2024年10月19日
乗ってみた!ホンダ シビックRS
一部の車好きおじさんに話題のホンダ シビックRSに乗ってきました。
マイナーチェンジのタイミングで、従来も設定されていたMT車が専用グレードのRSとなって独立。
結論から云えば妙な電動制御が掛かっていない、昭和のクルマ的な素直さを持つ街乗りサイコーなクルマに仕上がっていました。
足回りはRS専用のセッティングで、標準車より5mmローダウンされ、ちょっと硬めのスッキリした乗り味。
1.5リッター ガソリンターボのエンジンフィールも、フライホイールの軽量化により従来比で吹け上がりや回転落ちの速さを向上させておじさんたちの心を鷲掴み。

ダッシュボードも大仰な曲面やうねりなどもなく、落ち着いた佇まいです。
シフトフィールはショートストロークかつ節度感のある味付けで、高めのシフトノブ位置も含めてトヨタMR2を想わせるところが泣かせます。
しかし、シフト操作が重めの割にはクラッチがやたらと軽く、そのバランスに違和感を覚えたのが数少ない気になった点。
途中渋滞にハマったもののクラッチ自体は扱い易く、少し年下のセールスさんと古いホンダ車やバイクの話で盛り上がりながら渋滞中も退屈しませんでした。
価格は400万円を少し超えますが、装備内容を考慮するとリーズナブルかも…。
ちなみにそのセールスさんはRSを3~4台売ったそうですが、お客さん全員がおじさん世代(4~60台の男性)だそうです。
おじさん達がホンダに期待するアレコレを見事に具現化したクルマだったってことですかね。
そんなおじさんホイホイなRSですが、引き合いも多いようで納車は早くても来年4月以降だとか…。

スタイリングもインテリア同様に奇をてらわず、基本に忠実で良い意味でややクラシカル。
今どきのCセグ車にしては水平基調かつAピラーも立ち気味で、視界も良好です。
ただプレーンではあるものの、最近のホンダらしく新鮮味が薄いデザインと云う印象(個人の感想です…)。
昨今のホンダデザインは、一時の〇ンダムチックから昔のようなプレーンなテイストに回帰しました。
しかしシビックに限らず、プレーン=退屈になってしまっているのは何とも残念(個人の感想ですよ~)。
以前のようなシンプルな中にもキラリと光るものがあったホンダデザインが戻りますように…。

むか~し2世代目のスーパーシビックに乗っていましたが、RSのシンプルかつ軽快でクルマが手の内にある感じはシビックの血統を色濃く継いでいると感じます。
考えるとMT専用チューンで、街乗りサイコー&ファミリー使いにもOKなCセグ車って現時点でオンリーワンですよね。
もしこのクルマが成功すればホンダは新たな金脈を掘り当てたと云えるし、そうなることを心から祈る管理人でした。
試乗後、例によって20年ものの愛車に嫌気がさしたら困ると思いつつ家路につきますが、しっかり感も街乗りサイコー感もまったく負ける気がしなかったのは良かったです。
(去年ゴム系を全取っ替えしたのが功奏?)
買ってから一度も重いと思ったことのないクラッチだけは、超重く感じてしまいましたが…。
マイナーチェンジのタイミングで、従来も設定されていたMT車が専用グレードのRSとなって独立。
結論から云えば妙な電動制御が掛かっていない、昭和のクルマ的な素直さを持つ街乗りサイコーなクルマに仕上がっていました。
足回りはRS専用のセッティングで、標準車より5mmローダウンされ、ちょっと硬めのスッキリした乗り味。
1.5リッター ガソリンターボのエンジンフィールも、フライホイールの軽量化により従来比で吹け上がりや回転落ちの速さを向上させておじさんたちの心を鷲掴み。

ダッシュボードも大仰な曲面やうねりなどもなく、落ち着いた佇まいです。
シフトフィールはショートストロークかつ節度感のある味付けで、高めのシフトノブ位置も含めてトヨタMR2を想わせるところが泣かせます。
しかし、シフト操作が重めの割にはクラッチがやたらと軽く、そのバランスに違和感を覚えたのが数少ない気になった点。
途中渋滞にハマったもののクラッチ自体は扱い易く、少し年下のセールスさんと古いホンダ車やバイクの話で盛り上がりながら渋滞中も退屈しませんでした。
価格は400万円を少し超えますが、装備内容を考慮するとリーズナブルかも…。
ちなみにそのセールスさんはRSを3~4台売ったそうですが、お客さん全員がおじさん世代(4~60台の男性)だそうです。
おじさん達がホンダに期待するアレコレを見事に具現化したクルマだったってことですかね。
そんなおじさんホイホイなRSですが、引き合いも多いようで納車は早くても来年4月以降だとか…。
スタイリングもインテリア同様に奇をてらわず、基本に忠実で良い意味でややクラシカル。
今どきのCセグ車にしては水平基調かつAピラーも立ち気味で、視界も良好です。
ただプレーンではあるものの、最近のホンダらしく新鮮味が薄いデザインと云う印象(個人の感想です…)。
昨今のホンダデザインは、一時の〇ンダムチックから昔のようなプレーンなテイストに回帰しました。
しかしシビックに限らず、プレーン=退屈になってしまっているのは何とも残念(個人の感想ですよ~)。
以前のようなシンプルな中にもキラリと光るものがあったホンダデザインが戻りますように…。

むか~し2世代目のスーパーシビックに乗っていましたが、RSのシンプルかつ軽快でクルマが手の内にある感じはシビックの血統を色濃く継いでいると感じます。
考えるとMT専用チューンで、街乗りサイコー&ファミリー使いにもOKなCセグ車って現時点でオンリーワンですよね。
もしこのクルマが成功すればホンダは新たな金脈を掘り当てたと云えるし、そうなることを心から祈る管理人でした。
試乗後、例によって20年ものの愛車に嫌気がさしたら困ると思いつつ家路につきますが、しっかり感も街乗りサイコー感もまったく負ける気がしなかったのは良かったです。
(去年ゴム系を全取っ替えしたのが功奏?)
買ってから一度も重いと思ったことのないクラッチだけは、超重く感じてしまいましたが…。

2024年10月10日
虫干しホルスターズ Part 13
際限なく増殖するホルスターに対処するため、ショルダー類はハンガーに吊り、その上にコートを被せて素知らぬふりしてクローゼットに忍ばせてます…。
(よい子は絶対にマネしないでね)
Part 12はこちら。
去年の4月に仙台に行った際に訪れたホビーショップノダヤ(その半年後にまさかの廃業…泣)の中古ホルスターBOXで見つけたインサイドウエストバンド。
サブコンパクトガバ対応のエイカーD.E.A. IWBホルスターです。

このプロっぽくて見目麗しいヤツが2K+税。
適度に使い込んだ感じもグーッ(死語)。

ロックシステムのないレベル1ホルスターなのでもちろんリテンション調整可能。
銃が身体に直接触れないようシャツシールドでフルカバーされるので、長時間のキャリーも快適そう。

お次はメルカリで2.7Kで購入したMGC製のMP5クルツ用ショルダーホルスター。
約30年ほど前の製品ですが、個人の方が大切にコレクションされていたようで程度は極上。

1992年度版のMGCカタログに掲載されています。
商品名は「MP5Kシステムホルスター・セット」で、定価は¥6800。
カタログ写真では本体を左に吊るクロスドローのセットアップになっていますが、購入した物は右に吊る「スリーオクロック ポジション」に変えられていました。
このホルスターの場合それもアリだと思います。

チョート(Choate)ストック付きのMP5PDW仕様(マルゼンガスガン)はちゃんと収められるか不安でしたが、杞憂でした。
それどころかドットサイトが装着されていてもシレっと受け入れてしまう懐の深さ。

装着はフォアグリップ部を鉄板入りのフックで抑え、ベルクロ付きのストラップを巻いて銃を固定。
これでほぼガタ付きなしで固定されますが、ドローは多少手間取りますね。

裏にもベルクロ付きのストラップがあります。
カタログによると、ハーネスから外して単品状態でこのストラップをウエストベルトに通せば、ヒップホルスターとして運用できるそう。

材質がバリスティックナイロンにも拘らず非常に剛性感に富んでおり、ペラペラ感が微塵もないところがこの頃のMGCらしいです。
強度的にはスチール製のVFCクルツをブチ込んでも問題ないと思いますが、安定させるためのカウンターウェイトとしてマグポーチに30連マガジンx3本は必須かと。
かなり両肩にズッシリ来そう(笑)。

もしかして…、と思って試しに入れてみたステアーTMP(KSCガスガン)も、想像以上のフィットっぷり。
むしろクルツより収まりが良いかも。
これなら似たようなレイアウトのHK MP7もイケるのではないかと…。
(KSCのMP7は手放してしまったので未確認)
古い製品にも関わらず意外と汎用性も高く、楽しいアクセサリーです。

ホビー系のリサイクルショップで2KだったMGC純正のヒップホルスター。
1987年のMGCカタログに掲載があり、商品名は「ローカット ガバメントヒップ(ストロングサイド)」です。

定価は4.8Kとあり意外と高価ですが、それだけに革は分厚く造りは非常にしっかりしています。

フォワードレイクのレベル1ホルスターで、基本的に競技用ですかね。

クロスドローも具合が良さそう。

最後はホルスターではありませんが、コンドル(CONDOR)のチェストリグ、モジュラー オペレーター プレート キャリア(MOPC) Gen. II 。
購入時、リグ本体の前後左右が隙間なくアクセサリーで埋め尽くされていました。
(マガジンは管理人の私物です)

装備品には全く疎い管理人(リグの前後すら分からなかった…)が、行き付けのホビー系リサイクルショップの装備品類が雑多にブチ込まれていたケースから拾い上げた一品。
サバゲ―で使い倒されたようなヨレヨレの装備品群の中で光輝いていたMOPCは、まさに掃き溜めに鶴でした。
持ち上げて値段を確かめると、素人にも分かるぐらいにアクセサリー満載でずっしりと重いのに3K+税。

どんなに目を凝らしてもリグにはまったく使用感がなく、それはアクセサリー類も同様。
アクセサリーの内訳はダミープレートx2、マグポーチx5、ラジオポーチ、グレネードポーチ、ワッペンx2、ダンプポーチx2など。
興味本位でリグ本体とアクセサリー類のネット実売価格を調べたところ、総額50K超えていました。
お店の人、値付けミスったとしか思えない…。

ラジオポーチは水筒入れに活用、グレネードポーチはおにぎり用のキャリアにでもしますかね。

そのままだとあまりに重くて嵩張るのでアクセサリー類は全て外し、一旦素の状態に戻しました。
ゲームする訳でもないんで、今後は必要最小限(シューティングバー用?)のセットアップにする予定。
(よい子は絶対にマネしないでね)
Part 12はこちら。
去年の4月に仙台に行った際に訪れたホビーショップノダヤ(その半年後にまさかの廃業…泣)の中古ホルスターBOXで見つけたインサイドウエストバンド。
サブコンパクトガバ対応のエイカーD.E.A. IWBホルスターです。
このプロっぽくて見目麗しいヤツが2K+税。
適度に使い込んだ感じもグーッ(死語)。
ロックシステムのないレベル1ホルスターなのでもちろんリテンション調整可能。
銃が身体に直接触れないようシャツシールドでフルカバーされるので、長時間のキャリーも快適そう。
お次はメルカリで2.7Kで購入したMGC製のMP5クルツ用ショルダーホルスター。
約30年ほど前の製品ですが、個人の方が大切にコレクションされていたようで程度は極上。
1992年度版のMGCカタログに掲載されています。
商品名は「MP5Kシステムホルスター・セット」で、定価は¥6800。
カタログ写真では本体を左に吊るクロスドローのセットアップになっていますが、購入した物は右に吊る「スリーオクロック ポジション」に変えられていました。
このホルスターの場合それもアリだと思います。
チョート(Choate)ストック付きのMP5PDW仕様(マルゼンガスガン)はちゃんと収められるか不安でしたが、杞憂でした。
それどころかドットサイトが装着されていてもシレっと受け入れてしまう懐の深さ。
装着はフォアグリップ部を鉄板入りのフックで抑え、ベルクロ付きのストラップを巻いて銃を固定。
これでほぼガタ付きなしで固定されますが、ドローは多少手間取りますね。
裏にもベルクロ付きのストラップがあります。
カタログによると、ハーネスから外して単品状態でこのストラップをウエストベルトに通せば、ヒップホルスターとして運用できるそう。
材質がバリスティックナイロンにも拘らず非常に剛性感に富んでおり、ペラペラ感が微塵もないところがこの頃のMGCらしいです。
強度的にはスチール製のVFCクルツをブチ込んでも問題ないと思いますが、安定させるためのカウンターウェイトとしてマグポーチに30連マガジンx3本は必須かと。
かなり両肩にズッシリ来そう(笑)。
もしかして…、と思って試しに入れてみたステアーTMP(KSCガスガン)も、想像以上のフィットっぷり。
むしろクルツより収まりが良いかも。
これなら似たようなレイアウトのHK MP7もイケるのではないかと…。
(KSCのMP7は手放してしまったので未確認)
古い製品にも関わらず意外と汎用性も高く、楽しいアクセサリーです。
ホビー系のリサイクルショップで2KだったMGC純正のヒップホルスター。
1987年のMGCカタログに掲載があり、商品名は「ローカット ガバメントヒップ(ストロングサイド)」です。
定価は4.8Kとあり意外と高価ですが、それだけに革は分厚く造りは非常にしっかりしています。
フォワードレイクのレベル1ホルスターで、基本的に競技用ですかね。
クロスドローも具合が良さそう。
最後はホルスターではありませんが、コンドル(CONDOR)のチェストリグ、モジュラー オペレーター プレート キャリア(MOPC) Gen. II 。
購入時、リグ本体の前後左右が隙間なくアクセサリーで埋め尽くされていました。
(マガジンは管理人の私物です)
装備品には全く疎い管理人(リグの前後すら分からなかった…)が、行き付けのホビー系リサイクルショップの装備品類が雑多にブチ込まれていたケースから拾い上げた一品。
サバゲ―で使い倒されたようなヨレヨレの装備品群の中で光輝いていたMOPCは、まさに掃き溜めに鶴でした。
持ち上げて値段を確かめると、素人にも分かるぐらいにアクセサリー満載でずっしりと重いのに3K+税。
どんなに目を凝らしてもリグにはまったく使用感がなく、それはアクセサリー類も同様。
アクセサリーの内訳はダミープレートx2、マグポーチx5、ラジオポーチ、グレネードポーチ、ワッペンx2、ダンプポーチx2など。
興味本位でリグ本体とアクセサリー類のネット実売価格を調べたところ、総額50K超えていました。
お店の人、値付けミスったとしか思えない…。
ラジオポーチは水筒入れに活用、グレネードポーチはおにぎり用のキャリアにでもしますかね。
そのままだとあまりに重くて嵩張るのでアクセサリー類は全て外し、一旦素の状態に戻しました。
ゲームする訳でもないんで、今後は必要最小限(シューティングバー用?)のセットアップにする予定。
2024年10月01日
コクサイモデルガン S&W M10 2インチ オールドモデル メガヘビーウエイト
コクサイのモデルガン、S&W M10 2インチ オールドモデル メガヘビーウエイト(MHW)です。

今年4月のBHで購入。
この画像は箱出しの状態で、M10のオールドモデル(以下アーリーM10)に相応しいエイジング感が表現されたなかなか味わい深い仕上げです。
しかし数ヵ所気になる点があったので、修正ついでに再仕上げしました。

MHWシリーズは材質はもちろん無垢の真鍮カートリッジや金属サイドパネル、グリップウエイトでも重さを稼いでいて手に取ると意外な程ズッシリ感じます。
画像は仕上げ直し後ですが、グリップをウエイトなしの木製に変えてしまっているのでデフォルトより30gほど軽くなってしまっています。

仕上げ直しついでに刻印を打ち直し。
右側のデフォルトの刻印は埋めて、"MADE IN USA"に再刻印。

S&Wモノグラムに類する刻印もオミットされていたので、これ幸いとスモールタイプを左側に入れてもらいました。
あとリアサイト廻りのフレーム角はもうちょっと丸みを帯びているイメージなので、削ってラウンド形状に。
(画像は削る前の状態)

もう少し大胆に丸めても良かったかも…。
写真はTOSHIさんのアーリーM10 (5スクリュー)です。

重さが売りだけに、HW製プラグリップ内にもコストを掛けてウエイトが仕込まれています。
グリップ表面も水圧転写でウッド感を醸し出しているものの…。

さすがに味気ないので、手持ちのスクエアバット用の木グリを3つほど引っぱり出してきました。
一つ目はS&W純正でボトムがスクエアなタイプ。
形状的に純正置換となりカッコいいのですが、デフォルトのプラグリより30gほど軽くなってしまいます。

二つ目、アルタモント製のウッドマイカルタ。
ギュっと引き締まっていて、握った感じが最も心地良いです。
ウッドマイカルタは木質が圧縮されているからか、他の木グリより15gぐらい重くなります。

最後はハートフォード製のボトムがラウンドしたタイプ。
HWSのM15に付いていた物で、少し太めですが良い出来です。
ボトムのラウンド処理がスナブノーズとの相性が最も良いと感じたのでこれに決めました。

ストレインスクリューがプラスねじ(ありえない…)だったので。

コクサイのM28から外してホカしたままになっていたテイラーのグリップアダプターで隠しました。
Nフレーム用だとばかり思っていましたが、Kフレにも問題なくジャストフィット。

カートリッジは2種類同梱されており、上は発火タイプ(108g/6発)、下は無垢の真鍮削り出しタイプ(119g/6発)。
無垢の方は重量稼ぎ用と思ってたんですが、発火タイプに比べて意外と重量に差がありません。
でも両方とも形状はリアルだし、ヘッドにもきちんと.38SPECIALとスタンプされています。

シリンダーがしっかりと38スペシャル用に短くなっているのは嬉しいポイント。
それに伴って延長された金属製のフォーシングコーンに激萌えする管理人…、しかし。

残念なことにバレルにテーパーがまったく掛ってなく、単純なストレートのブルバレルになってしまっています。
クラシカルなテーパードバレルはアーリーM10の萌えポイントなのに…。

ハンマーノーズを整形したんですが、ちょっと短くし過ぎちゃったみたい…。

トリガーとハンマーは綺麗な黒めっき仕上げで綺麗だったんですが、そのままではやはり味気ない。
なので表面の黒めっきだけを剥離して、下地のニッケルめっきにケースハードン風のブルーイングを施しました。
コクサイリボルバー特有の、トリガーとハンマーに掛った強固なめっきはいつも悩みのタネです。

3スクリューかつ、古臭い半月型フロントサイトのアーリーM10って実銃ではレアみたいで画像検索でもあまりヒットしません。
多分、短い期間で新型の3スクリュー(下、コクサイ金属M10)に移行してしまった過渡期のモデルだったんでしょうね。

中途半端に古臭いコクサイのアーリーM10ですが、やはり古臭いコクサイ純正の革ホルスターや70年代感炸裂のデイドのスピードローダーはバッチリ似合います(笑)。
今年4月のBHで購入。
この画像は箱出しの状態で、M10のオールドモデル(以下アーリーM10)に相応しいエイジング感が表現されたなかなか味わい深い仕上げです。
しかし数ヵ所気になる点があったので、修正ついでに再仕上げしました。
MHWシリーズは材質はもちろん無垢の真鍮カートリッジや金属サイドパネル、グリップウエイトでも重さを稼いでいて手に取ると意外な程ズッシリ感じます。
画像は仕上げ直し後ですが、グリップをウエイトなしの木製に変えてしまっているのでデフォルトより30gほど軽くなってしまっています。
仕上げ直しついでに刻印を打ち直し。
右側のデフォルトの刻印は埋めて、"MADE IN USA"に再刻印。
S&Wモノグラムに類する刻印もオミットされていたので、これ幸いとスモールタイプを左側に入れてもらいました。
あとリアサイト廻りのフレーム角はもうちょっと丸みを帯びているイメージなので、削ってラウンド形状に。
(画像は削る前の状態)
もう少し大胆に丸めても良かったかも…。
写真はTOSHIさんのアーリーM10 (5スクリュー)です。
重さが売りだけに、HW製プラグリップ内にもコストを掛けてウエイトが仕込まれています。
グリップ表面も水圧転写でウッド感を醸し出しているものの…。
さすがに味気ないので、手持ちのスクエアバット用の木グリを3つほど引っぱり出してきました。
一つ目はS&W純正でボトムがスクエアなタイプ。
形状的に純正置換となりカッコいいのですが、デフォルトのプラグリより30gほど軽くなってしまいます。
二つ目、アルタモント製のウッドマイカルタ。
ギュっと引き締まっていて、握った感じが最も心地良いです。
ウッドマイカルタは木質が圧縮されているからか、他の木グリより15gぐらい重くなります。
最後はハートフォード製のボトムがラウンドしたタイプ。
HWSのM15に付いていた物で、少し太めですが良い出来です。
ボトムのラウンド処理がスナブノーズとの相性が最も良いと感じたのでこれに決めました。
ストレインスクリューがプラスねじ(ありえない…)だったので。
コクサイのM28から外してホカしたままになっていたテイラーのグリップアダプターで隠しました。
Nフレーム用だとばかり思っていましたが、Kフレにも問題なくジャストフィット。
カートリッジは2種類同梱されており、上は発火タイプ(108g/6発)、下は無垢の真鍮削り出しタイプ(119g/6発)。
無垢の方は重量稼ぎ用と思ってたんですが、発火タイプに比べて意外と重量に差がありません。
でも両方とも形状はリアルだし、ヘッドにもきちんと.38SPECIALとスタンプされています。
シリンダーがしっかりと38スペシャル用に短くなっているのは嬉しいポイント。
それに伴って延長された金属製のフォーシングコーンに激萌えする管理人…、しかし。
残念なことにバレルにテーパーがまったく掛ってなく、単純なストレートのブルバレルになってしまっています。
クラシカルなテーパードバレルはアーリーM10の萌えポイントなのに…。
ハンマーノーズを整形したんですが、ちょっと短くし過ぎちゃったみたい…。
トリガーとハンマーは綺麗な黒めっき仕上げで綺麗だったんですが、そのままではやはり味気ない。
なので表面の黒めっきだけを剥離して、下地のニッケルめっきにケースハードン風のブルーイングを施しました。
コクサイリボルバー特有の、トリガーとハンマーに掛った強固なめっきはいつも悩みのタネです。
3スクリューかつ、古臭い半月型フロントサイトのアーリーM10って実銃ではレアみたいで画像検索でもあまりヒットしません。
多分、短い期間で新型の3スクリュー(下、コクサイ金属M10)に移行してしまった過渡期のモデルだったんでしょうね。
中途半端に古臭いコクサイのアーリーM10ですが、やはり古臭いコクサイ純正の革ホルスターや70年代感炸裂のデイドのスピードローダーはバッチリ似合います(笑)。