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2023年09月20日

やってみた、エビスサーキット走行会

9月初旬に某団体(若い人多めの…)主催のサーキット走行会に参加してきました。
場所は福島県二本松市の山の中にあるエビスサーキットの東コース。
東北サファリパークの敷地内にあり、山が持つ自然な勾配を生かしたアップダウンやタイトコーナーを有するテクニカルなコース設定が特徴。
まずは8:30に東北サファリパークの入り口で友人たちと待ち合わせ。


朝の四時起きはキツイので前ノリで二本松に宿泊してしまう軟弱な管理人。
泊まった宿にかなり本格的なドライブシミュレーターが設置してあり、エビスの東コースもインストールされているとのことで予習がてら(笑)チャレンジしてみました。
(10分で¥1000と云われたんですが、他に人もいなかったせいか少し多めにプレーさせてくれました)


しかしゲームってヤツは基本的に苦手なので崖から落ちちゃったり(汗)、やってる本人が目が廻ってきちゃったりと云う体たらくで、明日はゆっくり走ろうと心に決めました(笑)。


走行前に集会所でドライバーズミーティングが行われ、主催者から各種注意事項が手際良く伝達されます。
走行する車は20台ほどで、ラップタイム計測にはトランスポンダーが貸与されるので、それをルーフに貼り付けます。


走り込んでやろうなんて気は毛頭ない管理人は、3ラップほど流して(本人はそれになりに必死でしたが…笑)本日の走行は早々に打ち切り。
基本的にサーキットを走るような車じゃないし、やる気満々の方々の邪魔をするのも何なので…。
あとは日陰のあるピットにマイチェアーを広げて、グダ~っと何もしないタイムを満喫しました。
一日中他愛のない会話をしたり、友人のお孫ちゃんの相手をしながらダラダラするのもまた格別です…笑。


隣のピットの911(タイプ991)ターボSは、まさに水を得た魚で異次元の速さを披露。
(いや、ドライバーの方がかなりの手練れだと云うのもあるんですが…)
驚愕のラップタイムを連発し、本籍ヴァイザッハ、ニュルブルクリンク北コース育ちと云う出自をこれでもかと見せつけていました。


でもそれより速い国産車が2台もいたのはさらに驚きでしたけど。
(うちのクルマは、生まれは上州東毛地域、佐野は葛生のオーバルコース育ちです…)


今の若い衆はコスパの悪いクルマなんか興味ない…、とお嘆きのあなた。
いやいや、クルマ好きはいる所にはゴッソリいるみたいです。
しかもみんな速いんで驚きました。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)やってみたクルマネタ

2023年09月10日

虫干しホルスターズ Part 12

ちょっと待て、そのホルスター買う前に深呼吸…
Part 11はこちら

親戚の集まりで蒲田に行った時、ついでに立ち寄ったお店で委託品として販売されているのを発見。
ベレッタM1934用のエイカー#154ヤキスライドで、3K+税でした。


ウエスタンアームズが扱っていた頃の物ですかね。
裏にはS.C.W.(渋谷カスタムワークス?)の刻印があり、WA特注っぽさを匂わせます。


もちろんWA製M1934に対するフィット感は文句なし。
2005年版のガンダイジェストで定価¥8925となっており、他に茶色もあったようです。
ホルスター自体の造りは2ヵ所でリテンション調整出来たりして文句ないのですが、クラシカルなM1934とデザイン的にマッチしているかと問われると微妙な所です…。


今回ヤラかしてしまった一品。
エイカーの#168A フラットサイダーXR13。
米国のLE(法執行機関)にも愛用者が多いらしいベルトスライドホルスターです。
今年GWのVショーで3Kでしたが…。


茶色の色違いを持ってました~(汗)。
このような事態を避けるためにこのカテ(虫干しホルスターズ)をやってたハズなのに…。


エイカーで3K程度だと脊髄反射的に購入してしまう悪い癖。


同じ色でないだけまだ良かったですが…。
ま、色合いがシックなので冠婚葬祭に向いてると云うことでヨシとしますか(嘘)。


同じVショーで見つけたマグポーチ。
ガルコのDMC(ダブルマガジンキャリア)22Bです。


2Kでした。
ワンダーナイン系のマガジンだったら概ねOK。


リテンションを目一杯緩めれば45ACPの2列マグもイケそう。


同日、同じ店で購入したブラックホークのワルサーP99用CQCインサイド ザ パンツホルスター。
珍品と云ってイイかも。


こちらも2K。
専用だけあってフィット感も申し分なし。


P99コンパクトも問題なく収められますが、ちょっと抜きにくそう。


ベルトループが回転するので、ホルスターの角度調整が可能です。
身体側のスライド後部を覆うシャツガードがあり、ドロー時シャツ等に妨げられることを防ぎます。


ホビー系のリサイクルショップで安めの値付けだったため(つい魔が差して…)買ってしまったマイアミ系ショルダーホルスター。


AGI?なるメーカー製で、4K+税でした。
本体の裏側に「A59」とボールペンでメモ書き(!)があり、それを「M59」と読み替えてM459(MGCモデルガン)を入れてみたところピッタリでした(笑)。


実銃用と思われますが、革が薄かったり縫い目が荒っぽかったりで些か貧相に感じます。
久々にやっちまった…、と思った一品。


最後に某店の通販で購入したベータプロジェクト製?FPG(Folding Pocket Gun)用3in1ホルスター。
デッドストック発掘品だそうで、約5Kでした。


アタッチメントが多数同梱されており、それを組替えることで3通りの形態(ショルダー、モールシステム、ドロップレッグ)にセットアップできます。
今回は取り敢えずショルダータイプに組んでみました。


各部の造りはかなりしっかりできており、ベルト類を調整すれば安定した装着が可能です。


そうは云ってもFPGとホルスターの厚みでそれなりに脇の下が嵩張ります。
管理人的にはFPGをキャリーするならこんな大仰なリグを使うより、普通にショルダーバックに入れることを強くお勧めします。


ホルスターからFPGをドローするには、固定ストラップに付いているリングを引くと…。


ストラップを留めているホックが外れて、更に引くとFPGが引き出されます。
絶対普通にショルダーバックから取り出した方が素早くドローできると思います(笑)。


肝心のマグプルPTSのFPGですが、現在あちこちに不具合が発生して中は空っぽだったりします…(涙)。


このホルスター、FPGと同等の大きさのタブレットやラップトップのキャリー用にビジネスシーンで使ってみるのも(ネタとして)イイかも…。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)トイガンパーツホルスター

2023年09月02日

ハドソンモデルガン USライフルCal.30 M1(M1ガーランド) 前編

ハドソンのモデルガン、USライフルCal.30 M1、通称M1ガーランド 前編です。


手の届かない高嶺の花と思っていたハドソンガーランド。
しかし誕生日の二日前にリサイクルショップのHP店舗に出品されているのを発見。


商品紹介欄ではジャンク扱いされていたものの、写真を見る限りでは状態はそれほど悪くなさそう。
取り敢えず買い物かごに放り込んでから小一時間検討を重ねた結果、己の直感を信じセルフ誕生日プレゼント(号泣)としてポチりました。
決済はその日のうちに、そしてモノがモノだけに輸送中の破損も怖いので二日後の誕生日に車で30分ほどの店舗まで直接取りに伺いました。


果たしてお店で対面したガーランドは使用感もなく程度は上々。
ショップとしても、扱い慣れてないモデルガンを売った後でクレームを付けられても困るので予防的にジャンク扱いにしたんでしょうね。
行きつけの模型店でも、モデルガンは「ちゃんと動かない」とクレームを付ける輩がいるので完成品の取扱いはやめて売るのはキットのみにしているそう。


妙なプレミア価格でなかったことも購入動機の一つ。
ハドソン廃業後ガーランドの金型はどうなったか知りませんが、仮にどこか(M社? T社?)から再販されても高くなっちゃって手も足も出ないでしょうね。
付属していたのはハドソン純正のエンブロック クリップ一個(左、以下クリップ)と.30‐06弾(以下06弾)のダミーカート8発。
加えて当時ハドソンでオプションとして扱っていたらしい布製の実物M1スリングと実物クリップ一個も付いていました。


取説が付いてなかったのが残念ですが、当時のハドソン商品一覧ポスターが同梱されていました。
(取説については後日他のHP様からDLさせていただきました…)
ポスターのラインナップ(十四年式がまだN1の時代)から察するに、このガーランドは80年代の比較的初期のロットでしょうか。


前期生産分なのでバレルはスチール製ですね。
後期生産分はアルミ製にされちゃったとか。


去年の正月のBHで実物M1907スリングを入手していたのでさっそく装着。
やはり骨太なガーランドには分厚い革スリングが相応しい…。


こんなこともあろうかと7年ぐらい前のBHで買っていた06弾のダミーカートと実物クリップのセット(中央)。
実物クリップはパーカライジング処理されており、材質の強度も違うのか左端のハドソン純正クリップより装填・排莢の調子が良い印象です。


ダミーカートモデルなのでブローバックを考慮しなくて良いためかリコイルスプリングは強力に設定されており、ボルト操作など非常に手ごたえがあります。
そのため装填時、下手をすると親指を挟んで痛い思いをするのも実銃通り…(笑)。


ボルト解放時のメカメカしい内部構造は見所の一つ。
エンブロック(一括)タイプの装填方法を支える結構複雑なメカニズムです。
購入時オイルっ気がほとんどなかったので各部に工業用のグリースを塗って馴染ませました。
このグリースとスリングの革の入り混じったニオイがまた本物っぽくて何とも…。


映画グラン・トリノで偏屈オヤジのコワルスキーを演じたイーストウッドが、不審者に対処するためガーランドにクリップ装填するシーンがあります。
このワンシーンを観たことも管理人をガーランド購入に走らせた一因ですね。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 05:21Comments(2)モデルガンハドソン

2023年08月20日

お色直し! マルシンモデルガン ベレッタ CQB

怒涛の安直企画、お色直しシリーズ。
今回はマルシンのモデルガン、ベレッタ CQBをお色直し!


数少ない92F系のバリアントとして、まあまあお気に入りのCQBですが…。
グリップをG10に変えたりしたものの、「今一つピリッとしないな~」と思っていたのが正直なところ…。


7年前ぐらいのBHで買っておいたWAの92F用コンペンセイター、TASCOのレプリカです。
ピリッとしないCQBにテコを入れるべく装着を企んでいたものの忽然と神隠し(!)にあってしまい、2年ぐらい家中を探し回りました。
最近「なんでこんな所に…」って所にあったのを発見したので、早速取り付け作業開始!


CQBはショートバレルなのでスライドからのマズルの突き出しが無いため取り付けられません。
なので、フルレングスのシルバー(上)とブラック(中)のバレルを入手。
実際付けてみるとシルバーが案外似合わなかったので、ブラックの方を使いました。


取り付け自体はバレル先端に差し込んで、六角ねじでクランプするだけの簡単なお仕事。
ただしバレルを分解する時はコンプを外さなければなりません。


WAの92F用とのことですが、純正で付いていた物なのか、社外品のカスタムパーツなのかは確認できませんでした。


ガンプロ誌2016年12月号のToshiさんの記事にTASCO製の実物が載ってます。
コンプ自体はアルマイト仕上げのアルミ製で精度が高く、記事の写真と見比べても結構忠実に再現されているようです。


小傷があったので仕上げ直しています。


ついでに今一つ地味だったG10グリップも模様替え。
ブラックにするのも芸がないので、ちょっと趣向を変えてブルーの樹脂染め剤でグラデーション風に…。
正直なところ微妙(爆)。


グリップはマグキャッチの部分にリリーフカットも入れました。
加工のし易すさも含めG10は色々試せるので面白い素材です。
ヘキサ(六角)グリップスクリューもマルイガスブロ用の社外品を加工して付けています。


まあCQB(近接戦闘)を名乗るピストルに、上方にガスを噴き出しちゃうコンプが相応しいかどうかはさて置き…。


見た目タクティカル度数がちょっぴり上がった気がするので良しとしますか(笑)。
  

2023年08月10日

本日の獲物(第103回ビクトリーショー2023/7/30&2023夏まつり竹芝ブラックホール2023/8/6@浜松町)

2023年7月30日に開催された第103回ビクトリーショーに連日の猛暑の中、行ってきました。
会場はいつもの東京都立産業貿易センター浜松町館の3、4階で、10:30からの開場です。
ここは浅草に比べて会場までのアクセスが快適なので助かります。
正午ごろ到着するも20分程屋外テラスで待つことになりましたが、日陰があって風通しも良く意外と涼しかったのは幸いでした。


今回より入場料が100円値上げして600円に。
それでもイベントの規模と内容を考えれば十分リーズナブルですけれど。
そしてまず目に付いたのが、エスエフエル製の9㎜機関拳銃キットで4Kでした。


マルゼンのウージーピストルに被せて9㎜機関拳銃に変身させるレジン製のキットで、たまたま持ってたマルゼンウージーに被せてみました。
完成するとこんなイメージなんでしょうが、ここまで持って行くにはかなりの根性と忍耐力が必要と思われます…(笑)。


そしてシカゴレジメンタルブースのジャンク箱からモーゼル98ライフル用のカートクリップ5個セットを発掘。
別に98ライフル持ってないんですが、いつか買う日を夢見て…。
あとは特にこれと云ったものもなくこの日は撤収。


そして一週間後の2023年8月6日に開催された2023'夏まつり竹芝ブラックホールにも猛暑の中行ってきました。
会場は同じく東京都立産業貿易センター浜松町館の3階で、開場時間(10:30)の45分前くらいに到着するのもいつも通り。
待機場所は屋内なのでそこそこ快適なのもいつも通り…。


タニオコバブースにはいつも通り御大が元気な姿を見せておられました。
(前週のVショーにもお見えになっていました)
御大放出の社外品の珍品カートリッジ(一箱500円)を3箱購入。
CMCのM1カービンのキャップ火薬用カート、コクサイのブローニング380用カート、そしていくつあっても困らないコクサイチーフ用プレスカートをピックアップ。
その後、再販直前のM4A1モデルガンを試射させてもらい、久しぶりに長物の肩に来るキックを堪能しました。


今回のBHはモデルガン主体の濃ゆ~い個人ブースが軒を連ねており、「これぞBH!」の雰囲気を漂わせておりました。
そんな中、燦然と輝いていたKSCキングコブラ4インチのアルティミットシルバーが15K。
奇跡の傷なし極上品で、こんな時は対面で確認できるイベントはありがたいですね。
あとHWのキングコブラが2丁あったんですがどちらも20Kで、希少価値から考えると「値付けが逆でわ?」と思ってしまったのはここだけの話…。


その向かいのブースでコクサイの金属M19未発火を発見。
むむむ…、探していた6インチです。
当初は20Kだったんですが、昼飯から戻って来たら15Kになっていたので即決。
クリアーイエローが塗りたくられて小汚なくなってますが、初期ロットで仕上げ良好の時代のブツみたいです。
最近は金属のレストアにも慣れてきたので出物があれば瞬殺ですね。


そしてトリはその隣のブースにあったコクサイの真鍮めっき時代の未発火パイソン6インチ。
これも元箱に記載された価格を見ると極初期のロットで、仕上げ良好な時代の一品です。
驚いたのは作動がスムーズ(調整済みとのこと…)なことで、価格も25Kだったので即決。
コクサイの純正オプションの木グリが付いていました。


そんなパイソンを包んでくれたのは懐かしの紙袋…。
帰路、リボルバー祭りの結果めっちゃ重くなったカバンを引きずりながら思ったのは「まだまだBHは侮れない…」でした(笑)。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)日常買ってみた

2023年08月01日

東京マルイガスガン 89式5.56㎜小銃 固定銃床型 後編

東京マルイのガスガン、89式5.56㎜小銃の固定銃床型 後編です。
前編はこちら。


力強く大地を踏みしめるバイポッドは89式の大きな特徴であり魅力です。
これを使ったプローンでのフルオート射撃は体験したかった事のひとつで、「買ってよかった~」と思える瞬間(笑)。


そんなバイポッドですが、折り畳むと先端の鋭い鉄の爪でハンドガードの当たるところがキズだらけになるのが難点。
フローリングや畳も傷むので、普段はホームセンターで見つけてきたエストラマー製のキャップを履かせています。


バイポッドは不要って人は、秒で取り外し可能。
これだけで400g弱の軽量化になります。


そして後日同じ店で入手した中古のショート(20連)マガジンを使えば…。


バイポッド外しと20連マガジン装着で見た目、取り回し共3割ほど軽快に(個人の見解です…)。


アイアンサイトだと老眼にはキツイのでMDNの自衛隊制式レプリカの照準補助具(ドットサイト)を久しぶりに行った館林の明和模型で購入。
お店は相変わらず「無いものはナイッシング」状態の怒涛の品揃えでした。


本体はかなり忠実に実物を模しており、ステッカーなども拘って作られています。
(初期のステッカーは忠実過ぎて某所からお叱りを受けちゃったとか…)
ですが肝心のドット性能は二の次なのか、滲みがひどいですね。


固定方法は特許に触れるためか実物と異なっており、2ヵ所の締め付けノブは磁石で付くだけのダミーになっています。
磁石自体は結構強力ですが、紛失を考えると普段は外しておいた方が身のためかも。


ドットサイトも付けたので試し撃ち。
キックはかなりの物で、キックの王者(笑)WEのSCAR-Lにも負けてません。
そして天下のマルイだけに各モードの集弾性も良好です。
(5.3mですが、ご参考まで…)
フルオートのサイクルも実銃の650発/分を彷彿とさせる、ややゆっくり目なのがリアルです。


ドットサイト装着でさらに重くなってしまったのでスリングも付けました。
ヤフオクで落とした田村装備開発の89式小銃用N2スリングGen2です。
何でも駐屯地によってはPXに置いてあり、現役自衛官の方々も自前で購入して使っているそう。
このスリングの出品者も北海道にお住まいで、予備で持っていたものを出品したと仰っていたので関係者の方ですかね。


それだけに造りは非常にしっかりしていて、89式の形状をうまく生かしてガッチリ取り付け出来ます。
と云うかマルイのガス89式くらいの首周りの剛性がないと生かせないデザインです。
使い勝手も良く、基本の2ポイントから…。


タブを引くことで、一瞬で1ポイントに変換できます。
任意の位置に止められるのも気が利いてます。


コンペンセイター(消炎制退器)は89式の至宝とも云える存在。


このコンプは良く効くらしく、本場アメリカでも完コピされてJCOMPなる名称で実銃用として販売されています。
(画像はストライク インダストリー社のSI JCOMP Gen2)
ユーザーレビューを読むと、制退機能に加えてフラッシュハイダーとしても有用とのこと。


ハンドガードは一本ピンを抜くだけで脱着可能ですが、抜け易いのか演習等で良くピンの周りをビニテでグルグル巻きにしてますね。
ハンドガードを外すと現われる、ガス直動のAR系にはないピストンチューブが物々しいです。
この状態でも射撃に支障はないので、拠点防衛時などフルオートで撃ちまくる時はバレル廻りが良く冷えてイイかもです。


随分前に朝霞駐屯地の近くの古本屋さんで購入した単行本。
このお店は基地の人が売りに来るのか、ミリタリー関連の本がわりと豊富です(笑)。


著者は元自衛官で実際に89式を扱っていた方のようですが、他国のライフルの実射経験も豊富らしいです。
元ユーザーとして89式に対しても客観的に評価を下しているように思えますが、あくまで運用側から見た89式を語っています。
なので開発についてはあまり触れられておらず、そちらの情報を期待すると肩透かしを食らうかも。


プレス製のレシーバーはNC加工に比べて設計の自由度が少なく、それは銃の使い勝手にも影響を及ぼしている気がします。
開発当時は量産向きとされ、それなりにコストメリットもあったんでしょうけど…。
制式化から30有余年、最新モードフル装備の20式5.56㎜小銃の登場は必然でしょうね。
そしてマルイの89式ガスブロ、AR系に食傷気味の方は是非一本!
心よりお勧めです。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガン東京マルイ

2023年07月20日

KSCモデルガン コルト キングコブラ2.5in ステンレスシルバー

KSCのモデルガン、コルト キングコブラ2.5inのステンレスシルバーモデルです。


KSCキングコブラのバレル長フルコンプ化を図るべくメルカリで購入。
キングコブラはどのバレル長も破城なくまとまっていて、カッコいいと思います。


所有している4inと6inはHWのブラック仕上げなので、2.5inはめっき仕上げのステンレスシルバーかアルティメットシルバーを…、とゆる~くアンテナを張っておりました。


マットフィニッシュのステンレスシルバーならばABS成型特有のヒケはそんなに目立たないので、そちらを優先的に探してました。


KSCのHPからはめっき仕上げのキングコブラは既にカタログ落ちしており(ブラックHWはいまだ記載あり)、今後再生産する予定は無いようです。
めっき仕上げはキズがあっても修正が出来ないので中古を選ぶにも気を遣いますが、今回メルカリで良品に見えたブツを思い切ってポチり。


コルトのMk.Ⅴ系らしく、繊細さのかけらも無いごっついハンマー。
トリガーと共にインベストメント鋳造風のグレーがかった荒々しいフィニッシュを良く再現しています。


バレルラグ前端のベベルカットもスナブノーズリボルバーらしい軽快感を醸し出しています。


木製グリップは2.5インチを入手したら付けようと思ってたマルベリーフィールド製で、10年くらい前のVショーで購入していた物。
当時あまりの安さ(1.8K)に取り敢えず押さえておいた一品です。


マルベリー製だけあり、木目や造りも最高です。
見た目、キングコブラに合ってるとかと問われれば微妙ですが、新鮮なことは確かです(笑)。


通常パックマイヤーのラップアラウンド部に覆われている個所が露出してしまいますが、バックストラップはグルーブも含めてキッチリ仕上げられています。


フロントストラップとフレーム底部は、KSCと云えどもパーティングラインが残っちゃってますね。


めっきモデルは気に入らない箇所があっても手を入れられないので、再仕上の呪縛に囚われることもなく気が楽です(笑)。
目に付くリアサイト(ACROサイト)のみ分解して再仕上しましたが、明らかに他社のパイソンに付いているACROに比べてパーツ数が多くて超リアル。
流石KSCと唸ってしまいました。


ABSモデルなのでスッカスカに軽いです。


ちなみにHWの6インチは約二倍で流石の重量感。
そう云えば昔2.5インチを買う機会があったけどあまりの軽さにヤメたんじゃなかったっけか…?
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンKSC

2023年07月09日

ホビーマスター1/72 センチュリオン Mk.5/2

ホビーマスター1/72の完成品、センチュリオン Mk.5/2です。


一昨年の正月にリサイクルショップで発見。
以前紹介したKV-1マルダーⅢと同じホビーマスター製です。
ドラゴンアーマーに比べるとシャープさでは僅かにヒケを取るものの、ずっしり重いし全体的な雰囲気はとても良好。
例によって、地面造成、アンテナ立ておよびウオッシング&ドライブラシを。


WWⅡにギリで間に合わなかった、戦後第一世代の戦車の代表格であるセンチュリオン。
もし間に合っていたら、果たしてケーニクスティーガー(ドラゴンアーマー1/72)と対等に戦えていたのかなど興味は尽きません。


センチュリオンのモデル化には昔からタミヤが力を入れており、1/25や1/35をラインナップしていました。
さらに、数年前のクリスマスには1/16と云うビッグスケールでフルオペレーション、フルセットのRCセンチュリオンMk.3が爆誕。
プロポ付きで12万円と云う値段も、おっきなお友達が自分へのクリスマスプレゼントとして買う分には(まあまあ)リーズナブルなのではないでしょうか。
(画像はタミヤHPより)


そんなタミヤの熱き想いとは裏腹に、管理人的にイギリス戦車は幼少時から「地味~」と云う認識しかなかったので、センチュリオンも特に意識したことはナッシングでした。


辛うじてタミヤ35のチーフテンMk.Ⅴは中学生の時に造りましたが…。
(40数年前のブレブレ写真、見難くてすいません…)


今まで眼中になかったセンチュリオンですが、調べると戦後に生起した各地の紛争などで相応の活躍をしているようですね。


WWⅡでドイツアニマル戦車群にやられっぱなしだった英国陸軍が一矢報いるべく気合を入れて造っただけあり、実戦での評価も高かったようです。
それらを踏まえて改めて見ると中々風格があって強そうな佇まいです。


センチュリオンは余裕のある設計がなされ、それが功奏し初期型の17ポンド砲から最終的にはこのMk.5/2の105mm砲までに攻撃力を向上させています。
リアフェンダー上にあるマフラー位置は、74式までの日本戦車を彷彿とさせますね。


攻守のバランスの良さから、第一世代のベストセラー戦車となり世界中で活躍したセンチュリオン(左)。
対して、第三世代戦車群のど真ん中にありながら今一つセールスが伸び悩んでしまった現用MBT、チャレンジャーⅡ(ドラゴンアーマー1/72)。
コモンウェルス(英連邦)に属するカナダ(レオパルドⅡA6採用)やオーストラリア(M1A1エイブラムス採用)にも採用されてないのは悲しいですね。


今や欧州標準MBTとなってしまったレオパルドⅡがライバルだとチト分が悪かったようです。
左にファイアフライVc(ドラゴンアーマー1/72)を加え、長砲身、大口径砲の搭載や信頼性の高い堅実な設計が連綿と受け継がれるブリティッシュタンク揃い踏みの光景。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)AFV72スケール

2023年07月01日

東京マルイガスガン 89式5.56㎜小銃 固定銃床型 前編

東京マルイのガスガン、89式5.56㎜小銃の固定銃床型 前編です。
マルイガスガンのハイエンドだけあり、布張り風のパッケージも高級感に溢れています。


去年の年末にふらっと立ち寄ったアニメ系リサイクルショップで、思いのほか安くて程度も良かったので自分へのクリスマスプレゼント(涙)として衝動買い。
なぜか純正のBB弾ローダーだけが付いていなかったので、生まれて初めてBBローダーって奴を買いました。


AR系とは異なる独特の存在感やユニークな機構に以前から興味があり、いずれは所有してみたいトイガンの筆頭でした。
それなりにお高いのでなかなか縁がありませんでしたけど…。
手に取ってみるとメタル外装なのでとにかく重く(約4Kg)、そしてミシリともしない剛性の高さで陸自の愛称「バディ」の名に違わぬ頼もしさを体感できます。


上下レシーバーがプレス加工のため直線基調で無駄のないフォルムが特徴の89式、ARなどNC加工系のライフルとは異なる世界観が新鮮です。
16.5インチのバレル長はフルレングスのM16A1(20インチ、MGCモデルガン)とカービンサイズのM4A1(14.5インチ、同)のちょうど中間ぐらいですね。


ストックは上から見ると左に微妙な曲線を描いたキャストオフをキッチリ再現。
なのでライトハンドで構える分には快適に頬付けできるものの、レフトハンドでは不快でしかないのを体験できます。
そもそも不特定多数が使用する軍用銃にわざわざキャストを付けてしまうのは89式の謎と云うかユニークな点です。
今風に云えばユニバーサルデザイン的な観点が欠けている…、となるんでしょうけど。


グリップのサムレストが左側のみなのを見ても、明らかにレフティの使用を考慮していないように思えます。
最近ではタクティカルな場面で銃を左右スイッチすることは良くあるので、この辺が少し古さを感じさせる所です。
グリップは何故か前後長が妙に長くて手の小さい人には扱い辛い気がしますが、容易に交換できる構造でないのがツラいところ…。
まあそのおかげで蓋付きのグリップ内コンパートメントの容量は大き目となっていますが。


右側だけだったサムセフティはイラク派遣をきっかけに左側にも追加されてアンビ化されました。
真ん中のボタン状の物はボルトストップで、リリースするには下方に押し下げますが、AR系の「押すタイプ」に比べて操作性は劣りますね。


マガジンリリースボタンの周辺にガードとなるようなものがないので、意図せぬマガジン脱落が懸念されます。
結果として、それは自衛隊が非常に恐れること(装備品紛失)に繋がると思うんですが。


お馴染みの呪文、ア(安全)、タ(単発)、レ(連発)のポジション表記、そのマニュアルセフティの操作性もユニークです。
最も使用頻度が高いと思われる安全(ア)から単発(タ)のポジション間が直接トリップできず、もっとも多く回転(270°)させなければなりません。
何らかの用兵上の都合なんでしょうか。
FNCライフルが似たようなセフティレバーですが、安全と単発間のトリップが可能なので40°程の回転で済んでいます。


防塵性に難があると云わざるをえないマガジン残弾確認用の穴が再現されています。
せっかくなのでポンチで打ち抜いた銅色のメタルシートを貼っときました。


円形のボルトハンドルは、少し小振りですがブッシュ等に引っかかりにくい優れもののような気がします。
ボルトハンドルの後ろ側が円形に窪んでいますが、不完全閉鎖の時は親指でココを押してネ…、と云う親心でしょうか。


マガジンウェル部にはフレアがなく、お世辞にもリロードがやり易いとは云えません。
(同じプレスフレームのAR18はしっかりマグウェル形状になっています)
そして昔からトリガーガート先端の斜めラインは何だろう?と思ってましたが、マガジンを握って装填する時の親指の逃げ用のリリーフカットみたいですね。
実際にやってみて分かりました。


独立した筐体に収められたリアサイト、その内部には凝ったメカが納められています。
でも正対した(敵のいる)方向に、反射しやすそうな角度の面が向いているのが気になりますね。
マルイの89式はハイエンドの割に金属ショートパーツの仕上げが今一つなので、良く目に付くリアサイトだけは全バラして再仕上げしています。


エレベーションは5段階調整で、調整ダイヤルを最高位置からさらに回すと「バチンッ」と音を立ててブレードが引っ込み、上部を残して隠れてしまいます。
つまりリアサイトとして機能しなくなってしまう(これも用兵上の要求?)仕様ですが、頂部にノッチでも刻めば良いのに…、と思わないでもありません。
筐体内部にはカムとスプリングが仕込まれており、バラしてみてその凝ったメカを堪能できました。


後編に続きます。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)エアソフトガン東京マルイ

2023年06月20日

ダイヤモンドバック純正グリップとポリスポジティブ

コルト ダイヤモンドバック(以下DB)の純正グリップをタナカポリスポジティブに着けてみました。


ある日、実銃グリップをメインとするHP店舗で、以外とお手頃な値段で出品されていたDBの実物グリップ。
前オーナーの所業か、グリップの裏側に「DIAMONDBACK 4" 38SPECIAL」とメモ書きが…。


チェッカリングの形状からすると前期型になるのでしょうか。
肝心のDBは未だトイガン化されていませんが、いずれタナカさんによって製品化されるだろうという(根拠のない)憶測に従って購入…(笑)。
ホカしとくのも何なので、やはり買ったはいいがホカされていたタナカのモデルガン、コルトポリスポジティブ(以下ポリポジ)と合体させることに。


ヘンな話、ベースとなる素晴らしい出来のDフレームをお持ちのタナカがDBを製品化していないというのは、トイガン界の七不思議の一つですよねぇ。
待ち切れずに自作してしまう方が続出するのも分かります…。


ポリポジは4年ぐらい前のBHで5Kで購入していたABS仕様の訳アリ物件です。
訳アリの内訳はボルト(シリンダーストップ)が下降するタイミングが遅いためシリンダーがロックされたまま回転せずと云うもので、俗に云うコルト病ですね。
デフォルトのグリップは重量を稼ぐためかHW製でした。


タナカディテクティブもリニューアル(Rモデル化)され、コルト病は解消されたようで何よりです。
ポリポジのRモデル化も発表されましたが、こちらも取り敢えずシリンダーが廻るように地道にボルト(シルバーのパーツ)を細工して動作タイミングを改善します。
加工前の画像。


加工後。
ボルトを黒染めしたので分かりにくいですが、レスト位置をより下げてレスポンスよく動くように加工しました。
これで辛うじて(少々ぎこちなくも…)シリンダーが廻るようになりました。


DB純正グリップはショートバットフレーム用なので、タナカのポリポジに付けるにはフレームの下端を10㎜ほどカットしなければなりません。


亜鉛製ウエイトのカットは結構大変でした。
(万力が欲しい…)


切断したフレームの下端にプラバンを貼り付けてショートバット化は完了。
加工的には、単純にフレームの下端をカットするだけなのでチーフのスクエアバット化とかに比べれば楽っちゃー楽でしたけど…。


グリップは表面のクリアーが荒れていたのでペーパーで一皮剥いてやりました。


平滑に見えたポリポジのABSフレームはよーく見ると微細なヒケがあったので面出しして除去。
その後、ポリッシュ仕上げにしようかと思いましたが大変そうなので塗装しました。


こうして見るとバランス的にもアリな組み合わせかと。
実際握り易くなるし実銃でもポン付けOKなはずですが、画像検索でググってもこの組み合わせは発見できず。


泣き所は重量を稼いでいたデフォのHW製グリップがなくなり、ウエイトも少し切断してしまったため重量が絶望的な軽さになってしまったこと。


そのままだとあまりに軽いのでダミーブレットを付けました。
カート込みで96gほど重量アップ。


あとはタナカからDBのリリースを待つのみ!
  

2023年06月10日

お色直し!ハドソンモデルガン デザートイーグルMkⅠ 44マグナム

ハドソンのモデルガン、デザートイーグル(以下DE)MkⅠ 44マグナムをお色直ししてみました。


先日、映画ラストアクションヒーロー(何度観ても面白い!)で主演のシュワちゃんが使っていた得物、オールシルバーのDE(357マグナムらしい)がなにげにカッコ良くて…。


うちのDE44は意味不明のツートン(笑)で、そろそろ塗り直そうかと考えていた矢先でした。


なのでスライドだけをお手軽にシルバー化。


大物パーツのトーンが統一されるとやっぱり引き締まります。
しかしDEはガタイがデカいので、トリガー、ハンマー等のショートパーツも同色にすると逆にのっぺりしちゃいますね。
なのでそれらは敢えてブラックのまま…。
(それを手抜きと人は云う)


いささかのっぺり気味のフルシルバーのマルイのDE50AE(右)と。
久しぶりに手にするマルイのDEは、この大きさにも関わらずサイズ相応の作動感で安定して撃ちまくれる名作だった…、と再認識しました。


ハドソン版のリメイク、タナカのDE50AEバーントブロンズ(下)と。
タナカの手が入っているだけに、スライドを引くだけで快調な発火作動を予感させるスムーズさです。


ハドソン渾身の作だけあり、実寸大の写真と比べても寸分の違いもありません。


タナカから最新のレールが付いているタイプや357マグナムのニキータバージョンが出たりしたらちょっと欲しいかも…。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンハドソンタナカ

2023年06月01日

ピーメ沼!その3 MULEモデルガン コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッド 後編

ピーメ沼第3弾、MULEとフジカンパニーによるコラボモデルガン、コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッドの後編です。
前編はこちら


カッコいいハンマーノーズは黒染めされていたので、白磨きして自己主張させました。
MULEのピーメは剛性も高く、ハンマーコックなどのアクションにも小気味良いメリハリが感じられて好ましいです。


リコイルシールドから突き出したハンマーノーズの先端が中々リアル。
その周りのブッシングっぽい円形のモールドも嬉しいこだわりです。


バレルやフレームにもクッキリしたレーザー刻印が入っていますが、シリアルナンバーやプルーフマークの類はありません。
いつものMULEの刻印に対する過剰なまでの拘りを考えると今一つ物足りないかな。


まあ、それでもハンマーにはしっかりお馬さん(ランパントコルト)マークが…。


シリンダー後端にもランパントコルトが踊っています。
カートリッジのプライマーパーツが一つ同梱されていなかったのは非常に悲しかったですが…。


Gun誌2008年10月号のToshiさんのウベルティのシェリフズですが、このケースハードンフィニッシュには目を奪われます。


最後に正月のBHで入手したCAWのSAA用ワイドトリガーを取り付けてみました。
ブースの人が個人で作成した一品らしいですが、精度も高そうだしえらくカッコ良かったので衝動買いしたものです。


袋にはスチール製とありますが、多分ステンレス製だと思われます。


購入後の電車の中で「そう云えばワイドトリガーってトリガーガードの穴に通るん?」と自問自答してしまった管理人。


しかし心配には及びません。
トリガーガードを画像(タナカペガサスで試しました)のように状態でワイドトリガーを穴に通し、90°ひねります。
ブースの人はタナカもOKかもと仰っていましたが、試した所ポン付けはできず調整が必要なようです。


トリガーの真ん中あたりにトリガーガードを回せるようにリリーフカットがあります。


作動に問題はないんですが、ハンマーコック時の歯切れの良いクリック感がちょっぴり失われてしまったような…。
なので元に戻しました。


ピーメ沼第4弾に続く。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンMULE/CAW

2023年05月20日

虫干しホルスターズ Part 11

着実に増える珍品ホルスター、そして忍び寄る保管場所圧迫の危機に怯える今日この頃…。
Part 10はこちら。

アニメ系リサイクルショップでメーカー不明、商品名不明のショットガン・シェルポーチを1.5K(税抜 以下同様)でジャンク箱から一本釣り!


刻印の類は一切ありませんでしたがアレに似合いそう…、と購入。


思った通り本革製でクラシカルな風体がウインチェスターM1897(MGCモデルガン)に程良くマッチ。


とても丁寧な造りで裏面はベルトループになっています。
本来は腰回りに着けるんでしょうが、スリング装着もアリですね。


別の日に同じジャンク箱から発掘したショルダーホルスター。
1Kでしたが全く使用感がなく、ほぼ新品同様でした。


とても薄い革で一見安っぽいのですが造り自体は非常にしっかりしていて実銃用と思われます。
ホルスターに型押しされたシルエットはワルサーPPっぽかったんですが、思った通りマルシンモデルガンのワルサーPPをピッタリ収められました。


ホックなどに「XCH」と云う文字があり、これがメーカー名みたいです。
ググってもそれ以上のことは分かりませんでしたが、どうもロシア製っぽい雰囲気。
もしかしてマカロフ用かも(持ってない…)。


ガンを正立に吊るクラシカルなスタイルで、5~60年代のKGBっぽい(?)レトロな味わいです。


ショルダー繋がりで、ホビー系リサイクルショップの仄暗いショーケースの奥に潜んでいたマイアミ系のショルダーホルスターを6Kで。


MGCオリジナルブランドのグローリーロード製「M92Fバイス・ショルダー・セット(黒)」(カタログ名称ママ)です。
高品質な革にガッチリ打たれたブランド名称が誇らしげ。


1992年度版のMGCカタログに新製品として載っており、定価は¥11000とあります。
当時脂が乗り切っていたMGCの製品だけあり価格に相応しい高品質な一品です。
ハーネスコネクターに燦然と輝くVICEの文字。


名称ではM92Fと謳っていますが、M645も問題なく入ります。


同じくマグポーチにもM645マガジンがぴっちり収まります。
MGCのM645マガジンは実物より長いので、実物のマイアミ系ショルダーだとストラップが閉じられないことがありますね。


92F用を謳うだけあり、多少太目のMGC92Fモデルガンが何の抵抗もなく収まります。
マグポーチはM645用と共通らしく、92Fマガジンだとストラップがユルユルです。


マイアミ系ショルダーと云えば飴色をイメージしますが、オールブラックもなにげに精悍です。
しかしドン・ジョンソン級の胸板が無いとこのホルスターでM645のコンシールドキャリーは困難ですね…。


最後はM645繋がりでガルコ・シルエット。
メルカリで3.4Kでした。


特にM645専用と云う訳ではなく、S&Wのラージフレームオート全般に対応しているようです。
M645に関してはシレッとホルスターに収まっているように見えますが…。


実はMGCのM645は通常ハンマーが少しリバウンドしており、その状態ではストラップのホックを留めることが出来ません。
ムリにホックを留めようとするとストラップがハンマーを押してしまい、その結果「ブシュー」っと生ガスを吹いてしまいます。


でもまあBWCからM645モデルガンが出る(?)予定なのでそれに備える意味で(買えるかどうかは別として…)持っておく価値はあります。
ハイライドでカッチョいいし…。


それにS&WのシングルスタックオートだったらM39(マルシンモデルガン)や…。


M945系(KSCガスガン)にもピッタリなので、それを考えるとお得感倍増です。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)トイガンパーツホルスター

2023年05月10日

本日の獲物(第102回ビクトリーショー2023/4/29&GW竹芝ブラックホール2023/5/5@浜松町)

2023年4月29日に開催された第102回ビクトリーショーに行ってきました。
いつも通り早めのランチ(定番のゆ〇太郎ではなく、新規開拓したハンバーガー屋さん)を済ませて12:20頃会場に到着。


会場は例によって東京都立産業貿易センター浜松町館の3、4階です。
到着した時点で未だ会場まで長蛇の列でしたが、10分程で入場できました。
まずはサクッとCMCのM1カービン用らしき?アルミカート6発(うち1発は発火済み)をゲット。
この値段なら買いですね。


更にツラツラと徘徊しながらパイソン用のホーグラバグリを。


別のお店で新品箱潰れ特価販売のキングコブラ用ホーグラバグリ、これは探していたので瞬殺。


価値ある品々を安めの値付けで提供するお店を発見、入れてくれた紙袋にも価値があります(笑)。


WAのRタイプ用らしい、メーカー不明ですが超絶仕上げのスケルトンハンマーが1K。
多少の加工でモデルガンにも使えそう。


こちらはサブコンパクトガバのモデルガン用メインSPハウジング。
ハンマー同様超絶仕上げで、エッジと云うエッジが立ちまくっていますが0.5K!


出自を聞きそびれてしまったのが悔やまれますが、もしかしてエ〇ン製?


革製品もいろいろあったんですが、珍しい所でブラックホークのワルサーP99用のインサイドウエストベルトが2K。


ガルコのワンダーナイン用ダブルマグポーチが同じく2K。


ここで止めておけば良かったんですが、帰りがけに再び同ブースで気になっていたエイカーのグロック用ベルトスライドを3Kで購入してしまう管理人。
家に帰ってから気が付いたんですが、これの同型色違い(茶)を持ってました…(ぐふぅ)。
ま、イイか、黒もシブめでカッコいいし…。


しかし今回のVショー、人出がそれ程でもなかったのか、意外と快適に会場廻りが出来た印象です。
次回から入場料が¥100値上げされるそうですが、イベントの内容からすればそれでも十分割安ですね。

そして2023年5月5日に開催されたGW竹芝ブラックホールにも行ってきました。
会場は同じく東京都立産業貿易センター浜松町館の3階で、開場時間(10:30)の45分前くらいに到着。


まずむげんブースが大量の中古パーツ放出で気を吐いており、なかなか楽しめました。
そこで見つけたKSCのCZ75 2ndの上下とバレルのセットを2Kで購入。
ポリッシュしてシルバーのCZをお色直ししますかね。


同ブースでWAの珍し気なトリガーとハンマーを合計1.5Kで。


次なるブースにてCMCのP38ブローバックのカート7発がこの値段。
うち2発に軽微な発火痕がありましたが、手持ちカートは疾うの昔に紛失していたので即決しました。


また別のブースで興味深いブツを発見、ペガサスピーメのグリップ内に仕込む鉄製ウエイトです。
手作り感満載ですが、2Kと手頃だし取付け見本のペガサスにはしっかり取り付けられていました。
確かここは以前爆裂祭でタナカのコンバットパイソンを購入したお店。


そして最後に硝煙の匂いに誘われて辿り着いたタニオコバブース。
勧められるままGM7を軽く5連射(相変わらず調子イイ!)した後、GM5のウィルソン・ロジャースタイプのステンレスマグ(箱入り)を購入。


そしてそして、管理人の真向かいにおられた御大にサインをおねだりしてしまう管理人、もちろん快く応じていただけました。
家宝がまた一つ…。


大手の出店ブースだったBWCは相変わらず欠席で、お高い1Kの入場料が更に割高に感じてしまったのが正直なところ。
また、相変わらずSMG以前のモデルガンが堂々と売られているのが(Vショー、BH共)散見されるのは如何なものかと…。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)日常買ってみた

2023年05月01日

ピーメ沼!その3 MULEモデルガン コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッド 前編

ずぶずぶのピーメ沼第三弾、MULEとフジカンパニーによるコラボモデルガン、コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッドの前編です。
(第二弾はこちら)


ピーメのスナブノーズ版と云えるシェリフズモデル。
エジェクターチューブのないショートバレルとバードヘッドグリップの粋な姿は、昔から実現したい組み合わせの一つでした。


ある日訪れたアキバの中古店に当製品とランパントクラシックのノーマルシェリフズが並んでいるのを発見、値段の差は10Kほど。
ランパント買ってバードヘッド化しようかな…、などなど小一時間悩んだ末に面倒のないこちらを購入。


油紙に包まれた状態で元箱に収まっていました。
ここら辺の演出はMULEならでは…。


ショートバレル(3インチ)とバードヘッドグリップのコンビネーションは、ピーメで最も短い通称シビリアン(タナカペガサス)と比べてもかなりコンパクトです。


同じ3インチバレルのコルトコンバットパイソン(タナカモデルガン)と。
シェリフズの名称はコルトによる命名ではなく、市場で自然発生的に付いた愛称のようです。
他にストアキーパーズなどとも呼ばれますが、隠匿性の高さや軽量さを生かした用途で活用されたんでしょうか。


短銃身に加えて大きくラウンドしたバックストラップにより、凝縮された塊感が味わえます。
木グリはピーメ沼第2弾のタナカペガサスのケースハードンカスタム(既に手元にありません)からの流用です。


HW樹脂製なのに加え、カートリッジを装填してウエイト入りのローズウッドグリップ(73g)を付けるとこの重さに。
見た目の塊感を裏切らない重量で、手に取ってもかなりズッシリ感じます。


シリンダーに仕込んだC-Tecのダミーブレットキットも重量アップに貢献している模様。
キットに同梱されるスプリングを純正カートに仕込めば空撃ち対応になるのも気が利いています。
しかし付けてみると弾頭の質感がのっぺりしててイマイチ迫力に欠けますね。
でっかいBB弾がハマっているよう…。


スポンジやすりで一皮剥いてやるとメタリック感が出てイイ感じになりました。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンMULE/CAW

2023年04月20日

CAWモデルガン 南部式自動拳銃 大型乙 後編

CAWのモデルガン、南部式自動拳銃 大型乙の後編です。
前編はこちら


CAW製品の常として本体や金属パーツの成型状態が非常に良好で、再仕上はサクサクと捗りました。
トリガーはストローフィニッシュにしましたが、良いアクセントになります。


対策部品なるシアバー(上)が、取り付け加工の説明書と共に同梱されていました。


対策の内容は記されておらず、ネットでググっても今一つ要領を得ませんが破損対策か何かですかね。
同梱されているからには取り付けることにしますが、レシーバーなどにも加工が必要な様子。
エンドユーザーに自己責任で加工させるには難易度が高い気がするんですが…。


取り敢えず図面通りに加工しましたが、案の定組み立て段階で上記加工だけではダメなことが判明し自己判断で追加加工しました。


苦労して取り付けたシアバーは、せっかくなのでトリガー同様ストローフィニッシュにして存在感をアピール。


南部式大型の改良発展型として旧軍に正式採用された14年式拳銃(ハドソンモデルガン、右下から後期型前期型)。
無用な曲面は極力排除され、軍用らしくシンプルで力強いフォルムに変身。
南部式開発者の南部麒次郎氏は14年式の開発には関わっていないとされ、本人も南部式大型の簡素化モデルぐらいの認識しかなかったようです。


基本的なフォルムや重心位置、そして使用弾薬などはそのままに、生産性の向上、手動安全装置の追加、リコイルスプリングの左右対称化が図られました。
特に南部式大型の片持ち式リコイルスプリングはエンジニアリング的に正しくないと云うことで、14年式ではボルト両サイド内蔵に改められました。
管理人的にはこの非対称デザインが南部式大型の萌えポイントな訳ですが…(笑)。


大型乙のコンパクト版として企画された南部式小型(ACGモデルガン)と。
外観はかなり忠実にスケールダウンされていますが、バレルを少し短めにしているのがナイスアレンジです。


外観だけでなく、このコンパクトな筐体に大型と同様のロッキング機構を収めています。
アモは一クラス下の7ミリ南部でパワー的にロッキング機構は不要と思われますが、相変わらずのボトルネック形状がネックとなっている様子。
しかしアモの形状まで律儀にスケールダウンしなくてもねぇ…。


ボルトエンドに施されたゴージャスなチェッカリングもしっかりと受け継がれています。


グリップセフティは側面形では一見同じパーツに見えますが、流石に正面から見た厚みは違います。


大型、小型とも東京瓦斯電気工業(通称ガスデン)でライセンス生産された個体をモデルアップ。
チャンバー上に打たれたTGEの刻印がその証。


欧米では南部式のニックネームとして小型はベビーナンブ、大型乙はパパナンブと呼ばれています。
管理人的には、あくまで細身で柳腰とも云えるその優雅な姿は「パパ」よりも「ママ」の呼び名が相応しいかと思う次第です。
  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)モデルガンMULE/CAW

2023年04月09日

本日の獲物 (第3回 伊達な軍拡祭@仙台 2023/4/2)

2023年4月2日に仙台で開催された第3回 伊達な軍拡祭に行ってきました。
会場は仙台国際センター展示場で、去年の夏に行った名古屋での第三回 中部エアソフトガンマーケットに続いての首都圏外のミリタリーイベントです。


杜の都仙台は70年代末のハイティーン(死語)だった頃に親の仕事の都合で住んでいたので多少の土地勘はあります(忘れかけていますが…)。
住んだのは数年でしたが、多感な時期(汗)だったこともあり街を歩くといろいろな思い出が蘇ります。
(駅前の〇ンド―チェーンの屋上ショーに営業に来ていたデビューしたての聖子ちゃんと遭遇したり…)


そんな当時の甘酸っぱい想い出を嚙み締めながら地下鉄の一日乗り放題乗車券(¥620)を購入して、開場(10:30)の1時間前に国際センター駅に到着。


駅から会場までは徒歩3分。
到着した時点で並んでいるのは70人ほどでしたが、時間が経つにつれ列が二重、三重になり最終的にはロビーが人で満杯に。
しかし知り合いを見つけてそのまま列に紛れ込むようなズルっ子野郎が居たりして、スタッフによる集客コントロールはVショーや爆裂祭ほど出来ていないご様子…。

500円の入場料を払い入場後、ざっと一周して20分程で(手ぶらで…)会場を後にします。
軍装&サバゲ―寄りなイベントと分かっていたので特に期待もしていなかったこともあり早々に撤収。
規模的には爆裂祭とミニミリの中間くらいでしょうか。


今回の来仙は基本的に日帰りの強行軍ですが、せっかくなのでミリタリー色強めなお店も巡ってみました。
(こちらが本命かも…)
こんな時仙台駅を中心として東西南北に張り巡らされ、大抵の所に行くことができる地下鉄は非常に便利なのでフル活用します。

まずはガン雑誌の広告などで知られるホビーショップノダヤへGO。
最寄りの駅は地下鉄南北線の旭ヶ丘で、徒歩30分ぐらいの所にお店を構えています。
ええ、歩きましたとも…。


ノダヤは住んでいた当時に数回来てプラモを買ったことがあり、タミヤ1/35の四号突撃砲を買ったのも確かココ。
訪れたのは40数年ぶりですが、当時はまだトイガン関係は扱っていなかった記憶があります。

トイガンやアクセサリーは流石の品揃えで、モデルガンや中古品も豊富に揃っていました。
管理人はと云えば中古ホルスターコーナーの箱からエイカーのインサイドウエストバンド(サブコンパクトガバ用)を発掘!
このカッコええヤツがイーストAの中古などと同じ2Kで、文字通りの掘り出し物でした。


思わぬ戦果に足取りも軽く(また30分かけて)駅に戻り、次は仙台フロンティアに向かいます。
最寄り駅は東西線の薬師堂で、そこからは徒歩10分ほど。
このお店は、2Fにあるガンショップに入室するためには住所を書いて会員になる必要があります。
何でも過去仙台で銃犯罪があり、それを受けての自主的な取り組みなんだそう。


気になるのは赤羽のフロンティア(ホビーショップフロンティア)との関係ですが、聞いたところ「全く関係ない」と即座にフル否定されました。
(よく聞かれるんでしょうね、笑)
冠に仙台と付けたのは昔群馬にフロンティアというガンショップがあったので、それと区別するためなんだとか。
そもそも創業は1987年で赤風呂の1991年よりも早いそうです。
こちらの品揃えも(モデルガンは少なめなものの)なかなかに豊富でした。


こうして地下鉄乗り放題をしゃぶり尽くして仙台でのミリタリー流浪の旅は終了し、ヘトヘトになりながら帰途につきました。
今回戦利品はホルスター一個だけでしたが流浪の旅は中々楽しく、好きな街仙台に行く理由付けにもなるのでまた数年後に(今度は一泊温泉付きで)行きましょうかね。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(4)日常買ってみた

2023年04月01日

お色直し!MGCモデルガン ベレッタ92F

禁断の安直企画、お色直しシリーズ。
今回はMGCのモデルガン、ベレッタ92Fをちょっぴりお色直し。


少し前にアキバの大雄で〇ュール流れのMGC製92F中古パーツをいくつか入手。
一つはABS製の未使用と思われるめっきフレーム(2.5K)で、キズもなくめっきや成型状態もすこぶる良好です。
トリガーガード内も含めてパーティングラインは完璧に除去されていました。


恐らく2000年代前半のMGC(タイトー)終末期の頃の一品と思われますが、この頃のMGCのめっきは丁重な下地仕上げも相まって意外と質が高いです。
WAとベレッタの商標に関するテキストがこまごまと入っているのもこの時期らしいですね。


それとは別の日にサーチクロームのめっき仕上げのマガジンパーツセット(1.5K)も入手。
マガジンフォロアーのスプリングだけが不足していました。


ジャンク品とありましたが変形や傷など全くなく、ストックしていたスペアマガジンのスプリングを移し替えただけで問題なく使用できました。
フレームとマガジン双方のめっきの厚みの為か、抜き差しは若干きつめです。


MGCのSRH(スーパーリアルHW)版92F(上)はスモールハンマーピンの初期型をモデルアップしており、下のマルシン92F(ABSダミーカートモデル)も同じ仕様です。
一応MGCの方はベレッタ純正の木グリに変えてありますが、2丁とも刻印も含めて見た目はほぼ同じ。


なのでMGC(下)をハーフシルバー化して、マルシン92Fと見た目の差別化を図ってやろうという魂胆です。


但しABS素材なのでSRH(スーパーリアルヘビーウエイト)製のデフォルトのフレームより軽くなってしまうのが難点。
SRHフレームのウエイトが150gだったので約100g軽くなってしまいますがこればかりは仕方ないですね。
92Fはおもりを仕込めるようなデッドスペースもないし…。


亜鉛製のハンマースプリングハウジングは実銃ではフレームと一体になっている部分なので、白磨きしてトーンをめっきと合わせました。


あとは特に苦労もなく組込み完了~。
ついでにスライドのサイド面をポリッシュしました。


未使用のめっきフレームだったので組込みに苦労するかな?…と思ったんですが、すり合わせ等の調整はまったく必要ありませんでした。
当時のMGC製品の品質と精度の高さに感心…。


トリガーガード根元のプルーフマークがしっかり入っているのもポイント高し…。


ベレッタ純正木グリは色味が濃いのでシルバーフレームに良く映えます。
映えついでにグリップスクリューも白磨きしてやりました。


米軍サービスピストルの座をM17(上、SIG AIRガスガン)に奪われ第一線からは退いた印象の92Fですが、まだまだ華やかさや風格では負けていません(笑)。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンMGC

2023年03月19日

CAWモデルガン 南部式自動拳銃 大型乙 前編

CAWのモデルガン、南部式自動拳銃 大型乙の前編です。
MULE渾身のフル刻印版が発売まで秒読みですね…。


管理人的に待ちに待った一丁で、何しろ高価だしあまり見かけないので名古屋のイベントで入手できたのはラッキーでした。


噂には聞いていましたが、息をのむ再現度です。
写真は今は亡きガンマガジン2014年5月号で、かなりリキの入った記事が掲載されています。


個人の感想ですが、全体的な雰囲気はパーフェクトかと…。
木製グリップも豊かな曲面を良く再現していますが、CAW特有の眠たいチェッカリングがちょっと惜しい。


登場は1902年で、日本初のオートマチックピストルだそうですがそうは思えない程洗練されたフォルムです。
初めてだけにリコイルスプリングを片持ち式にしてしまうなど機構的にこなれていない部分はありますが、この見た目であれば許されます(笑)。


工業製品的に見れば合理的でない部分もありましょうが、それが却って優美さを醸し出しています。
ワイルド7ではチーム随一の美形キャラである八百の愛銃でもありましたが、細身でシュッとした南部式大型は彼のキャラクターに良く合ってました。


フロントストラップに設けられたグリップセフティが南部式唯一の安全装置で、トリガーのみを機械的にロックします。
ここ等辺の造形と各種インスペクションマークも南部式の見どころの一つ。


黎明期のオートマチックピストルにありがちなタンジェントサイトが装備され、必要かどうかは別として500メートルの距離まで調整できるようになってます。
過剰装備と云うなかれ、ショルダーストックが装着できる大型甲(グランパナンブ)だとナンボかは生かせた装備なんでしょうね。


プロップアップ式のロッキング機構はモーゼルC96(MGCモデルガン)からヒントを得たのではないかと云う説があります。
しかしロッキングブロックの形状は全く異なっていて、丸パクリではありません。
このタイプのロッキング機構は後年ワルサーHP(P38)にも採用されますしね。


CAWの南部式はHW製のダミーカートモデルで、8ミリ南部のダミーカートが5発同梱されています。
ダミーカートはネックのポンチカシメは再現されているのですが、ヘッドスタンプが省略されているのがちょっぴり物足りません。


マガジンと本体のシリアルNo.がマッチしており、また文字のアラインも敢えてガタつかせていてリアルです。
しかし実銃でマガジンにシリアルNo.を打つのは互換性の無さを配慮しての事だと思われるので、それは量産品として問題ありますね。
南部式は軍に正式採用はされませんでしたが、スポット的に海軍の陸戦隊には納入されたそうで錨マークはその証です。


ファイアリングピンの先っちょは金属製の別パーツで、取り外せるようになっています。
これはパーツリストにも載っていないので案外気付かない方もいるかも。


黒染めされている先端を磨いてやると良い感じになります。
実銃はこの状態だとファイアリングピンが1ミリ弱突き出した状態になります。


再仕上げにあたり鉄製のランヤードリングを外しましたが、本体に傷を付けずに元に戻す自信がなかったので外したままにしました。
気が向いたらアルミの丸棒か何かで再生ですね。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンMULE/CAW

2023年03月10日

ピーメ沼!その2 タナカガスガン コルトSAA 2nd バードヘッド ケースハードンカスタム

ピーメ沼の第二弾です。(第一弾はこちら)
タナカとサンケンのコラボによるガスガン、コルトSAA 2nd バードヘッドスチールフィニッシュDXケースハードンカスタム。
盛りに盛ったカスタムだけあり、名前も長いです(笑)。


このペガサスガスガンはケースハードン風のフレームを核にバレルとシリンダーが艶々の黒めっき、トリガーガートとバックストラップが金めっきのゴージャスな装い。
まるで西部の荒くれ男がイタリア製の洒落たスーツを纏って伊達男に変身したかのよう。


結構盛ったメーカーカスタムなので定価はお高いですが、リサイクルショップのHP店舗でそこそこ求めやすい価格で出ていたのでポチリ。
バードヘッドグリップの握り心地にも興味があったので…。


デフォルトのグリップ(下)がプラだったので、ヤフオクでメダリオン付きのローズウッドグリップを入手。
グリップ内にはウエイトが仕込まれており73gの重さがあります。


この製品の一番の見せ場、ABS製のフレームに施されたケースハードン風の仕上げ。


めっきを掛けてその上から何らかの処理をしているようですが、ABSに有りがちなヒケがなくカチッとしているので結構質感が高いです。


形状的にもバードヘッドとノンフルートシリンダーで、カスタムらしさが溢れています。
バードヘッドグリップは通常レングスのピーメだとフロントヘビー感が出てしまい、見た目ちょっとバランスが悪いかな…。
やっぱり3インチぐらいのシェリフズがベストバランスかもしれません。


ピーメ沼第3弾に(多分)続きます。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンタナカ