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2015年11月29日

KSCガスガン S&W M945コンパクト

KSCのガスブローバックガン S&W M945コンパクトです。
ABS製で、上品な艶消しのめっき仕上げによりステンレスの風合いを再現しています。


それまでも美しいめっき仕上げには定評があったKSC。
本作は、後加工を多用した超絶仕上げでKSCの名をさらに高めました。


仕上げだけでなく、実銃通りの可動するスフェリカルブッシングやトリガーメカに焼結金属を採用しカリッとしたトリガープルを実現するなど、多くの意欲的な設計を取り入れています。


ブローバックはまあ、ちょっと前のKSCスタンダードと云える長閑なブローバックです(笑)。
数年前のトイガンフェスタで、M945シリーズのシステム7化が発表されていましたが、今のところ音沙汰がありませんね。
既に実銃のM945シリーズはS&Wのラインナップから落とされ、SW1911シリーズに取って代わられているみたいですし、やっぱり今更感があるんでしょうか…。


しかしシステム7化されると、このリアルなステンレス製のマガジン外装は味気無いダイカスト一体成型にされちゃうんでしょうねぇ。
グリップは、デフォルトで木製と見まごうプラグリップが付いており、それで十分満足でしたが、イベントで格安のキャロムの木製グリップを入手したので換装しました。
もちろん悪くありませんが、グリップウエイトが付けられなくなったので、ちょっと軽くなっちゃったのが難点です。


1911よりはるかに複雑な面構成を纏うフレームのシャープなエッジなど、溜息モノです。


ABS製ですが、ヒケはほぼ消されています。
でも全く無い訳ではなくフレームの後部にちょこっと…、僅かですけどね。
で、それを誤魔化すために、フルサイズ用のアンビセフティを付けています。


プラで表現されていたエキストラクターはアルミ板を貼って金属っぽさを出しました。


不敵なツラ構えのマズルフェイス。
スフェリカルブッシングがキラリンと光ります…。
フロントストラップの超立体的なチェッカリングも痛いぐらいのシャープさです。


KSCの魂とも云えるダミーファイアリングピン。
意味もなくピコピコしたくなります…。


ウチに棲む、1911のサブコンパクト達…。
左上から時計回りに、KSCガスガン STI VIP3.9、M945コンパクト、MGCモデルガン デトニクスコンバットマスター、WAガスガン オフィサーズACPです。


管理人は常々M945は1911に比べてボアライン(トリガーを基準とした、銃身の高さ)が高いんじゃないかと感じていましたが…。


ところが実際に比べると通常の1911(WAのオフィサーズACP)とのボアラインの高さは、ほぼ同じでした。
M945とは、1911の基本レイアウトを踏襲しながらS&Wオートマチック伝統のデザインテイストを巧妙に盛り込んだ意欲作だったんですね。


ホルスターは、1911用が使えそうで、実はそうでもありません(爆)。
トリガーガードが1911に比べて前後に長いので、奥まで入らずにとてもおさまりが悪いです。
入らない事はないんですが、ストラップ付きだとホックが掛らなかったりします。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンKSC

2015年11月20日

対決!ワルサーPPKモデルガン MULE vs マルシン 前編

対決!シリーズ、ワルサーPPKモデルガン、MULE(CAW) vs マルシンの前編になります。
永遠に続くかと思われた 一人PPK祭りも第4弾、ついに最終回です。

左が戦前型のMULE、右のマルシンは戦後型をモデルアップしています。
マルシンの戦後型PPKを手に入れた後、当然戦前型もコレクションに、と考えた訳ですが…。


その時点でマルシン(右)からも戦前型PPKは発売されており、何度か買うチャンスはあったんですが歯を食いしばって(爆)思いとどまりました。
戦前型ぐらい「CAWにしよ…」と思っていたためです。


MULE(上)はフルHW製のダミーカートモデル、マルシン(下)はフルHW製のブローバックモデルです。


どちらも、PPKの直線と曲線が織りなすキュートなフォルムを手堅く再現し、甲乙つけがたい出来です。
スライド平面部の上下が広い戦後型のマルシン(左)、狭い戦前型のMULEと実銃の特徴も良く捉えています。


グリップは、CAW(左)がふくよかなカーブの戦前型をうまく再現しているのに対し、マルシン(右)のグリップは少し末広がり感が足りなく細く見えてしまいます。


ファイアリングピンの表現に関しては、両銃とも文句のない出来です。
そしてPPK特有のラップアラウンド(後ろまで廻り込んでいる)グリップは、右のマルシンは戦後型のツーピースを、左のMULEは戦前型のワンピースタイプを再現しています。
コストの関係かMULEは2分割にしていますが、分割線を巧妙に隠しているおかげでワンピースの様な佇まいを得ることに成功しています。


マルシン(下)のPPKシリーズ全般に云えますが、トリガーのレスト位置がわずかに前よりですね。
これは常々惜しいと感じています。


ローディングインジケーターは、先端が丸く加工され黒染めされたMULE(右)の方が手間が掛っています。
突出し量は両銃とも適正と感じます。


スライドの前端の形状は無骨な戦前型(右)、スマートな戦後型と良く再現されており、このように並べるとコレクションした甲斐もあるというものです。
この写真でマルシン(左)のトリガーにグルーブが入っているのに初めて気が付きました(汗)。
トリガーガード周辺のクリアランスは、新しいだけにMULE(右)方がピッチリしています。


MULE(右)のスライドストップやトリガーバーは分厚い鉄板(ステンレス?)で出来ており、仕上げも良くとても高級感があります。
見えにくい箇所にも拘らず、しっかりとコストを掛けていますね。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)モデルガンマルシン対決!MULE/CAW

2015年11月10日

ドラゴンアーマー1/72 レオパルト2 A6

ドラゴンアーマー1/72の完成品、レオパルト2 A6です。


購入したのは大分前になりますが、相変わらず素晴らしい完成度です。
例によってアンテナ立て、追加のウエザリング(ちょっとやりすぎました…)と地面を施行しております。


ドイツ連邦軍の主力戦車の中核を成すレオパルト2 A6。
現在、さらに各種性能の向上を図ったA7の導入が検討されているようです。


A6(左)は従来のA4(右)に対して、打撃力が大幅に向上しています。
主砲はNATO標準の120ミリ滑腔砲で、A6から55口径化されて従来の44口径より砲身が1.3m延長されました。
合わせてより高腔化を図って強力な弾薬の使用を可能とし、さらなる高初速化を実現しています。
右のA4はドラゴンアーマー完成品です。


防御力もまた、強化されています。
ティーガー1を彷彿とさせる垂直装甲が特徴だったA4(手前)までのレオパルト2。
ドイツらしく理論で導き出したその形態は重厚でカッコ良かったのですが、突如A5から鋭いくさび型の如何にも避弾経始の良さそうな装甲に変わり、
A4のそっくりさんだった90式戦車の関係者を慌てさせました(嘘です…)。


もちろんドイツのやることですから、熟慮の末の宗旨替えだったことは疑いの余地はありません…多分。
A6(左)はA4(右)までのレオ2の防御上の弱点と云われていた、砲身右横の照準装置をターレット上面に移動し、合わせて砲身基部の防盾の幅が目一杯狭められています。


ターレット前面に追加されたくさび型装甲はショト(隔壁)装甲と称され、内部は隔壁で仕切られた空洞になっていると云われています。
正面からの敵弾を装甲の強化された所へ導くことを想定しているようです。


徹甲弾のぺネトレ―ターが、ショト装甲で跳弾するかは?ですが、結果的に2重装甲になっているので跳弾せずとも抗弾性の強化には少なからず寄与していると思われます。


しかしこのくさび形状だと、仮に下側に跳弾してしまった場合、ショットトラップになりそうな気がします。
最も重装甲のはずの前面なら問題ないんでしょうが、画像の様なエンジンルームの上なんか大丈夫なんでしょうか。
でもそこはドイツ人のやる事ですから万事抜かりはないはずですっ…多分(爆)。


何故かドイツ連邦軍って、戦車を含む戦闘車両に国籍マーク(タッツェンクロイツ)を入れていますね。
今では世界的に見ても戦車に国籍マークを入れている国は他に見当たりませんので律義なんですねぇ、ドイツ人…。


レオパルト2は1979年のデビュー以来各種のアップデートにより、A4(左)の55トンからA6(右)の62トン、A7に至っては67トンもの重量に増加しています。
しかし当初から余裕を見込んだ設計が功を奏し、重量アップを難なく吸収する懐の深さを備えています。


ドイツ連邦軍向けのレオパルト2の生産は90年代の初頭に終了したと云われており、A5化、A6化などのアップグレードがある度に旧型車両をベースに改修が行われているようです。
このことは、輸出先の旧型レオ2ユーザーも(政治的に無問題であれば…)最新バージョンにアップグレードが可能なことを意味します。


デビュー以来、世界最強MBTの呼び声も高いレオパルト2。
攻守の性能が優れているのに加え、高度な発展性を秘めている点も最強と云われる所以ではないでしょうか。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)AFV72スケール