2017年12月24日
本日の獲物: 自分へのクリスマスプレゼント…
メリークリスマス!(爆)皆さん如何お過ごしでしょうか?
特にプレゼントを貰う予定も無い管理人ですが(涙)、年末にかけて気になる商品を5点ほど発見しましたので、いつも頑張っている自分へポチってあげました…(号泣)。
その1:
いつも覗いているリサイクルショップのHPで発見した、コクサイのブローニングM1910。
ここのHPは時々とんでもない掘り出し物が出品されるのですが、何時も瞬時に売れてしまうのが常でした。
しかし今回はタイミングが良かったのか、無事にポチることができました。
本体、箱、付属品ともコンディションは素晴らしく、たぶん誰の手にも触れられずに永年何処かの倉庫に眠っていたんじゃないでしょうか。
7K+税だったので、ほぼ定価(¥7800)と同じですね。
コクサイのM1910は死ぬまでに手に入れておきたい(爆)モデルガンの一つだったのでトイガンの神様に感謝です。
難点は、長年ビニール袋に包まれていたのか、本体のめっきにビニールの模様がプリントされちゃっていることです。
まるでダマスカス模様(笑)ですが、これは黒めっきを落としてシルバー仕上げにする予定です。
その2:
次は(後日)同じ店から購入した、ビアンキのアップサイドダウンタイプの#9Rショルダーホルスター。
アップサイドダウンは持っていなかったので、どんな物だか興味がありました。
4K+税と安かったので、ウチに到着するまでちょっと程度が心配でしたが…。
ところが手にしてみると、コーションシールは残っているは、ストラップのゴムはピンピンだわで程度良好でした。
Kフレやディテクティブなどのスナブノーズにマッチするホルスターですが、めっちゃ抜きにくいですね…(笑)。
6~70年代の刑事を気取るには欠かせないアイテムで、ちょっとスーツの下に忍ばせたいと云ういけない思いが頭をよぎります。
その3:
また別の中古トイガン専門のお店のHPで発見したデトニクス用のパックマイヤーです。
4K+税でしたが、珍しいので即ゲット。
マルイデトはグリップに140g(全重量642g)もの錘が仕込まれており、社外グリップに交換すると重量の低下は避けられません。
しかしパックマイヤーには鉄板が仕込まれており、さらに鉛板をプラスすることでノーマル比-40gまで肉薄させられました。
あ、スクリューを秤に乗せ忘れた…。
その4:
上と同じ店でNフレームラウンドバッド用のパックマイヤーのラバグリも発見。
Nフレのラウンド用って結構珍しいし、安かった(3K+税)のでポチりました。
いつかは買うであろうコヤツに付けることを夢見て…。
その5:
昨日リサイクルショップで買ったばっかりの大昔にコクサイが出していたビアンキ(風?コクサイオリジナルかも?)のヒップホルスターです。
2K+税でしたが、皮が厚くて、実物の様に造りが良いです。
Kフレームのスナブノーズ用ですが、適度にヤレた感じが堪りません…。
今年はこれが最終の記事となります。
良いお年を~。
特にプレゼントを貰う予定も無い管理人ですが(涙)、年末にかけて気になる商品を5点ほど発見しましたので、いつも頑張っている自分へポチってあげました…(号泣)。
その1:
いつも覗いているリサイクルショップのHPで発見した、コクサイのブローニングM1910。
ここのHPは時々とんでもない掘り出し物が出品されるのですが、何時も瞬時に売れてしまうのが常でした。
しかし今回はタイミングが良かったのか、無事にポチることができました。
本体、箱、付属品ともコンディションは素晴らしく、たぶん誰の手にも触れられずに永年何処かの倉庫に眠っていたんじゃないでしょうか。
7K+税だったので、ほぼ定価(¥7800)と同じですね。
コクサイのM1910は死ぬまでに手に入れておきたい(爆)モデルガンの一つだったのでトイガンの神様に感謝です。
難点は、長年ビニール袋に包まれていたのか、本体のめっきにビニールの模様がプリントされちゃっていることです。
まるでダマスカス模様(笑)ですが、これは黒めっきを落としてシルバー仕上げにする予定です。
その2:
次は(後日)同じ店から購入した、ビアンキのアップサイドダウンタイプの#9Rショルダーホルスター。
アップサイドダウンは持っていなかったので、どんな物だか興味がありました。
4K+税と安かったので、ウチに到着するまでちょっと程度が心配でしたが…。
ところが手にしてみると、コーションシールは残っているは、ストラップのゴムはピンピンだわで程度良好でした。
Kフレやディテクティブなどのスナブノーズにマッチするホルスターですが、めっちゃ抜きにくいですね…(笑)。
6~70年代の刑事を気取るには欠かせないアイテムで、ちょっとスーツの下に忍ばせたいと云ういけない思いが頭をよぎります。
その3:
また別の中古トイガン専門のお店のHPで発見したデトニクス用のパックマイヤーです。
4K+税でしたが、珍しいので即ゲット。
マルイデトはグリップに140g(全重量642g)もの錘が仕込まれており、社外グリップに交換すると重量の低下は避けられません。
しかしパックマイヤーには鉄板が仕込まれており、さらに鉛板をプラスすることでノーマル比-40gまで肉薄させられました。
あ、スクリューを秤に乗せ忘れた…。
その4:
上と同じ店でNフレームラウンドバッド用のパックマイヤーのラバグリも発見。
Nフレのラウンド用って結構珍しいし、安かった(3K+税)のでポチりました。
いつかは買うであろうコヤツに付けることを夢見て…。
その5:
昨日リサイクルショップで買ったばっかりの大昔にコクサイが出していたビアンキ(風?コクサイオリジナルかも?)のヒップホルスターです。
2K+税でしたが、皮が厚くて、実物の様に造りが良いです。
Kフレームのスナブノーズ用ですが、適度にヤレた感じが堪りません…。
今年はこれが最終の記事となります。
良いお年を~。
2017年12月20日
対決! デトニクス.45 コンバットマスター モデルガン対ガスブローバック 後編
対決! デトニクス.45 コンバットマスター MGCモデルガン対マルイガスブローバックガン 後編です。
前編はこちら。
小ガバに似合うコンシールド対応ホルスターを引っ張り出してみました。
左がイーストAのベルトスライド、右がフォーブスのパドルタイプをサブコンパクトに似合うようにカットしたものです。
カットする前のフォーブスは、それはそれはパッとしない風体でした…。
左がガルコのサムブレイクで、ビジュアル的にもっともイカしています。
右はミルトスパークスのインサイドパンツで、デトの得意とするコンシールド用途に最も合っているホルスターです。
日本のメディアで初めてデトが紹介されたのは、GUN誌1977年9月号のイチロー永田氏の記事だと思います。
「今月の表紙」の解説に表紙のデトは実物大との言及がありましたので、マルイデトを乗せてみました。
大きさがピッタリ一致したので、マルイデトは実物大と云うことですね。
記事のデトは、ブルー仕上げの初期型です。
(表紙のデトは、記事中のデトとは細部の異なる別のタイプです)
この頃のデトは、フルサイズの1911をカットしての手造りだったようです。
スライドのセレーションは斜めで、メインスプリングハウジングはフルサイズのアーチ型の流用みたいですね。
初めて目にするカットオフガバに、中学生だった管理人は違和感と共にキワ物っぽい印象を受けたのを覚えています。
バレルも一体成型ではなくノーマルのバレルにブッシングを圧入してコーンバレルとした構造で、案の定数発も撃たないうちにブッシングが飛び出してしまいました。
この事件でデトに対して違和感とキワ物感に加え、ジャンク感もプラスされました(笑)。
GUN誌でのデトと云えば、この方々も外すわけにはいきません…。
1979年8月号のSFPDの名物刑事二人組、ダン・ブルワーとビル・ラングロイの記事。
警察官にもかかわらず映画俳優並みにキャラの立った二人に、アメリカのお巡りさんはスゴイな~と子供心に感心したっけ…。
そんなコンビの一人、ビルが覆面捜査の時にデトをちん〇の前にキャリーしており、それを見て衝撃を受けました(笑)。
そしてバカ中学生だった管理人は、これはきっとち〇こプロテクターを兼ねているに違いないと思ったものです…。
でもこの状態で走ったりすると銃が振り子のように〇んこに打ち付けられるんじゃ…、と余計な心配をするのは管理人だけでしょうか?(爆)
MGCのグリップフレームをリアルサイズに短縮してみたい気もしますが、メインスプリングの力がかかる部分なので容易ではないでしょうね。
前編はこちら。
小ガバに似合うコンシールド対応ホルスターを引っ張り出してみました。
左がイーストAのベルトスライド、右がフォーブスのパドルタイプをサブコンパクトに似合うようにカットしたものです。
カットする前のフォーブスは、それはそれはパッとしない風体でした…。
左がガルコのサムブレイクで、ビジュアル的にもっともイカしています。
右はミルトスパークスのインサイドパンツで、デトの得意とするコンシールド用途に最も合っているホルスターです。
日本のメディアで初めてデトが紹介されたのは、GUN誌1977年9月号のイチロー永田氏の記事だと思います。
「今月の表紙」の解説に表紙のデトは実物大との言及がありましたので、マルイデトを乗せてみました。
大きさがピッタリ一致したので、マルイデトは実物大と云うことですね。
記事のデトは、ブルー仕上げの初期型です。
(表紙のデトは、記事中のデトとは細部の異なる別のタイプです)
この頃のデトは、フルサイズの1911をカットしての手造りだったようです。
スライドのセレーションは斜めで、メインスプリングハウジングはフルサイズのアーチ型の流用みたいですね。
初めて目にするカットオフガバに、中学生だった管理人は違和感と共にキワ物っぽい印象を受けたのを覚えています。
バレルも一体成型ではなくノーマルのバレルにブッシングを圧入してコーンバレルとした構造で、案の定数発も撃たないうちにブッシングが飛び出してしまいました。
この事件でデトに対して違和感とキワ物感に加え、ジャンク感もプラスされました(笑)。
GUN誌でのデトと云えば、この方々も外すわけにはいきません…。
1979年8月号のSFPDの名物刑事二人組、ダン・ブルワーとビル・ラングロイの記事。
警察官にもかかわらず映画俳優並みにキャラの立った二人に、アメリカのお巡りさんはスゴイな~と子供心に感心したっけ…。
そんなコンビの一人、ビルが覆面捜査の時にデトをちん〇の前にキャリーしており、それを見て衝撃を受けました(笑)。
そしてバカ中学生だった管理人は、これはきっとち〇こプロテクターを兼ねているに違いないと思ったものです…。
でもこの状態で走ったりすると銃が振り子のように〇んこに打ち付けられるんじゃ…、と余計な心配をするのは管理人だけでしょうか?(爆)
MGCのグリップフレームをリアルサイズに短縮してみたい気もしますが、メインスプリングの力がかかる部分なので容易ではないでしょうね。
2017年12月09日
乗ってみた、ヤマハPAS CITY-S5
ヤマハの電動アシスト自転車PAS CITY-S5です。
連れの通勤用に購入しました。
初めての電動アシスト自転車(以下電アシ)購入にあたり色々調べたんですが、やはり電アシの先駆者ヤマハのPASだろうという結論に達し、内装5段変速で軽快なフォルムのCITY-S5を選択しました。
まあ、管理人的にパナソニックやブリジストンよりもヤマハというネームバリューに惹かれた訳ですが…。
ヤマハの自転車と云うとPASが有名ですが、それより遥か昔の70年代にクッションサイクルの名称でサス付きの各種自転車を展開していました。
モトバイクは有名ですね、管理人も憧れてました…。
それ以外にもモノクロスタイプのリアサスを装備したサイクリング車やママチャリも販売していました。
クソ重そうですが(笑)、このとき培った自転車技術が今に繋がるPASのバックボーンになっているのでしょうね。
閑話休題、メーターの各種情報は充実しており、スピード(km/h)、バッテリー残量(%)、残り走行可能距離(km)、時計などが表示できます。
無い物ねだりで、走行距離の分かるトリップメーターがあると完璧なんですが、まあこれは汎用品の後付けで対応できますね。
走行モードは強、標準、ECOの3種類あり、強モードでペダルを強目に踏み込むと非常にパワフルな出足です。
慣れてないとちょっと焦るレベル…(汗)。
乗り慣れてくると普段は標準モードにセットして、トップギアに入れっぱなしでほとんど事足りることが分かりました。
しかし電アシは24km/hまでしかアシストをしないので(メーターも27km/hまでしか表示しません)それ以上スピードを出しても単なる重い自転車なのでとても疲れます…。
自重が25.4kgあるので仕方ないですけどね…。
あと急坂ですが、これがちょっと期待外れでもっと余裕で登っていくと思ったんですが、思ったよりは漕がないとダメでした…。
でも、ヤマハ自慢の3センサー(スピード、トルク、クランク回転)のおかげか急坂の途中からの発進はとてもスムーズでしたけど。
電アシは基本、スピードを出すよりもトルクを生かして街中を軽快に駆け回る用途に適していると思います。
そこのところは、クルマのハイブリッド車にも共通するところがありますね。
その特性が理解できると、お店のはしごなど街中のちょこまか走りは最強と感じました。
スクーターも良いですが、ヘルメットの着用や自転車よりは厳しい交通法規もありますので、基本何処にでも入って行けて坂道も苦にしない電アシの方が機動性は高いですね。
バッテリーはリチウムイオンで、容量は12.3Ahです。
通勤に片道20分(途中に坂あり)で2週間乗って、バッテリー残量30%だそうです。
電アシは長時間乗ってもやはり通常の自転車と比べて疲労感が違います。
スピード派には向いていませんが、フル充電で60~70kmは走るみたいなので、そのうちのんびりと遠出してみたいですね。
連れの通勤用に購入しました。
初めての電動アシスト自転車(以下電アシ)購入にあたり色々調べたんですが、やはり電アシの先駆者ヤマハのPASだろうという結論に達し、内装5段変速で軽快なフォルムのCITY-S5を選択しました。
まあ、管理人的にパナソニックやブリジストンよりもヤマハというネームバリューに惹かれた訳ですが…。
ヤマハの自転車と云うとPASが有名ですが、それより遥か昔の70年代にクッションサイクルの名称でサス付きの各種自転車を展開していました。
モトバイクは有名ですね、管理人も憧れてました…。
それ以外にもモノクロスタイプのリアサスを装備したサイクリング車やママチャリも販売していました。
クソ重そうですが(笑)、このとき培った自転車技術が今に繋がるPASのバックボーンになっているのでしょうね。
閑話休題、メーターの各種情報は充実しており、スピード(km/h)、バッテリー残量(%)、残り走行可能距離(km)、時計などが表示できます。
無い物ねだりで、走行距離の分かるトリップメーターがあると完璧なんですが、まあこれは汎用品の後付けで対応できますね。
走行モードは強、標準、ECOの3種類あり、強モードでペダルを強目に踏み込むと非常にパワフルな出足です。
慣れてないとちょっと焦るレベル…(汗)。
乗り慣れてくると普段は標準モードにセットして、トップギアに入れっぱなしでほとんど事足りることが分かりました。
しかし電アシは24km/hまでしかアシストをしないので(メーターも27km/hまでしか表示しません)それ以上スピードを出しても単なる重い自転車なのでとても疲れます…。
自重が25.4kgあるので仕方ないですけどね…。
あと急坂ですが、これがちょっと期待外れでもっと余裕で登っていくと思ったんですが、思ったよりは漕がないとダメでした…。
でも、ヤマハ自慢の3センサー(スピード、トルク、クランク回転)のおかげか急坂の途中からの発進はとてもスムーズでしたけど。
電アシは基本、スピードを出すよりもトルクを生かして街中を軽快に駆け回る用途に適していると思います。
そこのところは、クルマのハイブリッド車にも共通するところがありますね。
その特性が理解できると、お店のはしごなど街中のちょこまか走りは最強と感じました。
スクーターも良いですが、ヘルメットの着用や自転車よりは厳しい交通法規もありますので、基本何処にでも入って行けて坂道も苦にしない電アシの方が機動性は高いですね。
バッテリーはリチウムイオンで、容量は12.3Ahです。
通勤に片道20分(途中に坂あり)で2週間乗って、バッテリー残量30%だそうです。
電アシは長時間乗ってもやはり通常の自転車と比べて疲労感が違います。
スピード派には向いていませんが、フル充電で60~70kmは走るみたいなので、そのうちのんびりと遠出してみたいですね。
2017年12月01日
ハドソンモデルガン デザートイーグルMkⅠ 44マグナム 後編
ハドソンのモデルガン、IMIデザートイーグル Mk I 44マグナムの後編です。
前編はこちら。
右のオールブラックの方は、以前紹介した50AEバージョンのMk XIXです。
並べてみると、スライドのセレーション前部周辺の形状が異なっており、44マグナムと50AEでしっかりと造り分けられていることが分かります。
持ち比べると、バレルに重りを仕込んだにも拘らずMk Iの方が軽く感じました。
実際測ってみても一目瞭然、Mk XIXの方が圧倒的に重いです。
理由は、Mk XIX(右)のバレルとスライドがよりボリュームのある形状となっている為ですね。
使用するアモが44レミントンマグナムよりサイズ、圧力、加えて威力も強大な50AE(アクションエクスプレス)カートリッジに耐える為のボリュームアップです。
実銃のMk I 以降の44マグナム仕様は、バレルの筐体が50AEと共通とされたため、ボア径が小さい分逆にMk XIXより重くなっているようです。
同様にチャンバー側もMk XIXが一回り径が大きいです。
チャンバー後端は、形だけですがロッキングリセスが再現されていますね。
マガジンの厚みは同じですが、カートリッジの径に合わせて側面のリブで内部を絞っています。
左が44マグナム、右が50AEです。
DEの44マグナムと50AE仕様は、カートリッジの太さが異なるのにボルトは共通となっています。
これは実銃でも同じですが、何故かと云えば…。
50AEカートリッジのリム径を44マグナムと同じとすることで、ボルトの共用化を実現しています。
ハドソン純正の発火カートリッジ(左列)でもそれは再現されており、44マグナム(上)と50AE(下)のリム径は同サイズです。
右列はリアルサイズのダミーカートで、上がリムドケースの44レミントンマグナム、下がリベイテッドリムの50AEです。
なので現在の実銃DEは、44マグナム仕様でもバレルとマガジンを差し替えれば50AEが射撃可能と云うことが売りになっています。
しかし初期型のMk I では44マグナム専用のナローバレルおよびスライドになっているので、マッシブな50AEのバレルは取り付けられません(下)。
逆パターンのMk XIX(上)には、44マグナムのバレルがすんなり装着可能です。
フレームは共通ですので、下からの眺めはほぼ一緒です。
実銃のDEは一番最初に357マグナム仕様が発売されましたが、最終的に50AEまで対応できるようにサイズに余裕をもって設計されたことが伺えます。
今更ですが、ブローバック仕様以外にもダミーカート仕様にも挑戦して欲しかったですねぇ。
回転してリアルにロッキングするボルトだったらと思うとわくわくが止まりません…。
でも、これだけ特殊な構造の大型モデルガンをソツなく製品化できたのは、やはりハドソンの非凡な技術力があってこそだと思います。
それを踏まえて、ハドソンにはウィルディ、グリズリーとかクーナン等の変態系マグナムオートにも是非行って欲しかったですね…(爆)。
前編はこちら。
右のオールブラックの方は、以前紹介した50AEバージョンのMk XIXです。
並べてみると、スライドのセレーション前部周辺の形状が異なっており、44マグナムと50AEでしっかりと造り分けられていることが分かります。
持ち比べると、バレルに重りを仕込んだにも拘らずMk Iの方が軽く感じました。
実際測ってみても一目瞭然、Mk XIXの方が圧倒的に重いです。
理由は、Mk XIX(右)のバレルとスライドがよりボリュームのある形状となっている為ですね。
使用するアモが44レミントンマグナムよりサイズ、圧力、加えて威力も強大な50AE(アクションエクスプレス)カートリッジに耐える為のボリュームアップです。
実銃のMk I 以降の44マグナム仕様は、バレルの筐体が50AEと共通とされたため、ボア径が小さい分逆にMk XIXより重くなっているようです。
同様にチャンバー側もMk XIXが一回り径が大きいです。
チャンバー後端は、形だけですがロッキングリセスが再現されていますね。
マガジンの厚みは同じですが、カートリッジの径に合わせて側面のリブで内部を絞っています。
左が44マグナム、右が50AEです。
DEの44マグナムと50AE仕様は、カートリッジの太さが異なるのにボルトは共通となっています。
これは実銃でも同じですが、何故かと云えば…。
50AEカートリッジのリム径を44マグナムと同じとすることで、ボルトの共用化を実現しています。
ハドソン純正の発火カートリッジ(左列)でもそれは再現されており、44マグナム(上)と50AE(下)のリム径は同サイズです。
右列はリアルサイズのダミーカートで、上がリムドケースの44レミントンマグナム、下がリベイテッドリムの50AEです。
なので現在の実銃DEは、44マグナム仕様でもバレルとマガジンを差し替えれば50AEが射撃可能と云うことが売りになっています。
しかし初期型のMk I では44マグナム専用のナローバレルおよびスライドになっているので、マッシブな50AEのバレルは取り付けられません(下)。
逆パターンのMk XIX(上)には、44マグナムのバレルがすんなり装着可能です。
フレームは共通ですので、下からの眺めはほぼ一緒です。
実銃のDEは一番最初に357マグナム仕様が発売されましたが、最終的に50AEまで対応できるようにサイズに余裕をもって設計されたことが伺えます。
今更ですが、ブローバック仕様以外にもダミーカート仕様にも挑戦して欲しかったですねぇ。
回転してリアルにロッキングするボルトだったらと思うとわくわくが止まりません…。
でも、これだけ特殊な構造の大型モデルガンをソツなく製品化できたのは、やはりハドソンの非凡な技術力があってこそだと思います。
それを踏まえて、ハドソンにはウィルディ、グリズリーとかクーナン等の変態系マグナムオートにも是非行って欲しかったですね…(爆)。