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2016年09月20日

MGCモデルガン コルトゴールドカップナショナルマッチ(GM4)前編

MGCのモデルガン、コルトマークⅣシリーズ70ゴールドカップナショナルマッチの前編です。


所謂GM4と呼ばれるABS製モデルガンで、70年代の末に発売されたものです。
M1911A1を模した初代プラ製のガバメント(GM2)をベースに、ナショナルマッチの外装を与えられた量産カスタムです。


GM2は小学校の時、正月のお年玉でバリバリの初期ロットを買いました。
はい、もちろん購入時に住所と名前を書いて登録しましたよ~。
御徒町のMGCボンドショップで購入後、そのまま親戚んちに取って返し、正月から庭で発火しまくっていた迷惑なガキンチョ時代…(汗)。
プラカート使用の、センターファイアタイプでしたがあまり調子良くなかったのを覚えています。
本体は既にありませんが、現在も家に残っているGM2の残滓…。


たまたま持っていたMGCの古いカタログによると、GM4はMGC創立20周年を記念して企画されたカスタムガンシリーズ中の一丁とのこと。


発売当時はトイガン趣味の空白期間に当たり、存在すらも知らなかったんですが、最近縁あって未発火で程度の良いものを発見…。
近頃GM2あってのGM5だよな…、と思い始め、まったりと探し始めたところだったので渡りに船とばかりに購入しました。
いろいろとおまけが付属しており、GM2系のパーツは詳しくないんですがリングハンマーなんかはロストワックス製のスチールっぽい一品です。
ラバーグリップ(アンビカット付き)も付いているので、シルバーに塗ればドックスペシャルも夢じゃない?


GM4はカスタムモデルらしく全体的にサンドブラスト仕上げがされていましたが、あまりに激しすぎて(笑)全体に白っぽくなっちゃってました。
仕上げ直しはスライドとフレームの両サイドのみポリッシュし、あとは樹脂染め剤で黒く染めようと思ったんですが、ブラスト加工箇所がうまく染まらず…。


なので、マルシンのM586と同様に無塗装のABSナチュラル仕上げで行くぜ!という目論見はガラガラと崩れ去り、両サイドのみ無塗装ポリッシュであとは塗装仕上げと計画変更になりました。


GM4の特徴と云えばラージレター刻印ですが、今見ても実に素晴らしい刻印が入っています。
そして管理人的に何故かGM4はホワイトレターと云うイメージがあるので、久しぶりに入れちゃいました…、クレヨン施工(笑)。


うちに棲むラージ仲間。
MGC寄せ集めモデルガン、ホーグロングスライド(上)です。


スライド、フレーム共妥協のないリアルな刻印が入っていますが、唯一スライドに誇らしげに打たれたMGC刻印。
チャンバー上部にも、しっかりとナショナルマッチ刻印が入っています。


後編に続きます。  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(4)モデルガンMGC

2016年09月10日

マルシンモデルガン S&W M586 6インチ 後編

マルシンのモデルガン、S&W M586 6インチ後編です。
前編はこちら。


このM586、初期ロットの割には金属パーツの質が悪く、再仕上げにあたって「ス」が中々消えないのには往生しました。
付属品は純正カートリッジ6発のみです。


かなり昔ですが、グアムのワールドガンでステンレス版のM686の6インチを撃ったことがあります。
この時は初めての実射体験で、ほかにオートやライフルなど数丁撃ちましたが一番撃って楽しいと感じたのがM686でした。
6インチのフルラグバレルのおかげか、ファクトリーロードの357マグナムでもマイルドで心地よい反動でしたね。
ただシリンダーギャップからのブラストが凄く、腕や顔に細かい破片みたいなものがプチプチ当たって痛かったですけど…。


今も昔も良きライバルの2丁。
右はMGCのモデルガン、パイソン6インチです。
本は、GUN誌1982年1月号のタークさんの記事になります。


良きライバルとは言え、スター性で比べるとM586(右)は分が悪いですね。
パイソンは数多くの映画で印象に残る使われ方をしている一方で、Lフレームは直ぐには(実はまったく…汗)頭に浮かびません。
華やかなスーパースター、パイソン。そして、地味だけど実力派の地方公務員(?)M586と云ったところでしょうか。
でも、センセーショナルにLフレームが発表された当時20代前後だったマニアの方にとって、M586(M686)は今でもちょっとしたアイドルなのでは?


カートリッジ6発込みの重量ですが、MGCのパイソンは同条件で約220g重く、実際握ってもはるかに重く感じます。


ターゲットグリップを6インチに奪われ、取り敢えず手持ちのホーグのラバーグリップをあてがわれている不憫なマルシンのHW製M586 4インチ。
もっとも4インチにラバグリは中々精悍で、なにげに気に入ってしまいました。


コクサイのNフレーム、M28ハイウェイパトロールマン 6インチ(下)と。
80年代初頭のデビュー当時はマグナムリボルバーの決定版と云われ、飛ぶ鳥を落とす勢いだったLフレームですが、今じゃすっかりJフレとNフレに挟まれて、少々存在感が薄いようです。


その要因を管理人なりに考えてみました…。
1、メインのカスタマー層と考えられていた制服警官が、犯罪者の重武装化によりこぞってリボルバーからオートマチックに乗り換えた。
2、スカンジウムなどの新素材の採用により、コンシールドキャリーに最適な小型のJフレームでも軽量を保ちつつ357マグナムが撃ててしまうと云う掟破りの下剋上…。
3、キャリーの必要のない競技やホームプロテクションには、8連発も可能な余裕のある大型のNフレームの方が使い勝手が良い。
等々、社会環境や技術革新の変化による処が大きいんじゃないでしょうか。


ちょっと黄昏ちゃいましたが、グアムではバランスが良く撃って楽しい銃だったのは間違いありません。
きっと何か潮目が変われば、Lフレームが再評価される日もまたやって来ることでしょう…。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(0)モデルガンマルシン

2016年09月01日

WAガスガン ベレッタM92 エリート1A(改) 後編

WAのガスブローバック ベレッタM92 エリート1A(改) 後編です。
前編はこちら

このエリートⅡ用のABSスライドはヒケも皆無で良い成型状態ですが、めっきのトーンを押さえるため艶消しスプレーを吹いています。
そしてサーチライトの様な一昔前のシュアのタクティカルライトは、その大仰さが魅力です(笑)。


上のCQB(マルシンモデルガン)とスライドの形状はほぼ同一です。


マルシンのモデルガン、CQB(左)にバーテックフレーム移植ってのもそう難しくはなさそうです。
実際に実行された方もいらっしゃるようですし…。


ロックタイム短縮の為、肉抜きされたエリートシリーズのスケルトンハンマー。
左のエリート1A用は後期型の肉厚アップ仕様を再現しています。
想像ですが、前期型ハンマーは軽量化しすぎて打撃力が不足したんじゃないですかね?


バーテック用アルタモントの木製グリップは、結構分厚くてグリップ断面がほぼ正方形に近くなりますが、それでも多くの日本人にとってはノーマルフレーム(右)より握り易いかもしれません。


KSCのガスガン、バーテック(右)と。
通常ユースならば、バーテックのコンベンショナルスライドで強度は十分な筈です。


ちなみに、バレル長、スライド長ともバーテック(右)と同じです。
こう並べてみてエリート1Aのコンベンショナルスライド版がバーテックってことに(やっと…)気が付きました。
血の巡りが悪くてすいません(笑)。


いささかゴツくて頭でっかちの印象を受けるエリート1Aですが、スリークなM92FSに比べてまた別の魅力を感じます。




  

Posted by BOたぬき at 00:02Comments(0)エアソフトガンWA