2023年10月09日
換えてみた!MGC S&W M645 AJAX木製グリップ
MGCのガスガン、S&W M645のグリップをAJAX(エイジャックス)の木製グリップと替えてみました。

ウォールナット製でS&Wのメダリオン付きです。
30年前は13Kぐらいで売っていた高級品ですが、メルカリで3.5Kでした。

木部は綺麗でしたが、メダリオンが少しくすんでいたので取り外して…。

磨き直してしてスッキリさせました。

グリップ取り付けはポン付けとはいかず、ブッシュ穴径を1mm程拡げる必要がありました。
ここは実物プラグリップ取り付けでも苦労した部分です。
貫通させてしまうと取り返しがつかなくなるため、ドリルビットは手回しで慎重にグリグリと…。

他は特に問題もなく取り付け完了。

ネット上ではポン付けOKと云う情報もチラホラあるんですが、個体差ですかね。
それともMGCのM645に対応するように販売元で予め加工した個体だったのか…。

このM645(下)自体、最近近所のアニメ系リサイクルショップでほぼ傷なしの完品が3K+税だったので衝動買いしてしまった代物。
今回買い足した方はフロントサイトを同梱されていたイエローインサートに変えて従来持っていたM645(レッドインサート)と識別。
それぞれイエローくん、レッドちゃんと命名しました(嘘)。

相変わらず仕上げの良さは国宝級…。
M645はグリップによって表情を変えるので最低でも2丁は欲しい所です(笑)。
ウォールナット製でS&Wのメダリオン付きです。
30年前は13Kぐらいで売っていた高級品ですが、メルカリで3.5Kでした。
木部は綺麗でしたが、メダリオンが少しくすんでいたので取り外して…。
磨き直してしてスッキリさせました。
グリップ取り付けはポン付けとはいかず、ブッシュ穴径を1mm程拡げる必要がありました。
ここは実物プラグリップ取り付けでも苦労した部分です。
貫通させてしまうと取り返しがつかなくなるため、ドリルビットは手回しで慎重にグリグリと…。
他は特に問題もなく取り付け完了。
ネット上ではポン付けOKと云う情報もチラホラあるんですが、個体差ですかね。
それともMGCのM645に対応するように販売元で予め加工した個体だったのか…。
このM645(下)自体、最近近所のアニメ系リサイクルショップでほぼ傷なしの完品が3K+税だったので衝動買いしてしまった代物。
今回買い足した方はフロントサイトを同梱されていたイエローインサートに変えて従来持っていたM645(レッドインサート)と識別。
それぞれイエローくん、レッドちゃんと命名しました(嘘)。
相変わらず仕上げの良さは国宝級…。
M645はグリップによって表情を変えるので最低でも2丁は欲しい所です(笑)。
2021年01月10日
対決!マルゼン M4506 vs. MGC M645
因縁のライバル対決!マルゼンM4506(上)対MGC M645です。

7年ぐらい前のM4504とM645の対決では白黒付けられずに「シルバーモデルのM4506の入手を待って…」などと玉虫色の結論になってしまっていました。
(下から時計回りに、マルゼンM4506、MGC M645、マルゼンM4504)

今回M4506(上)が入手できたので改めてM645と並べてみました。
MGCはいつ見ても全てにおいてスキのない工芸品レベルの仕上げです。
対してマルゼンはイイ線行ってるんですが、金属部の仕上げがどうしても見劣りします。
(この個体は仕上げ直しています)

どちらも綺麗に出た平面に丁重なめっきとヘアラインが施されています。
ヘアラインの表現はMGC(右)があくまでも上品なのに対して、マルゼンは少し荒々しく、それが却ってホンモノ感を醸し出しています。
刻印については甲乙付け難いですが、マルゼンのフレーム右側にスモールS&Wモノグラムが打たれているのはポイント高いです。
MGCも限定カスタムでS&Wモノグラム付きのM645を出していたらしいですけど…。

ハンマーをコッキングしたときのブリーチ後端の眺めは、もう圧倒的に100%マルゼン(左)の完勝です。
後発のマルゼンとしては、MGCに対する売りとしたんでしょうね。

トリガープルのスムーズさは甲乙付け難いです。
実射は、ほとんど音も無く発射されるMGC(下)に対して、「ポンッ」と歯切れの良い発射音がするマルゼンの方が射撃のリズムが取りやすいと感じました。
精度に関してはどちらも優秀です。

両雄並び立たず…、当時のエアガンの最高峰たちに甲乙を付けるなど恐れ多い話です。

しかし、どうしてもと云われれば王者MGCに果敢に挑んだチャレンジ魂に敬意を表し、僅差でマルゼン(下)ですかね…。

7年ぐらい前のM4504とM645の対決では白黒付けられずに「シルバーモデルのM4506の入手を待って…」などと玉虫色の結論になってしまっていました。
(下から時計回りに、マルゼンM4506、MGC M645、マルゼンM4504)
今回M4506(上)が入手できたので改めてM645と並べてみました。
MGCはいつ見ても全てにおいてスキのない工芸品レベルの仕上げです。
対してマルゼンはイイ線行ってるんですが、金属部の仕上げがどうしても見劣りします。
(この個体は仕上げ直しています)
どちらも綺麗に出た平面に丁重なめっきとヘアラインが施されています。
ヘアラインの表現はMGC(右)があくまでも上品なのに対して、マルゼンは少し荒々しく、それが却ってホンモノ感を醸し出しています。
刻印については甲乙付け難いですが、マルゼンのフレーム右側にスモールS&Wモノグラムが打たれているのはポイント高いです。
MGCも限定カスタムでS&Wモノグラム付きのM645を出していたらしいですけど…。
ハンマーをコッキングしたときのブリーチ後端の眺めは、もう圧倒的に100%マルゼン(左)の完勝です。
後発のマルゼンとしては、MGCに対する売りとしたんでしょうね。
トリガープルのスムーズさは甲乙付け難いです。
実射は、ほとんど音も無く発射されるMGC(下)に対して、「ポンッ」と歯切れの良い発射音がするマルゼンの方が射撃のリズムが取りやすいと感じました。
精度に関してはどちらも優秀です。
両雄並び立たず…、当時のエアガンの最高峰たちに甲乙を付けるなど恐れ多い話です。
しかし、どうしてもと云われれば王者MGCに果敢に挑んだチャレンジ魂に敬意を表し、僅差でマルゼン(下)ですかね…。
2018年03月20日
MGCガスガン コルトディフェンダー
MGC(新日本模型)のガスブローバック、コルトディフェンダーです。

ネタが尽き気味な今日この頃、「そういえばこんなのも持ってたね…」と云う落ち穂拾い的な記事です。

買ったのはもう20年近く前のVMAT(ブイマット)と云うイベントででした。
東京タワーの下でやってましたね…、懐かしい。

ブローバックエンジンはマグナで、フレーム先端にはWAによるパテント供与の文言が誇らしげ?に入っています。
エンジン以外も、ほぼWAガバ(Rタイプ)に準じた構成になっています。
大人の事情か、MGCのマグナガバにはフルサイズのラインナップは無く、極端に短い(サブコンパクト)か長い(ハードボーラー)かのどちらかでした…。

思い返せば、昔WAのGM5系カスタムモデルガンにもフルサイズはありませんでしたね…。
意趣返し…、なんてことはないと思いますが(棒読み)。

デフォルトはABSに蒸着めっき?のオールシルバーでした。
しかしこのめっき、質感は非常に高いものの脆弱で、剥げやすいと云う欠点がありました。

案の定スライドのめっきが剥げ始めてしまったため、当時まだ営業していたMGCの上野店でプレーンのスライドを購入して換装しました。

しかしこのめっき、剥がれなければまるでチタンのような質感ですね。
メインフレームのめっきは、マガジンウェル部の擦れやすい所を除けば今のところ無事です。

アウターバレルは、アルミ製です。
ライフリングの再現はありませんが、他の機種にあった波動砲のようなライフリングが刻まれているよりはマシかもしれません…。

デフォルトでは、旧タイプのノバックサイト風リアサイトが付いていました。
これは管理人の好みで、MGCの上野店で仕入れていたハイプロファイルタイプに換装。

WAのRタイプに準じているので、ハンマーはレスト位置で当然グラグラします(爆)。

撃ち味は、初期のABSマグナ特有の穏やかなブローバックです。
マガジンの構造は、ほぼWAと共通でフルサイズの物も問題なく使用できます。
シルバーがWAのフルサイズの物です。

ですがフルサイズのマガジンを使っても、特にブローバックの手応えが増すとかはありません(笑)。
WAのRタイプで多発したガス漏れは、このディフェンダーに限ってはありませんでした。

グリップは元々ホーグのラバーグリップが付いていたんですが、WAのガスガン、ウィルソンコンバットTSGCのメタルグリップとコンバートしています。
おかげでフルABSにも拘らず、そこそこの重量に…。
当然メタルグリップにはウィルソンのメダリオンが付いていたので、ランパントコルトのメダリオンに張り替えています。

そしてメタルグリップを得ることによって、本家WAのフルHWオフィサーズACPの重量を凌駕しました。

ネタが尽き気味な今日この頃、「そういえばこんなのも持ってたね…」と云う落ち穂拾い的な記事です。
買ったのはもう20年近く前のVMAT(ブイマット)と云うイベントででした。
東京タワーの下でやってましたね…、懐かしい。
ブローバックエンジンはマグナで、フレーム先端にはWAによるパテント供与の文言が誇らしげ?に入っています。
エンジン以外も、ほぼWAガバ(Rタイプ)に準じた構成になっています。
大人の事情か、MGCのマグナガバにはフルサイズのラインナップは無く、極端に短い(サブコンパクト)か長い(ハードボーラー)かのどちらかでした…。
思い返せば、昔WAのGM5系カスタムモデルガンにもフルサイズはありませんでしたね…。
意趣返し…、なんてことはないと思いますが(棒読み)。
デフォルトはABSに蒸着めっき?のオールシルバーでした。
しかしこのめっき、質感は非常に高いものの脆弱で、剥げやすいと云う欠点がありました。
案の定スライドのめっきが剥げ始めてしまったため、当時まだ営業していたMGCの上野店でプレーンのスライドを購入して換装しました。
しかしこのめっき、剥がれなければまるでチタンのような質感ですね。
メインフレームのめっきは、マガジンウェル部の擦れやすい所を除けば今のところ無事です。
アウターバレルは、アルミ製です。
ライフリングの再現はありませんが、他の機種にあった波動砲のようなライフリングが刻まれているよりはマシかもしれません…。
デフォルトでは、旧タイプのノバックサイト風リアサイトが付いていました。
これは管理人の好みで、MGCの上野店で仕入れていたハイプロファイルタイプに換装。
WAのRタイプに準じているので、ハンマーはレスト位置で当然グラグラします(爆)。
撃ち味は、初期のABSマグナ特有の穏やかなブローバックです。
マガジンの構造は、ほぼWAと共通でフルサイズの物も問題なく使用できます。
シルバーがWAのフルサイズの物です。
ですがフルサイズのマガジンを使っても、特にブローバックの手応えが増すとかはありません(笑)。
WAのRタイプで多発したガス漏れは、このディフェンダーに限ってはありませんでした。
グリップは元々ホーグのラバーグリップが付いていたんですが、WAのガスガン、ウィルソンコンバットTSGCのメタルグリップとコンバートしています。
おかげでフルABSにも拘らず、そこそこの重量に…。
当然メタルグリップにはウィルソンのメダリオンが付いていたので、ランパントコルトのメダリオンに張り替えています。
そしてメタルグリップを得ることによって、本家WAのフルHWオフィサーズACPの重量を凌駕しました。
2018年03月10日
グリップを換えてみた!MGCガスガン、S&W M645
ポン付け前提の安直企画(爆)、グリップを換えてみた!第二弾です。
MGC固定ガスガン、M645には購入時からメーカー不明の木製グリップが付いていました。
(実銃用でわ?と云う指摘もちらほら…)
上品な木グリも良いんですが、常々ワイルドな純正プラグリップも味わってみたいと思ってました。
でも、MGC純正のはSWマークが入ってないんですよね~。
そんなある日、M645用の実物プラグリップがヤフオクに出ていたので、ポン付け出来ることを祈りつつ3Kほどで落札。

しかし安直にポン付け出来るほど、世の中甘くはなかった…。
状態は小傷が多く、使用感120%!のお世辞にも美品とは言えない代物。
さらに左側は問題なくポン付け出来たものの、右側のグリップパネルは経年変化で縮んだのか右側はスクリューの位置が微妙に合わないと云う…。

位置のみならずスクリューブッシング部の大きさも合わなくて、グリップの裏側の穴を結構ガチに削りました。
プラ粉が悪戦苦闘を物語っています…(爆)。

力技で何とか取り付けましたが、当然ですが木グリに比べて華やかさも温かみもなく、単に安っぽくなっちゃっただけだと云う…。
まあ、実物がそうなんだから仕方がないですが。

小傷は消して、全体的にポリッシュしました。
まあ、この味気なさもM645らしいっちゃー、らしいんですけどね…。

MGC固定ガスガン、M645には購入時からメーカー不明の木製グリップが付いていました。
(実銃用でわ?と云う指摘もちらほら…)
上品な木グリも良いんですが、常々ワイルドな純正プラグリップも味わってみたいと思ってました。
でも、MGC純正のはSWマークが入ってないんですよね~。
そんなある日、M645用の実物プラグリップがヤフオクに出ていたので、ポン付け出来ることを祈りつつ3Kほどで落札。
しかし安直にポン付け出来るほど、世の中甘くはなかった…。
状態は小傷が多く、使用感120%!のお世辞にも美品とは言えない代物。
さらに左側は問題なくポン付け出来たものの、右側のグリップパネルは経年変化で縮んだのか右側はスクリューの位置が微妙に合わないと云う…。
位置のみならずスクリューブッシング部の大きさも合わなくて、グリップの裏側の穴を結構ガチに削りました。
プラ粉が悪戦苦闘を物語っています…(爆)。
力技で何とか取り付けましたが、当然ですが木グリに比べて華やかさも温かみもなく、単に安っぽくなっちゃっただけだと云う…。
まあ、実物がそうなんだから仕方がないですが。
小傷は消して、全体的にポリッシュしました。
まあ、この味気なさもM645らしいっちゃー、らしいんですけどね…。
2015年04月21日
対決! MGCベレッタM92FS モデルガン対ガスガン 後編
対決シリーズ。MGCベレッタM92FS モデルガン対ガスガン 後編です。
前編はこちら。
リアルなブリーチ後部のファイアリングピン廻り。
左がガスガンですが、KSCもかくやと云う再現度です。
しかもセフティをオンにすると、実銃同様ピンが上を向く凄さ…。
〇〇のM92系に爪の垢でも煎じて…以下自粛…。

右側のセフティレバーぐらいモデルガンと共用だろうと思ったんですが、ご覧の通りスクリューの数が違っておりガスガン専用です…。

セフティレバーなど、わざわざ金型を別途起こす必要もないと思うんですが、この様な高コスト体質があのような結果を…以下自粛…。
(左がガスガン)

下からの眺めも瓜二つです。マガジンのガス注入口で辛うじて左がガスガンと判ります。

上から目線でも(流石にファイアリングピンブロックはモールドですが)余程目を凝らさないと見分けが付きません。
ちなみに左がガスガンですが、ロッキングブロックの表現などはガスガンの方がリアルかも…。

マガジンも良く似せています。
凝った絞りでP7と同様、金型にお金をかけたんでしょうねぇ。
凄いのは一度ガスを注入すると、ず~っと漏れないで1年でも2年でもそのまま入っている事。
これは今まで所有していたMGCのガスガン全てに共通しています。
ちなみに上のモデルガン用のマガジンは実物です。

MGCのM92Fモデルガンは実物マガジンが問題無く使用できます。
(マルシンのM92Fには、使えません)
この実物マガジンは良い感じにヤレていたので、買った時のまま使っています。

モデルガンの重量(マガジンは空)です。

構造的に有利なのに加え、比重が高いSRH材を使用しているだけあって、重量はガスガンの圧勝です。

ガスガンを5メートルぐらいから、ちょこっと撃ってみました。
固定スライドガスガンとして後発だけあって、トリガープルは雑味がなく非常にスムーズです。
もちろんBB弾は“黄緑色の憎いヤツ”こと、MGC純正のスーパーグレッツ弾です。
そして結果は…。
散りまくった挙句、5発撃ったのに穴が4つしかありません…(ナイアガラ滝汗)。

上がガスガン、真ん中は以前紹介したイタリア刻印のSRH製MGC M92Fモデルガンです。

M92FSガスガン(左)は、固定スライドも後期の製品だけあり非常に洗練された造りです。
如何に実銃に近いディテールや重量感を再現するか、と云うことにコストを惜しみなく投じている事が分かります。
ブリーチ後部の再現など妥協の無さには執念の様な物も感じますし、その意味で究極の固定スライドガスガンと云えるかもしれません。

前編はこちら。
リアルなブリーチ後部のファイアリングピン廻り。
左がガスガンですが、KSCもかくやと云う再現度です。
しかもセフティをオンにすると、実銃同様ピンが上を向く凄さ…。
〇〇のM92系に爪の垢でも煎じて…以下自粛…。

右側のセフティレバーぐらいモデルガンと共用だろうと思ったんですが、ご覧の通りスクリューの数が違っておりガスガン専用です…。

セフティレバーなど、わざわざ金型を別途起こす必要もないと思うんですが、この様な高コスト体質があのような結果を…以下自粛…。
(左がガスガン)

下からの眺めも瓜二つです。マガジンのガス注入口で辛うじて左がガスガンと判ります。

上から目線でも(流石にファイアリングピンブロックはモールドですが)余程目を凝らさないと見分けが付きません。
ちなみに左がガスガンですが、ロッキングブロックの表現などはガスガンの方がリアルかも…。

マガジンも良く似せています。
凝った絞りでP7と同様、金型にお金をかけたんでしょうねぇ。
凄いのは一度ガスを注入すると、ず~っと漏れないで1年でも2年でもそのまま入っている事。
これは今まで所有していたMGCのガスガン全てに共通しています。
ちなみに上のモデルガン用のマガジンは実物です。

MGCのM92Fモデルガンは実物マガジンが問題無く使用できます。
(マルシンのM92Fには、使えません)
この実物マガジンは良い感じにヤレていたので、買った時のまま使っています。

モデルガンの重量(マガジンは空)です。

構造的に有利なのに加え、比重が高いSRH材を使用しているだけあって、重量はガスガンの圧勝です。

ガスガンを5メートルぐらいから、ちょこっと撃ってみました。
固定スライドガスガンとして後発だけあって、トリガープルは雑味がなく非常にスムーズです。
もちろんBB弾は“黄緑色の憎いヤツ”こと、MGC純正のスーパーグレッツ弾です。
そして結果は…。
散りまくった挙句、5発撃ったのに穴が4つしかありません…(ナイアガラ滝汗)。

上がガスガン、真ん中は以前紹介したイタリア刻印のSRH製MGC M92Fモデルガンです。

M92FSガスガン(左)は、固定スライドも後期の製品だけあり非常に洗練された造りです。
如何に実銃に近いディテールや重量感を再現するか、と云うことにコストを惜しみなく投じている事が分かります。
ブリーチ後部の再現など妥協の無さには執念の様な物も感じますし、その意味で究極の固定スライドガスガンと云えるかもしれません。

2015年03月14日
対決! MGCベレッタM92FS モデルガン対ガスガン 前編
対決シリーズ。今回は、MGCベレッタM92FS モデルガン対ガスガン 前編です。
左がモデルガン、右が固定スライドガスガンです。

モデルガンはタイトー時代の製品で、HW製です。
ずいぶん前ですがイベントで使用感アリアリのブツが格安で出てたので購入しました。
タイトーブランドですが旧MGCと同様にスライドの引きなどはとても滑らかです。

使用感MAXにもかかわらず、奇跡的に未発火でした。

金属パーツなどが良い感じにヤレていたので、それをそのまま生かし樹脂部をエイジング風の塗装にしてあります。

そんな状態なので多少傷が付いても気にしません。
なので、ホルスターからのドローやマグチェンジの練習などに使い倒しています。

ガスガンの方は固定スライドで、材質はスーパーリアルヘビーウエイト(SRH)製です。
通常のHWに比べ脆い材質ですが、作動部の無い固定スライドならば比重が大きいことによって得られる重量感というメリットだけを享受できます。

このガスガンは、とあるリサイクルショップの開店時にMGCの固定スライドを投げ売りしていた時に、以前紹介したM645やGM6のツインコンプなどと一緒に入手したものです。
このM92FSだけは付属品は一切なく本体のみでした。
旧MGC時代の製品なので仕上げは良好で、購入時のまま全く手を加えていません。
WAのバトルダメージ仕上げの様な風合いを楽しんでいます。

実はガスガン(下)のM92FSはモデルガンの部品取りに使えないかと思って購入したものです。

なにせ外観はご覧の通り、モデルガン(上)、ガスガン共瓜二つで区別がつきません。
辛うじてガスガンはトリガーガード上のASGK刻印で識別できます。
刻印はどちらもベレッタUSA製のM92FSを再現しており、フレームのシリアルNo.も一緒です。
当然ショートパーツなどは結構共用してるのでは…、とふんだのですが。

結果から云えば、ほぼ使える部品はありませんでした。
グリップパネルぐらいですかね…。
ガスガン(右)のセフティはコックアンドロックです。
この時期の固定スライドガスガンには普通の仕様です。

後編に続きます。
左がモデルガン、右が固定スライドガスガンです。

モデルガンはタイトー時代の製品で、HW製です。
ずいぶん前ですがイベントで使用感アリアリのブツが格安で出てたので購入しました。
タイトーブランドですが旧MGCと同様にスライドの引きなどはとても滑らかです。

使用感MAXにもかかわらず、奇跡的に未発火でした。

金属パーツなどが良い感じにヤレていたので、それをそのまま生かし樹脂部をエイジング風の塗装にしてあります。

そんな状態なので多少傷が付いても気にしません。
なので、ホルスターからのドローやマグチェンジの練習などに使い倒しています。

ガスガンの方は固定スライドで、材質はスーパーリアルヘビーウエイト(SRH)製です。
通常のHWに比べ脆い材質ですが、作動部の無い固定スライドならば比重が大きいことによって得られる重量感というメリットだけを享受できます。

このガスガンは、とあるリサイクルショップの開店時にMGCの固定スライドを投げ売りしていた時に、以前紹介したM645やGM6のツインコンプなどと一緒に入手したものです。
このM92FSだけは付属品は一切なく本体のみでした。
旧MGC時代の製品なので仕上げは良好で、購入時のまま全く手を加えていません。
WAのバトルダメージ仕上げの様な風合いを楽しんでいます。

実はガスガン(下)のM92FSはモデルガンの部品取りに使えないかと思って購入したものです。

なにせ外観はご覧の通り、モデルガン(上)、ガスガン共瓜二つで区別がつきません。
辛うじてガスガンはトリガーガード上のASGK刻印で識別できます。
刻印はどちらもベレッタUSA製のM92FSを再現しており、フレームのシリアルNo.も一緒です。
当然ショートパーツなどは結構共用してるのでは…、とふんだのですが。

結果から云えば、ほぼ使える部品はありませんでした。
グリップパネルぐらいですかね…。
ガスガン(右)のセフティはコックアンドロックです。
この時期の固定スライドガスガンには普通の仕様です。

後編に続きます。
2013年06月29日
対決!S&W.45ガスガン MGC M645 vs. マルゼン M4504 Part 2
対決シリーズ、S&W45口径のPart 2です。Part 1はこちら。
マルゼンのM4504もリアルで満足の行く刻印が入っています。
しかも右側のフレームにS&Wマークが入っているのがポイント高いですね。
しかし繊細過ぎるので塗装すると多分消えて無くなってしまうと思います。
ホップアップの付いた後期型では、刻印が残念な事(マルゼンオリジナル)になってしまいます。

マガジンの比較、左がMGCです。両方ともステンレス製の立派な造りですが、形状的にリアルなMGCが一本でしょうか。

マニュアルセフティは両方ともコックアンドロック可能です。まあ、この時代普通の仕様です。

リアサイトはM645が固定タイプなのに対し、M4504はアジャスタブルです。
もし精密射撃競技に使用するならばM4504にアドバンテージがありますね。
チャンバーカバー部は両方とも金属パーツに刻印を施したリアルな物です。

ハンマーを起こした状態を後ろから見ると、M645が味気ないブリーチ状の物が見えるだけなのに対して、M4504はファイアリングピンを模したパーツがあります。
(止めているEリングが丸見えなのがちょっと興醒めですが…)
しかしここら辺はより良くしようという心意気を買い、マルゼンに一本です。

M645はフロントサイトにレッドランプがインサートされていますが、交換用のイエローランプが同梱されています。
この様な細かい拘りにMGCの気合の入れようが伺えます。

実射してみました。
いずれも5mの距離から、0.2g弾、六時照準、全弾ダブルアクションでのツーハンド射撃です。
まずMGCのM645から。トリガープルはスムーズでストロークも短めでした。
インナーバレルはサイクロンバレルなるボア内にライフリングの様な螺旋状の溝が入っている物です。
溝によりガスの気流に回転を与えBB弾のまっすぐな弾道を実現すると言うギミックです。
お陰様で(笑)老眼のお座敷シューターにしては良く当たっています。

続いてマルゼンのM4504。
なにげない射撃ですが結構集弾していたので驚きました。的自体に入っていないのは分解後ゼロインしていないためです。
トリガープルも良好で、この“当たる”マルゼン伝説はこの時点からもう始まっていたんですね…。
加えてM4504の特徴として意外と発砲音が大きく「撃ってる」と言う手応えがあります。

どちらも甲乙付け難い出来ですが、やはりメッキ仕上げの華やかさには勝てずマルゼンのメッキバージョンのM4506を根気良く探して2丁並べようという結論に達しました(爆)。

マルゼンのM4504もリアルで満足の行く刻印が入っています。
しかも右側のフレームにS&Wマークが入っているのがポイント高いですね。
しかし繊細過ぎるので塗装すると多分消えて無くなってしまうと思います。
ホップアップの付いた後期型では、刻印が残念な事(マルゼンオリジナル)になってしまいます。

マガジンの比較、左がMGCです。両方ともステンレス製の立派な造りですが、形状的にリアルなMGCが一本でしょうか。

マニュアルセフティは両方ともコックアンドロック可能です。まあ、この時代普通の仕様です。

リアサイトはM645が固定タイプなのに対し、M4504はアジャスタブルです。
もし精密射撃競技に使用するならばM4504にアドバンテージがありますね。
チャンバーカバー部は両方とも金属パーツに刻印を施したリアルな物です。

ハンマーを起こした状態を後ろから見ると、M645が味気ないブリーチ状の物が見えるだけなのに対して、M4504はファイアリングピンを模したパーツがあります。
(止めているEリングが丸見えなのがちょっと興醒めですが…)
しかしここら辺はより良くしようという心意気を買い、マルゼンに一本です。

M645はフロントサイトにレッドランプがインサートされていますが、交換用のイエローランプが同梱されています。
この様な細かい拘りにMGCの気合の入れようが伺えます。

実射してみました。
いずれも5mの距離から、0.2g弾、六時照準、全弾ダブルアクションでのツーハンド射撃です。
まずMGCのM645から。トリガープルはスムーズでストロークも短めでした。
インナーバレルはサイクロンバレルなるボア内にライフリングの様な螺旋状の溝が入っている物です。
溝によりガスの気流に回転を与えBB弾のまっすぐな弾道を実現すると言うギミックです。
お陰様で(笑)老眼のお座敷シューターにしては良く当たっています。

続いてマルゼンのM4504。
なにげない射撃ですが結構集弾していたので驚きました。的自体に入っていないのは分解後ゼロインしていないためです。
トリガープルも良好で、この“当たる”マルゼン伝説はこの時点からもう始まっていたんですね…。
加えてM4504の特徴として意外と発砲音が大きく「撃ってる」と言う手応えがあります。

どちらも甲乙付け難い出来ですが、やはりメッキ仕上げの華やかさには勝てずマルゼンのメッキバージョンのM4506を根気良く探して2丁並べようという結論に達しました(爆)。

2013年06月22日
対決!S&W.45ガスガン MGC M645 vs. マルゼン M4504 Part 1
対決シリーズ、今回はS&Wの45口径をモデルアップしたMGCのM645(下)とマルゼンのM4504です。
長くなるので2回に分けてお送りします。

両銃とも80年代末に相次いで発売された固定スライドガスガンです。
と言っても当時は固定スライドに全く興味が無かったので見向きもせず(高価だったし…)割と最近入手した物です。

発売はMGCのM645が少し早かったようです。
TV版マイアミバイスのシーズン3、4で主人公ソニークロケットの愛銃でした。

後発のマルゼンM4504ですが、アイテム的に当時の業界の王者MGCにガチで挑んだ感がありますねぇ。
その為か造りには気合が入っておりMGCに勝るとも劣らない製品になっていると思います。
ちなみにマイアミバイスシーズン5でソニーはステンレスモデルのM4506を使っていました。

M645は4年ぐらい前、某リサイクルショップ開店時にMGCの各種固定スライドガスガンを投げ売りしていた時に購入したものです。
程度はミントコンディションでMGCの純正らしき木製グリップが装着されていました。

噂には聞いていましたが、まったく隙の無い仕上がり具合には、ひれ伏すしかありません。
スライドやフレームの平滑な側面に繊細なヘアラインが入っている様はもはや工芸品の域に達しているかと…。

M645を持っているとM4506も揃えたくなるのが人情と云うもの…。
最初はステンレスタイプのM4506を探したものの中々良い出物が無く、最近程度が良いM4504が格安で出ていたので取り敢えずゲットしました。
但しブルー仕上げのM4504と云うものは実物には存在しないようです。

ブラックタイプは好きなように再仕上げ出来る利点があります。
ABS表面を軽くポリッシュしてヘアラインを付け、金属部は研磨して仕上げ直してあります。

M4504(…というかこの頃のマルゼン)の特徴としてガスが充填されているマガジンをリリースすると生ガスを吹きつつマガジンが飛びます!
写真ぐらい飛ぶので要注意です(笑)。
その他にもセフティを掛けるとちょっと生ガスを吹いたり結構各操作緊張します。

M645は2ndジェネレーションと呼ばれる第二世代のS&Wオートです。
MGCのカタログによるとステンレスパーツを多用しトリガーのストロークまで実物通りとしたそうです。
左側の刻印は繊細でリアルな物が丁重に入れられています。

Part 2へ続きます…。
長くなるので2回に分けてお送りします。

両銃とも80年代末に相次いで発売された固定スライドガスガンです。
と言っても当時は固定スライドに全く興味が無かったので見向きもせず(高価だったし…)割と最近入手した物です。

発売はMGCのM645が少し早かったようです。
TV版マイアミバイスのシーズン3、4で主人公ソニークロケットの愛銃でした。

後発のマルゼンM4504ですが、アイテム的に当時の業界の王者MGCにガチで挑んだ感がありますねぇ。
その為か造りには気合が入っておりMGCに勝るとも劣らない製品になっていると思います。
ちなみにマイアミバイスシーズン5でソニーはステンレスモデルのM4506を使っていました。

M645は4年ぐらい前、某リサイクルショップ開店時にMGCの各種固定スライドガスガンを投げ売りしていた時に購入したものです。
程度はミントコンディションでMGCの純正らしき木製グリップが装着されていました。

噂には聞いていましたが、まったく隙の無い仕上がり具合には、ひれ伏すしかありません。
スライドやフレームの平滑な側面に繊細なヘアラインが入っている様はもはや工芸品の域に達しているかと…。

M645を持っているとM4506も揃えたくなるのが人情と云うもの…。
最初はステンレスタイプのM4506を探したものの中々良い出物が無く、最近程度が良いM4504が格安で出ていたので取り敢えずゲットしました。
但しブルー仕上げのM4504と云うものは実物には存在しないようです。

ブラックタイプは好きなように再仕上げ出来る利点があります。
ABS表面を軽くポリッシュしてヘアラインを付け、金属部は研磨して仕上げ直してあります。

M4504(…というかこの頃のマルゼン)の特徴としてガスが充填されているマガジンをリリースすると生ガスを吹きつつマガジンが飛びます!
写真ぐらい飛ぶので要注意です(笑)。
その他にもセフティを掛けるとちょっと生ガスを吹いたり結構各操作緊張します。

M645は2ndジェネレーションと呼ばれる第二世代のS&Wオートです。
MGCのカタログによるとステンレスパーツを多用しトリガーのストロークまで実物通りとしたそうです。
左側の刻印は繊細でリアルな物が丁重に入れられています。

Part 2へ続きます…。
2012年12月08日
MGCガスガン ウィルソン ツインコンプ.38スーパー
MGCの固定スライドガスガン、ウィルソン ツインコンプ (スプリングフィールドアーモリー バージョン)です。
固定スライドの1911を連射可能にした俗にハレットシングルアクションと言われる機構を持っています。
ツインコンプはハレットシリーズでも後期の作品です。

行き付けのリサイクルショップが開店当初にMGCの各種固定スライドガスガンを捨て値で売っており、本体に興味は無かったのですが部品取りとしてウィチタのリアサイトと付属していたMGC純正の木製グリップ目当てで購入しました。

ところが家に持ち帰ってビックリ。
既にこのシリーズ初期のマキシコンポを所有していたのですがそれと比較にならない素晴らしくスムーズなトリガープルに感動。
5mの距離での話ですが軽快な撃ち味で集弾性も高くガスブローバックモデルと比較にならない連射が可能。

ハレットの後期ってこんなに良かったんだと、目から鱗状態でした。
もしかしたら前ユーザーが何かチューンナップしてるのかも知れませんが、撃ってて結構面白いのでコヤツはコレクションに加える事にしました(笑)。

性能もさる事ながら本体の程度も最高に良かったのと、この時代のMGC特有の仕上げの良さ、そしてSFAの刻印がバッチリ入っていたのも変心の理由です。

ハレットシリーズに全て言える難点はトリガーガードが分厚いという事ですね。
握った感じも通常のシングルスタック1911より若干大きく感じます。

スライドは自動車用のシルバースプレーを軽く吹いています。
各部のデティールは素晴らしい物があり、ファイアリングピンの表現もリアルです。

固定スライドの1911を連射可能にした俗にハレットシングルアクションと言われる機構を持っています。
ツインコンプはハレットシリーズでも後期の作品です。

行き付けのリサイクルショップが開店当初にMGCの各種固定スライドガスガンを捨て値で売っており、本体に興味は無かったのですが部品取りとしてウィチタのリアサイトと付属していたMGC純正の木製グリップ目当てで購入しました。

ところが家に持ち帰ってビックリ。
既にこのシリーズ初期のマキシコンポを所有していたのですがそれと比較にならない素晴らしくスムーズなトリガープルに感動。
5mの距離での話ですが軽快な撃ち味で集弾性も高くガスブローバックモデルと比較にならない連射が可能。

ハレットの後期ってこんなに良かったんだと、目から鱗状態でした。
もしかしたら前ユーザーが何かチューンナップしてるのかも知れませんが、撃ってて結構面白いのでコヤツはコレクションに加える事にしました(笑)。

性能もさる事ながら本体の程度も最高に良かったのと、この時代のMGC特有の仕上げの良さ、そしてSFAの刻印がバッチリ入っていたのも変心の理由です。

ハレットシリーズに全て言える難点はトリガーガードが分厚いという事ですね。
握った感じも通常のシングルスタック1911より若干大きく感じます。

スライドは自動車用のシルバースプレーを軽く吹いています。
各部のデティールは素晴らしい物があり、ファイアリングピンの表現もリアルです。

2012年05月09日
MGCガスガン H&K P7M13
MGCのガスガン、ヘッケラー&コック P7M13です。
コスト度外視のハイグレードな仕上げや豪華なパッケージが特徴です。

HW材と多数の金属パーツにより、今の基準でも結構ずっしりきます。
加えて重厚な仕上げで実銃感を表現しようとする当時のMGCの熱意を感じます。

購入したトイガンの9割は、何らかの仕上げ直しをしますが、このP7M13に関しては必要性を感じませんでした。
なぜかアウターバレルだけはプラ丸出しの安っぽい仕上げだったので社外品のメタル製に替えてあります。

発売当時リリースされた小冊子類で、当時のMGCのP7M13に賭ける意気込みがうかがえますね。
右はトイガンの紹介カタログ的な物で、左の冊子はイチロー永田氏の小説と実機写真で構成されてます。
小説はともかくP7M13の実機を舐める様に捉えた写真集としては一見の価値があります。

超絶絞りともっぱら噂のマガジン。
マガジンケースだけで20のプレス金型と5種類の冶具を使い、25工程を経て完成だそうです。
これがモデルガンだったら…という言葉が頭をよぎります。

撃ち味はストレートブローバックらしく直接的で結構激しいキックが味わえますが、おかげで各部のネジがすぐに緩むのが難点ですね。
サイクロンインナーバレルにより集弾性は良いかもしれませんが、構造上狙った的より下にずれて着弾するのでそれを計算に入れて撃ちましょう(笑)。

MGC P7M13はスクイーズコッカーのトラブルが多いようですが、幸いなことに私の個体は今の所正常です。
ホルスターはMGC純正ですが、革も厚く銃同様に造りに手間がかかっている印象です。

コスト度外視のハイグレードな仕上げや豪華なパッケージが特徴です。

HW材と多数の金属パーツにより、今の基準でも結構ずっしりきます。
加えて重厚な仕上げで実銃感を表現しようとする当時のMGCの熱意を感じます。

購入したトイガンの9割は、何らかの仕上げ直しをしますが、このP7M13に関しては必要性を感じませんでした。
なぜかアウターバレルだけはプラ丸出しの安っぽい仕上げだったので社外品のメタル製に替えてあります。

発売当時リリースされた小冊子類で、当時のMGCのP7M13に賭ける意気込みがうかがえますね。
右はトイガンの紹介カタログ的な物で、左の冊子はイチロー永田氏の小説と実機写真で構成されてます。
小説はともかくP7M13の実機を舐める様に捉えた写真集としては一見の価値があります。

超絶絞りともっぱら噂のマガジン。
マガジンケースだけで20のプレス金型と5種類の冶具を使い、25工程を経て完成だそうです。
これがモデルガンだったら…という言葉が頭をよぎります。

撃ち味はストレートブローバックらしく直接的で結構激しいキックが味わえますが、おかげで各部のネジがすぐに緩むのが難点ですね。
サイクロンインナーバレルにより集弾性は良いかもしれませんが、構造上狙った的より下にずれて着弾するのでそれを計算に入れて撃ちましょう(笑)。

MGC P7M13はスクイーズコッカーのトラブルが多いようですが、幸いなことに私の個体は今の所正常です。
ホルスターはMGC純正ですが、革も厚く銃同様に造りに手間がかかっている印象です。
