※カテゴリー別のRSSです
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 12人
プロフィール
BOたぬき
BOたぬき
正直どうでもよいことですが、ニックネームを変えました(笑)
QRコード
QRCODE

2022年11月10日

ウマレックスガスガン HK UMP45 後編

ウマレックスのガスガン、HK UMP45の後編です。
前編はこちら


今回比較の為にマルゼンクルツを引っ張り出してきましたが、古い製品にも関わらずUMPと比べてもさほど劣っていない撃ち味と質感の高さを再認識しました。
オール樹脂製のモナカ構造にも拘わらず、意外な程剛性感が高くて安っぽさを感じさせないし、UMPに比べてギュっと凝縮した感じも頼もしさを覚えます。


5mから10発、セミオートで撃ち比べ。
(云うまでもありませんが参考程度に…)
UMPはキックが段違いに激しいにも関わらず、さらに集弾性も高いです。
メイプルリーフバレルのおかげでしょうか。


フルオート(指切りあり)で25発。
こちらはほぼ互角ですが、回転数の高さはクルツがUMPを圧倒しています。
その為か的のスチロールを引き裂いてしまっていますね。
但しUMPには2連バーストと云う隠し技があります。


名機MP5の後継機と云う位置付けのUMPなので、コッキングハンドルも含めて操作系はMP5を踏襲しています。
なのでHKスラップ(フックさせたハンドルを手のひらで叩いてリリースさせる)もMP5同様に可能です。
管理人的にHKスラップできるのがUMPを購入した動機の一つですが、ハンドル自体は樹脂製なので調子に乗って叩いているとそのうち折れてしまうかも…(汗)。


UMPはMP5と違いボルトストップも付いてるし、特にディレート機構もないシンプルなブローバックなのでハンドルをフックさせる必要性は薄い気がします。
ましてやHKスラップは不要と思いますが、旧来のMP5ユーザーにとってはドアエントリー前に「ロッケンローッ!」と気合を入れる為に欠かせないアイテムなのかも…。


UMPは元々アメリカ特殊作戦軍(US SOCOM)のニーズに合わせるために45ACPの使用を前提としただけあり、MP5に比べてかなり大柄です。
それどころか全長はSCAR-L CQC(WEガスガン)などのショーティ系ライフルとさほど変わりません。
多分ボディアーマー等を装着すると、平均的な日本人にはフォアグリップが遠いと感じてしまうと思います。


UMPは大柄な割にはスカスカに軽いので、みっちり中身が詰まって頑丈そうな実銃MP5のユーザーは頼りなさを覚えそうです。
アッパーとロアーの結合部などシンプルなフック形状ですが、強度的に問題ないにしても一抹の不安を覚えますね。


先日リサイクルショップで入手したノーベルアームズのマグニファイア(3倍率ブースター)を装着。
ドットサイト(ノーベルのT1)と同じメーカーなのでデザイン的に親和性が高いです。


シューティングバーの10メートルレンジ用にでもと思って買ったんですが…。
自宅のようなショートレンジで使用する時はワンタッチでスイングアウトできますが、どのみちお座敷さんには宝の持ち腐れなのは間違いありません。


フロントの3面レールを外すと、ノーマルレングスのMP5のようにプレーンなフォアグリップ形状になります。
但しテクスチャーの類は入っていないので、滑り止めシートを貼ると使いやすいかもしれません。


ボーディさんのところからダミーカートシールを仕入れて貼ってみました。
マガジンの残弾確認用の窓から覗くカートリッジを再現できるシールです。


マガジンを分解して脱脂、位置決め(これが重要)してガスタンクに貼ります。


おおっ、中々イイ感じです。
真鍮のメタリック感が良く出ているし、うすらデカくて味気ない羊かんみたいだったマガジンに良いアクセントになりました。
更にマガジンを一度分解して組付けた為か、微妙にあったガス漏れがなくなり、更にボルトストップも良く掛かるようになった気がします。


UMP同様45ACP前提で設計されたハンドガン、HK USP45(KSCガスガン)と。
両銃とも、独自性は高いものの癖があった旧世代のHK製品から打って変わってオーソドックスな路線に変更し、そして(そこそこの)成功を収めました。



  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)ウマレックス

2022年09月10日

ウマレックスガスガン HK UMP45 前編

ウマレックスのガスガン、HK UMP45の前編です。


リサイクルショップのネット店舗で購入。
以前横浜のシューティングバーで借りて好印象だったのでチャンスがあれば…、と思っていました。
0.98ジュール以下に抑えられた日本仕様で、ブルッガー&トーメタイプのサプレッサーが付属。


取り敢えずドットサイト(ノーベルアームズ コンバットT1)とバーチカルフォアグリップ(マグプルRVG)は手持ちの物を装着。


前オーナーにより各部がモデファイされており、グリップはノーマルのテクスチャーの上から追加のステップリングが刻んでありました。
非常に丁重な作業なので、どこかのショップによる施工でしょうか。


インナーバレルはメイプルリーフ製のロングバレルが付いていて、アウターバレルより突き出していました。
使用する時は付属のサプレッサーを装着するのが前提だったようです(笑)。


それでは困るのでアウターバレルに収まるように35mm程カット。
こう云う時の為に買っておいたパイプカッターが行方不明になってしまい、断腸の思いで万能のこぎりを使いました。


撃ってみると、弾けるような回転の速さと激しいキックに驚愕。
と云うのも、シューティングバーで撃った時はここまで強烈ではなかった記憶があるので…。


どうもボルトが純正オプションの軽量タイプ(アルミ製?)に換装されているためのようです。
質量がデフォルトの亜鉛製ボルト(約350g)の半分以下しかありません。


超絶キックに加えて良く当たるのにも感動。
そこで(笑っちゃうほど)良く当たることで定評のあるマルゼンのMP5クルツ(上)と比べてみました。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)ウマレックス

2021年08月10日

ウマレックスガスガン グロック19X 後編

ウマレックスのガスガン、グロック19Xの後編です。
前編はこちら


ある日、近所のアニメ系リサイクルショップで見っけた、PMMタイプのコンペンセイターとカスタムバレルのセット。
店員さんに「VFCの19X専用ですよ」と聞いたので、それをウマレックスと読み替えて(笑)引き取ってきました。


めちゃめちゃ精緻な造りで、コンプは14mmの逆ねじで取り付けられてます、ってことは…。


14mm逆ねじに対応するサプレッサーは付け放題ってことなんで、なんだか得した気分。


バレルには怪しげにスパイラルしたフルートが走ってたりして、色味と云いカスタムパーツ然としています。


コンプを付けてみました。
スライド前端に溶け込むような一体感のあるデザイン。


チタンっぽい色味もコヨーテタンの本体と絶妙にマッチしています。
画像検索すると、実銃の19Xへの装着例も多数見受けられますね。


PMM社のHPを覗いてみましたが、ユーザーレビューも概ね好評で(自社HPなので当然か…)マイクロコンプとして中々の優れものらしいです。


PMMコンプを付けた状態でG34(KSCガスブロ)のホルスターに収まるのが便利と云うレビューもありましたが、なるほどシルエットは近いものがありますね。


  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)ウマレックス

2021年06月09日

ウマレックスガスガン グロック19X 前編

ウマレックスのガスガン、グロック19Xの前編です。


ネット上でも評判が良かったので、去年の初頭ぐらいにお正月セールをやっていたお店で購入。


実銃はグロック社が米軍の次期サービスピストル選定イベント「MHSトライアル」に提出したグロックMHSをベースに開発されました。
市販型19Xでは、トライアル要件で無理やりフレームに取り付けられた感のあったサムセフティはオミット。
それ以外の特徴は、基本的にグロックの第五世代であるGen5シリーズに準じています。


購入動機としては、お正月セールでちょっと安かったとか、Gen5系を持っていなかったなどですが…。
最大の理由は、コンパクトサイズのスライドとフルサイズのフレームを組み合わた異形のグロックに興味があったことですね。
この組み合わせ、ワルサーPPK/S(マルシンモデルガン)を彷彿とさせるものがあります。


最初は違和感のあった19Xのプロポーションですが、PPK/S同様に見慣れればこれもアリかな…、と思えます。
また軽量なコンパクトサイズスライドと、G19比で容量の大きなフルサイズマガジンの組み合わせはガスブロにとっても好都合で、評判通りのきびきびした撃ち味です。


実は買った当初は評判とは程遠い、眠た~いブローバックで「ハズレ」の言葉が頭をよぎりました。
ところが撃ち込んで行くうちにあたりが付いたのか、今では「バキンッ」とキレのいいキックに変貌。
ショートリコイルが僅かしか動かないとか、刻印が一部アレンジされてしまっているのがちょっぴり残念ではあります。


Gen5系のフロントストラップの意匠は、三世代前のGen2に先祖返りした印象です(左からGen2、3、4、5)。
Gen3、Gen4にあったフィンガーチャンネルは不評だったのか、最新のGen5では廃止されました。
手の大きさが合わなければフィンガーチャンネルなんて只の邪魔な出っぱりに過ぎないので、さもありなんと云ったところでしょうか。


一方バックストラップは、Gen2からGen5まで形状的にはほとんど変化がありません。
変化と云えば細かなテクスチャーと、Gen4以降はサイズ調整用のアタッチメントを取付けできるようになったぐらいです。
それまでグリップに穿った穴で済ませていたランヤードリングは、X19では別パーツの立派なものとなりましたが、これはグロックMHSの名残りですね。


後編に続きます
  

Posted by BOたぬき at 23:56Comments(0)ウマレックス