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2016年04月10日

対決! H&K USP モデルガン対ガスガン 後編

対決! H&K USP モデルガン対ガスガン 後編です。
前編はこちら。

はじめてUSP(タナカのモデルガン)を手にした時の第一印象は、「妙にデカい…」でした。
9ミリパラのハンドガンとしてSIG P226やグロック17あたりと比べてしまうので、少し大味にも感じ、あまり良い印象を持ちませんでしたがそれは今でも変わりません。
左からタナカのモデルガン、グロック17、SIG P226、USPです。


USPにはそんなちょっとネガティブな印象を持っているので、バリエーションであるUSPコンパクトやHK45にも今ひとつ触手が伸びません。
とくにUSPコンパクトは、ショーティ萌えな管理人でもあまり魅力を感じませんねぇ。


USPは9ミリパラと45口径版で、大きさはそう違わないですね。
ベレッタクーガーでは、同様の比較で明らかに大きさに差がありました。
USPの場合、9ミリパラ版(右)は45ACP版に引っ張られて大きめに造られているってことでしょうね…。


上から見ると、45ACP版(左)はエジェクションポートの部分だけ約4ミリ伸びています。
これは45ACPと9ミリパラカートリッジ長の差が約3ミリなので、ほぼその分のみストレッチされていることになります。
合理的な設計と云えますね。


スライド幅は、ほぼ同じです。


グリップの大きさはスライド同様前後方向に4~5ミリ伸びていますが、ポリマーフレームのおかげかクーガー程に太さの差はなくて45ACP版でも十分握り易いです。


45ACP版は12+1、9ミリパラ版は15+1のファイアーパワーで、クラスでも多いとは云えません。
しかし無理に弾数を増やさずに、握りやすさにも配慮しているのが伺えます。


マニュアルセフティはタナカ、KSCの両方ともバリアント1と云われるタイプを再現しています。
コントロールレバーを上にあげてセフティオン、また画像の様にコックアンドロックも可能です。
そして水平位置でセフティオフ、下にさげてハンマーデコッキングとなります。
この煩雑なセフティシステムも管理人があまりUSPを好まない理由かも…。


そのような天の邪鬼対策にH&Kではバリアント10まで、全10種類ものバリエーションを用意してあるので「お好みのセフティをどうぞっ」て事なんでしょうが
凝り過ぎですよね…。
そんなUSPですが、未だにH&Kのカタログに載ってる現行品なんですよねぇ。
ドイツ連邦軍のサービスピストル(P8)ですし、一般市場でも根強い人気があるようです。