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2024年07月20日

「俺はワルサーが好きなんだ!」 CMCモデルガン P38再び 後編

以前ショートリコイル化したCMCのP38ミリタリー ブローバック仕様をお色直ししました、の後編です。
前編はこちら


フィーディングランプの角度が急過ぎて、先端に絞り込みのない純正のブローバック用カート(中)だと引っかかってしまいスムーズに装填されません。
なので先端が丸いスタンダード系(ノンBLK)カートを探したところ、マルゴーのワルサーPP用(右)がぴったんこ。
左は取り外したデトネーターです。


PP用カートは装填はスムーズだったんですが、排莢がダメでした。
ここら辺は要調整ですね。


スライドの引きが無駄に重かったので、リコイルスプリングは片側外しちゃいました。
MGCのモデルガン、P38 MJQブローバックも一本しかなかったみたいですね。


手持ちのP38を並べるとイソップ物語の一編、正直なきこり(ヘルメースときこり)の話が頭に浮かびます。
「あなたの落としたP38は金のP38ですか、銀のP38ですか、それとも…」

正直に答えて3丁ともゲット(嘘)した管理人ですが、それぞれ良く出来ていると思います。
プロポーションも、ワルサー提供の図面から設計されたとされるマルゼン製をベンチマークとしても他の2社に不満はないですね。
スライドのホールドオープン位置に関しては、CMCがひと際後ろ寄りで一番カッコいいですけど。
(左からマルシンのモデルガン、CMCのモデルガン、マルゼンのガスガン)


そして各方面に熱烈な愛好者を持つP38、某三世の方は有名ですが…。
他にも映画フリックストーリーで稀代のヴィランとして描かれたエミール・ビュイッソンのP38への執着は印象的で、銃の調達人に「できればワルサーを頼む」と要望してしまうほど。
そして彼は正直にリクエストの理由を述べます、「俺はワルサーが好きなんだ」と…。


そんな人気者のP38に(無断で)あやかって大成功を収めたちゃっかり者…、それがベレッタ92F(マルシンのダミーカートモデルガン)
一見、2丁の間にはまったく共通点があるように見えませんが…。


プロップアップタイプのロッキング機構はもちろんのこと、トリガーメカニズムなんかも随分パク 参考にされてますね(汗)。
両銃は遠い親戚同士と云って差し支えないと思えますが、そうは悟らせないように上手く伝統的なベレッタデザインに落とし込んでいるところは流石です。
(スライド閉鎖(ロッキング)状態)


P38自体はオワコンですが、そのロッキングシステムなどの基本メカニズムは(未だ進化が著しい)92F系に受け継がれて行くのでしょうね。
(スライドホールドオープン(ロッキング解除)状態)
  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)モデルガンCMC

2024年07月10日

やってみた!コクサイモデルガン ニューコルトパイソン6インチ 再めっき

コクサイの金属モデルガン、ニューコルトパイソン6インチです。


去年夏のBHで購入。
ニューコルトパイソンと称される真鍮めっき時代の金属パイソン(以下金パイ)で、購入した時点で金めっきはほぼハゲ落ちておりました。


コクサイの真鍮めっきは耐久性に難があるのか、経年劣化で下地のニッケルめっきが露出してしまっている個体を多く見かけます。
なので例のごとくめっき工房で筆めっき処理を施し、金色化を図りました。


この個体はニューコルトパイソンでも初期のロットらしく、比較的金属部の仕上げが良好だったのでめっきのノリも良かったです。


再めっき前に、下地に軽くヘアラインを施工。
これをやると見た目が上品でシャープになります。


作動については前オーナーによってコルト病(トリガーが引けなくなる謎の病…笑)は克服されていて、シングル/ダブルともアクションはスムーズで完璧。
この時代の金パイは動く事自体が奇跡と云われているので、これは助かります。
厚みのあるハンマースパーから察して、内部パーツは改良されたと云われている24Kめっき時代の物にコンバートされているようです。


そんな訳で既に6インチ(下、塗装仕様)を所有しているのも関わらず、増パイソンしてしまいました。
金めっきはホルスターの抜き差し等による塗装剥がれに気を遣わなくても良いので、いろいろと遊びの幅も広がります。
グリップは手持ちの実物の3rd.後期タイプを装着。
以前塗装仕様の方に付けていた時はスクリューの締め具合によってはトリガーのリセットを阻害したんですが、こちらは問題なし。


購入時、コクサイ純正と思しき木製グリップ(下)が付いてました。
全体的にぽっちゃりしているのを除けば、フォルムなど良く出来ています。
メダリオン廻りを少し面取りして、チェッカリングを追い掘りすればイイ線行くんじゃないでしょうか。


実物グリップのゴールドメダリオンはパイソン用の証。
筐体の金めっきとマッチしてグ~(謎)。


コクサイ製ニューコルトパイソンの6インチは圧倒的な重量感、正確なフォルム、完璧な刻印など奇跡の完成度だと思います。


アクションはまあ、アレですけど…。


筆めっき作業も慣れてくるにつれ、めっき液の消費率も減少傾向に。
チーフ(小型)、レミントンニューモデルアーミー(超大型)、パイソン6インチ(大型)の3丁を処理してこれだけ残っています。
(ちょっと分かり辛いですが、"用"の文字のあたりまで入っています)
対象物のボリュームにもよりますが、あと2~3丁はいけるかも…。
  

2024年07月01日

ダブルE 1/20ラジコン メルセデスベンツ アロクス コンテナトラック

ダブルEの1/20スケール電動ラジコン、メルセデスベンツ アロクス コンテナトラックです。
ある日ボッコフのミニカー売り場の棚の上に鎮座していたコヤツと目が合ってしまいました(笑)。


所謂トレーラーと云うものに昔から興味や憧れがあり、未開封で値段も4K+税とお手頃だったので勢いで連れて帰ってしまったんですが…。
それでも店頭で小一時間は悩みましたねぇ、箱デカいし…笑。
ドコに置くんだ?とか、ツレにバレたらどうすんの?(白い目で見られるのは確実)…等々、もう一人の自分との葛藤が凄かったです。
まあこのような場合、かなりの確率で興味に抗えずに買ってしまうんですけど…。


誰も居ない時を見計らってこっそり開封する背徳感がたまらない…。
子供用のトイですが、一応トラクタヘッドのスケールは1/20となっています。
ですがけん引する40フィートの海上コンテナは、さすがにノンスケールにして縮めているようです。
それでも、そこそこ場所を取るのには変わりませんが。


プロポを使用して、前後進、ステアはもちろんセミトレーラーの各機能(カプラーの連結・分離、補助脚の上下)のコントロールが可能。
エンジン音や後退時の警告音、カプラー分離時のエアリリース(プシュー)音が楽しめ、おまけにクラクション(ファーン音)まで鳴らせます。
(ミュートも可)
また、周波数をトラクタヘッドおよびセミトレーラーと同期させるためのスイッチなども付いています。


トレーラーマニアには堪らない(?)、RCによる連結操作。
一軸カプラーが再現されており、ここにセミトレーラーのキングピンが実際に結合します。
この状態でトラクタヘッドを後退させると…。


キングピンがカプラーと結合。
これは結合直前のカプラー。


結合した後にセミトレーラーの補助脚をプロポ操作で上昇させると結合は完了となります。
トイ然とした見た目より、なかなか本格的ですね。


後退時にテールランプ点灯、ステア時にはターンシグナルが点滅したりと芸が細かいですね。
また海上コンテナは取り外せますが、実物同様4隅にあるツイストロックで固定されると云うこだわりよう。


やっぱりセミトレーラーの操縦は難しいですね、特に後退操作が。
低価格RCのため微妙なステアリング調整が出来ないので(直進かフル転舵のどちらか)、なおのこと難しいです。
でも、遊んでいるうちに何となく後退時のコツが掴めてきました。
何をするにも小刻みな操作がキモかと…。


やっているうちにトレーラーの挙動は掴めてくるので、実際にけん引免許を取る人のイメージトレーニング用に良いかもです(根拠なし…汗)。
さてさて、ひとしきり遊んで気が済んだのでさっさとオクに出して亡きものにしてしまいました。
  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)カーモデルクルマネタ