2022年01月20日
本日の獲物(新春浜松町ブラックホール2022/1/9&第98回ビクトリーショー2022/1/15)
2022年1月9日に開催された2022新春浜松町ブラックホールに行ってきました。
久々のイベント記事(約2年ぶり)ですが、会場は新装なった浜松町会場(東京都立産業貿易センター浜松町館)の2階です。
10:30開場の30分前に到着した時点で、既にそこそこの人数が並んでいました。
しかし館内スペースにゆとりがあるため、旧浜松町館や浅草館みたいに暗い階段や吹きさらしの屋外で待たされることがなかったのは助かりました(笑)。
並んでいるときにスタッフの方がチラシを持ってきて「これを見せれば入場料が100円引きになります」と仰ったので、ありがたく頂戴し900円を払って入場。
久しぶりのイベントは舞い上がるのが常なので、余計なモノを掴まないようにと自分に言い聞かせながらいざ入場…。
しかし一歩踏み入れるやそんな決心は木っ端微塵に打ち砕かれ、1960年頃のヒッチコックマガジンのGun特集記事が載っている号6冊を3Kで購入してしまう管理人。
Gun記事はもちろん、星新一や谷川俊太郎のショートショートが面白そうです。
以前マギーグリップを半額で買ったお店が、安めの値付けで興味深い品々を並べていました。
その中から米軍用のM1907スリングを2Kで購入、店の人は実物と云っていましたが、なるほど革が分厚いです。
ガーランドは持ってないので、ネットを見ながらMGCのM1897に付けてみました。
お次はBWCブースへ行き、¥1000均一箱からグールド&グッドリッチ製のPPK用らしいアンクルホルスターを発掘。
同じ1000円箱から、もう一つアンクルホルスターを発見。
コブラ・ガンスキン製ですが何用だか不明。
チーフ用かな?と思ったけど入りませんでした。
そしてエイカーの革製シューターベルトも1K。
35ミリ幅なんで日常でも使えそう。
1000円箱からのラストは、フォーブスのボディガード380用のパドルホルスター。
マルイの本体は持っていないのでオク行きですね…。
あとは使う当てがあるんで購入したBWCガバ用のストックブッシュ1K、ヘキサグリップスクリュー0.9Kそしてメインスプリング0.4K。
そのあとバンバンと相変わらず派手な音を立てていたBWCの射撃ブースで、サプレッサー付きのキンバーのモデルガンを試射させてもらいました。
これは意外な程の消音効果にビックリで、ほぼ高域の破裂音はカットされていました。
これだったら部屋の中で撃っても家族に分からないかも?
(匂いでバレるって…笑)
ジェムテックタイプのサプレッサーはガスガン用だそうです。
今回のBHは久しぶりと云う事もあるのか、中々ワクワクする商品が多くて楽しめました。
トイガン本体も色々と心ときめくものがあったんですが、一週間後にはVショーもあるのでココはひとつ隠忍自重…。
カバンもパンパンだったし…。
そして1月15、16日に開催された第98回ビクトリーショーに15日に行ってきました。
会場はブラックホールと同じく東京都立産業貿易センター浜松町館です。
10:30開場ですが、早お昼後12:00頃に到着。
浅草会場だったらまだ多くの人が並んでいたであろう時間帯ですが、全く待たずに受付できました。
フロアは物販が3、4階で最上階の5階は受付のみと云うぜいたくな使い方。
各フロアも広くて余裕があり、ゆったり見ることが出来ました。
Vショーも久しぶりなので、おなじみのブースに並べられている商品にも新味があります。
例によって机の下から重点的に攻め、その結果あるお店のジャンク箱から救出した品々。
初期のマグナガバ用純正カスタムパーツで、WリコイルSP付きのガイドロッド、70用のスレッデッドバレル、ガス流量アップのカスタムバルブなどオール1Kでした。
そしてまた見っけちゃったMGCグロック用のウエイト。
200円なら買いです。
別なお店でマグナガバ用のロングマグが2K。
もちろんガス漏れがないかは入念にチェック済です。
さっき買った純正カスタムバルブをブッこみますか…。
先週のBHでM1907スリングを買ったお店で、サファリランドの#257ポケットホルスター(22ショート二発付き)を3Kでゲット。
もちろんハイスタデリンジャー用です。
これはちょっと嬉しいかも…。
何時も出店されている、MGC系モデルガンパーツをリーズナブルな価格で提供しているお店で。
GM5系の38スーパー(3.8K)とデルタエリート(3.5K)のフルステンレスマガジンで、今や貴重です。
上のカートの空き箱はひとつ200円でした。
また別のお店へ移動し、モデルガンカートリッジの山を漁っているときにビビッと来た一品。
こ、これはもしや…、と、安かったので取り敢えずキープ。
購入後にネットで調べると、思った通りCMCのミニ14用のカートリッジでした。
これぞイベントの醍醐味!今オクでも高騰中(5発で5K~10K)なので、ありがたみ倍増です。
7発しかありませんが、インナーパーツは一通り揃っていました。
そういえば2年ぐらい前にCMCのM1カービン用の純正30連マガジンを見つけたのもこのお店でしたなぁ…。
返す刀でMGCのモデルガン用サイレンサー”大”サイズ(P08カービン用らしい…)も3.5Kで購入。
口金は付いていませんでしたが他機種用のを持ってるし、奇跡の状態の良さと旧MGCマークにやられました。
最後はMGCのチラシ二枚で締め…(これは失敗…汗)。
でも今回のVショーはワクワク感が半端なくBH同様楽しめました。
会場も広く、設備も最新だけあって快適ですし、もう浅草会場には戻れませんね…笑。
会場を後にし、昔職場があった近辺(ジュリアナ東京があった近く…笑)まで歩き、その変貌ぶりに驚きながら帰途につきました。
久々のイベント記事(約2年ぶり)ですが、会場は新装なった浜松町会場(東京都立産業貿易センター浜松町館)の2階です。
10:30開場の30分前に到着した時点で、既にそこそこの人数が並んでいました。
しかし館内スペースにゆとりがあるため、旧浜松町館や浅草館みたいに暗い階段や吹きさらしの屋外で待たされることがなかったのは助かりました(笑)。
並んでいるときにスタッフの方がチラシを持ってきて「これを見せれば入場料が100円引きになります」と仰ったので、ありがたく頂戴し900円を払って入場。
久しぶりのイベントは舞い上がるのが常なので、余計なモノを掴まないようにと自分に言い聞かせながらいざ入場…。
しかし一歩踏み入れるやそんな決心は木っ端微塵に打ち砕かれ、1960年頃のヒッチコックマガジンのGun特集記事が載っている号6冊を3Kで購入してしまう管理人。
Gun記事はもちろん、星新一や谷川俊太郎のショートショートが面白そうです。
以前マギーグリップを半額で買ったお店が、安めの値付けで興味深い品々を並べていました。
その中から米軍用のM1907スリングを2Kで購入、店の人は実物と云っていましたが、なるほど革が分厚いです。
ガーランドは持ってないので、ネットを見ながらMGCのM1897に付けてみました。
お次はBWCブースへ行き、¥1000均一箱からグールド&グッドリッチ製のPPK用らしいアンクルホルスターを発掘。
同じ1000円箱から、もう一つアンクルホルスターを発見。
コブラ・ガンスキン製ですが何用だか不明。
チーフ用かな?と思ったけど入りませんでした。
そしてエイカーの革製シューターベルトも1K。
35ミリ幅なんで日常でも使えそう。
1000円箱からのラストは、フォーブスのボディガード380用のパドルホルスター。
マルイの本体は持っていないのでオク行きですね…。
あとは使う当てがあるんで購入したBWCガバ用のストックブッシュ1K、ヘキサグリップスクリュー0.9Kそしてメインスプリング0.4K。
そのあとバンバンと相変わらず派手な音を立てていたBWCの射撃ブースで、サプレッサー付きのキンバーのモデルガンを試射させてもらいました。
これは意外な程の消音効果にビックリで、ほぼ高域の破裂音はカットされていました。
これだったら部屋の中で撃っても家族に分からないかも?
(匂いでバレるって…笑)
ジェムテックタイプのサプレッサーはガスガン用だそうです。
今回のBHは久しぶりと云う事もあるのか、中々ワクワクする商品が多くて楽しめました。
トイガン本体も色々と心ときめくものがあったんですが、一週間後にはVショーもあるのでココはひとつ隠忍自重…。
カバンもパンパンだったし…。
そして1月15、16日に開催された第98回ビクトリーショーに15日に行ってきました。
会場はブラックホールと同じく東京都立産業貿易センター浜松町館です。
10:30開場ですが、早お昼後12:00頃に到着。
浅草会場だったらまだ多くの人が並んでいたであろう時間帯ですが、全く待たずに受付できました。
フロアは物販が3、4階で最上階の5階は受付のみと云うぜいたくな使い方。
各フロアも広くて余裕があり、ゆったり見ることが出来ました。
Vショーも久しぶりなので、おなじみのブースに並べられている商品にも新味があります。
例によって机の下から重点的に攻め、その結果あるお店のジャンク箱から救出した品々。
初期のマグナガバ用純正カスタムパーツで、WリコイルSP付きのガイドロッド、70用のスレッデッドバレル、ガス流量アップのカスタムバルブなどオール1Kでした。
そしてまた見っけちゃったMGCグロック用のウエイト。
200円なら買いです。
別なお店でマグナガバ用のロングマグが2K。
もちろんガス漏れがないかは入念にチェック済です。
さっき買った純正カスタムバルブをブッこみますか…。
先週のBHでM1907スリングを買ったお店で、サファリランドの#257ポケットホルスター(22ショート二発付き)を3Kでゲット。
もちろんハイスタデリンジャー用です。
これはちょっと嬉しいかも…。
何時も出店されている、MGC系モデルガンパーツをリーズナブルな価格で提供しているお店で。
GM5系の38スーパー(3.8K)とデルタエリート(3.5K)のフルステンレスマガジンで、今や貴重です。
上のカートの空き箱はひとつ200円でした。
また別のお店へ移動し、モデルガンカートリッジの山を漁っているときにビビッと来た一品。
こ、これはもしや…、と、安かったので取り敢えずキープ。
購入後にネットで調べると、思った通りCMCのミニ14用のカートリッジでした。
これぞイベントの醍醐味!今オクでも高騰中(5発で5K~10K)なので、ありがたみ倍増です。
7発しかありませんが、インナーパーツは一通り揃っていました。
そういえば2年ぐらい前にCMCのM1カービン用の純正30連マガジンを見つけたのもこのお店でしたなぁ…。
返す刀でMGCのモデルガン用サイレンサー”大”サイズ(P08カービン用らしい…)も3.5Kで購入。
口金は付いていませんでしたが他機種用のを持ってるし、奇跡の状態の良さと旧MGCマークにやられました。
最後はMGCのチラシ二枚で締め…(これは失敗…汗)。
でも今回のVショーはワクワク感が半端なくBH同様楽しめました。
会場も広く、設備も最新だけあって快適ですし、もう浅草会場には戻れませんね…笑。
会場を後にし、昔職場があった近辺(ジュリアナ東京があった近く…笑)まで歩き、その変貌ぶりに驚きながら帰途につきました。
2022年01月09日
お色直し! 東京マルイガスガン デトニクス コンバットマスター
東京マルイのガスガン、デトニクス コンバットマスターを軽くリニューアルしました。
絶賛お気に入り中のマルイのデトニクス、ついチョコチョコと手を加えたくなります。
まず、3年ほど前にネット店舗で購入したパックマイヤーのラバグリ、今となっては貴重品らしいです。
しかし、デフォルトのグリップウエイト(140g!)が使えなくなったので、代わりに裏面に鉛板を仕込んでウエイトUP。
そして、最近リサイクルショップで見つけたスレッドアダプター付きのメタルアウターバレル。
マルシンのガス固定スライド用だったらイヤだな…、と思いながら安いので買っときましたがマルイ用だったので一安心。
デフォルトの状態で642gのマルデトですが、メタルアウターを着けることでほぼ同じレベルまで回復。
黒染めされていたスレッド部は白磨きして地肌を出しました。
スレッドプロテクターはジャンク箱にあったものを付けましたが、そのままだと長さや色味がお世辞にもマッチしているとは云えません。
なので、#100ペーパーの上で滑らせながら削って3mmほど長さを詰め、色もシルバーに模様替え。
せっかくのスレッドバレルなので、家にあるM14逆ねじのサプレッサーを付けてみました。
ジェムテックは年代的にピンとこないしバランス的にも長すぎるので、却下ですね。
行きつけの模型屋さんに前から置いてあったSⅡSのクロスサプレッサーなる製品が、サイズやデザイン的にマッチしそうだったので購入。
お手頃価格(定価約2K)やパッケージが如何にもエントリー層向けで、特に期待もしないで買ったのですが…。
ところが開封すると、上品な艶をたたえるブラック塗装、完璧な仕上げ、ツボを押さえたデザインとまったく文句の付けようがありません。
特に塗装に関しては高級感すら醸し出しており、シルバーに塗り変えるつもりだったんですが勿体なくてヤメました。
この値段でこのクオリティ…、SⅡSナメてましたすいません。
昔ながらのシンプルでオーソドックスなフォルムや長さも絶妙にデトとマッチしています。
フロントサイトがサプレッサーの陰になって見えにくくなったので、白テープを貼ってみました。
はい、脳内補完の時間でつ…(笑)。
このカスタムは、カンパニー(CIA)が70年代に装備していた得物をイメージしてみました。
隠密作戦には.22LRが定番ですが、パンチ力も求められる荒事に備えて.45ACPの装備はアリかと…。
映画「コンドルの日」に出ていた、マック10遣いの郵便局員風オペレーターがサイドアームとして持ってそうなイメージで。
サブソニックな.45ACPはサプレッサーとの相性も良いし、70年代にはコンパクトな.45ACPの選択肢が少なかったと思うので、無きにしも非ずのお話だと思うんですが…。
絶賛お気に入り中のマルイのデトニクス、ついチョコチョコと手を加えたくなります。
まず、3年ほど前にネット店舗で購入したパックマイヤーのラバグリ、今となっては貴重品らしいです。
しかし、デフォルトのグリップウエイト(140g!)が使えなくなったので、代わりに裏面に鉛板を仕込んでウエイトUP。
そして、最近リサイクルショップで見つけたスレッドアダプター付きのメタルアウターバレル。
マルシンのガス固定スライド用だったらイヤだな…、と思いながら安いので買っときましたがマルイ用だったので一安心。
デフォルトの状態で642gのマルデトですが、メタルアウターを着けることでほぼ同じレベルまで回復。
黒染めされていたスレッド部は白磨きして地肌を出しました。
スレッドプロテクターはジャンク箱にあったものを付けましたが、そのままだと長さや色味がお世辞にもマッチしているとは云えません。
なので、#100ペーパーの上で滑らせながら削って3mmほど長さを詰め、色もシルバーに模様替え。
せっかくのスレッドバレルなので、家にあるM14逆ねじのサプレッサーを付けてみました。
ジェムテックは年代的にピンとこないしバランス的にも長すぎるので、却下ですね。
行きつけの模型屋さんに前から置いてあったSⅡSのクロスサプレッサーなる製品が、サイズやデザイン的にマッチしそうだったので購入。
お手頃価格(定価約2K)やパッケージが如何にもエントリー層向けで、特に期待もしないで買ったのですが…。
ところが開封すると、上品な艶をたたえるブラック塗装、完璧な仕上げ、ツボを押さえたデザインとまったく文句の付けようがありません。
特に塗装に関しては高級感すら醸し出しており、シルバーに塗り変えるつもりだったんですが勿体なくてヤメました。
この値段でこのクオリティ…、SⅡSナメてましたすいません。
昔ながらのシンプルでオーソドックスなフォルムや長さも絶妙にデトとマッチしています。
フロントサイトがサプレッサーの陰になって見えにくくなったので、白テープを貼ってみました。
はい、脳内補完の時間でつ…(笑)。
このカスタムは、カンパニー(CIA)が70年代に装備していた得物をイメージしてみました。
隠密作戦には.22LRが定番ですが、パンチ力も求められる荒事に備えて.45ACPの装備はアリかと…。
映画「コンドルの日」に出ていた、マック10遣いの郵便局員風オペレーターがサイドアームとして持ってそうなイメージで。
サブソニックな.45ACPはサプレッサーとの相性も良いし、70年代にはコンパクトな.45ACPの選択肢が少なかったと思うので、無きにしも非ずのお話だと思うんですが…。
2022年01月01日
MGCモデルガン コルトコンバットコマンダーSeries 70 38スーパー 前編
明けましておめでとうございます。
年初めはMGCのモデルガン、38スーパー仕様のコルトコンバットコマンダーSeries70、前編です。
3年ほど前にリサイクルショップで購入。
材質は、MGCがSRH(スーパーリアルヘビーウェイト)と名付けた高比重樹脂です。
通常のHW材に比べて鉄粉を多く含み磁石が付いてしまうと云うことで、業界の自主規制で発禁になったと云ういわくつきの素材です。
磁石が付くと云っても辛うじてへばり付くだけで「それが何か?」レベルのお話ですが。
コマンダーのモデルガンは4丁目ですが、すべてGM5系になります。
左下から時計回りに、MGCのSeries80カスタム(ABS)、WAのSeries70カスタム(ABS)、今回の.38スーパー(SRH)そしてMGCのSeries70(HW)。
他のコマンダーは全て45ACP仕様なので、見た目一緒でも38スーパー仕様であればコレクションに加える意義があろうと云うもの。
SRH材の表面が汚らしかったので再仕上を行い、穴が小さいタイプのリングハンマーは好みでラージリングタイプに変えてあります。
外観は一見して45ACP仕様と変わらず。
刻印に関しても差異は使用アモの表記のみ。
SRH材の売りである重さは、通常のWH材の45ACP仕様653gに対して34g増の687g。
しかし実際手に取ると、重量差以上の手応えを感じます。
丁重なめっきが掛けられ、映える38スーパーのマズル廻り。
45ACPに比べてブルバレル並みに肉厚ですが、これだけ厚みが違うと実銃ではそれなりにフロントヘビーなんでしょうね。
MGCはエジェクションポート形状の微妙な違いもキッチリ造り分けてます。
38スーパー(左)のチャンバーが僅かにめっき浮きしているのはちょっと残念。
このめっき浮きは他の個体にも多く見受けられ、この製品特有の不具合みたいです。
こちらはMGCがモデルガンで製品化した38スーパーのガバ達。
上からキャスピアンハイキャパシティとSFAコンペティションピストル。
GM6系ガスガンのハレットシリーズでも多数が製品化されていました。
38スーパー(9x23SR)弾はIPSC等の競技でも一時メジャーになり日本でも話題になったので、当時MGCとしては製品化にもリキが入ったんでしょうか。
後編に続きます。
年初めはMGCのモデルガン、38スーパー仕様のコルトコンバットコマンダーSeries70、前編です。
3年ほど前にリサイクルショップで購入。
材質は、MGCがSRH(スーパーリアルヘビーウェイト)と名付けた高比重樹脂です。
通常のHW材に比べて鉄粉を多く含み磁石が付いてしまうと云うことで、業界の自主規制で発禁になったと云ういわくつきの素材です。
磁石が付くと云っても辛うじてへばり付くだけで「それが何か?」レベルのお話ですが。
コマンダーのモデルガンは4丁目ですが、すべてGM5系になります。
左下から時計回りに、MGCのSeries80カスタム(ABS)、WAのSeries70カスタム(ABS)、今回の.38スーパー(SRH)そしてMGCのSeries70(HW)。
他のコマンダーは全て45ACP仕様なので、見た目一緒でも38スーパー仕様であればコレクションに加える意義があろうと云うもの。
SRH材の表面が汚らしかったので再仕上を行い、穴が小さいタイプのリングハンマーは好みでラージリングタイプに変えてあります。
外観は一見して45ACP仕様と変わらず。
刻印に関しても差異は使用アモの表記のみ。
SRH材の売りである重さは、通常のWH材の45ACP仕様653gに対して34g増の687g。
しかし実際手に取ると、重量差以上の手応えを感じます。
丁重なめっきが掛けられ、映える38スーパーのマズル廻り。
45ACPに比べてブルバレル並みに肉厚ですが、これだけ厚みが違うと実銃ではそれなりにフロントヘビーなんでしょうね。
MGCはエジェクションポート形状の微妙な違いもキッチリ造り分けてます。
38スーパー(左)のチャンバーが僅かにめっき浮きしているのはちょっと残念。
このめっき浮きは他の個体にも多く見受けられ、この製品特有の不具合みたいです。
こちらはMGCがモデルガンで製品化した38スーパーのガバ達。
上からキャスピアンハイキャパシティとSFAコンペティションピストル。
GM6系ガスガンのハレットシリーズでも多数が製品化されていました。
38スーパー(9x23SR)弾はIPSC等の競技でも一時メジャーになり日本でも話題になったので、当時MGCとしては製品化にもリキが入ったんでしょうか。
後編に続きます。