火タイプですが、相当な質量でカートのヘッドを叩くので不発は少なかったんじゃないでしょうか。
スライド後端のエキストラクターも、モールドでですが再現されています。
エジェクター後部の分割線が無かったので筋彫りを入れましたがちょっといまいち…。
そのうちピラニア鋸でもうちょっと深くする予定です。
付属してきたMGC純正のパックマイヤータイプのラバーグリップに付け替えてみました。
実物同様に内部に鉄板が仕込まれているので60gほど重くなります。
GM4はMGCが作動第一主義からリアル志向に舵を取り始めた、分水嶺の時代に生を受けました。
それだけに過渡期の製品と云えなくもありませんが、その出来栄えは少なくとも外観に関しては、現在でも十分通用するものです。
MGCやWAからGM4ベースのカスタムモデルが数々誕生したのも頷けます。
近年GM7において、リアルさよりも発火性能に再び重きを置いてきたことはとても興味深いですね。
2016年10月08日
コクサイモデルガン S&W M13 4インチ
コクサイの金属製モデルガン、S&W M13 4インチです。
元箱にはM10とありますがご安心ください(笑)。
バレルの357 MAGNUM刻印と長めのシリンダーにて堂々とM13(or M65)を名乗れます。
元箱のM10標記は、まあ何かの勘違いということで…。
これはGW中の浅草ブラックホールで入手しました。
購入したその日のうちにバラバラにされ、翌日刻印依頼のためにメインフレームのみお店へ預けられました。
コクサイのM10 2インチ(下)では、右側のサイドプレートに入れたので、M13ではメインフレームの左側に小さめのモノグラムを入れてもらいました。
今回は3ヶ月も待たされてしまい、気の長い管理人も流石に待ちくたびれました…。
しかしこのモノグラム、S&Wの常で同じ種類の銃でも右側にあったり左側にあったりするんですが、何か理由とかルールでもあるんですかね…。
グリップはS&W純正のサービスサイズです。
グリップアダプターが同梱されていましたが、無い方がミリタリーポリスらしいプレーンさが味わえるので付けていません。
制服警官の良き相棒と云う風情が漂っています。
元箱にはM10とありますがご安心ください(笑)。
バレルの357 MAGNUM刻印と長めのシリンダーにて堂々とM13(or M65)を名乗れます。
元箱のM10標記は、まあ何かの勘違いということで…。
これはGW中の浅草ブラックホールで入手しました。
購入したその日のうちにバラバラにされ、翌日刻印依頼のためにメインフレームのみお店へ預けられました。
コクサイのM10 2インチ(下)では、右側のサイドプレートに入れたので、M13ではメインフレームの左側に小さめのモノグラムを入れてもらいました。
今回は3ヶ月も待たされてしまい、気の長い管理人も流石に待ちくたびれました…。
しかしこのモノグラム、S&Wの常で同じ種類の銃でも右側にあったり左側にあったりするんですが、何か理由とかルールでもあるんですかね…。
グリップはS&W純正のサービスサイズです。
グリップアダプターが同梱されていましたが、無い方がミリタリーポリスらしいプレーンさが味わえるので付けていません。
制服警官の良き相棒と云う風情が漂っています。
2016年10月01日
KSCガスガン AKS74Uクリンコフ 前編
KSCのガスブローバックガン、AKS74U、通称クリンコフ(以下クリ坊)の前編です。
夏のイベント、KSC展示販売会にて売り子をしていた社長さんから直々に購入しました(笑)。
AK系のトイガンは初体験でしたが、西側の銃にはないそのゴツゴツ感がとても新鮮です。
クリ坊に初めて心をときめかしたのは、その昔ソ連崩壊直前のクーデター阻止で脚光を浴びたエリツィン氏の護衛がスーツ姿でこのクリ坊を携えているのをテレビニュースで見た時です。
加えて管理人の属性がショーティ萌えと云うこともあり(爆)クリ坊は昔から憎からず思っていました。
随分前にタニオコバからガスブローバックが制作発表されたんですが、試作品までできていたのに何時の間にかお蔵入りになっちゃいましたね…。
それから幾年月、3年ほど前にKSCから制作発表があり、今回直売イベントでやっとこさ手にすることができました。
しかし、あの長大なAKライフルがここまでコンパクトになるとは…。
特にマガジンを外すとそれが際立ちます。
またクリ坊ならではのギミックもあります。
ワンタッチでカパーンとチップアップするレシーバーカバー。
これは楽しいし、実際BB弾がレシーバー内でバラけたとき(時々あります…)などは、すかさずカバーを開けて銃を下に向けて振れば簡単にBB弾を排除できます。
しかしBB弾が3~4個レシーバーの中で踊っていても、まったく作動に影響しないAKってやっぱり凄い…。
M4ではこうは行かないでしょうね。
KSCのクリ坊は良くできてるんですが、ちょっと綺麗すぎますね。
上品な艶消し黒の外装は掌でゴシゴシして、手の油で(爆)軽くウェザリングしました。
あとは下の実銃の写真のようなレシーバーのスポット溶接痕がまったく再現されていないので、AKの荒々しさが薄まりスッキリして見えてしまうようです。
スポット溶接痕をどう再現してやろうかと思案の結果、ルーターの先に粗目のペーパーを貼り付けて、アルミのレシーバーを円形に少しザグってやることにしました。
失敗しても良いように、まずは普段はセレクターに隠れて見えないところで試しザグり…。
白いプラバンは、回転軸安定用の治具です。
まあまあ上手くいったので、本番でザグりを入れました。
右側に5か所と…。
左側に2か所。
昔いた会社での溶接の現場実習を思い出しながら…(爆)。
そしてクリ坊のリアサイトはノッチが細かすぎて老眼で狙うのが非常に困難なので、ダットサイトが付けられるレールの装着を検討することに。
オリジナルのスタイルはあまり崩したくなかったのでハンドガードのレールシステム化は見送り、Vショーでサイドマウントのレールを仕入れてきました。
が、しかし…(ガ~ン)。
後編に続きます。
夏のイベント、KSC展示販売会にて売り子をしていた社長さんから直々に購入しました(笑)。
AK系のトイガンは初体験でしたが、西側の銃にはないそのゴツゴツ感がとても新鮮です。
クリ坊に初めて心をときめかしたのは、その昔ソ連崩壊直前のクーデター阻止で脚光を浴びたエリツィン氏の護衛がスーツ姿でこのクリ坊を携えているのをテレビニュースで見た時です。
加えて管理人の属性がショーティ萌えと云うこともあり(爆)クリ坊は昔から憎からず思っていました。
随分前にタニオコバからガスブローバックが制作発表されたんですが、試作品までできていたのに何時の間にかお蔵入りになっちゃいましたね…。
それから幾年月、3年ほど前にKSCから制作発表があり、今回直売イベントでやっとこさ手にすることができました。
しかし、あの長大なAKライフルがここまでコンパクトになるとは…。
特にマガジンを外すとそれが際立ちます。
またクリ坊ならではのギミックもあります。
ワンタッチでカパーンとチップアップするレシーバーカバー。
これは楽しいし、実際BB弾がレシーバー内でバラけたとき(時々あります…)などは、すかさずカバーを開けて銃を下に向けて振れば簡単にBB弾を排除できます。
しかしBB弾が3~4個レシーバーの中で踊っていても、まったく作動に影響しないAKってやっぱり凄い…。
M4ではこうは行かないでしょうね。
KSCのクリ坊は良くできてるんですが、ちょっと綺麗すぎますね。
上品な艶消し黒の外装は掌でゴシゴシして、手の油で(爆)軽くウェザリングしました。
あとは下の実銃の写真のようなレシーバーのスポット溶接痕がまったく再現されていないので、AKの荒々しさが薄まりスッキリして見えてしまうようです。
スポット溶接痕をどう再現してやろうかと思案の結果、ルーターの先に粗目のペーパーを貼り付けて、アルミのレシーバーを円形に少しザグってやることにしました。
失敗しても良いように、まずは普段はセレクターに隠れて見えないところで試しザグり…。
白いプラバンは、回転軸安定用の治具です。
まあまあ上手くいったので、本番でザグりを入れました。
右側に5か所と…。
左側に2か所。
昔いた会社での溶接の現場実習を思い出しながら…(爆)。
そしてクリ坊のリアサイトはノッチが細かすぎて老眼で狙うのが非常に困難なので、ダットサイトが付けられるレールの装着を検討することに。
オリジナルのスタイルはあまり崩したくなかったのでハンドガードのレールシステム化は見送り、Vショーでサイドマウントのレールを仕入れてきました。
が、しかし…(ガ~ン)。
後編に続きます。