お手軽モデファイ道
https://zeroin.militaryblog.jp
吊るしの模型やトイガンでも、どこか一か所手を入れれば自分だけのオリジナル。愛着も湧くってもんです
ja
BOたぬき
2024-03-01T00:00:10+09:00
-
やってみた!コクサイモデルガン M36チーフスペシャル 再めっき
https://zeroin.militaryblog.jp/e1135002.html
金めっきがハゲ気味だったコクサイの金属モデルガンM36チーフを、筆めっきで金色化しました。
このチーフは、2000年代初頭にコクサイが金属リボルバーを24Kめっきで精力的にリニューアルしていた頃に、今は亡きマルゴーで購入したもの。
20数年も経過しているので金めっきも薄っすらとハゲ気味になり、何らかの対策が必要です。
金色スプレー塗装も考えたんですが、それも芸がないし…。
つべでめっき工房を使って金属モデルガンを金色化している人たちがいて、皆さん上手にめっきされているのは以前より気になっていました。
めっき工房とは、メーカーの説明によると「乾電池を電源として筆めっきができる簡易めっき用具」だそうです。
ある日めっき工房の本体がメルカリで3K+税で出品されていたので、これ幸いとポチりました。
フルセットではないものの、作業に必要なものは一通り付属していてお試しで使うにはおあつらえ向きな内容。
めっき工房の基本セットは要らない付属品が多く、価格もそれなりに高価なので中々購入に踏み切れませんでした。
購入後、ふたを開けてみると電源である9Vの6P電池が充電タイプに替えられているのを発見、この電池だけでも2Kぐらいするのでラッキーでした。
充電器だけを近所の家電量販店で購入。
めっき液の付属がなかったのもむしろ好都合で、使う物だけをメーカーHPから直接購入しました。
今回使用するのは金めっきの"厚付けタイプ"で、ネット情報だと標準タイプより厚付けタイプの方がめっきのノリが段違いに良いみたいです。
値段も段違いですが…。
コクサイの24Kめっき仕様のモデルガンは、金属部の入念な仕上げに加えて分厚いニッケルめっきが丁重にかかっています。
なので、脱脂さえしっかりやれば金めっきのノリも良いのでは…、と踏んで作業開始。
以下の画像は再めっき完了したチーフです。
つべを参考に作業を開始したものの、最初のうちはなかなかめっきが定着せずに苦戦…。
(作業に夢中になっていたので作業中の写真はありません…汗)
何度かやり直し、ある程度コツを掴んでくるうちに「まあまあじゃない?」と自己満足に浸れるぐらいにはめっき定着に成功。
客観的に見て、「これはゴールドです!」と胸を張れるぐらいには金色化(笑)。
元の24Kめっきみたいにキラキラしたまばゆさはないですが、雰囲気は往年のコクサイの真鍮めっき(の新品の時)みたいなイメージですかねぇ。
管理人的に、24Kめっきは傷(スクラッチ)が付き易かったりボテッとした感じがあまり好きではなかったんですが、筆めっきはすっきりとして傷も付き難いようです。
ニッケルの下地にあらかじめヘアラインを付けておくとシャープな感じに仕上がります。
慣れないのでめっき液を半分近く消費してしまいましたが、慣れればチーフのサイズだったら1/3ぐらいの使用量で済むのではないでしょうか。
コクサイの金属チーフはカッコいいので大のお気に入り。
リアルさから云えばタナカ(下、M60モデルガン)なんでしょうが、コクサイはデフォルメのさじ加減が絶妙です。
めっき工房は中々使えることは分かったんですが、めっき液の賞味期限(メーカー推奨は開封から一ヶ月)があり、ちょっとせわしないのが難点でしょうか。
そんな訳で、期限内に使い切るために怒涛の勢いで金色化に邁進しています(笑)。
このチーフは、2000年代初頭にコクサイが金属リボルバーを24Kめっきで精力的にリニューアルしていた頃に、今は亡きマルゴーで購入したもの。
20数年も経過しているので金めっきも薄っすらとハゲ気味になり、何らかの対策が必要です。
金色スプレー塗装も考えたんですが、それも芸がないし…。
つべでめっき工房を使って金属モデルガンを金色化している人たちがいて、皆さん上手にめっきされているのは以前より気になっていました。
めっき工房とは、メーカーの説明によると「乾電池を電源として筆めっきができる簡易めっき用具」だそうです。
ある日めっき工房の本体がメルカリで3K+税で出品されていたので、これ幸いとポチりました。
フルセットではないものの、作業に必要なものは一通り付属していてお試しで使うにはおあつらえ向きな内容。
めっき工房の基本セットは要らない付属品が多く、価格もそれなりに高価なので中々購入に踏み切れませんでした。
購入後、ふたを開けてみると電源である9Vの6P電池が充電タイプに替えられているのを発見、この電池だけでも2Kぐらいするのでラッキーでした。
充電器だけを近所の家電量販店で購入。
めっき液の付属がなかったのもむしろ好都合で、使う物だけをメーカーHPから直接購入しました。
今回使用するのは金めっきの"厚付けタイプ"で、ネット情報だと標準タイプより厚付けタイプの方がめっきのノリが段違いに良いみたいです。
値段も段違いですが…。
コクサイの24Kめっき仕様のモデルガンは、金属部の入念な仕上げに加えて分厚いニッケルめっきが丁重にかかっています。
なので、脱脂さえしっかりやれば金めっきのノリも良いのでは…、と踏んで作業開始。
以下の画像は再めっき完了したチーフです。
つべを参考に作業を開始したものの、最初のうちはなかなかめっきが定着せずに苦戦…。
(作業に夢中になっていたので作業中の写真はありません…汗)
何度かやり直し、ある程度コツを掴んでくるうちに「まあまあじゃない?」と自己満足に浸れるぐらいにはめっき定着に成功。
客観的に見て、「これはゴールドです!」と胸を張れるぐらいには金色化(笑)。
元の24Kめっきみたいにキラキラしたまばゆさはないですが、雰囲気は往年のコクサイの真鍮めっき(の新品の時)みたいなイメージですかねぇ。
管理人的に、24Kめっきは傷(スクラッチ)が付き易かったりボテッとした感じがあまり好きではなかったんですが、筆めっきはすっきりとして傷も付き難いようです。
ニッケルの下地にあらかじめヘアラインを付けておくとシャープな感じに仕上がります。
慣れないのでめっき液を半分近く消費してしまいましたが、慣れればチーフのサイズだったら1/3ぐらいの使用量で済むのではないでしょうか。
コクサイの金属チーフはカッコいいので大のお気に入り。
リアルさから云えばタナカ(下、M60モデルガン)なんでしょうが、コクサイはデフォルメのさじ加減が絶妙です。
めっき工房は中々使えることは分かったんですが、めっき液の賞味期限(メーカー推奨は開封から一ヶ月)があり、ちょっとせわしないのが難点でしょうか。
そんな訳で、期限内に使い切るために怒涛の勢いで金色化に邁進しています(笑)。
]]>
モデルガン
コクサイ
やってみた
BOたぬき
2024-03-01T00:00:10+09:00
-
コクサイモデルガン S&W M19コンバットマグナム 6インチ
https://zeroin.militaryblog.jp/e1126123.html
コクサイの金属モデルガン、S&W M19コンバットマグナム 6インチです。
去年夏のBHで購入。
真鍮めっき時代の物で、元箱に印刷された価格(¥8800)を見ると80年代後半の比較的初期のロット品のようです。
(90年代に入ると¥1000ほど値上げします)
幸いな事に、最初期のロットにデカデカと入っていたサイドプレートのSMG刻印はありません。
めっきの金色が落ちてしまったためか、前オーナーの手でクリアーイエローが塗りたくってありました。
まずはIPAにドブ付けしてクリアーイエローを剥離。
金色化にあたり、今回はクリアーイエローでの再塗装を決断。
初期ロットで金属表面の仕上げが比較的良好なので、どうせならそれを生かします。
初挑戦のクリアーイエロー仕上げですが、ゴールド塗装よりは手間がかからなくてお手軽ですね。
但し、下のM19 2.5インチのゴールド塗装より塗膜が薄いので耐久性は劣るかもしれません。
ゴールド塗装はなにげに丈夫で、リボルバーの泣き所であるシリンダーストップの筋傷(ドラッグマーク)も今のところ付きません。
まあ、でも少々ポッテリしてしまうゴールド塗装よりシャープな風合いだし、見た目もオリジナルの真鍮めっきに近い感じです。
ちょっと黄色味が強くて安っぽく感じるところもありますが…。
グリップはふた昔ぐらい前に蒲田のお店で買った、CMC製(と値札に書いてあった)コンバットグリップ。
確か2Kぐらいだったと思います。
CMCのKフレ用だからかバックストラップのラインが微妙に合ってませんが気にしない…。
メダリオンは一度外してグリップとツライチにしてあります。
トリガーとハンマーは例によってコクサイ特有の分厚いめっきで覆われていました。
さらにツールマークも深々と入っており、#180ぐらいの粗目のペーパーで腕も折れよと削りまくりましたがどちらも完全には落とせてません。
なのでケースハードンもキレが悪いです(笑)。
ついでに形状もシャープにしてメリハリを付けました。
若い頃は、無駄に長い6インチのリボルバーなぞ眼中になかった管理人…。
近ごろ魅力的に思えるようになって来たのは「長い物には巻かれろ」と云う人生訓のおかげでしょうか。
去年夏のBHで購入。
真鍮めっき時代の物で、元箱に印刷された価格(¥8800)を見ると80年代後半の比較的初期のロット品のようです。
(90年代に入ると¥1000ほど値上げします)
幸いな事に、最初期のロットにデカデカと入っていたサイドプレートのSMG刻印はありません。
めっきの金色が落ちてしまったためか、前オーナーの手でクリアーイエローが塗りたくってありました。
まずはIPAにドブ付けしてクリアーイエローを剥離。
金色化にあたり、今回はクリアーイエローでの再塗装を決断。
初期ロットで金属表面の仕上げが比較的良好なので、どうせならそれを生かします。
初挑戦のクリアーイエロー仕上げですが、ゴールド塗装よりは手間がかからなくてお手軽ですね。
但し、下のM19 2.5インチのゴールド塗装より塗膜が薄いので耐久性は劣るかもしれません。
ゴールド塗装はなにげに丈夫で、リボルバーの泣き所であるシリンダーストップの筋傷(ドラッグマーク)も今のところ付きません。
まあ、でも少々ポッテリしてしまうゴールド塗装よりシャープな風合いだし、見た目もオリジナルの真鍮めっきに近い感じです。
ちょっと黄色味が強くて安っぽく感じるところもありますが…。
グリップはふた昔ぐらい前に蒲田のお店で買った、CMC製(と値札に書いてあった)コンバットグリップ。
確か2Kぐらいだったと思います。
CMCのKフレ用だからかバックストラップのラインが微妙に合ってませんが気にしない…。
メダリオンは一度外してグリップとツライチにしてあります。
トリガーとハンマーは例によってコクサイ特有の分厚いめっきで覆われていました。
さらにツールマークも深々と入っており、#180ぐらいの粗目のペーパーで腕も折れよと削りまくりましたがどちらも完全には落とせてません。
なのでケースハードンもキレが悪いです(笑)。
ついでに形状もシャープにしてメリハリを付けました。
若い頃は、無駄に長い6インチのリボルバーなぞ眼中になかった管理人…。
近ごろ魅力的に思えるようになって来たのは「長い物には巻かれろ」と云う人生訓のおかげでしょうか。
]]>
モデルガン
コクサイ
BOたぬき
2024-02-19T00:00:07+09:00
-
タナカモデルガン S&W M40センチ二アル
https://zeroin.militaryblog.jp/e1110169.html
タナカのモデルガン、S&W M40センチ二アルです。
初回ロットのABS樹脂バージョンを2022年夏のBHで入手。
いきなり話は飛びますが、画像は70年代の中ごろに入手した日本高級玩具小売商組合(NKG)発行のモデルガンカタログVol.7。
NKGとはMGCが直営店以外にモデルガンを卸さなくなった為、それに対抗するためMGC以外のモデルガンメーカーが集結した組合だそう。
この頃のトイガン業界はMGCとNKG勢に二分され、仁義なき戦いを繰り広げていたみたいですね。
そのカタログに掲載された国際産業のセンチ二アルは、中学生だった管理人にとって憧れの一品でした。
しかし一度も見かけることなく今に至ります。
今考えると目黒にあったらしい直営店に行けば買えたのかもしれませんが…。
モノ自体はMGCのデッドコピーだったらしいことを大人になって知りました。
これは1976年頃の国際産業のカタログですが、眩いばかりに光り輝くこがね色のセンチが掲載されています。
そんな中坊時代の甘酸っぱい思い出に浸りつつ手にしたタナカのセンチ。
相変わらず完璧なプロポーションと確実なアクションで、文句の付けようがありません。
タナカセンチのモデルガンは初回ロットからリアル(USA)刻印だったみたいで得した気分。
リコイルシールドにハンマーノーズブッシングっぽい表現(丸モールド)がされてるのも素晴らしい。
ハンマーノーズが突き出る穴が円形だったら完璧でした。
5発同梱されているカートリッジは3ピースタイプでヘッドスタンプ(R-P 38SPL)入りです。
仕上げ直しにあたってパーティングラインは僅かしかなかったし、ABS製にも拘らず平面もバッチリ出ていたので面出し作業は楽でした。
ABS材は粘りがあって削りにくいのでこれは助かります。
2015年のVショーであまりの安さ(2K!)に取り敢えず押さえておいたタナカ純正のロングホーングリップが生きる時が来ました。
タナカの腕っこきの木工職人が手掛けたのか、息を飲む仕上がり…。
しかし純正プラグリに仕込まれていたウエイトが使えなくなってしまったので、ABS故スカスカだった重量がさらに45gも軽くなってしまいました(涙)。
実銃のM40(スチール製)は595g、M42(軽合金製)は408gと実銃自体が軽いのでここは気にしないことにしましょう…。
レモン搾りと仇名されるセンチの最大の特徴、バックストラップのグリップセフティ。
ダブルアクションオンリーのリボルバーにグリップセフティが必要かは?ですが、そう思った人のために押し込んだ状態(キャンセル状態)にセットすることも可能。
いずれにせよ、これが無いとビジュアル的に物足りないのは間違いありません。
S&Wとしては、いにしえの.38セフティ ハンマーレスをオマージュしたんでしょうけど。
センチはチーフス・スペシャル(右、タナカモデルガンM60)に比べてバックストラップが上方に延長されています。
これによって、よりハイグリップできることで反動も抑え込め、連射時のコントロールに有利な気がします。
センチのハンマーレスフレームはM442等に引き継がれ、未だS&Wの現行商品としてラインナップされていますが上記のような特性も評価されているんではないかと。
お戯れにロングホーングリップをチーフに付けてみました。
これだけで一応ノーマルグリップよりハイグリップ可能。
可愛いチーフが怒り肩になって勇ましく見えます(笑)。
ただホーン先端はどこかに引っ掛かりそうなので丸めておいた方が良いかと思います(笑)。
ハンマースパーがないセンチはホルスターを選びます。
鋼鉄と木で構成されたセンチにはオールドスクールな革製のホルスターこそ相応しい…。
そうなると手持ちのホルスターではガルコのスピードマスター一択ですね。
初回ロットのABS樹脂バージョンを2022年夏のBHで入手。
いきなり話は飛びますが、画像は70年代の中ごろに入手した日本高級玩具小売商組合(NKG)発行のモデルガンカタログVol.7。
NKGとはMGCが直営店以外にモデルガンを卸さなくなった為、それに対抗するためMGC以外のモデルガンメーカーが集結した組合だそう。
この頃のトイガン業界はMGCとNKG勢に二分され、仁義なき戦いを繰り広げていたみたいですね。
そのカタログに掲載された国際産業のセンチ二アルは、中学生だった管理人にとって憧れの一品でした。
しかし一度も見かけることなく今に至ります。
今考えると目黒にあったらしい直営店に行けば買えたのかもしれませんが…。
モノ自体はMGCのデッドコピーだったらしいことを大人になって知りました。
これは1976年頃の国際産業のカタログですが、眩いばかりに光り輝くこがね色のセンチが掲載されています。
そんな中坊時代の甘酸っぱい思い出に浸りつつ手にしたタナカのセンチ。
相変わらず完璧なプロポーションと確実なアクションで、文句の付けようがありません。
タナカセンチのモデルガンは初回ロットからリアル(USA)刻印だったみたいで得した気分。
リコイルシールドにハンマーノーズブッシングっぽい表現(丸モールド)がされてるのも素晴らしい。
ハンマーノーズが突き出る穴が円形だったら完璧でした。
5発同梱されているカートリッジは3ピースタイプでヘッドスタンプ(R-P 38SPL)入りです。
仕上げ直しにあたってパーティングラインは僅かしかなかったし、ABS製にも拘らず平面もバッチリ出ていたので面出し作業は楽でした。
ABS材は粘りがあって削りにくいのでこれは助かります。
2015年のVショーであまりの安さ(2K!)に取り敢えず押さえておいたタナカ純正のロングホーングリップが生きる時が来ました。
タナカの腕っこきの木工職人が手掛けたのか、息を飲む仕上がり…。
しかし純正プラグリに仕込まれていたウエイトが使えなくなってしまったので、ABS故スカスカだった重量がさらに45gも軽くなってしまいました(涙)。
実銃のM40(スチール製)は595g、M42(軽合金製)は408gと実銃自体が軽いのでここは気にしないことにしましょう…。
レモン搾りと仇名されるセンチの最大の特徴、バックストラップのグリップセフティ。
ダブルアクションオンリーのリボルバーにグリップセフティが必要かは?ですが、そう思った人のために押し込んだ状態(キャンセル状態)にセットすることも可能。
いずれにせよ、これが無いとビジュアル的に物足りないのは間違いありません。
S&Wとしては、いにしえの.38セフティ ハンマーレスをオマージュしたんでしょうけど。
センチはチーフス・スペシャル(右、タナカモデルガンM60)に比べてバックストラップが上方に延長されています。
これによって、よりハイグリップできることで反動も抑え込め、連射時のコントロールに有利な気がします。
センチのハンマーレスフレームはM442等に引き継がれ、未だS&Wの現行商品としてラインナップされていますが上記のような特性も評価されているんではないかと。
お戯れにロングホーングリップをチーフに付けてみました。
これだけで一応ノーマルグリップよりハイグリップ可能。
可愛いチーフが怒り肩になって勇ましく見えます(笑)。
ただホーン先端はどこかに引っ掛かりそうなので丸めておいた方が良いかと思います(笑)。
ハンマースパーがないセンチはホルスターを選びます。
鋼鉄と木で構成されたセンチにはオールドスクールな革製のホルスターこそ相応しい…。
そうなると手持ちのホルスターではガルコのスピードマスター一択ですね。
]]>
モデルガン
タナカ
BOたぬき
2024-02-01T00:00:09+09:00
-
タナカモデルガン 三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュ 後編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1123313.html
タナカのモデルガン、三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュ後編です。
前編はこちら。
フリップアップタイプのリアサイトは、ショートバレル化に併せて小振りなものに変えられています。
バレルが300㎜短縮されたことによる影響なんでしょうが、低伸性はそれなりに悪化しているようです。
バットプレートは芸術的な三次曲面を描く手間のかかった初期型を再現。
ストックは実物同様の上下合わせタイプです。
実銃では上下はアリミゾで結合されていますが、流石のタナカでも接着で済ませています。
結合加工が精緻過ぎて横から見た結合線が分かりにくいですが、目を凝らすと確かに木目の方向が違います。
レシーバー後部のラッチ操作により秒でボルトを引き抜くことができます。
ボルト右側のエキストラクターを兼ねたばね性のある長いプレートはボルトのガタ取りの機能も備えていて、操作感の向上に貢献しています。
惜しいのはラッチ用リーフスプリングを留めている無粋なねじで、これは実銃にはないものなのでちょっと残念。
前端の2つのロッキングラグでがっちりレシーバーと締結されるボルト。
(後ろにあるもう一つのラグはレールガイド用)
仮にその2つのラグが破損しても、レシーバーの後端でハンドル部分をガッチリ受け止めているのでボルトが射手を目掛けてブローバック(!)してくることはありません。
そしてタナカのボルトは強度も十分で仕上げも手抜き無し。
ボルトエンドに刻まれたゴージャスなローレット加工ですが、三八式の場合はダテではありません。
この部分は安全子(マニュアルセフティ)となっており、掌で30°ほど押し回す時のすべり止めとして機能します。
同様のボルトエンドを持つ南部式自動拳銃 大型乙(CAWモデルガン)と。
トリガーガードは九九式の鉄板プレス製と違い、端正かつ優美なラインを描く削り出しタイプ。
管理人的に萌えポイントです。
トリガーガード前端に仕込まれたラッチを押してやると、弾倉部下のカバーがカパーンとリリースされます。
こんな操作もいちいち楽しい。
残念ながらさく杖は先端がねじこんであるだけのダミー。
反面、マズルのクラウンなどは後加工で丁寧に面取りされています。
プロポーション的には、ハンドガードの真ん中あたりが少しポッチャリ気味なのが気になると云えば気になるポイント…。
あと、ハンドガードから先のバレルが僅かに長い印象ですが、リアルサイズの銃剣が付かないようにするための配慮という噂も。
旧軍のサービスピストル達(九四式自動拳銃:HWSモデルガン、十四年式自動拳銃:ハドソンモデルガン)と。
小柄でメカメカしく、操作も楽しいのでついつい手に取って愛でてしまう管理人…(汗)。
常に部屋の片隅に(こっそりと…)立て掛けて置きたくなる、そんな味わい深い一本です。
前編はこちら。
フリップアップタイプのリアサイトは、ショートバレル化に併せて小振りなものに変えられています。
バレルが300㎜短縮されたことによる影響なんでしょうが、低伸性はそれなりに悪化しているようです。
バットプレートは芸術的な三次曲面を描く手間のかかった初期型を再現。
ストックは実物同様の上下合わせタイプです。
実銃では上下はアリミゾで結合されていますが、流石のタナカでも接着で済ませています。
結合加工が精緻過ぎて横から見た結合線が分かりにくいですが、目を凝らすと確かに木目の方向が違います。
レシーバー後部のラッチ操作により秒でボルトを引き抜くことができます。
ボルト右側のエキストラクターを兼ねたばね性のある長いプレートはボルトのガタ取りの機能も備えていて、操作感の向上に貢献しています。
惜しいのはラッチ用リーフスプリングを留めている無粋なねじで、これは実銃にはないものなのでちょっと残念。
前端の2つのロッキングラグでがっちりレシーバーと締結されるボルト。
(後ろにあるもう一つのラグはレールガイド用)
仮にその2つのラグが破損しても、レシーバーの後端でハンドル部分をガッチリ受け止めているのでボルトが射手を目掛けてブローバック(!)してくることはありません。
そしてタナカのボルトは強度も十分で仕上げも手抜き無し。
ボルトエンドに刻まれたゴージャスなローレット加工ですが、三八式の場合はダテではありません。
この部分は安全子(マニュアルセフティ)となっており、掌で30°ほど押し回す時のすべり止めとして機能します。
同様のボルトエンドを持つ南部式自動拳銃 大型乙(CAWモデルガン)と。
トリガーガードは九九式の鉄板プレス製と違い、端正かつ優美なラインを描く削り出しタイプ。
管理人的に萌えポイントです。
トリガーガード前端に仕込まれたラッチを押してやると、弾倉部下のカバーがカパーンとリリースされます。
こんな操作もいちいち楽しい。
残念ながらさく杖は先端がねじこんであるだけのダミー。
反面、マズルのクラウンなどは後加工で丁寧に面取りされています。
プロポーション的には、ハンドガードの真ん中あたりが少しポッチャリ気味なのが気になると云えば気になるポイント…。
あと、ハンドガードから先のバレルが僅かに長い印象ですが、リアルサイズの銃剣が付かないようにするための配慮という噂も。
旧軍のサービスピストル達(九四式自動拳銃:HWSモデルガン、十四年式自動拳銃:ハドソンモデルガン)と。
小柄でメカメカしく、操作も楽しいのでついつい手に取って愛でてしまう管理人…(汗)。
常に部屋の片隅に(こっそりと…)立て掛けて置きたくなる、そんな味わい深い一本です。
]]>
モデルガン
タナカ
BOたぬき
2024-01-10T00:00:08+09:00
-
タナカモデルガン 三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュ 前編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1123226.html
明けましておめでとうございます。
年の初めはタナカのモデルガン、三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュの前編です。
旧軍の正式名は騎銃らしいですが、機銃と紛らわしいので騎兵銃と呼ばれることもあったとか。
金属外装のモデルガンで、金属部はグレースチールフィニッシュと呼ばれるダークシルバーのめっき仕上げです。
屋外ではかなりシルバーっぽく映りますが、屋内だともう少し黒ずんで見えます。
その表面仕上げが「実物っぽいか?」と問われると言葉に詰まりますが、仕上げの丁重さも相まって工芸品の様な佇まい。
良く研磨された金属部には上品なヘアラインが残されており、その如何にも「手仕上げしました!」的なテイストに所有欲が満たされます。
ボルトアクションライフルのモデルガンを持っていなかったので、タナカのアリサカ系とKar98kは常々出物がないかサーチしておりました。
アリサカ系の希望としてはコストダウンされた九九式よりは製造に手間のかかっている三八式、そしてショーティ好きの管理人としては竹やりのように長い歩兵銃よりは短い騎兵銃。
仕上げの良いビンテージブルーフィニッシュかグレースチールフィニッシュだったら文句なし…。
ある日、そんなわがままな条件をすべて満たしたブツがオクに登場、特に競り合うこともなく落札できました。
中古でしたが程度は限りなく新品に近く、タナカ純正のスリングが付いていたのも嬉しいポイント。
三八式カービンとも云える騎兵銃。
フルサイズの歩兵銃より300㎜ほど切り詰められ、手の内に収まるサイズ感です。
ライフルのショーティ化(カービン化)の多くはバランスを悪化させますが、もともと三八年式実包が弱装弾っぽかったこともあり騎兵銃は特に問題なかったとか。
ここら辺はM16をショーティ化したM4カービンに通じるものがありますが、フルレングスのM16や歩兵銃は無駄に長かったってことにもなりますね。
カチッとした仕上げと滑らかなアクション、ストリッパークリップによる装填もスムーズそのもの。
本来この状態でボルトを閉鎖するとクリップが弾け飛ぶらしいんですが、結構固くて傷が付くのも何なので試せていません。
5発付属する発火タイプのカートリッジは、6.5x50アリサカ(三八年式実包)の実物大写真に比べると形状がだいぶ違いますね。
むしろ下の7x57マウザーに近い形状です。
左と中央は後日入手した三八年式実包のダミーカート。
意外なことに、中央のように弾頭を5mm程沈めれば(シーティングさせれば)、モデルガンのダミカとして使え、ストリッパークリップによるチャージや装填・排莢もOKです。
(左からオリジナルダミカ、5mmシーティングさせたダミカ、タナカ純正カート)
スピッツァ―(尖鋭)弾頭を持ち、弾頭の長さに比べて薬莢部が短い独特なプロポーションを持つ三八年式実包は、やはりタナカの同梱カートリッジと比べると格段にスマートですね。
三八式はコックオン クロージング(閉鎖時に撃針をコック)なので、モデルガンでもボルトが完全閉鎖する10㎜ぐらい前からグッと手応えが増す感覚が味わえます。
チャンバー上面の菊の御紋と三八式の刻印が良い感じ。
もちろん菊の花びらは自主規制の15枚になっています。
(オリジナルは16枚)
またその両脇のガスベントの小穴も再現。
ベント穴はチャンバー内での異常腔圧発生時に圧力を逃がすためのものですが、タナカの三八式はチャンバーまでリアルに貫通。
過去のロットではレシーバー上面で悪目立ちしていたタナカのマークとSMG刻印は、側面の目立たない箇所に移設されています。
後編に続きます。
年の初めはタナカのモデルガン、三八式騎兵銃 グレースチールフィニッシュの前編です。
旧軍の正式名は騎銃らしいですが、機銃と紛らわしいので騎兵銃と呼ばれることもあったとか。
金属外装のモデルガンで、金属部はグレースチールフィニッシュと呼ばれるダークシルバーのめっき仕上げです。
屋外ではかなりシルバーっぽく映りますが、屋内だともう少し黒ずんで見えます。
その表面仕上げが「実物っぽいか?」と問われると言葉に詰まりますが、仕上げの丁重さも相まって工芸品の様な佇まい。
良く研磨された金属部には上品なヘアラインが残されており、その如何にも「手仕上げしました!」的なテイストに所有欲が満たされます。
ボルトアクションライフルのモデルガンを持っていなかったので、タナカのアリサカ系とKar98kは常々出物がないかサーチしておりました。
アリサカ系の希望としてはコストダウンされた九九式よりは製造に手間のかかっている三八式、そしてショーティ好きの管理人としては竹やりのように長い歩兵銃よりは短い騎兵銃。
仕上げの良いビンテージブルーフィニッシュかグレースチールフィニッシュだったら文句なし…。
ある日、そんなわがままな条件をすべて満たしたブツがオクに登場、特に競り合うこともなく落札できました。
中古でしたが程度は限りなく新品に近く、タナカ純正のスリングが付いていたのも嬉しいポイント。
三八式カービンとも云える騎兵銃。
フルサイズの歩兵銃より300㎜ほど切り詰められ、手の内に収まるサイズ感です。
ライフルのショーティ化(カービン化)の多くはバランスを悪化させますが、もともと三八年式実包が弱装弾っぽかったこともあり騎兵銃は特に問題なかったとか。
ここら辺はM16をショーティ化したM4カービンに通じるものがありますが、フルレングスのM16や歩兵銃は無駄に長かったってことにもなりますね。
カチッとした仕上げと滑らかなアクション、ストリッパークリップによる装填もスムーズそのもの。
本来この状態でボルトを閉鎖するとクリップが弾け飛ぶらしいんですが、結構固くて傷が付くのも何なので試せていません。
5発付属する発火タイプのカートリッジは、6.5x50アリサカ(三八年式実包)の実物大写真に比べると形状がだいぶ違いますね。
むしろ下の7x57マウザーに近い形状です。
左と中央は後日入手した三八年式実包のダミーカート。
意外なことに、中央のように弾頭を5mm程沈めれば(シーティングさせれば)、モデルガンのダミカとして使え、ストリッパークリップによるチャージや装填・排莢もOKです。
(左からオリジナルダミカ、5mmシーティングさせたダミカ、タナカ純正カート)
スピッツァ―(尖鋭)弾頭を持ち、弾頭の長さに比べて薬莢部が短い独特なプロポーションを持つ三八年式実包は、やはりタナカの同梱カートリッジと比べると格段にスマートですね。
三八式はコックオン クロージング(閉鎖時に撃針をコック)なので、モデルガンでもボルトが完全閉鎖する10㎜ぐらい前からグッと手応えが増す感覚が味わえます。
チャンバー上面の菊の御紋と三八式の刻印が良い感じ。
もちろん菊の花びらは自主規制の15枚になっています。
(オリジナルは16枚)
またその両脇のガスベントの小穴も再現。
ベント穴はチャンバー内での異常腔圧発生時に圧力を逃がすためのものですが、タナカの三八式はチャンバーまでリアルに貫通。
過去のロットではレシーバー上面で悪目立ちしていたタナカのマークとSMG刻印は、側面の目立たない箇所に移設されています。
後編に続きます。]]>
モデルガン
タナカ
BOたぬき
2024-01-01T00:00:11+09:00
-
WAモデルガン コマンダーカスタム(Aタイプ) レストモッド編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1125783.html
WAのモデルガン、コマンダーカスタムです。
近所のホビー系リサイクルショップで発見しましたが、発火済みで、ちょっと汚れていたのでレストア前提で購入。
画像はコンプ付けちゃってますが、デフォルトはAタイプと呼ばれる仕様でした。
デフォルトの状態を写真に撮っておくのを忘れました(汗)。
Aタイプとは、幾多のバリエーションを持つWAコマンダーカスタムの中では比較的ベーシックなタイプ。
WAの1985年度版カタログに掲載されています。
ノーマルのままってのも芸がないので、マスターモデルに付けてたコンプを移植。
ついでにショートパーツもアップデートして、今流行りのレストモッド(レストア+モデファイ)って奴を目指します。
マスターモデル(下)は元の状態に戻しましたが、フロントサイトだけはAタイプに付いていたセミターゲットタイプを移植。
Aタイプはフレームにもあちこち小傷があったので、この際ロアーASSYもまるまる手持ちのパーツと差し替えてレストモッドを断行!
溜まりに溜まったガバのストックパーツの消費の促進を図ります…。
核となるフレームは〇ュール流れのMGCコマンダーのめっきフレームを使用。
多分MGC(タイトー)終末期の頃の物と思われる一品で、傷もなくめっきの状態も良好です。
フロントストラップにチェッカリングが入り、ビーバーテールにも対応したセミカスタム的な仕様なのも好都合。
難点は、グリップスクリュー用のブッシュが付いていないこと。
高校生の時に買ったタップツールをグリングリンして、去年夏のBHで入手していたBWC製のブッシュをインストール。
他にもストック箱から使えそうなショートパーツをかき集めます。
ハンマーは今年GWのVショーで1Kで買った、メーカー不明、超絶仕上げのイカしたスケルトンハンマー。
実は軸受け部分が別部品のカラーになっているスゴいヤツなんです…。
トリガーはコレと云うのがなかったのでシェリフのアルミ製のスリーホールを投入。
いつ買ったかは記憶にないのですが、多分どこぞのイベントのジャンク箱で拾ったものかと…。
WAマグナのナショナルマッチ用で少々大きかったので、幅と上下を数ミリ削りました。
つ、遂にこのグリップを使う日がやって来た!
グリップは悩んだ挙句10年ほど前の夏のVショーで2Kで買ったチタン製(!)のグリップを満を持して投入~。
マグウェルカットになっているので見た目収まりが良いし、何となく近未来感が出るかなと思って…(謎)。
コンプとバランスを取るため、4年ぐらい前のVショーで買った大き目のマグウェルファンネルを付けて下方向にもボリューム感を持たせました。
グリップセフティはハンプ付きで抑揚多めのヤツを白磨き。
マガジンはスモールカート対応と云うことで、今年GWのBHでタニコバさんから直に購入した(箱にサインまでいただいた…)ウィルソンのステンレスマガジンを…。
謎のスケルトンハンマーは、買うときにWAマグナRタイプ用と云われていて多少の加工は覚悟していたんですが、無加工で付いちゃいましたね。
WAコマンダーカスタムのお約束アイテム、ステンレス製のエクステンデットスライドストップは純正の物を仕上げ直しました。
スライド側面は面出しして、無塗装ポリッシュ仕上げにしました。
ガバはスライド側面が完全フラットなので、(刻印が消えるのさえ気を付ければ)ポリッシュし易いのが良いですね。
スライド前端のフロントサイト痕の穴はプラバンで塞ぎました。
アンビセフティは7年ぐらい前のBHで購入した、メーカー不明(〇ェリフ?)のステンレス製ワイドタイプでグレーの色味が精悍な一品。
そしてWAコマンダーカスタムのアイコンとも云えるリアルな金属製ファイアリングピン(前半部は樹脂)に激萌えする管理人。
レストモッドにあたって、他の部分をGM5系パーツに置換えてもスライドASSYだけは他と替えがたいです。
レストモッド後は当然元箱には収まらないので、余っていた箱(アキバの中古店で買ったMGCハードボーラー用)に収納。
使わなくなったAタイプのパーツ類は元箱に入れて保管します。
今年はここまで!
よいお年を~。
近所のホビー系リサイクルショップで発見しましたが、発火済みで、ちょっと汚れていたのでレストア前提で購入。
画像はコンプ付けちゃってますが、デフォルトはAタイプと呼ばれる仕様でした。
デフォルトの状態を写真に撮っておくのを忘れました(汗)。
Aタイプとは、幾多のバリエーションを持つWAコマンダーカスタムの中では比較的ベーシックなタイプ。
WAの1985年度版カタログに掲載されています。
ノーマルのままってのも芸がないので、マスターモデルに付けてたコンプを移植。
ついでにショートパーツもアップデートして、今流行りのレストモッド(レストア+モデファイ)って奴を目指します。
マスターモデル(下)は元の状態に戻しましたが、フロントサイトだけはAタイプに付いていたセミターゲットタイプを移植。
Aタイプはフレームにもあちこち小傷があったので、この際ロアーASSYもまるまる手持ちのパーツと差し替えてレストモッドを断行!
溜まりに溜まったガバのストックパーツの消費の促進を図ります…。
核となるフレームは〇ュール流れのMGCコマンダーのめっきフレームを使用。
多分MGC(タイトー)終末期の頃の物と思われる一品で、傷もなくめっきの状態も良好です。
フロントストラップにチェッカリングが入り、ビーバーテールにも対応したセミカスタム的な仕様なのも好都合。
難点は、グリップスクリュー用のブッシュが付いていないこと。
高校生の時に買ったタップツールをグリングリンして、去年夏のBHで入手していたBWC製のブッシュをインストール。
他にもストック箱から使えそうなショートパーツをかき集めます。
ハンマーは今年GWのVショーで1Kで買った、メーカー不明、超絶仕上げのイカしたスケルトンハンマー。
実は軸受け部分が別部品のカラーになっているスゴいヤツなんです…。
トリガーはコレと云うのがなかったのでシェリフのアルミ製のスリーホールを投入。
いつ買ったかは記憶にないのですが、多分どこぞのイベントのジャンク箱で拾ったものかと…。
WAマグナのナショナルマッチ用で少々大きかったので、幅と上下を数ミリ削りました。
つ、遂にこのグリップを使う日がやって来た!
グリップは悩んだ挙句10年ほど前の夏のVショーで2Kで買ったチタン製(!)のグリップを満を持して投入~。
マグウェルカットになっているので見た目収まりが良いし、何となく近未来感が出るかなと思って…(謎)。
コンプとバランスを取るため、4年ぐらい前のVショーで買った大き目のマグウェルファンネルを付けて下方向にもボリューム感を持たせました。
グリップセフティはハンプ付きで抑揚多めのヤツを白磨き。
マガジンはスモールカート対応と云うことで、今年GWのBHでタニコバさんから直に購入した(箱にサインまでいただいた…)ウィルソンのステンレスマガジンを…。
謎のスケルトンハンマーは、買うときにWAマグナRタイプ用と云われていて多少の加工は覚悟していたんですが、無加工で付いちゃいましたね。
WAコマンダーカスタムのお約束アイテム、ステンレス製のエクステンデットスライドストップは純正の物を仕上げ直しました。
スライド側面は面出しして、無塗装ポリッシュ仕上げにしました。
ガバはスライド側面が完全フラットなので、(刻印が消えるのさえ気を付ければ)ポリッシュし易いのが良いですね。
スライド前端のフロントサイト痕の穴はプラバンで塞ぎました。
アンビセフティは7年ぐらい前のBHで購入した、メーカー不明(〇ェリフ?)のステンレス製ワイドタイプでグレーの色味が精悍な一品。
そしてWAコマンダーカスタムのアイコンとも云えるリアルな金属製ファイアリングピン(前半部は樹脂)に激萌えする管理人。
レストモッドにあたって、他の部分をGM5系パーツに置換えてもスライドASSYだけは他と替えがたいです。
レストモッド後は当然元箱には収まらないので、余っていた箱(アキバの中古店で買ったMGCハードボーラー用)に収納。
使わなくなったAタイプのパーツ類は元箱に入れて保管します。
今年はここまで!
よいお年を~。]]>
モデルガン
WA
BOたぬき
2023-12-20T00:00:07+09:00
-
ピーメ沼!その4 ハドソンモデルガン コルト バントライン・スペシャル 後編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1124872.html
ハドソンのコルトSAA 1st、バントライン・スペシャルの後編です。
前編はこちら。
だいぶ前になりますが、使う当てもないのにホビー系リサイクルショップのHP店舗から2K+税でゲットしたランパントの1stピーメのショートパーツ類。
ハンマーノーズの形状から察するに黒色火薬タイプのようです。
ハドソンのピーメに使える部品はないかと試してみたところ、トリガーのみ使えることが分かりました。
左がランパントのトリガー。
更にランパントのトリガーを付けると未コッキング状態のトリガーの位置が改善されることが判明。
画像はノーマルトリガーのレスト位置で、管理人的には些か前に出過ぎのような印象。
ランパントのトリガーだと、やや後ろ寄りのイメージ通りの位置になります。
再仕上げにあたりHW樹脂の成型状態は非常に良好で、平面も良く出ていたので下地を整えるのは楽でした。
GW中だったし、無塗装なのを良いことにヒマに任せてブルーイング(ケースハードン風)にチャレンジ…、などと大それた考えが頭をよぎりましたが…。
当然そんな根性は持ち合わせていないので、いつも通りの塗装仕上げとなったのは云うまでもありません。
その際グリップフレーム底部の社名の刻印は、今は亡きハドソン産業株式会社に敬意を表し敢えて残しました。
カッコ良いハンマーノーズは真鍮製で、無煙火薬タイプを再現しています。
ピーメ沼第三弾の極端に短い奴、バードヘッド シェリフズ(MULEモデルガン)と。
しかし贈られたのが実話だとしたら、ワイアット・アープ氏はこんなに長いのを日常業務に使ったんでしょうか…。
バントラインのバレル長は12インチ、そしてコルトM16A2コマンド - モデル733(MGCモデルガン)は12.5インチ…。
如何にバントラインのバレルが無駄に長いかが分かります(笑)。
そしてずっと探していたハドソン純正のSAA用ダミーカートリッジ、正式名「.45ダミーセパレートカートリッジ」を最近リサイクルショップのHP店舗で発見。
3K+税でしたがマッハでポチりました。
専用のシリンダーに対応した非常に凝った構造のダミカで、Oリング付きのブレット、スペーサー、ケースの3つのパーツで構成されています。
シリンダーに仕込む時は真ん中のスペーサーは使用せずに、ブレットとケースだけをシリンダーの前後から装着します。
見た目の迫力に加え、合計で163gと結構な重量が稼げるのも魅力です。
難点はOリングで結合されているため、ケースが簡単に排莢できないのことですかね。
でも、気の効いた楽しいアクセサリーです。
前編はこちら。
だいぶ前になりますが、使う当てもないのにホビー系リサイクルショップのHP店舗から2K+税でゲットしたランパントの1stピーメのショートパーツ類。
ハンマーノーズの形状から察するに黒色火薬タイプのようです。
ハドソンのピーメに使える部品はないかと試してみたところ、トリガーのみ使えることが分かりました。
左がランパントのトリガー。
更にランパントのトリガーを付けると未コッキング状態のトリガーの位置が改善されることが判明。
画像はノーマルトリガーのレスト位置で、管理人的には些か前に出過ぎのような印象。
ランパントのトリガーだと、やや後ろ寄りのイメージ通りの位置になります。
再仕上げにあたりHW樹脂の成型状態は非常に良好で、平面も良く出ていたので下地を整えるのは楽でした。
GW中だったし、無塗装なのを良いことにヒマに任せてブルーイング(ケースハードン風)にチャレンジ…、などと大それた考えが頭をよぎりましたが…。
当然そんな根性は持ち合わせていないので、いつも通りの塗装仕上げとなったのは云うまでもありません。
その際グリップフレーム底部の社名の刻印は、今は亡きハドソン産業株式会社に敬意を表し敢えて残しました。
カッコ良いハンマーノーズは真鍮製で、無煙火薬タイプを再現しています。
ピーメ沼第三弾の極端に短い奴、バードヘッド シェリフズ(MULEモデルガン)と。
しかし贈られたのが実話だとしたら、ワイアット・アープ氏はこんなに長いのを日常業務に使ったんでしょうか…。
バントラインのバレル長は12インチ、そしてコルトM16A2コマンド - モデル733(MGCモデルガン)は12.5インチ…。
如何にバントラインのバレルが無駄に長いかが分かります(笑)。
そしてずっと探していたハドソン純正のSAA用ダミーカートリッジ、正式名「.45ダミーセパレートカートリッジ」を最近リサイクルショップのHP店舗で発見。
3K+税でしたがマッハでポチりました。
専用のシリンダーに対応した非常に凝った構造のダミカで、Oリング付きのブレット、スペーサー、ケースの3つのパーツで構成されています。
シリンダーに仕込む時は真ん中のスペーサーは使用せずに、ブレットとケースだけをシリンダーの前後から装着します。
見た目の迫力に加え、合計で163gと結構な重量が稼げるのも魅力です。
難点はOリングで結合されているため、ケースが簡単に排莢できないのことですかね。
でも、気の効いた楽しいアクセサリーです。
]]>
モデルガン
ハドソン
BOたぬき
2023-12-09T00:00:05+09:00
-
お色直し!MGCモデルガン キンバーエリートキャリー
https://zeroin.militaryblog.jp/e1127321.html
今回はMGCのモデルガン、キンバーエリートキャリーをお色直し。
お気に入りのハンサム君、MGCのキンバーエリートキャリーですが、見る度に気になる箇所が一点。
それはグリップセフティの握り込む部分の貧弱さで、キンバーはもっと独特のボリューム感があります。
これはお色直しをする前の画像。
お色直し後の画像。
その部分に肉盛りして、ボリューミーにしてみました。
まずグリップセフティにプラバンと瞬着で大まかな肉盛りをします。
瞬着が固まったらガリゴリと削りますが、この時に出来上がりの明確なイメージを掴んでおかないと…。
コレジャナイ感たっぷりの仕上がりになります(号泣)。
さらに肉を盛り、削る!を数回繰り返し…。
まあまあじゃない?とがんばった自分に言い聞かせる管理人。
まだラインがぎこちない気がするんですが、「ここら辺が潮時だ!」の心の声に素直に従いました…。
実物はもっと大らかかつ繊細なラインを描いているんですが、今回はいま一つ追いきれませんでした。
ふと思ったんですが、WAのウルトラCDPⅡのグリップセフティを入手すればこんな苦労は…、以下略。
お気に入りのハンサム君、MGCのキンバーエリートキャリーですが、見る度に気になる箇所が一点。
それはグリップセフティの握り込む部分の貧弱さで、キンバーはもっと独特のボリューム感があります。
これはお色直しをする前の画像。
お色直し後の画像。
その部分に肉盛りして、ボリューミーにしてみました。
まずグリップセフティにプラバンと瞬着で大まかな肉盛りをします。
瞬着が固まったらガリゴリと削りますが、この時に出来上がりの明確なイメージを掴んでおかないと…。
コレジャナイ感たっぷりの仕上がりになります(号泣)。
さらに肉を盛り、削る!を数回繰り返し…。
まあまあじゃない?とがんばった自分に言い聞かせる管理人。
まだラインがぎこちない気がするんですが、「ここら辺が潮時だ!」の心の声に素直に従いました…。
実物はもっと大らかかつ繊細なラインを描いているんですが、今回はいま一つ追いきれませんでした。
ふと思ったんですが、WAのウルトラCDPⅡのグリップセフティを入手すればこんな苦労は…、以下略。
]]>
モデルガン
MGC
BOたぬき
2023-11-10T00:00:05+09:00
-
ハドソンモデルガン USライフルCal.30 M1(M1ガーランド) 後編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1123314.html
ハドソンのモデルガン、USライフルCal.30 M1、通称M1ガーランド 後編です。
前編はこちら。
手動ボルト操作により長大な06弾がチャンバーに吸い込まれ、またダイナミックにエジェクトする様は一見の価値あり。
ショートパーツの多くはロストワックスのスチール製らしいですが、そうじゃないとこんな負荷が掛かるアクションに耐えられないでしょうね。
クリップは最終弾のエジェクトと同時に排出されることになっていますが、この個体は飛びが今一つで残尿感が拭えません(爆)。
(弾頭が付いたままだと、実銃でもそうみたいです)
そんな時、最終弾をエンプティケースにしておくと吉とのネット情報が。
5年ほど前のVショーでおまけで貰っていたエンプティケースを最終弾に仕込んでみると「チキィーン」と元気一杯にクリップがはじき出されました。
「スーっ」とした瞬間…(笑)。
木製ストックは上品過ぎると云う声もあるようですが、まるで高級家具のような仕上げには目を見張ります。
またこの個体は前部ハンドガードの木目がトラ杢(虎目)になっていて悶絶ものの美しさ…。
バットプレートのトラップドアもカッチリと再現され、実物メンテツールが収納可能。
トリガーガードを押し下げるだけでトリガーグループが外れ、秒でここまで分解可能です。
セルフローディングライフルは泥や砂などの汚れに対して神経質だと思いますが、ガーランドの場合は日常的なメンテのし易さでカバーできますね。
トリガーハウジングが見るからに華奢そうなので、メインスプリングを手持ちの低ばねレートのスプリング(下)と置換え、負荷を軽減させました。
トリガープルは軽くなっちゃいますが、他の作動には特に影響もないみたいだし…。
64式小銃が導入されるまで、自衛隊の主力ライフルだったこともあるガーランド。
いまだ防衛大学校儀仗隊では現役で使用されているようです。
以前なんかのTVで見てド肝を抜かれた儀仗隊のファンシードリル、つべで再見しても一糸乱れぬ離れ業の連続に息を飲む管理人。
あまりに軽々と扱うのでもしかして軽量化したデコガンでは?などと思っちゃいましたが、ドリルの最中にブランクの発砲があるので実銃なのは間違いありませんね。
疑ってすいません…。
敬礼しながらシレッと4Kg越えのライフルを片手でブンブン振り回すって…。
隊員の皆さんも特にごっつい体型と云う訳ではないので、力任せではなく重心を上手くコントロールしてるんでしょうね。
その点ガーランドは余計な出っ張りがないとか、長すぎず、短かすぎずのバランスの良さも一役買ってそう…。
ハドソンのモデルガンを握って「デカくて重っ!」と思った時点で、ファンシードリルが如何に凄い事をやっているかが分かります。
下はガーランドが飛び交う中を絶妙の間合いで行進する指揮官ですが、一歩間違えれば大ケガするだろうし仲間を信頼していないと出来ないことですね。
でも、隊員の皆さんも慣れない頃はあらぬ方向にガーランドを飛ばしちゃったりしたんでしょうか…。
この状態でレシーバー左側面のラッチを押すと、クリップがアモごと強制排出されますがこれがまた楽しい。
見て良し、操作して楽しでお値段以上の満足感を与えてくれる、今は亡きハドソンの名作モデルガンでした。
前編はこちら。
手動ボルト操作により長大な06弾がチャンバーに吸い込まれ、またダイナミックにエジェクトする様は一見の価値あり。
ショートパーツの多くはロストワックスのスチール製らしいですが、そうじゃないとこんな負荷が掛かるアクションに耐えられないでしょうね。
クリップは最終弾のエジェクトと同時に排出されることになっていますが、この個体は飛びが今一つで残尿感が拭えません(爆)。
(弾頭が付いたままだと、実銃でもそうみたいです)
そんな時、最終弾をエンプティケースにしておくと吉とのネット情報が。
5年ほど前のVショーでおまけで貰っていたエンプティケースを最終弾に仕込んでみると「チキィーン」と元気一杯にクリップがはじき出されました。
「スーっ」とした瞬間…(笑)。
木製ストックは上品過ぎると云う声もあるようですが、まるで高級家具のような仕上げには目を見張ります。
またこの個体は前部ハンドガードの木目がトラ杢(虎目)になっていて悶絶ものの美しさ…。
バットプレートのトラップドアもカッチリと再現され、実物メンテツールが収納可能。
トリガーガードを押し下げるだけでトリガーグループが外れ、秒でここまで分解可能です。
セルフローディングライフルは泥や砂などの汚れに対して神経質だと思いますが、ガーランドの場合は日常的なメンテのし易さでカバーできますね。
トリガーハウジングが見るからに華奢そうなので、メインスプリングを手持ちの低ばねレートのスプリング(下)と置換え、負荷を軽減させました。
トリガープルは軽くなっちゃいますが、他の作動には特に影響もないみたいだし…。
64式小銃が導入されるまで、自衛隊の主力ライフルだったこともあるガーランド。
いまだ防衛大学校儀仗隊では現役で使用されているようです。
以前なんかのTVで見てド肝を抜かれた儀仗隊のファンシードリル、つべで再見しても一糸乱れぬ離れ業の連続に息を飲む管理人。
あまりに軽々と扱うのでもしかして軽量化したデコガンでは?などと思っちゃいましたが、ドリルの最中にブランクの発砲があるので実銃なのは間違いありませんね。
疑ってすいません…。
敬礼しながらシレッと4Kg越えのライフルを片手でブンブン振り回すって…。
隊員の皆さんも特にごっつい体型と云う訳ではないので、力任せではなく重心を上手くコントロールしてるんでしょうね。
その点ガーランドは余計な出っ張りがないとか、長すぎず、短かすぎずのバランスの良さも一役買ってそう…。
ハドソンのモデルガンを握って「デカくて重っ!」と思った時点で、ファンシードリルが如何に凄い事をやっているかが分かります。
下はガーランドが飛び交う中を絶妙の間合いで行進する指揮官ですが、一歩間違えれば大ケガするだろうし仲間を信頼していないと出来ないことですね。
でも、隊員の皆さんも慣れない頃はあらぬ方向にガーランドを飛ばしちゃったりしたんでしょうか…。
この状態でレシーバー左側面のラッチを押すと、クリップがアモごと強制排出されますがこれがまた楽しい。
見て良し、操作して楽しでお値段以上の満足感を与えてくれる、今は亡きハドソンの名作モデルガンでした。
]]>
モデルガン
ハドソン
BOたぬき
2023-11-01T00:00:03+09:00
-
KSCモデルガン ベレッタ93R セカンドバージョン
https://zeroin.militaryblog.jp/e1114197.html
KSCのモデルガン、ベレッタ93Rのセカンド(以下2nd)バージョンです。
以前紹介済みのABS製ファースト(以下1st)バージョン(下)、気に入っていたのでそのバリアントたるセカンド(以下2nd)バージョンもそれとなく物色しておりました。
しかし注文が「HW製のリアル刻印、もち未発火でリーズナブルな価格の中古」と多目だったこともありなかなか良縁にめぐり会えず…。
そんな2nd探しの旅も、5年ほど前にホビー系のリサイクルショップでHW製の初期ロット(恐らく90年代製)との出会いによって終止符が打たれました。
取説とカートは付属、元箱は無しという個体でしたが、幸いなことにベレッタ表記の元箱(右、1stバージョン用ですが)は後日大雄にて入手。
左の1st用の元箱はベレッタ表記の上から「KSC Mod.93R」と云うシールが貼られており、90年代後半の風雲急を告げる世相が偲ばれます…(笑)。
刻印はと云えば、左側面は1st(上)、2nd共通です。
スライド右側面はちょっと差別化されており、2nd(下)はイタリア刻印ですが、1stはそれにベレッタUSAのテキストが追加されています。
フレームのプルーフマークの位置も異なっていますね。
実銃のシリアルNo.のルールは1st(左)が「Bで始まり数字5桁、そして最後はZ」で、2ndが「Cで始まり以下同様」だそうですが、KSCはどちらもルール通りに再現。
刻印以外の1st(右)、2ndの差異はコンペンセイターのスリット形状ぐらいですかね。
それだけ最初からよく練られた設計だったんでしょう。
これはABSバージョンとHWバージョンの違いと思いますが、ファイアリングピン後端の形状が違います。
小振りな1st(左)に比べてマッシブな形状の2ndですが、これは2ndの形状が実物に近いです。
フルHW製だけに流石の重さ(カート含まず)を誇る2nd。
ABS製の1stは773gなので150gほど重いです。
念願だった1st(下)、2ndの揃い踏み。
KSCは便宜上1st、2ndと称していますが、実銃では1stでも初期のチェッカリングのないスムーズグリップが付いたものが第一期生産品となるそうです。
なのでチェッカードグリップが付いたKSCの1stは第二期、2ndは第三期生産品に当たります。
それを知ってしまうと、「もう一丁1stとスムーズ木グリを入手して第一期生産品を…」と考えてしまうのがマニアの性(汗)。
それはともかく相変わらずフルストロークのホールドオープン姿が絵になる~。
一時大人の事情でKSC刻印だった93Rモデルガンも、近年の再販版では再びリアル刻印に戻ったようで喜ばしい限りです。
HW製グリップは近年の再販版が地味目な塗装仕上げなのに対して、画像の初期ロットは水圧転写の木目調で見た目が華やかですね。
発火しない派なので売りの3連バーストは体感できませんが、昔(25年ぐらい前?)、まだイベントに出店していた頃のKSCブースで試射させてもらったのが思い出されます…。
以前紹介済みのABS製ファースト(以下1st)バージョン(下)、気に入っていたのでそのバリアントたるセカンド(以下2nd)バージョンもそれとなく物色しておりました。
しかし注文が「HW製のリアル刻印、もち未発火でリーズナブルな価格の中古」と多目だったこともありなかなか良縁にめぐり会えず…。
そんな2nd探しの旅も、5年ほど前にホビー系のリサイクルショップでHW製の初期ロット(恐らく90年代製)との出会いによって終止符が打たれました。
取説とカートは付属、元箱は無しという個体でしたが、幸いなことにベレッタ表記の元箱(右、1stバージョン用ですが)は後日大雄にて入手。
左の1st用の元箱はベレッタ表記の上から「KSC Mod.93R」と云うシールが貼られており、90年代後半の風雲急を告げる世相が偲ばれます…(笑)。
刻印はと云えば、左側面は1st(上)、2nd共通です。
スライド右側面はちょっと差別化されており、2nd(下)はイタリア刻印ですが、1stはそれにベレッタUSAのテキストが追加されています。
フレームのプルーフマークの位置も異なっていますね。
実銃のシリアルNo.のルールは1st(左)が「Bで始まり数字5桁、そして最後はZ」で、2ndが「Cで始まり以下同様」だそうですが、KSCはどちらもルール通りに再現。
刻印以外の1st(右)、2ndの差異はコンペンセイターのスリット形状ぐらいですかね。
それだけ最初からよく練られた設計だったんでしょう。
これはABSバージョンとHWバージョンの違いと思いますが、ファイアリングピン後端の形状が違います。
小振りな1st(左)に比べてマッシブな形状の2ndですが、これは2ndの形状が実物に近いです。
フルHW製だけに流石の重さ(カート含まず)を誇る2nd。
ABS製の1stは773gなので150gほど重いです。
念願だった1st(下)、2ndの揃い踏み。
KSCは便宜上1st、2ndと称していますが、実銃では1stでも初期のチェッカリングのないスムーズグリップが付いたものが第一期生産品となるそうです。
なのでチェッカードグリップが付いたKSCの1stは第二期、2ndは第三期生産品に当たります。
それを知ってしまうと、「もう一丁1stとスムーズ木グリを入手して第一期生産品を…」と考えてしまうのがマニアの性(汗)。
それはともかく相変わらずフルストロークのホールドオープン姿が絵になる~。
一時大人の事情でKSC刻印だった93Rモデルガンも、近年の再販版では再びリアル刻印に戻ったようで喜ばしい限りです。
HW製グリップは近年の再販版が地味目な塗装仕上げなのに対して、画像の初期ロットは水圧転写の木目調で見た目が華やかですね。
発火しない派なので売りの3連バーストは体感できませんが、昔(25年ぐらい前?)、まだイベントに出店していた頃のKSCブースで試射させてもらったのが思い出されます…。
]]>
モデルガン
KSC
BOたぬき
2023-10-20T00:00:06+09:00
-
ピーメ沼!その4 ハドソンモデルガン コルト バントライン・スペシャル 前編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1119852.html
ピーメ沼の第四弾。(第三弾はこちら)
名作と誉れ高いハドソンのコルトSAA 1st、その幾多あるバリエーションの一つバントライン・スペシャルの前編です。
この長いにも程がある奴は去年夏のVショーで入手。
画像は購入直後の姿で、HW製の無塗装仕上げでした。
ハドソンは微妙にテーパーの付いたロングバレルを上手く再現しています。
1stピーメ特有のまん丸のフルムーンタイプのエジェクターヘッドはロングバレルに対して良いアクセントですね。
バレル上面に見落としそうなぐらい繊細な刻印が入っています。
素朴な感じのワンピース木グリが付いていたので、ストックオイルを塗布して深みを出しました。
カートリッジが付属していなかったんで、アキバの中古店でハドソンピーメ用を購入したんですが…。
微妙に長いみたいで、ここまでしか収まりません(涙)。
購入時からダミーブレットの弾頭部のみ付いていたので調べると、このシリンダーはハドソン純正のダミーブレット専用品らしいです。
故にインサートの位置が奥まっているので、長さのあるノーマルカートは収まらなかったようです。
どのみちこんなアクションが出来なくなってしまうので、現在ダミーブレットは外しています。
9~10歳の頃から家にあった管理人の座右の書、拳銃画報にバントライン・スペシャルについてのコラムがあります。
作家のネッド・バントラインにより12インチバレルのピーメがワイアット・アープを初めとする当時の著名人数人に贈られたと云うエピソードは有名ですね。
しかしコルトには当時製造した記録がなく、そのエピソードはネッド・バントラインによる創作だったと云う説もあるようです。
真相はどうあれ、その後バントライン・スペシャルが評判になったため、コルトによって実際に製造・販売されることになります。
ハドソンは自社の1stピーメをベースにバントラインをモデル化。
他社ではハートフォードが2ndピーメ仕様のバントラインを商品化しています。
MGCの金属ピーメにもバントラインのラインナップがありました。
って、先日行ったアキバの中古店でSMG対応モデルを売ってたので、結構長い間製造されていたようです。
触ったことはありませんが、金属製の12インチとなるとかなりフロントヘビーなんでしょうね。
後編に続きます。
(第三弾はこちら)
名作と誉れ高いハドソンのコルトSAA 1st、その幾多あるバリエーションの一つバントライン・スペシャルの前編です。
この長いにも程がある奴は去年夏のVショーで入手。
画像は購入直後の姿で、HW製の無塗装仕上げでした。
ハドソンは微妙にテーパーの付いたロングバレルを上手く再現しています。
1stピーメ特有のまん丸のフルムーンタイプのエジェクターヘッドはロングバレルに対して良いアクセントですね。
バレル上面に見落としそうなぐらい繊細な刻印が入っています。
素朴な感じのワンピース木グリが付いていたので、ストックオイルを塗布して深みを出しました。
カートリッジが付属していなかったんで、アキバの中古店でハドソンピーメ用を購入したんですが…。
微妙に長いみたいで、ここまでしか収まりません(涙)。
購入時からダミーブレットの弾頭部のみ付いていたので調べると、このシリンダーはハドソン純正のダミーブレット専用品らしいです。
故にインサートの位置が奥まっているので、長さのあるノーマルカートは収まらなかったようです。
どのみちこんなアクションが出来なくなってしまうので、現在ダミーブレットは外しています。
9~10歳の頃から家にあった管理人の座右の書、拳銃画報にバントライン・スペシャルについてのコラムがあります。
作家のネッド・バントラインにより12インチバレルのピーメがワイアット・アープを初めとする当時の著名人数人に贈られたと云うエピソードは有名ですね。
しかしコルトには当時製造した記録がなく、そのエピソードはネッド・バントラインによる創作だったと云う説もあるようです。
真相はどうあれ、その後バントライン・スペシャルが評判になったため、コルトによって実際に製造・販売されることになります。
ハドソンは自社の1stピーメをベースにバントラインをモデル化。
他社ではハートフォードが2ndピーメ仕様のバントラインを商品化しています。
MGCの金属ピーメにもバントラインのラインナップがありました。
って、先日行ったアキバの中古店でSMG対応モデルを売ってたので、結構長い間製造されていたようです。
触ったことはありませんが、金属製の12インチとなるとかなりフロントヘビーなんでしょうね。
後編に続きます。]]>
モデルガン
ハドソン
BOたぬき
2023-10-01T00:00:05+09:00
-
ハドソンモデルガン USライフルCal.30 M1(M1ガーランド) 前編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1122175.html
ハドソンのモデルガン、USライフルCal.30 M1、通称M1ガーランド 前編です。
手の届かない高嶺の花と思っていたハドソンガーランド。
しかし誕生日の二日前にリサイクルショップのHP店舗に出品されているのを発見。
商品紹介欄ではジャンク扱いされていたものの、写真を見る限りでは状態はそれほど悪くなさそう。
取り敢えず買い物かごに放り込んでから小一時間検討を重ねた結果、己の直感を信じセルフ誕生日プレゼント(号泣)としてポチりました。
決済はその日のうちに、そしてモノがモノだけに輸送中の破損も怖いので二日後の誕生日に車で30分ほどの店舗まで直接取りに伺いました。
果たしてお店で対面したガーランドは使用感もなく程度は上々。
ショップとしても、扱い慣れてないモデルガンを売った後でクレームを付けられても困るので予防的にジャンク扱いにしたんでしょうね。
行きつけの模型店でも、モデルガンは「ちゃんと動かない」とクレームを付ける輩がいるので完成品の取扱いはやめて売るのはキットのみにしているそう。
妙なプレミア価格でなかったことも購入動機の一つ。
ハドソン廃業後ガーランドの金型はどうなったか知りませんが、仮にどこか(M社? T社?)から再販されても高くなっちゃって手も足も出ないでしょうね。
付属していたのはハドソン純正のエンブロック クリップ一個(左、以下クリップ)と.30‐06弾(以下06弾)のダミーカート8発。
加えて当時ハドソンでオプションとして扱っていたらしい布製の実物M1スリングと実物クリップ一個も付いていました。
取説が付いてなかったのが残念ですが、当時のハドソン商品一覧ポスターが同梱されていました。
(取説については後日他のHP様からDLさせていただきました…)
ポスターのラインナップ(十四年式がまだN1の時代)から察するに、このガーランドは80年代の比較的初期のロットでしょうか。
前期生産分なのでバレルはスチール製ですね。
後期生産分はアルミ製にされちゃったとか。
去年の正月のBHで実物M1907スリングを入手していたのでさっそく装着。
やはり骨太なガーランドには分厚い革スリングが相応しい…。
こんなこともあろうかと7年ぐらい前のBHで買っていた06弾のダミーカートと実物クリップのセット(中央)。
実物クリップはパーカライジング処理されており、材質の強度も違うのか左端のハドソン純正クリップより装填・排莢の調子が良い印象です。
ダミーカートモデルなのでブローバックを考慮しなくて良いためかリコイルスプリングは強力に設定されており、ボルト操作など非常に手ごたえがあります。
そのため装填時、下手をすると親指を挟んで痛い思いをするのも実銃通り…(笑)。
ボルト解放時のメカメカしい内部構造は見所の一つ。
エンブロック(一括)タイプの装填方法を支える結構複雑なメカニズムです。
購入時オイルっ気がほとんどなかったので各部に工業用のグリースを塗って馴染ませました。
このグリースとスリングの革の入り混じったニオイがまた本物っぽくて何とも…。
映画グラン・トリノで偏屈オヤジのコワルスキーを演じたイーストウッドが、不審者に対処するためガーランドにクリップ装填するシーンがあります。
このワンシーンを観たことも管理人をガーランド購入に走らせた一因ですね。
後編に続きます。
手の届かない高嶺の花と思っていたハドソンガーランド。
しかし誕生日の二日前にリサイクルショップのHP店舗に出品されているのを発見。
商品紹介欄ではジャンク扱いされていたものの、写真を見る限りでは状態はそれほど悪くなさそう。
取り敢えず買い物かごに放り込んでから小一時間検討を重ねた結果、己の直感を信じセルフ誕生日プレゼント(号泣)としてポチりました。
決済はその日のうちに、そしてモノがモノだけに輸送中の破損も怖いので二日後の誕生日に車で30分ほどの店舗まで直接取りに伺いました。
果たしてお店で対面したガーランドは使用感もなく程度は上々。
ショップとしても、扱い慣れてないモデルガンを売った後でクレームを付けられても困るので予防的にジャンク扱いにしたんでしょうね。
行きつけの模型店でも、モデルガンは「ちゃんと動かない」とクレームを付ける輩がいるので完成品の取扱いはやめて売るのはキットのみにしているそう。
妙なプレミア価格でなかったことも購入動機の一つ。
ハドソン廃業後ガーランドの金型はどうなったか知りませんが、仮にどこか(M社? T社?)から再販されても高くなっちゃって手も足も出ないでしょうね。
付属していたのはハドソン純正のエンブロック クリップ一個(左、以下クリップ)と.30‐06弾(以下06弾)のダミーカート8発。
加えて当時ハドソンでオプションとして扱っていたらしい布製の実物M1スリングと実物クリップ一個も付いていました。
取説が付いてなかったのが残念ですが、当時のハドソン商品一覧ポスターが同梱されていました。
(取説については後日他のHP様からDLさせていただきました…)
ポスターのラインナップ(十四年式がまだN1の時代)から察するに、このガーランドは80年代の比較的初期のロットでしょうか。
前期生産分なのでバレルはスチール製ですね。
後期生産分はアルミ製にされちゃったとか。
去年の正月のBHで実物M1907スリングを入手していたのでさっそく装着。
やはり骨太なガーランドには分厚い革スリングが相応しい…。
こんなこともあろうかと7年ぐらい前のBHで買っていた06弾のダミーカートと実物クリップのセット(中央)。
実物クリップはパーカライジング処理されており、材質の強度も違うのか左端のハドソン純正クリップより装填・排莢の調子が良い印象です。
ダミーカートモデルなのでブローバックを考慮しなくて良いためかリコイルスプリングは強力に設定されており、ボルト操作など非常に手ごたえがあります。
そのため装填時、下手をすると親指を挟んで痛い思いをするのも実銃通り…(笑)。
ボルト解放時のメカメカしい内部構造は見所の一つ。
エンブロック(一括)タイプの装填方法を支える結構複雑なメカニズムです。
購入時オイルっ気がほとんどなかったので各部に工業用のグリースを塗って馴染ませました。
このグリースとスリングの革の入り混じったニオイがまた本物っぽくて何とも…。
映画グラン・トリノで偏屈オヤジのコワルスキーを演じたイーストウッドが、不審者に対処するためガーランドにクリップ装填するシーンがあります。
このワンシーンを観たことも管理人をガーランド購入に走らせた一因ですね。
後編に続きます。]]>
モデルガン
ハドソン
BOたぬき
2023-09-02T05:21:55+09:00
-
お色直し! マルシンモデルガン ベレッタ CQB
https://zeroin.militaryblog.jp/e1114690.html
怒涛の安直企画、お色直しシリーズ。
今回はマルシンのモデルガン、ベレッタ CQBをお色直し!
数少ない92F系のバリアントとして、まあまあお気に入りのCQBですが…。
グリップをG10に変えたりしたものの、「今一つピリッとしないな~」と思っていたのが正直なところ…。
7年前ぐらいのBHで買っておいたWAの92F用コンペンセイター、TASCOのレプリカです。
ピリッとしないCQBにテコを入れるべく装着を企んでいたものの忽然と神隠し(!)にあってしまい、2年ぐらい家中を探し回りました。
最近「なんでこんな所に…」って所にあったのを発見したので、早速取り付け作業開始!
CQBはショートバレルなのでスライドからのマズルの突き出しが無いため取り付けられません。
なので、フルレングスのシルバー(上)とブラック(中)のバレルを入手。
実際付けてみるとシルバーが案外似合わなかったので、ブラックの方を使いました。
取り付け自体はバレル先端に差し込んで、六角ねじでクランプするだけの簡単なお仕事。
ただしバレルを分解する時はコンプを外さなければなりません。
WAの92F用とのことですが、純正で付いていた物なのか、社外品のカスタムパーツなのかは確認できませんでした。
ガンプロ誌2016年12月号のToshiさんの記事にTASCO製の実物が載ってます。
コンプ自体はアルマイト仕上げのアルミ製で精度が高く、記事の写真と見比べても結構忠実に再現されているようです。
小傷があったので仕上げ直しています。
ついでに今一つ地味だったG10グリップも模様替え。
ブラックにするのも芸がないので、ちょっと趣向を変えてブルーの樹脂染め剤でグラデーション風に…。
正直なところ微妙(爆)。
グリップはマグキャッチの部分にリリーフカットも入れました。
加工のし易すさも含めG10は色々試せるので面白い素材です。
ヘキサ(六角)グリップスクリューもマルイガスブロ用の社外品を加工して付けています。
まあCQB(近接戦闘)を名乗るピストルに、上方にガスを噴き出しちゃうコンプが相応しいかどうかはさて置き…。
見た目タクティカル度数がちょっぴり上がった気がするので良しとしますか(笑)。
今回はマルシンのモデルガン、ベレッタ CQBをお色直し!
数少ない92F系のバリアントとして、まあまあお気に入りのCQBですが…。
グリップをG10に変えたりしたものの、「今一つピリッとしないな~」と思っていたのが正直なところ…。
7年前ぐらいのBHで買っておいたWAの92F用コンペンセイター、TASCOのレプリカです。
ピリッとしないCQBにテコを入れるべく装着を企んでいたものの忽然と神隠し(!)にあってしまい、2年ぐらい家中を探し回りました。
最近「なんでこんな所に…」って所にあったのを発見したので、早速取り付け作業開始!
CQBはショートバレルなのでスライドからのマズルの突き出しが無いため取り付けられません。
なので、フルレングスのシルバー(上)とブラック(中)のバレルを入手。
実際付けてみるとシルバーが案外似合わなかったので、ブラックの方を使いました。
取り付け自体はバレル先端に差し込んで、六角ねじでクランプするだけの簡単なお仕事。
ただしバレルを分解する時はコンプを外さなければなりません。
WAの92F用とのことですが、純正で付いていた物なのか、社外品のカスタムパーツなのかは確認できませんでした。
ガンプロ誌2016年12月号のToshiさんの記事にTASCO製の実物が載ってます。
コンプ自体はアルマイト仕上げのアルミ製で精度が高く、記事の写真と見比べても結構忠実に再現されているようです。
小傷があったので仕上げ直しています。
ついでに今一つ地味だったG10グリップも模様替え。
ブラックにするのも芸がないので、ちょっと趣向を変えてブルーの樹脂染め剤でグラデーション風に…。
正直なところ微妙(爆)。
グリップはマグキャッチの部分にリリーフカットも入れました。
加工のし易すさも含めG10は色々試せるので面白い素材です。
ヘキサ(六角)グリップスクリューもマルイガスブロ用の社外品を加工して付けています。
まあCQB(近接戦闘)を名乗るピストルに、上方にガスを噴き出しちゃうコンプが相応しいかどうかはさて置き…。
見た目タクティカル度数がちょっぴり上がった気がするので良しとしますか(笑)。
]]>
モデルガン
マルシン
トイガンパーツ
外装、他
BOたぬき
2023-08-20T00:00:19+09:00
-
KSCモデルガン コルト キングコブラ2.5in ステンレスシルバー
https://zeroin.militaryblog.jp/e1111670.html
KSCのモデルガン、コルト キングコブラ2.5inのステンレスシルバーモデルです。
KSCキングコブラのバレル長フルコンプ化を図るべくメルカリで購入。
キングコブラはどのバレル長も破城なくまとまっていて、カッコいいと思います。
所有している4inと6inはHWのブラック仕上げなので、2.5inはめっき仕上げのステンレスシルバーかアルティメットシルバーを…、とゆる~くアンテナを張っておりました。
マットフィニッシュのステンレスシルバーならばABS成型特有のヒケはそんなに目立たないので、そちらを優先的に探してました。
KSCのHPからはめっき仕上げのキングコブラは既にカタログ落ちしており(ブラックHWはいまだ記載あり)、今後再生産する予定は無いようです。
めっき仕上げはキズがあっても修正が出来ないので中古を選ぶにも気を遣いますが、今回メルカリで良品に見えたブツを思い切ってポチり。
コルトのMk.Ⅴ系らしく、繊細さのかけらも無いごっついハンマー。
トリガーと共にインベストメント鋳造風のグレーがかった荒々しいフィニッシュを良く再現しています。
バレルラグ前端のベベルカットもスナブノーズリボルバーらしい軽快感を醸し出しています。
木製グリップは2.5インチを入手したら付けようと思ってたマルベリーフィールド製で、10年くらい前のVショーで購入していた物。
当時あまりの安さ(1.8K)に取り敢えず押さえておいた一品です。
マルベリー製だけあり、木目や造りも最高です。
見た目、キングコブラに合ってるとかと問われれば微妙ですが、新鮮なことは確かです(笑)。
通常パックマイヤーのラップアラウンド部に覆われている個所が露出してしまいますが、バックストラップはグルーブも含めてキッチリ仕上げられています。
フロントストラップとフレーム底部は、KSCと云えどもパーティングラインが残っちゃってますね。
めっきモデルは気に入らない箇所があっても手を入れられないので、再仕上の呪縛に囚われることもなく気が楽です(笑)。
目に付くリアサイト(ACROサイト)のみ分解して再仕上しましたが、明らかに他社のパイソンに付いているACROに比べてパーツ数が多くて超リアル。
流石KSCと唸ってしまいました。
ABSモデルなのでスッカスカに軽いです。
ちなみにHWの6インチは約二倍で流石の重量感。
そう云えば昔2.5インチを買う機会があったけどあまりの軽さにヤメたんじゃなかったっけか…?
KSCキングコブラのバレル長フルコンプ化を図るべくメルカリで購入。
キングコブラはどのバレル長も破城なくまとまっていて、カッコいいと思います。
所有している4inと6inはHWのブラック仕上げなので、2.5inはめっき仕上げのステンレスシルバーかアルティメットシルバーを…、とゆる~くアンテナを張っておりました。
マットフィニッシュのステンレスシルバーならばABS成型特有のヒケはそんなに目立たないので、そちらを優先的に探してました。
KSCのHPからはめっき仕上げのキングコブラは既にカタログ落ちしており(ブラックHWはいまだ記載あり)、今後再生産する予定は無いようです。
めっき仕上げはキズがあっても修正が出来ないので中古を選ぶにも気を遣いますが、今回メルカリで良品に見えたブツを思い切ってポチり。
コルトのMk.Ⅴ系らしく、繊細さのかけらも無いごっついハンマー。
トリガーと共にインベストメント鋳造風のグレーがかった荒々しいフィニッシュを良く再現しています。
バレルラグ前端のベベルカットもスナブノーズリボルバーらしい軽快感を醸し出しています。
木製グリップは2.5インチを入手したら付けようと思ってたマルベリーフィールド製で、10年くらい前のVショーで購入していた物。
当時あまりの安さ(1.8K)に取り敢えず押さえておいた一品です。
マルベリー製だけあり、木目や造りも最高です。
見た目、キングコブラに合ってるとかと問われれば微妙ですが、新鮮なことは確かです(笑)。
通常パックマイヤーのラップアラウンド部に覆われている個所が露出してしまいますが、バックストラップはグルーブも含めてキッチリ仕上げられています。
フロントストラップとフレーム底部は、KSCと云えどもパーティングラインが残っちゃってますね。
めっきモデルは気に入らない箇所があっても手を入れられないので、再仕上の呪縛に囚われることもなく気が楽です(笑)。
目に付くリアサイト(ACROサイト)のみ分解して再仕上しましたが、明らかに他社のパイソンに付いているACROに比べてパーツ数が多くて超リアル。
流石KSCと唸ってしまいました。
ABSモデルなのでスッカスカに軽いです。
ちなみにHWの6インチは約二倍で流石の重量感。
そう云えば昔2.5インチを買う機会があったけどあまりの軽さにヤメたんじゃなかったっけか…?
]]>
モデルガン
KSC
BOたぬき
2023-07-20T00:00:07+09:00
-
ダイヤモンドバック純正グリップとポリスポジティブ
https://zeroin.militaryblog.jp/e1117191.html
コルト ダイヤモンドバック(以下DB)の純正グリップをタナカポリスポジティブに着けてみました。
ある日、実銃グリップをメインとするHP店舗で、以外とお手頃な値段で出品されていたDBの実物グリップ。
前オーナーの所業か、グリップの裏側に「DIAMONDBACK 4" 38SPECIAL」とメモ書きが…。
チェッカリングの形状からすると前期型になるのでしょうか。
肝心のDBは未だトイガン化されていませんが、いずれタナカさんによって製品化されるだろうという(根拠のない)憶測に従って購入…(笑)。
ホカしとくのも何なので、やはり買ったはいいがホカされていたタナカのモデルガン、コルトポリスポジティブ(以下ポリポジ)と合体させることに。
ヘンな話、ベースとなる素晴らしい出来のDフレームをお持ちのタナカがDBを製品化していないというのは、トイガン界の七不思議の一つですよねぇ。
待ち切れずに自作してしまう方が続出するのも分かります…。
ポリポジは4年ぐらい前のBHで5Kで購入していたABS仕様の訳アリ物件です。
訳アリの内訳はボルト(シリンダーストップ)が下降するタイミングが遅いためシリンダーがロックされたまま回転せずと云うもので、俗に云うコルト病ですね。
デフォルトのグリップは重量を稼ぐためかHW製でした。
タナカディテクティブもリニューアル(Rモデル化)され、コルト病は解消されたようで何よりです。
ポリポジのRモデル化も発表されましたが、こちらも取り敢えずシリンダーが廻るように地道にボルト(シルバーのパーツ)を細工して動作タイミングを改善します。
加工前の画像。
加工後。
ボルトを黒染めしたので分かりにくいですが、レスト位置をより下げてレスポンスよく動くように加工しました。
これで辛うじて(少々ぎこちなくも…)シリンダーが廻るようになりました。
DB純正グリップはショートバットフレーム用なので、タナカのポリポジに付けるにはフレームの下端を10㎜ほどカットしなければなりません。
亜鉛製ウエイトのカットは結構大変でした。
(万力が欲しい…)
切断したフレームの下端にプラバンを貼り付けてショートバット化は完了。
加工的には、単純にフレームの下端をカットするだけなのでチーフのスクエアバット化とかに比べれば楽っちゃー楽でしたけど…。
グリップは表面のクリアーが荒れていたのでペーパーで一皮剥いてやりました。
平滑に見えたポリポジのABSフレームはよーく見ると微細なヒケがあったので面出しして除去。
その後、ポリッシュ仕上げにしようかと思いましたが大変そうなので塗装しました。
こうして見るとバランス的にもアリな組み合わせかと。
実際握り易くなるし実銃でもポン付けOKなはずですが、画像検索でググってもこの組み合わせは発見できず。
泣き所は重量を稼いでいたデフォのHW製グリップがなくなり、ウエイトも少し切断してしまったため重量が絶望的な軽さになってしまったこと。
そのままだとあまりに軽いのでダミーブレットを付けました。
カート込みで96gほど重量アップ。
あとはタナカからDBのリリースを待つのみ!
ある日、実銃グリップをメインとするHP店舗で、以外とお手頃な値段で出品されていたDBの実物グリップ。
前オーナーの所業か、グリップの裏側に「DIAMONDBACK 4" 38SPECIAL」とメモ書きが…。
チェッカリングの形状からすると前期型になるのでしょうか。
肝心のDBは未だトイガン化されていませんが、いずれタナカさんによって製品化されるだろうという(根拠のない)憶測に従って購入…(笑)。
ホカしとくのも何なので、やはり買ったはいいがホカされていたタナカのモデルガン、コルトポリスポジティブ(以下ポリポジ)と合体させることに。
ヘンな話、ベースとなる素晴らしい出来のDフレームをお持ちのタナカがDBを製品化していないというのは、トイガン界の七不思議の一つですよねぇ。
待ち切れずに自作してしまう方が続出するのも分かります…。
ポリポジは4年ぐらい前のBHで5Kで購入していたABS仕様の訳アリ物件です。
訳アリの内訳はボルト(シリンダーストップ)が下降するタイミングが遅いためシリンダーがロックされたまま回転せずと云うもので、俗に云うコルト病ですね。
デフォルトのグリップは重量を稼ぐためかHW製でした。
タナカディテクティブもリニューアル(Rモデル化)され、コルト病は解消されたようで何よりです。
ポリポジのRモデル化も発表されましたが、こちらも取り敢えずシリンダーが廻るように地道にボルト(シルバーのパーツ)を細工して動作タイミングを改善します。
加工前の画像。
加工後。
ボルトを黒染めしたので分かりにくいですが、レスト位置をより下げてレスポンスよく動くように加工しました。
これで辛うじて(少々ぎこちなくも…)シリンダーが廻るようになりました。
DB純正グリップはショートバットフレーム用なので、タナカのポリポジに付けるにはフレームの下端を10㎜ほどカットしなければなりません。
亜鉛製ウエイトのカットは結構大変でした。
(万力が欲しい…)
切断したフレームの下端にプラバンを貼り付けてショートバット化は完了。
加工的には、単純にフレームの下端をカットするだけなのでチーフのスクエアバット化とかに比べれば楽っちゃー楽でしたけど…。
グリップは表面のクリアーが荒れていたのでペーパーで一皮剥いてやりました。
平滑に見えたポリポジのABSフレームはよーく見ると微細なヒケがあったので面出しして除去。
その後、ポリッシュ仕上げにしようかと思いましたが大変そうなので塗装しました。
こうして見るとバランス的にもアリな組み合わせかと。
実際握り易くなるし実銃でもポン付けOKなはずですが、画像検索でググってもこの組み合わせは発見できず。
泣き所は重量を稼いでいたデフォのHW製グリップがなくなり、ウエイトも少し切断してしまったため重量が絶望的な軽さになってしまったこと。
そのままだとあまりに軽いのでダミーブレットを付けました。
カート込みで96gほど重量アップ。
あとはタナカからDBのリリースを待つのみ!
]]>
モデルガン
タナカ
トイガンパーツ
グリップ
BOたぬき
2023-06-20T00:00:47+09:00
-
お色直し!ハドソンモデルガン デザートイーグルMkⅠ 44マグナム
https://zeroin.militaryblog.jp/e1102362.html
ハドソンのモデルガン、デザートイーグル(以下DE)MkⅠ 44マグナムをお色直ししてみました。
先日、映画ラストアクションヒーロー(何度観ても面白い!)で主演のシュワちゃんが使っていた得物、オールシルバーのDE(357マグナムらしい)がなにげにカッコ良くて…。
うちのDE44は意味不明のツートン(笑)で、そろそろ塗り直そうかと考えていた矢先でした。
なのでスライドだけをお手軽にシルバー化。
大物パーツのトーンが統一されるとやっぱり引き締まります。
しかしDEはガタイがデカいので、トリガー、ハンマー等のショートパーツも同色にすると逆にのっぺりしちゃいますね。
なのでそれらは敢えてブラックのまま…。
(それを手抜きと人は云う)
いささかのっぺり気味のフルシルバーのマルイのDE50AE(右)と。
久しぶりに手にするマルイのDEは、この大きさにも関わらずサイズ相応の作動感で安定して撃ちまくれる名作だった…、と再認識しました。
ハドソン版のリメイク、タナカのDE50AEバーントブロンズ(下)と。
タナカの手が入っているだけに、スライドを引くだけで快調な発火作動を予感させるスムーズさです。
ハドソン渾身の作だけあり、実寸大の写真と比べても寸分の違いもありません。
タナカから最新のレールが付いているタイプや357マグナムのニキータバージョンが出たりしたらちょっと欲しいかも…。
デザートイーグル(以下DE)MkⅠ 44マグナムをお色直ししてみました。
先日、映画ラストアクションヒーロー(何度観ても面白い!)で主演のシュワちゃんが使っていた得物、オールシルバーのDE(357マグナムらしい)がなにげにカッコ良くて…。
うちのDE44は意味不明のツートン(笑)で、そろそろ塗り直そうかと考えていた矢先でした。
なのでスライドだけをお手軽にシルバー化。
大物パーツのトーンが統一されるとやっぱり引き締まります。
しかしDEはガタイがデカいので、トリガー、ハンマー等のショートパーツも同色にすると逆にのっぺりしちゃいますね。
なのでそれらは敢えてブラックのまま…。
(それを手抜きと人は云う)
いささかのっぺり気味のフルシルバーのマルイのDE50AE(右)と。
久しぶりに手にするマルイのDEは、この大きさにも関わらずサイズ相応の作動感で安定して撃ちまくれる名作だった…、と再認識しました。
ハドソン版のリメイク、タナカのDE50AEバーントブロンズ(下)と。
タナカの手が入っているだけに、スライドを引くだけで快調な発火作動を予感させるスムーズさです。
ハドソン渾身の作だけあり、実寸大の写真と比べても寸分の違いもありません。
タナカから最新のレールが付いているタイプや357マグナムのニキータバージョンが出たりしたらちょっと欲しいかも…。
]]>
モデルガン
ハドソン
タナカ
BOたぬき
2023-06-10T00:00:28+09:00
-
ピーメ沼!その3 MULEモデルガン コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッド 後編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1113992.html
ピーメ沼第3弾、MULEとフジカンパニーによるコラボモデルガン、コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッドの後編です。
前編はこちら。
カッコいいハンマーノーズは黒染めされていたので、白磨きして自己主張させました。
MULEのピーメは剛性も高く、ハンマーコックなどのアクションにも小気味良いメリハリが感じられて好ましいです。
リコイルシールドから突き出したハンマーノーズの先端が中々リアル。
その周りのブッシングっぽい円形のモールドも嬉しいこだわりです。
バレルやフレームにもクッキリしたレーザー刻印が入っていますが、シリアルナンバーやプルーフマークの類はありません。
いつものMULEの刻印に対する過剰なまでの拘りを考えると今一つ物足りないかな。
まあ、それでもハンマーにはしっかりお馬さん(ランパントコルト)マークが…。
シリンダー後端にもランパントコルトが踊っています。
カートリッジのプライマーパーツが一つ同梱されていなかったのは非常に悲しかったですが…。
Gun誌2008年10月号のToshiさんのウベルティのシェリフズですが、このケースハードンフィニッシュには目を奪われます。
最後に正月のBHで入手したCAWのSAA用ワイドトリガーを取り付けてみました。
ブースの人が個人で作成した一品らしいですが、精度も高そうだしえらくカッコ良かったので衝動買いしたものです。
袋にはスチール製とありますが、多分ステンレス製だと思われます。
購入後の電車の中で「そう云えばワイドトリガーってトリガーガードの穴に通るん?」と自問自答してしまった管理人。
しかし心配には及びません。
トリガーガードを画像(タナカペガサスで試しました)のように状態でワイドトリガーを穴に通し、90°ひねります。
ブースの人はタナカもOKかもと仰っていましたが、試した所ポン付けはできず調整が必要なようです。
トリガーの真ん中あたりにトリガーガードを回せるようにリリーフカットがあります。
作動に問題はないんですが、ハンマーコック時の歯切れの良いクリック感がちょっぴり失われてしまったような…。
なので元に戻しました。
ピーメ沼第4弾に続く。
前編はこちら。
カッコいいハンマーノーズは黒染めされていたので、白磨きして自己主張させました。
MULEのピーメは剛性も高く、ハンマーコックなどのアクションにも小気味良いメリハリが感じられて好ましいです。
リコイルシールドから突き出したハンマーノーズの先端が中々リアル。
その周りのブッシングっぽい円形のモールドも嬉しいこだわりです。
バレルやフレームにもクッキリしたレーザー刻印が入っていますが、シリアルナンバーやプルーフマークの類はありません。
いつものMULEの刻印に対する過剰なまでの拘りを考えると今一つ物足りないかな。
まあ、それでもハンマーにはしっかりお馬さん(ランパントコルト)マークが…。
シリンダー後端にもランパントコルトが踊っています。
カートリッジのプライマーパーツが一つ同梱されていなかったのは非常に悲しかったですが…。
Gun誌2008年10月号のToshiさんのウベルティのシェリフズですが、このケースハードンフィニッシュには目を奪われます。
最後に正月のBHで入手したCAWのSAA用ワイドトリガーを取り付けてみました。
ブースの人が個人で作成した一品らしいですが、精度も高そうだしえらくカッコ良かったので衝動買いしたものです。
袋にはスチール製とありますが、多分ステンレス製だと思われます。
購入後の電車の中で「そう云えばワイドトリガーってトリガーガードの穴に通るん?」と自問自答してしまった管理人。
しかし心配には及びません。
トリガーガードを画像(タナカペガサスで試しました)のように状態でワイドトリガーを穴に通し、90°ひねります。
ブースの人はタナカもOKかもと仰っていましたが、試した所ポン付けはできず調整が必要なようです。
トリガーの真ん中あたりにトリガーガードを回せるようにリリーフカットがあります。
作動に問題はないんですが、ハンマーコック時の歯切れの良いクリック感がちょっぴり失われてしまったような…。
なので元に戻しました。
ピーメ沼第4弾に続く。]]>
モデルガン
MULE/CAW
BOたぬき
2023-06-01T00:00:17+09:00
-
ピーメ沼!その3 MULEモデルガン コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッド 前編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1110928.html
ずぶずぶのピーメ沼第三弾、MULEとフジカンパニーによるコラボモデルガン、コルトSAA 2nd.シェリフズ バードヘッドの前編です。
(第二弾はこちら)
ピーメのスナブノーズ版と云えるシェリフズモデル。
エジェクターチューブのないショートバレルとバードヘッドグリップの粋な姿は、昔から実現したい組み合わせの一つでした。
ある日訪れたアキバの中古店に当製品とランパントクラシックのノーマルシェリフズが並んでいるのを発見、値段の差は10Kほど。
ランパント買ってバードヘッド化しようかな…、などなど小一時間悩んだ末に面倒のないこちらを購入。
油紙に包まれた状態で元箱に収まっていました。
ここら辺の演出はMULEならでは…。
ショートバレル(3インチ)とバードヘッドグリップのコンビネーションは、ピーメで最も短い通称シビリアン(タナカペガサス)と比べてもかなりコンパクトです。
同じ3インチバレルのコルトコンバットパイソン(タナカモデルガン)と。
シェリフズの名称はコルトによる命名ではなく、市場で自然発生的に付いた愛称のようです。
他にストアキーパーズなどとも呼ばれますが、隠匿性の高さや軽量さを生かした用途で活用されたんでしょうか。
短銃身に加えて大きくラウンドしたバックストラップにより、凝縮された塊感が味わえます。
木グリはピーメ沼第2弾のタナカペガサスのケースハードンカスタム(既に手元にありません)からの流用です。
HW樹脂製なのに加え、カートリッジを装填してウエイト入りのローズウッドグリップ(73g)を付けるとこの重さに。
見た目の塊感を裏切らない重量で、手に取ってもかなりズッシリ感じます。
シリンダーに仕込んだC-Tecのダミーブレットキットも重量アップに貢献している模様。
キットに同梱されるスプリングを純正カートに仕込めば空撃ち対応になるのも気が利いています。
しかし付けてみると弾頭の質感がのっぺりしててイマイチ迫力に欠けますね。
でっかいBB弾がハマっているよう…。
スポンジやすりで一皮剥いてやるとメタリック感が出てイイ感じになりました。
後編に続きます。
(第二弾はこちら)
ピーメのスナブノーズ版と云えるシェリフズモデル。
エジェクターチューブのないショートバレルとバードヘッドグリップの粋な姿は、昔から実現したい組み合わせの一つでした。
ある日訪れたアキバの中古店に当製品とランパントクラシックのノーマルシェリフズが並んでいるのを発見、値段の差は10Kほど。
ランパント買ってバードヘッド化しようかな…、などなど小一時間悩んだ末に面倒のないこちらを購入。
油紙に包まれた状態で元箱に収まっていました。
ここら辺の演出はMULEならでは…。
ショートバレル(3インチ)とバードヘッドグリップのコンビネーションは、ピーメで最も短い通称シビリアン(タナカペガサス)と比べてもかなりコンパクトです。
同じ3インチバレルのコルトコンバットパイソン(タナカモデルガン)と。
シェリフズの名称はコルトによる命名ではなく、市場で自然発生的に付いた愛称のようです。
他にストアキーパーズなどとも呼ばれますが、隠匿性の高さや軽量さを生かした用途で活用されたんでしょうか。
短銃身に加えて大きくラウンドしたバックストラップにより、凝縮された塊感が味わえます。
木グリはピーメ沼第2弾のタナカペガサスのケースハードンカスタム(既に手元にありません)からの流用です。
HW樹脂製なのに加え、カートリッジを装填してウエイト入りのローズウッドグリップ(73g)を付けるとこの重さに。
見た目の塊感を裏切らない重量で、手に取ってもかなりズッシリ感じます。
シリンダーに仕込んだC-Tecのダミーブレットキットも重量アップに貢献している模様。
キットに同梱されるスプリングを純正カートに仕込めば空撃ち対応になるのも気が利いています。
しかし付けてみると弾頭の質感がのっぺりしててイマイチ迫力に欠けますね。
でっかいBB弾がハマっているよう…。
スポンジやすりで一皮剥いてやるとメタリック感が出てイイ感じになりました。
後編に続きます。]]>
モデルガン
MULE/CAW
BOたぬき
2023-05-01T00:00:06+09:00
-
CAWモデルガン 南部式自動拳銃 大型乙 後編
https://zeroin.militaryblog.jp/e1105415.html
CAWのモデルガン、南部式自動拳銃 大型乙の後編です。
前編はこちら。
CAW製品の常として本体や金属パーツの成型状態が非常に良好で、再仕上はサクサクと捗りました。
トリガーはストローフィニッシュにしましたが、良いアクセントになります。
対策部品なるシアバー(上)が、取り付け加工の説明書と共に同梱されていました。
対策の内容は記されておらず、ネットでググっても今一つ要領を得ませんが破損対策か何かですかね。
同梱されているからには取り付けることにしますが、レシーバーなどにも加工が必要な様子。
エンドユーザーに自己責任で加工させるには難易度が高い気がするんですが…。
取り敢えず図面通りに加工しましたが、案の定組み立て段階で上記加工だけではダメなことが判明し自己判断で追加加工しました。
苦労して取り付けたシアバーは、せっかくなのでトリガー同様ストローフィニッシュにして存在感をアピール。
南部式大型の改良発展型として旧軍に正式採用された14年式拳銃(ハドソンモデルガン、右下から後期型、前期型)。
無用な曲面は極力排除され、軍用らしくシンプルで力強いフォルムに変身。
南部式開発者の南部麒次郎氏は14年式の開発には関わっていないとされ、本人も南部式大型の簡素化モデルぐらいの認識しかなかったようです。
基本的なフォルムや重心位置、そして使用弾薬などはそのままに、生産性の向上、手動安全装置の追加、リコイルスプリングの左右対称化が図られました。
特に南部式大型の片持ち式リコイルスプリングはエンジニアリング的に正しくないと云うことで、14年式ではボルト両サイド内蔵に改められました。
管理人的にはこの非対称デザインが南部式大型の萌えポイントな訳ですが…(笑)。
大型乙のコンパクト版として企画された南部式小型(ACGモデルガン)と。
外観はかなり忠実にスケールダウンされていますが、バレルを少し短めにしているのがナイスアレンジです。
外観だけでなく、このコンパクトな筐体に大型と同様のロッキング機構を収めています。
アモは一クラス下の7ミリ南部でパワー的にロッキング機構は不要と思われますが、相変わらずのボトルネック形状がネックとなっている様子。
しかしアモの形状まで律儀にスケールダウンしなくてもねぇ…。
ボルトエンドに施されたゴージャスなチェッカリングもしっかりと受け継がれています。
グリップセフティは側面形では一見同じパーツに見えますが、流石に正面から見た厚みは違います。
大型、小型とも東京瓦斯電気工業(通称ガスデン)でライセンス生産された個体をモデルアップ。
チャンバー上に打たれたTGEの刻印がその証。
欧米では南部式のニックネームとして小型はベビーナンブ、大型乙はパパナンブと呼ばれています。
管理人的には、あくまで細身で柳腰とも云えるその優雅な姿は「パパ」よりも「ママ」の呼び名が相応しいかと思う次第です。
前編はこちら。
CAW製品の常として本体や金属パーツの成型状態が非常に良好で、再仕上はサクサクと捗りました。
トリガーはストローフィニッシュにしましたが、良いアクセントになります。
対策部品なるシアバー(上)が、取り付け加工の説明書と共に同梱されていました。
対策の内容は記されておらず、ネットでググっても今一つ要領を得ませんが破損対策か何かですかね。
同梱されているからには取り付けることにしますが、レシーバーなどにも加工が必要な様子。
エンドユーザーに自己責任で加工させるには難易度が高い気がするんですが…。
取り敢えず図面通りに加工しましたが、案の定組み立て段階で上記加工だけではダメなことが判明し自己判断で追加加工しました。
苦労して取り付けたシアバーは、せっかくなのでトリガー同様ストローフィニッシュにして存在感をアピール。
南部式大型の改良発展型として旧軍に正式採用された14年式拳銃(ハドソンモデルガン、右下から後期型、前期型)。
無用な曲面は極力排除され、軍用らしくシンプルで力強いフォルムに変身。
南部式開発者の南部麒次郎氏は14年式の開発には関わっていないとされ、本人も南部式大型の簡素化モデルぐらいの認識しかなかったようです。
基本的なフォルムや重心位置、そして使用弾薬などはそのままに、生産性の向上、手動安全装置の追加、リコイルスプリングの左右対称化が図られました。
特に南部式大型の片持ち式リコイルスプリングはエンジニアリング的に正しくないと云うことで、14年式ではボルト両サイド内蔵に改められました。
管理人的にはこの非対称デザインが南部式大型の萌えポイントな訳ですが…(笑)。
大型乙のコンパクト版として企画された南部式小型(ACGモデルガン)と。
外観はかなり忠実にスケールダウンされていますが、バレルを少し短めにしているのがナイスアレンジです。
外観だけでなく、このコンパクトな筐体に大型と同様のロッキング機構を収めています。
アモは一クラス下の7ミリ南部でパワー的にロッキング機構は不要と思われますが、相変わらずのボトルネック形状がネックとなっている様子。
しかしアモの形状まで律儀にスケールダウンしなくてもねぇ…。
ボルトエンドに施されたゴージャスなチェッカリングもしっかりと受け継がれています。
グリップセフティは側面形では一見同じパーツに見えますが、流石に正面から見た厚みは違います。
大型、小型とも東京瓦斯電気工業(通称ガスデン)でライセンス生産された個体をモデルアップ。
チャンバー上に打たれたTGEの刻印がその証。
欧米では南部式のニックネームとして小型はベビーナンブ、大型乙はパパナンブと呼ばれています。
管理人的には、あくまで細身で柳腰とも云えるその優雅な姿は「パパ」よりも「ママ」の呼び名が相応しいかと思う次第です。
]]>
モデルガン
MULE/CAW
BOたぬき
2023-04-20T00:00:08+09:00
-
お色直し!MGCモデルガン ベレッタ92F
https://zeroin.militaryblog.jp/e1106936.html
禁断の安直企画、お色直しシリーズ。
今回はMGCのモデルガン、ベレッタ92Fをちょっぴりお色直し。
少し前にアキバの大雄で〇ュール流れのMGC製92F中古パーツをいくつか入手。
一つはABS製の未使用と思われるめっきフレーム(2.5K)で、キズもなくめっきや成型状態もすこぶる良好です。
トリガーガード内も含めてパーティングラインは完璧に除去されていました。
恐らく2000年代前半のMGC(タイトー)終末期の頃の一品と思われますが、この頃のMGCのめっきは丁重な下地仕上げも相まって意外と質が高いです。
WAとベレッタの商標に関するテキストがこまごまと入っているのもこの時期らしいですね。
それとは別の日にサーチクロームのめっき仕上げのマガジンパーツセット(1.5K)も入手。
マガジンフォロアーのスプリングだけが不足していました。
ジャンク品とありましたが変形や傷など全くなく、ストックしていたスペアマガジンのスプリングを移し替えただけで問題なく使用できました。
フレームとマガジン双方のめっきの厚みの為か、抜き差しは若干きつめです。
MGCのSRH(スーパーリアルHW)版92F(上)はスモールハンマーピンの初期型をモデルアップしており、下のマルシン92F(ABSダミーカートモデル)も同じ仕様です。
一応MGCの方はベレッタ純正の木グリに変えてありますが、2丁とも刻印も含めて見た目はほぼ同じ。
なのでMGC(下)をハーフシルバー化して、マルシン92Fと見た目の差別化を図ってやろうという魂胆です。
但しABS素材なのでSRH(スーパーリアルヘビーウエイト)製のデフォルトのフレームより軽くなってしまうのが難点。
SRHフレームのウエイトが150gだったので約100g軽くなってしまいますがこればかりは仕方ないですね。
92Fはおもりを仕込めるようなデッドスペースもないし…。
亜鉛製のハンマースプリングハウジングは実銃ではフレームと一体になっている部分なので、白磨きしてトーンをめっきと合わせました。
あとは特に苦労もなく組込み完了~。
ついでにスライドのサイド面をポリッシュしました。
未使用のめっきフレームだったので組込みに苦労するかな?…と思ったんですが、すり合わせ等の調整はまったく必要ありませんでした。
当時のMGC製品の品質と精度の高さに感心…。
トリガーガード根元のプルーフマークがしっかり入っているのもポイント高し…。
ベレッタ純正木グリは色味が濃いのでシルバーフレームに良く映えます。
映えついでにグリップスクリューも白磨きしてやりました。
米軍サービスピストルの座をM17(上、SIG AIRガスガン)に奪われ第一線からは退いた印象の92Fですが、まだまだ華やかさや風格では負けていません(笑)。
今回はMGCのモデルガン、ベレッタ92Fをちょっぴりお色直し。
少し前にアキバの大雄で〇ュール流れのMGC製92F中古パーツをいくつか入手。
一つはABS製の未使用と思われるめっきフレーム(2.5K)で、キズもなくめっきや成型状態もすこぶる良好です。
トリガーガード内も含めてパーティングラインは完璧に除去されていました。
恐らく2000年代前半のMGC(タイトー)終末期の頃の一品と思われますが、この頃のMGCのめっきは丁重な下地仕上げも相まって意外と質が高いです。
WAとベレッタの商標に関するテキストがこまごまと入っているのもこの時期らしいですね。
それとは別の日にサーチクロームのめっき仕上げのマガジンパーツセット(1.5K)も入手。
マガジンフォロアーのスプリングだけが不足していました。
ジャンク品とありましたが変形や傷など全くなく、ストックしていたスペアマガジンのスプリングを移し替えただけで問題なく使用できました。
フレームとマガジン双方のめっきの厚みの為か、抜き差しは若干きつめです。
MGCのSRH(スーパーリアルHW)版92F(上)はスモールハンマーピンの初期型をモデルアップしており、下のマルシン92F(ABSダミーカートモデル)も同じ仕様です。
一応MGCの方はベレッタ純正の木グリに変えてありますが、2丁とも刻印も含めて見た目はほぼ同じ。
なのでMGC(下)をハーフシルバー化して、マルシン92Fと見た目の差別化を図ってやろうという魂胆です。
但しABS素材なのでSRH(スーパーリアルヘビーウエイト)製のデフォルトのフレームより軽くなってしまうのが難点。
SRHフレームのウエイトが150gだったので約100g軽くなってしまいますがこればかりは仕方ないですね。
92Fはおもりを仕込めるようなデッドスペースもないし…。
亜鉛製のハンマースプリングハウジングは実銃ではフレームと一体になっている部分なので、白磨きしてトーンをめっきと合わせました。
あとは特に苦労もなく組込み完了~。
ついでにスライドのサイド面をポリッシュしました。
未使用のめっきフレームだったので組込みに苦労するかな?…と思ったんですが、すり合わせ等の調整はまったく必要ありませんでした。
当時のMGC製品の品質と精度の高さに感心…。
トリガーガード根元のプルーフマークがしっかり入っているのもポイント高し…。
ベレッタ純正木グリは色味が濃いのでシルバーフレームに良く映えます。
映えついでにグリップスクリューも白磨きしてやりました。
米軍サービスピストルの座をM17(上、SIG AIRガスガン)に奪われ第一線からは退いた印象の92Fですが、まだまだ華やかさや風格では負けていません(笑)。
]]>
モデルガン
MGC
BOたぬき
2023-04-01T00:00:09+09:00