2020年06月20日
小物パーツを(いろいろと)換えてみた
ステイホームが声高に叫ばれていた時期、「いつかはやらねば…」と考えていた懸案事項を小物3件、大物1件イッキに片付けました。
(大物については後日…)
貯め込んであった小物パーツを暇に任せて取り付けただけの事なんですが…。
まずは去年のGWにリサイクルショップで仕込んていたシェリフ製WA 92F用のステンレスロングスライドストップ。
シェリフのパーツは高根の花で、これまで手にする機会はありませんでしたがこの値段なら…。
エリート1A(改)に取り付けましたが、華やかな外観の1A改にはカラー的にも良く似合います。
多少擦り合わせが必要だったものの、ほぼポン付けOKでした。
次はやはりリサイクルショップで発見したMGCのGM5系ワイドスパーハンマー。
MGCのモデルガン、ハードボーラーロングスライド用に永らく探していたものです。
現状はCAW M1911A1用(右)のワイドスパーハンマーのノッチを加工して無理矢理付けていました。
MGCのガバに付けるんだから当然「ポン付けOK!」と思ってたんですが、若干削る調整が必要だったのは想定外でした。
そして云うまでもなく、付け替えても見た目は今までとほぼ変わりません…。
でもシアーとの噛み合いが甘かった(汗)CAWと違い、安心確実にハンマーをコッキングできるようになったのはヨカッタです(笑)。
最後は、黒マギーをより本家に近付ける品の数々…。
新年のBHで仕入れたエルフィンナイツのマギーグリップで、実物を型取りして造られたと思われる由緒正しきマギーグリップです(笑)。
オリジナルのロジャース(右)に比べてまあまあの出来栄えですが、素材そのままの仕上げだったのでクリアーを吹いてツヤツヤに。
取り外した本家ロジャースグリップはパッケージに戻して永久保存…。
マガジンキャッチは本家に倣いエクステンデッドタイプにしましたが、ちょい長すぎ?
そこは目を瞑り(爆)「黒マギー俺ルール」に従って本家の色と白黒反転のシルバー仕上げに…。
ビーバーテールもイベントで入手していた本家に近い形状のハンマーポケットの無いタイプに換装。
本家がシルバーなので黒くしないといけない所ですが、あまりにキレイなめっき仕上げだったのでそのまま使用。
今まで黒マギーには、なんとなく「コレじゃない…」感があったんですが(イヤ、既に黒い時点で…笑)、グリップに艶を得たことで本家度が著しくアップしました。
やっぱマギーのキモはツヤツヤグリップだったんですねぇ…。
(大物については後日…)
貯め込んであった小物パーツを暇に任せて取り付けただけの事なんですが…。
まずは去年のGWにリサイクルショップで仕込んていたシェリフ製WA 92F用のステンレスロングスライドストップ。
シェリフのパーツは高根の花で、これまで手にする機会はありませんでしたがこの値段なら…。
エリート1A(改)に取り付けましたが、華やかな外観の1A改にはカラー的にも良く似合います。
多少擦り合わせが必要だったものの、ほぼポン付けOKでした。
次はやはりリサイクルショップで発見したMGCのGM5系ワイドスパーハンマー。
MGCのモデルガン、ハードボーラーロングスライド用に永らく探していたものです。
現状はCAW M1911A1用(右)のワイドスパーハンマーのノッチを加工して無理矢理付けていました。
MGCのガバに付けるんだから当然「ポン付けOK!」と思ってたんですが、若干削る調整が必要だったのは想定外でした。
そして云うまでもなく、付け替えても見た目は今までとほぼ変わりません…。
でもシアーとの噛み合いが甘かった(汗)CAWと違い、安心確実にハンマーをコッキングできるようになったのはヨカッタです(笑)。
最後は、黒マギーをより本家に近付ける品の数々…。
新年のBHで仕入れたエルフィンナイツのマギーグリップで、実物を型取りして造られたと思われる由緒正しきマギーグリップです(笑)。
オリジナルのロジャース(右)に比べてまあまあの出来栄えですが、素材そのままの仕上げだったのでクリアーを吹いてツヤツヤに。
取り外した本家ロジャースグリップはパッケージに戻して永久保存…。
マガジンキャッチは本家に倣いエクステンデッドタイプにしましたが、ちょい長すぎ?
そこは目を瞑り(爆)「黒マギー俺ルール」に従って本家の色と白黒反転のシルバー仕上げに…。
ビーバーテールもイベントで入手していた本家に近い形状のハンマーポケットの無いタイプに換装。
本家がシルバーなので黒くしないといけない所ですが、あまりにキレイなめっき仕上げだったのでそのまま使用。
今まで黒マギーには、なんとなく「コレじゃない…」感があったんですが(イヤ、既に黒い時点で…笑)、グリップに艶を得たことで本家度が著しくアップしました。
やっぱマギーのキモはツヤツヤグリップだったんですねぇ…。
2020年06月10日
マルシンモデルガン モーゼルM712 カービン 後編
マルシンのモデルガン、モーゼルM712カービンの後編です。
前編はこちら。
カービン用のロングバレルはアルミ丸棒の挽物で、チャンバー根元でレシーバーと接合後、極細のロールピンで固定されます。
バレル長は365mm(14.4in)あるので、もし亜鉛製だったらとんでもない重さになっていたでしょうね。
マズルはキレイに面取りされたラウンドクラウンで、もちろん完全閉鎖されています。
フロントサイトは別体式の亜鉛製ですが、非常に精度の高い加工がされておりマルシンの職人技を垣間見る思いです。
取り付けてもガタツキは皆無で、知らなければバレルと一体モールドされているように見えます。
フォアグリップは勿論フレームに固定で、バレルはフルフローティングです。
非常に凝った取り付け方法ですが、残念ながら少々固定が甘くフォアグリップの前端がガタついてしまいます。
グリップストックはオーソドックスな取り付け方法で、がっちり固定されます。
2009年度のガンダイジェストによるとレギュラー品のM712ピストルの価格が¥31290に対してカービンが¥41790と、その差は¥10500しかありません。
しかし新規追加されたパーツや加工内容を考えると、その価格差でペイ出来たとはとても思えません。
カービンはかなりの出血価格だったのではないでしょうか。
その後の再版がなかった理由が何となく分る気がします。
前編はこちら。
カービン用のロングバレルはアルミ丸棒の挽物で、チャンバー根元でレシーバーと接合後、極細のロールピンで固定されます。
バレル長は365mm(14.4in)あるので、もし亜鉛製だったらとんでもない重さになっていたでしょうね。
マズルはキレイに面取りされたラウンドクラウンで、もちろん完全閉鎖されています。
フロントサイトは別体式の亜鉛製ですが、非常に精度の高い加工がされておりマルシンの職人技を垣間見る思いです。
取り付けてもガタツキは皆無で、知らなければバレルと一体モールドされているように見えます。
フォアグリップは勿論フレームに固定で、バレルはフルフローティングです。
非常に凝った取り付け方法ですが、残念ながら少々固定が甘くフォアグリップの前端がガタついてしまいます。
グリップストックはオーソドックスな取り付け方法で、がっちり固定されます。
2009年度のガンダイジェストによるとレギュラー品のM712ピストルの価格が¥31290に対してカービンが¥41790と、その差は¥10500しかありません。
しかし新規追加されたパーツや加工内容を考えると、その価格差でペイ出来たとはとても思えません。
カービンはかなりの出血価格だったのではないでしょうか。
その後の再版がなかった理由が何となく分る気がします。
2020年06月01日
タナカモデルガン 9mm拳銃 前編
タナカのモデルガン、9mm拳銃 前編です。
タナカは陸、海、空の各自衛隊バージョンの9mm拳銃を製品化していますが、この個体は桜のアイコンに「W」刻印の陸自バージョンです。
9mm拳銃はSIG P220の9x19仕様を新中央工業でライセンス生産したもので、左側の刻印にそれが示されています。
南部麒次郎が創業した中央工業の流れを汲む新中央工業ですが、現在はNMB(ミネベアミツミ)の一部門となっているようです。
新中央工業の製品としては他にニューナンブM60があり、9mm拳銃とは異父兄弟の間柄(?)と云えそう。
お戯れに備品番号風の番号をタミヤのエナメル塗料でグリップに入れてみました。
適当に描くほど妙なリアリティが出て面白いですね。
デトネーターを抜いてダミーカート仕様にしています。
この個体はエボリューションHWモデルですが、その為か手動での装填、排莢はスムーズそのもの。
P220は45ACPの設定もあるため全体的に大柄ですが、グリップは細身なので日本人の手にも馴染みますね。
45ACPも対応可能なマガジン幅はリブで絞って9x19用に設定されており、装弾数もシングルスタックにしては多めの9発です。
購入は3年ほど前の元旦に実家の近所のハード系リサイクルショップにて。
いつもはありふれたガスガンや電動ガンしか置いてないシケたガンコーナーに突如降臨したP220エボリューション!
まさに掃き溜めに鶴…(爆)、しかも10Kとあっては自分へのお年玉としか思えませんでした。
自衛隊の9mm拳銃と云えば、使い込まれてツートン状態になってしまっているのをよく見かけます。
鉄製のスライドが黒染めの劣化でシルバー化してしまうのに対して、アナダイズド処理されたアルミ合金製のフレームは黒さを保った個体が多いですね。
エアブラシが無いとそこまでハードなエイジング表現は難しいので、納入されて半年後ぐらいの個体をイメージして再仕上げしてみました(笑)。
出来は相変わらずのタナカスタンダードで、作動、フォルム共に文句の付けようがありません。
各部のエッジなどもSIGらしい立ち具合です。
プラっぽかった(プラですが…)ファイアリングピンはシャープな表現にしてみました。
後編に続きます。
タナカは陸、海、空の各自衛隊バージョンの9mm拳銃を製品化していますが、この個体は桜のアイコンに「W」刻印の陸自バージョンです。
9mm拳銃はSIG P220の9x19仕様を新中央工業でライセンス生産したもので、左側の刻印にそれが示されています。
南部麒次郎が創業した中央工業の流れを汲む新中央工業ですが、現在はNMB(ミネベアミツミ)の一部門となっているようです。
新中央工業の製品としては他にニューナンブM60があり、9mm拳銃とは異父兄弟の間柄(?)と云えそう。
お戯れに備品番号風の番号をタミヤのエナメル塗料でグリップに入れてみました。
適当に描くほど妙なリアリティが出て面白いですね。
デトネーターを抜いてダミーカート仕様にしています。
この個体はエボリューションHWモデルですが、その為か手動での装填、排莢はスムーズそのもの。
P220は45ACPの設定もあるため全体的に大柄ですが、グリップは細身なので日本人の手にも馴染みますね。
45ACPも対応可能なマガジン幅はリブで絞って9x19用に設定されており、装弾数もシングルスタックにしては多めの9発です。
購入は3年ほど前の元旦に実家の近所のハード系リサイクルショップにて。
いつもはありふれたガスガンや電動ガンしか置いてないシケたガンコーナーに突如降臨したP220エボリューション!
まさに掃き溜めに鶴…(爆)、しかも10Kとあっては自分へのお年玉としか思えませんでした。
自衛隊の9mm拳銃と云えば、使い込まれてツートン状態になってしまっているのをよく見かけます。
鉄製のスライドが黒染めの劣化でシルバー化してしまうのに対して、アナダイズド処理されたアルミ合金製のフレームは黒さを保った個体が多いですね。
エアブラシが無いとそこまでハードなエイジング表現は難しいので、納入されて半年後ぐらいの個体をイメージして再仕上げしてみました(笑)。
出来は相変わらずのタナカスタンダードで、作動、フォルム共に文句の付けようがありません。
各部のエッジなどもSIGらしい立ち具合です。
プラっぽかった(プラですが…)ファイアリングピンはシャープな表現にしてみました。
後編に続きます。