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2024年11月20日

コクサイモデルガン S&W M36 レディスミスと2丁のチーフ

コクサイの金属モデルガン、S&W M36 レディスミスです。


と云ってもサイドプレートとトリガーに手を入れただけのお手軽企画。


レディスミス(以下LS)とは90年代の北米で高まった女性の自衛意識に目を付けたS&W社が、それまで手薄だった女性ユーザー獲得を目的に立ち上げたブランドです。
ちょっと小洒落た装いにしているのがポイント。


実はコクサイの金属チーフは好き過ぎて2丁持ってました。
右が先日記事にした再めっきチーフで2003年に新品で購入。
今回のネタ用チーフは2018年に中古(本体のみ)で入手したもの。


2丁目のチーフも再めっき必須な状態だったので、筆めっき作業ついでにちょこっと目先を変えてLS化しました。
たまたま実銃と同じアルタモントのスムーズグリップを持っていたのもLS化を決断した理由の一つ。


LSの大きな特徴はサイドプレートの刻印です。
刻印依頼にあたり、今回レーザーではなく金属刃によるケガキ刻印を選択。
金属へのケガキ刻印はレーザーより手書きっぽい温もりを感じさせるので、LSのような筆記体ロゴに適しているかも。


LSのもう一つの特徴は、セミワイドトリガーが装着されていること。
しかし、確かコクサイチーフのトリガーは今までセミワイドの設定はなかった筈…。


たまたまメルカリでタナカチーフ用のセミワイド(右)が出品されていたのでポチって取り付けにチャレンジ。
まず、ハンマーピンの穴径が小さかったので、少し拡げて装着してみると一応トリガーは引けるし、シリンダーストップも連動します。


しかしまあ、当然と云うべきかハンマーとのコネクトが上手く行きません。
じっくりやれば何とかなりそうですが、それはまた次回の課題と云うことで…。
そのまま元に戻すのも芸がないので、セミワイドトリガーは付けたままにしました。
一応トリガーだけは引くことができますが、当然ハンマーは起きず、シリンダーも回転しないなんちゃってセミワイドです。
(最近タナカからペガサスチーフのLSが発売されましたが、せっかくセミワイドトリガー持ってるのに何故かナロートリガーのままだったのが何とも勿体ない…)


話は変わって、おっさん世代でチーフのペアときたら頭に浮かぶのは…。


むかーし、70年代終わりころのGun誌でキャラ立ちまくりなSFPD刑事コンビが記事になったことがありました。


そのコンビのひとり、ダン・ブルワーさんが常に2丁のチーフ(M60)を腰回りにアップサイドダウンでキャリーしていました。
紙面で2丁同時撃ちを披露していますが、決して取材用ではなく執行状況によっては実際に行っていたらしいです…(汗)。


ちなみにこの取材現場はSFPDのレンジで、映画ダーティハリー2での警察主催のコンバットシューティング大会の場面に使われた場所なんだそう。
映画撮影時のイーストウッドやデビッド・ソウルへの射撃指導は、相棒のビル・ラングロイさんが行ったとか…。


取材に使ったチーフはノーマルのM60ですが、実際の公務にはハンマーをデホーンド化したカスタムを使用してるとのこと。
シビれます…。


この時期のGun誌は他にも心に残る記事が多く、いま読み返しても楽しめます。
さて、2丁目のチーフは本体のみだったので保管用としてタナカチーフ(Ver.2)用のリアルな元箱をオクで落としました。
  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)モデルガンコクサイ

2024年11月09日

行ってみた! 窓も開けてみた! 第4回 カーフェスティバル イン 川島 2024

10月20日に埼玉県比企郡川島町で開催された「第4回 CAR FESTIVAL in KAWAJIMA 2024」なるクルマイベントに行ってきました。
主催は川島町で、鉄道がない町内での主な交通手段であるクルマたちにもっと親しんでもらおうと云う趣旨のよう。
ちなみに川島の読みは「かわま」だそうで、初めて知りました…。


規模的に関東有数の旧車イベントとのことで、今年で4回目だそうですが迂闊にも存在を知ったのはつい最近でした。
川島町は川越の隣なので、日曜日の朝ならば自宅からクルマで1時間程度で到着。
会場は川島町の公共施設が集まった敷地内の駐車場で、それなりの広さが確保されています。
また施設内も一部開放されており、トイレや一休みするベンチにも困りません。


当日は急な国政選挙のために期日前投票所が会場内に設けられていたため、イベント見学以外の目的で町民の方々もおいでになっていたようです。
選挙当日とカチ合っていたらイベント開催は無理だったかもしれません。


前日は雨でしたが、当日はスカっとした秋晴れに恵まれました。
参加車には一応テーマが設けられており、2000年(H12年)以前に生産されたクルマやバイクだそうです。
展示は概ねメーカーやブランドごとに系統立てて並べてありました。


管理人が中学生の時に出たチェイサーのハードトップ、純正オプションのアルミホイール付き。
このトヨタ純正の14インチアルミホイールはカッコ良くて好きでした。
耐久性の問題か、旧車はホイールまでオリジナルって意外と少ないんですよね。


濃~い雰囲気が漂うスバルな一画(笑)。
しかし何の変哲もない手前の初代レガシィセダン(BC)に違和感を感じる管理人…むむっ。


その実態は、OEMによりいすゞディーラーで販売されていたアスカCXでした。
80年代後半から2000年初頭までスバルといすゞは蜜月で、合弁で北米に生産工場(SIA)を作ったり、スバルディーラーでもビッグホーンを売ったりしてましたね。
湘南ナンバーだったので、持ち主はいすゞの社員か関係者の方でしょうか…。


VWのタイプ2、21ウィンドー。
そこにあるだけで気分は西海岸…。


サンルームのような開放的な室内。
夏は暑そうですが、全ての窓を開け放って走れば風通しは良さそう。


コスモAP。これもチェイサー同様に中学生の頃に出たクルマ。
当時から気になっていたことがあり、思い切って持ち主の方に聞いてみました。


センターの小窓が開閉できるのかお聞きしたところ、「やってみてイイよ」とのありがたいお言葉。
ご厚意に甘えてレギュレータをクルクル回して開閉させていただきました。
動きはとてもスムーズで、フルオープンさせることもできます。
こういうところが開くと訳もなく嬉しくなる管理人。
また長年の疑問が氷解し、心から来て良かったと思った瞬間…。


コスモの小窓同様にいつかは見てみたい、やってみたいと思っているのがR30スカイライン(手前)のルーフアンテナの角度調整。
室内から操作出来るらしいのは知ってるんですが、周りにR30乗りがいなかったので実際に体験しないまま現在に至ります。
しばらくR30の周りで持ち主さんを待ってウロウロしてたんですが(爆)、結局お会いすることは叶いませんでした。
今後の課題ということで…(笑)。


このイベント、クルマの展示だけではなく業者さんの物販や個人の方のガレージセールなども盛んに行われており、そちらもとても楽しめました。
並べられた古いパーツがそれを必要とされている方の手に渡ればイベント開催の意義も高まろうというもの…。


幸か不幸か(笑)管理人は特に欲しいものはなかったので、お土産にステッカーを。


会場は大自然(田畑)のど真ん中にあり歩いていける距離に食堂やコンビニはないみたいですが、キッチンカーの出店が多くて食事には困りません。
お昼は秩父のカレー屋さんの巨大カレーパン(約23センチ!¥600 → イベント特価¥500)と厚切りベーコン串(¥300)を美味しくいただきました。
食べ切れるか心配だったカレーパンは見た目より脂っこくなく具もたっぷりで、ペロリとイケちゃいました。


このイベント、規模もさることながら内容的にも濃いし自宅からもそう遠くなく、会場もゆったり快適なのでリピート決定です(笑)。
スズキのX-90をこんな近くで拝める機会も中々ありません。
(あ、スズキ歴史館にあったな…)


会場を出た後は、久しぶりに川越方面のお店のチェックに向かいます。
複数のホビー系リサイクルショップは成果なしでしたが、老舗の有名トイガンショップで型落ちのメカニクスの新品グローブが半額以下だったので冬に向けてゲット。


更に中古ホルスター箱から、MGCのローカットホルスター(ロングスライド用)を2.5Kで…、さすが老舗です。


同じ日にやはり埼玉県内の「ところざわ自動車学校」でもクルマイベント「第25回 クラシックカーフェスティバル in ところざわ」が開催されたそう。
去年は両イベントは一週間の間をおいて開催されたようで、管理人は所沢の方に出向きましたが大雨にも拘らず結構賑わってました。
今回、何かの事情で重なってしまったんでしょうけど、出展車や見学人も分散してしまうし、ちょっと勿体ない話ですね。
まあ、気合の入った見学人の方はハシゴしちゃうんでしょうけど…(両会場間は車で40分/33Km程)。
画像は去年の所沢の様子(非常に寒かったです…)。
  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)日常行ってみた

2024年11月01日

ウマレックスガスガン HK416A5 エイジングカスタム 前編

ウマレックス(製造元はVFC)のガスガン、HK416A5 エイジングカスタムの前編です。


中古トイガンWeb店舗にて購入。
前オーナーによりカモフラージュ塗装と研磨によるエイジング加工が施されており、商品写真では良く出来ているように見えたのでそれを承知で購入。


見た目が小汚い(笑)からかVFCモノとしてはかなり安めの値付けだったし、豪華なおまけも多数付いてきたので飛び付いた次第。
スペアマグやガイズリータイプのM-LOKハンドガード、WARCOMPハイダーなども同梱されていて非常にお買い得でした。
ガイズリーは気が向いたら取り付けましょうかね。


激重のボルトキャリアがハードなリコイルショックを生みます。
実銃も奏でる"バイーン"と云うリコイルスプリング音もリアル。


レシーバー同士のガタ取りをすると云う触れ込みの、アキュ・ウエッジなるゴムの小片をロアレシーバー後端に仕込みました。


必要な大きさにカットして使用します。
手で押し出せていたテイクダウンピンが、押し出せない程固くなったので効いているようです。


見た目の小汚さに反して本体の程度はとても良好。


実のところ、家で開封してそのリアルなエイジング加工に少なからずショックを受けました(笑)。
エグい使用感だったんで…。


よーく目を凝らすと塗装や研磨加工により使用感を演出しているのが分かります。
砂漠地帯に派遣された部隊で応急的に吹いたカモ塗装が、連日の酷使やメンテで退色したという設定でしょうかね。
そんなストーリーが自然と頭に浮かびます。


各部のエイジングは非常に説得力があり、エッジ部なども丁重に研磨加工されています。
HK416のマーキングは刻印ではなくタンポ印刷ですが、塗り潰さないようにその部分を避けてカモ塗装されているのも嬉しい配慮。
ただし研磨により現われた金属地肌が白すぎてちょっと安っぽく見えたので、その部分はアルミブラックを塗り込んでトーンを落ち着かせました。
画像はデフォルト(アルミブラックを塗る前)の状態です。



ハンドガードはエッジ部のチッピング(微細な傷)により使い込んだ感が演出されています。


A5特有のスリムラインストックも頬付けする部分のカモ塗装の剥がれを表現。


以前どこかのイベントで買ったナイツタイプのQDサプレッサーと専用フラッシュハイダーを投入。


このサプレッサーも、前オーナーにより現地のオペレーターが鼻歌交じりでラフにスプレーしたような表現がされています。
先端はカーボンで燻された感じにウェザリング。


オプティカルサイトは行き付けのミリタリー系リサイクルショップに3K均一で並べられていたジャンク品(点灯はしました)の中から小傷ありのEotech EXPS3タイプをチョイス。
それをコンクリートに軽く擦って大傷を付けて(汗)使用感マシ。
ジャンク品だからできる荒業ですね。


エイミングデバイスは、やはり3Kでイベントで買ったB級品のAN/PEQ-15レプリカ(LED点灯のみ)をウォッシングにくぐらせてエイジング処理したもの。


フォアグリップは昔買ったマグプルPTSのAFGを引っぱり出して再度のご奉公。


全体的にKeyModやM-LOKが主流になる前の、少し古めのセットアップですかね。
ちょっと歴戦の古強者的なイメージで。


物足りなかったので追加でカーキを吹きました…。


後編に続きます。