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2025年03月20日

RIDEXとカタログたち Part 8 そしてFinal 前編

RIDEXとカタログたち Part 8 (第19巻~Final〔第22巻〕)の前編です。

前口上:
「漫画コミックのRIDEXで特集されたバイクのカタログを持ってるか?」と云う趣旨で、管理人手持ちのバイクカタログをネタが枯れつつある(笑)ブログに活用しよう!と云うお手軽企画です。
そしてFinalを迎えたRIDEX。
サヨナラは云わない、また会う日まで…。

Part 7 (第13巻~18巻)はこちら


-第19巻-
第19巻は、久々の大量ヒット。
P5のスズキGSX1100Sカタナ、P26のカワサキ500SSマッハⅢ(H1後期型)、P66のダックスホンダST50、P86のヤマハSR、P126のカワサキゼファー400。
そしてP146のホンダプレスカブ50などなど。


5ページ目、スズキGSX1100Sカタナ:
"ケルンの衝撃"として今に語り継がれるGSX1100Sカタナ。
1980年のある日、下校途中にバイク雑誌の立ち読みでケルンショーの記事を見て確かに衝撃を受けた(笑)のを覚えています。
社内で「仮面ライダーかよ…」と評されたプロトタイプをほぼそのままの形で量産にまで持って行ったスズキの英断と執念は賞賛に値しますね。


残念ながらGSX1100Sのカタログは持っていないので、国内仕様のGSX750Sカタログで代用。
カタログはフロントタイヤ小径化などのマイナーチェンジを受けたGSX750S2のもの。
当初は認可されなかったスクリーンはメーターバイザーという名目で装備されたものの、ハンドルは相変わらず耕運機タイプのアップハン。
当時の評判は芳しくなかった耕運機ハンドルですが、現在ではポジションが楽とか乗り易いとかで再評価されているようです。


実際、現行のGSX-S1000Sカタナのハンドルもなにげに耕運機っぽい?ですね。


更に国内仕様のカタナは、刀のエンブレムやペットネームが"凶器"を連想させるとのことで認可されませんでした(爆笑)。
他にもお役所の許認可ネタについては笑える小話がいくつかありますね。


26ページ目、カワサキ500SSマッハⅢ(H1):
劇中車は500SSマッハⅢ(H1)ですが、H1のカタログはもちろん持っていないので、親戚筋であるKH400(S3)のカタログで代用。


劇中のH1は、マイナーチェンジでタンクのグラフィックがレインボーラインになったH1Bと称される後期型タイプ。
改良点としてすぐウィリーしてしまう(汗)前輪に荷重をかけるべく、H2(750SSマッハⅣ)のフロント廻りを移植し、ブレーキもWディスク化。
KHの流麗なスタイルや右二本、左一本出しのマフラーは、マッハシリーズとの血縁を色濃く感じさせますね。


66ページ目、ダックスホンダST50:
ダックスは単体カタログ持ってると思ったんですが、のちに追加されたノーティダックスと一緒になった70年代中頃と思われるグループカタログしかありませんでした。


劇中のダックスは最初期(1969年)型で、その年式のみ車載を考慮してハンドルが折り畳めて前輪がフロントフォークごと取り外せたそう。


レジャーに行った先で行動範囲が広げられるように、ホンダはたびたび車載を想定した2輪車にトライしていますね。
ダックスの他には、モンキー、スカッシュやモトコンポなどが知られています。


ホンダはバイクに限らず車載用の電動アシスト自転車にもチャレンジしていました。
上がラクーンコンポ(1998年)、下がステップコンポ(2001年)で、フォールディングタイプのミニベロとして今見ても魅力的なスタイル。


ダックスはレジャーバイクの先駆けで、このあと各社から8~10インチ前後の小径タイヤを装着したフォロアーが雨後の筍の如く現れます。


86ページ目、ヤマハSR400:
1978年に登場後、43年(!)もの長きに渡り生産されたヤマハSR400。
歴史あるバイクだけに、手元にはカタログが5冊ほどあります。
そんなSRは2021年に生産終了後、後継車不在の状態が続いています。
しかし、ミドルクラスの単気筒は現在世界的にも売れ筋なので、このクラスの元祖たるヤマハがこの状況をいつまでも放置するとは思えません。
いずれは伝統のSRの名を受け継いだ後継車が満を持して登場することを願ってやみません。


劇中のSR400は2018年登場の40th Anniversary Editionで、3色サンバースト塗装が特徴です。
ギターなどでお馴染みのサンバースト塗装ですが、ヤマハ楽器部門のノウハウを活用すればお手の物なんでしょうね。
劇中では、そのサンバースト塗装の微妙なグラデーションが再現され、その作画技術に舌を巻きます。

下のカタログは発売から1年後に追加になったキャストホイール車ですが、43年間のうち4年程しか生産されなかったレア車です。
70年代後半は猫も杓子もキャストホイールと云う時代でしたが、ヤマハ初期のキャストホイールはいささかゴツゴツした印象でした。
その為、繊細なSRにはスタイル的にアンマッチだったんでしょうね。


126ページ目、カワサキゼファーχ(カイ):
ゼファー400については全く知識がなく、末尾にχ(カイ)と付くのは4バルブ仕様だと初めて知った次第…。


ゼファー400はχ(カイ)も含めると20年近く造られ、カタログも3冊ほどありましたが全て2バルブ時代のゼファー400の物でした。


146ページ目、ホンダプレスカブ50:
劇中ではカメラマンの愛車として八面六臂の大活躍をしますが、本来は新聞配達用途に特化したカブです。
大量の新聞紙を積むことを想定し、大型リヤキャリアやフロントバスケット、サブヘッドライト、強化サイドスタンドやサスペンションなどを装備。


2007年まで19年ほど生産されたそう。
カタログは1989年のもので、劇中車は1995年式みたいです。
標準のカブは前かごに新聞を目一杯積んでしまうとヘッドライトの光を遮ってしまい、夜間や冬の早朝は危険です。
特に元旦は、いつもの2~3倍の量があるので無点灯のような状態になってしまいます。
その点、プレスカブはかごの前のサブヘッドライトに切り替えられるので心配ありません。


高校生の時分、標準のカブで早朝の新聞配達をしていましたが、冬の仙台の早朝はいぎなし(とっても)シバレました。
その点、少しお高いデラックスタイプはグリップヒーターが標準装備で、それに乗ったエリート配達員は冬でも快適に新聞配達していたんでしょうねぇ、羨ましい…。


後編に続きます。  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)バイクネタ

2025年03月10日

本日の獲物(第一回モデルガンフェア 3/9)

2025年3月9日に千代田区外神田の通運会館2階で開催された第一回モデルガンフェアに行ってきました。


モデルガンに特化したイベントとのことで、「モデルガンをもっと」とか「モデルガン”だけ”のイベント」等の刺激的なフレーズで管理人をアオります(笑)。


これは行くしかないとワクワクしながら当日開場時間(10:30)の25分ほど前に通運会館前に到着。
既に会場の周辺には2~30人ほどの行列が出来ており、管理人もその行列に加わりました。


そして開場時間になり、入場料1Kを払って受け取ったのがストラップ付きの凝った入場証。
あまりにも立派な物なのでてっきり退出時に返却するものと思ったら、持って帰って良いとのこと。
う~ん、こんなもの貰っても使い道ないし、こんな所にコスト掛けなくても…、と思わないでもありません。


中古モデルガン狙いだった管理人は会場に入るや各ブースを一瞥して回りますが、そちらの方は期待外れでした。
どちらかと云えば個人の方が過去のモデルガンに対応するカスタムパーツを展示販売しているのが目に付きましたね。
そうこうしているうちに、多数の来場者で狭い会場がイモ洗い状態に…。
どこかで見た光景と思ったら、初期の頃の爆裂祭がこんな感じでした。


昔懐かしいMGC関係の展示コーナー。
モデルガンを購入すると入れてくれた、ランダルカスタムが描かれた黄土色の紙袋は懐かしいですね。
ステンMkⅢや金属バージョンのM31ショットガンも昔持ってたのでこちらも懐かしい…。


カスタムパーツは興味深いものが幾つかありましたが、管理人的に触手が伸びなかったので購入は見送り。
ご自由にお持ちくださいとなっていた、エングレ倶楽部発行の今年のカレンダーとA!CTIONのステッカーをお土産にいただいて会場を後にしました。
そして午後から法事だったので、末広町から銀座線に飛び乗って浅草方面へGO。
そのため本日は礼服着用でのイベント参加でした(爆)。


さーて、次回はあるんでしょうか?  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)日常買ってみた

2025年03月01日

コクサイモデルガン S&W M19 2.5インチ & 4インチ

コクサイの金属モデルガン、S&W M19の2.5インチと4インチです。


コクサイが金属リボルバーの24金めっき化リニューアルに励んでいた2000年代初頭に購入。
2001年12月に4インチを、2002年1月に2.5インチを御徒町にあったマルゴーで購入したと記録にあります。
その頃は田町までの定期を持ってたんで、アメ横あたりも気軽に行けてマルゴーにも良く寄ってました。


購入後20年以上も経ち、金めっきも劣化し始めたので例によって筆めっきで再生しました。
4インチの木製グリップは、イベントで入手した80年代モノと思われるコクサイ純正アクセサリーですが、フォルムと云い仕上げと云い文句のない出来。
ただスクリューの表現はコクサイスタンダードでシャープさに欠け、今一つですね。
2.5インチの方は90年代の中頃に上野のMGCで入手したS&W純正のマグナグリップ。


筆めっきしていて思ったのが、このシリーズの金属部の仕上げの素晴らしさ。
発売当時広告でハンドメイド仕上げを謳っていて、当時は「誇大広告か…」と思っていましたが今では激しく同意できます。
少なくとも亜鉛めっき時代のものに比べると仕上げレベルは一段上で、ガタ付きもなくアクションもスムーズ。
良い物を造ってやろうと云うメーカーの熱意を感じます。


そんな高品質な製品が定価約15K(マルゴーだとそれから2割引き)で入手出来たんだから良い時代でした。
金属モデルガンなんて製造にも手間がかかるだろうに、20年以上前とは云えホントに儲けがあったのか心配になります。
そして、当時24金のパイソンを1丁も買わなかった自分を叱ってやりたい管理人…。


コクサイKフレのセミワイドハンマーはいささかボテッとしてるので、2.5インチのハンマースパーはやすりでメリハリを付けてシェイプを整えました。


以前記事にした真鍮めっき時代の塗装仕上げ2.5インチ(上)と。
めっき仕様と並べると、やはり塗装仕上げはいささかポッテリして見えるのは否めません。


俺も入れろと真鍮めっき時代の塗装仕上げ6インチが乱入…。
  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)モデルガンコクサイ