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2024年01月20日

本日の獲物(2024’ 新春竹芝ブラックホール2024/1/6&第104回ビクトリーショー2024/1/13)

2024年1月6日に開催された2024’ 新春竹芝ブラックホールに行ってきました。
会場は例によって東京都立産業貿易センター浜松町館の2階です。
10:30開場の30分前に到着、BHは寒さ知らずの快適な屋内ロビーで開場まで待機できるので助かります。


会場をぐるっと回ってもコレと云うものは無く、タニコバブースで見つけたハドソントカレフのバレルを0.5Kにて。
(御大から直接お釣りをいただきました…)
そのあとは、例によって発火ブースでGM7を華麗に5連射。
14時からのオークションに出品される商品を確認しましたが、特に気になるものもなかったのでそのまま帰路につきました。


そして1月16、17日に開催された第104回ビクトリーショーにも16日に行ってきました。
会場はBHと同じく東京都立産業貿易センター浜松町館の3、4階です。
10:30開場ですが、例によってランチ後の12:30頃に余裕をこいて会場入り。
まあ経験上、珍品は逃げやしないので…。


まずは4階のテーブル下からサーチすると出てきたのがマルシンのグロック21デュアルマキシ用のスペアマガジンで、1.5K。
本体には中々出会えませんが、こちらは取り敢えず押さえておきました。


最近気になっていたゼータ6というメーカーのラバー製スピードローダーで、これはチーフ用です。
新品で2.6Kでした。


手頃な価格でガバ系のパーツを数多く置いていたブースで、WAマグナのシリーズ70用ステンレスアウターバレルが300円。


そして同じブースで(売主さんは違いましたが…)あのエドブラウン製のパートリッジフロントサイトを発見。
固定用のロールピン付き、もちろんモノホンで2Kでした。
何に付けたろかな~。


むげんブースに展示されていたZEKEのモデル19 4インチをお触りさせていただきました。
(画像はHPより拝借)
実銃にはないワイドトリガー / ハンマーが装着されていますが、これは70年代のGUN誌の表紙にインスパイアされたとの事。
つまり当時ライターで所有者だったイチローナガタ スペシャルと云うことになりますね。
試作品とのことですが、こだわりのディテール、精度は高く操作も滑らかでコクサイ製との格の違いを肌で感じました。
管理人的にトリガーガート上前方のラインに僅かに違和感を覚えましたが、想定価格(200K程だとか)はリーズナブルと感じます。


そして3階に降りて帰り際に見つけたのがウィンドラスのM7バヨネットで13K。
近頃中々見かけない上、程度も良かったので買っちゃいました。


昼頃は晴れていたのに帰る頃には何故か夏の嵐のような横殴りの雨になっていた浜松町(汗)。
天上の遊歩道のおかげで駅までほとんど濡れずに済んだのは幸いでした。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)日常買ってみた

2024年01月10日

タナカモデルガン 三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュ 後編

タナカのモデルガン、三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュ後編です。
前編はこちら


フリップアップタイプのリアサイトは、ショートバレル化に併せて小振りなものに変えられています。
バレルが300㎜短縮されたことによる影響なんでしょうが、低伸性はそれなりに悪化しているようです。


バットプレートは芸術的な三次曲面を描く手間のかかった初期型を再現。


ストックは実物同様の上下合わせタイプです。
実銃では上下はアリミゾで結合されていますが、流石のタナカでも接着で済ませています。
結合加工が精緻過ぎて横から見た結合線が分かりにくいですが、目を凝らすと確かに木目の方向が違います。


レシーバー後部のラッチ操作により秒でボルトを引き抜くことができます。
ボルト右側のエキストラクターを兼ねたばね性のある長いプレートはボルトのガタ取りの機能も備えていて、操作感の向上に貢献しています。
惜しいのはラッチ用リーフスプリングを留めている無粋なねじで、これは実銃にはないものなのでちょっと残念。


前端の2つのロッキングラグでがっちりレシーバーと締結されるボルト。
(後ろにあるもう一つのラグはレールガイド用)
仮にその2つのラグが破損しても、レシーバーの後端でハンドル部分をガッチリ受け止めているのでボルトが射手を目掛けてブローバック(!)してくることはありません。
そしてタナカのボルトは強度も十分で仕上げも手抜き無し。


ボルトエンドに刻まれたゴージャスなローレット加工ですが、三八式の場合はダテではありません。
この部分は安全子(マニュアルセフティ)となっており、掌で30°ほど押し回す時のすべり止めとして機能します。
同様のボルトエンドを持つ南部式自動拳銃 大型乙(CAWモデルガン)と。


トリガーガードは九九式の鉄板プレス製と違い、端正かつ優美なラインを描く削り出しタイプ。
管理人的に萌えポイントです。


トリガーガード前端に仕込まれたラッチを押してやると、弾倉部下のカバーがカパーンとリリースされます。
こんな操作もいちいち楽しい。


残念ながらさく杖は先端がねじこんであるだけのダミー。
反面、マズルのクラウンなどは後加工で丁寧に面取りされています。


プロポーション的には、ハンドガードの真ん中あたりが少しポッチャリ気味なのが気になると云えば気になるポイント…。
あと、ハンドガードから先のバレルが僅かに長い印象ですが、リアルサイズの銃剣が付かないようにするための配慮という噂も。
旧軍のサービスピストル達(九四式自動拳銃:HWSモデルガン十四年式自動拳銃:ハドソンモデルガン)と。


小柄でメカメカしく、操作も楽しいのでついつい手に取って愛でてしまう管理人…(汗)。
常に部屋の片隅に(こっそりと…)立て掛けて置きたくなる、そんな味わい深い一本です。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンタナカ

2024年01月01日

タナカモデルガン 三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュ 前編

明けましておめでとうございます。
年の初めはタナカのモデルガン、三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュの前編です。
旧軍の正式名は騎銃らしいですが、機銃と紛らわしいので騎兵銃と呼ばれることもあったとか。


金属外装のモデルガンで、金属部はグレースチールフィニッシュと呼ばれるダークシルバーのめっき仕上げです。
屋外ではかなりシルバーっぽく映りますが、屋内だともう少し黒ずんで見えます。
その表面仕上げが「実物っぽいか?」と問われると言葉に詰まりますが、仕上げの丁重さも相まって工芸品の様な佇まい。
良く研磨された金属部には上品なヘアラインが残されており、その如何にも「手仕上げしました!」的なテイストに所有欲が満たされます。


ボルトアクションライフルのモデルガンを持っていなかったので、タナカのアリサカ系とKar98kは常々出物がないかサーチしておりました。
アリサカ系の希望としてはコストダウンされた九九式よりは製造に手間のかかっている三八式、そしてショーティ好きの管理人としては竹やりのように長い歩兵銃よりは短い騎兵銃。
仕上げの良いビンテージブルーフィニッシュかグレースチールフィニッシュだったら文句なし…。


ある日、そんなわがままな条件をすべて満たしたブツがオクに登場、特に競り合うこともなく落札できました。
中古でしたが程度は限りなく新品に近く、タナカ純正のスリングが付いていたのも嬉しいポイント。


三八式カービンとも云える騎兵銃。
フルサイズの歩兵銃より300㎜ほど切り詰められ、手の内に収まるサイズ感です。
ライフルのショーティ化(カービン化)の多くはバランスを悪化させますが、もともと三八年式実包が弱装弾っぽかったこともあり騎兵銃は特に問題なかったとか。
ここら辺はM16をショーティ化したM4カービンに通じるものがありますが、フルレングスのM16や歩兵銃は無駄に長かったってことにもなりますね。


カチッとした仕上げと滑らかなアクション、ストリッパークリップによる装填もスムーズそのもの。
本来この状態でボルトを閉鎖するとクリップが弾け飛ぶらしいんですが、結構固くて傷が付くのも何なので試せていません。


5発付属する発火タイプのカートリッジは、6.5x50アリサカ(三八年式実包)の実物大写真に比べると形状がだいぶ違いますね。
むしろ下の7x57マウザーに近い形状です。


左と中央は後日入手した三八年式実包のダミーカート。
意外なことに、中央のように弾頭を5mm程沈めれば(シーティングさせれば)、モデルガンのダミカとして使え、ストリッパークリップによるチャージや装填・排莢もOKです。
(左からオリジナルダミカ、5mmシーティングさせたダミカ、タナカ純正カート)


スピッツァ―(尖鋭)弾頭を持ち、弾頭の長さに比べて薬莢部が短い独特なプロポーションを持つ三八年式実包は、やはりタナカの同梱カートリッジと比べると格段にスマートですね。


三八式はコックオン クロージング(閉鎖時に撃針をコック)なので、モデルガンでもボルトが完全閉鎖する10㎜ぐらい前からグッと手応えが増す感覚が味わえます。


チャンバー上面の菊の御紋と三八式の刻印が良い感じ。
もちろん菊の花びらは自主規制の15枚になっています。
(オリジナルは16枚)
またその両脇のガスベントの小穴も再現。


ベント穴はチャンバー内での異常腔圧発生時に圧力を逃がすためのものですが、タナカの三八式はチャンバーまでリアルに貫通。


過去のロットではレシーバー上面で悪目立ちしていたタナカのマークとSMG刻印は、側面の目立たない箇所に移設されています。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンタナカ