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2014年08月09日

アルシオーネとSVX ミニカー 後編

アルシオーネとアルシオーネSVXのミニカー、後編です。
前編はこちら

あらたにイタルデザインによる基本デザインを得て、アルシオーネの後継車としてよみがえったアルシオーネSVX。
ルミノ(ノレブ)1/43のミニカーです。
伝統のウエッジシェイプは健在で、クーペにしてはキャビンが大き目で後席も結構広いですが、スタイリッシュにまとめ上げているのは流石ジュージアーロ。
クーペのスタディを多数こなしているだけあります。


実車は時期的にバブルが弾けた少しあとぐらいに発表されましたが、会社の利益を考えると良くぞ発売を決断したものだと思います。
社内の士気は金には換えられないということでしょうか…。
まあ、そういう時期に企画された車なのでなにしろ贅沢に造ってあります。


テールランプは伝統の横一文字で、着いているトランクスポイラーはディーラーオプションの大型タイプです。
個人的にこのスポイラーは勢いのあるウエッジシェイプをまさにスポイルしているとしか思えないのであまり好きではありません。
輸出向けのトランクリッドの上に載せるタイプはカッコ良かったんですが…。
そのトランクリッドは樹脂製で、職人さんがSVX専用!の生産ライン(月産何台よ?)でジックリ建て付け調整をしたそうです(バブリーだなぁ…)。
そう言えば燃料タンクも樹脂でしたねぇ。


SVXはアルシオーネのようなベース車による縛りがなくなったため、クーペらしい伸びやかなフォルムを実現しています。
今見てもグッドルッキングだし、造りにお金がかかっているので根強い人気があるのも判ります。
ボンネット先端にあるエンブレムは七宝焼きらしいです(バブリーだなぁ…)。
この時代の国内向けスバル車は、六連星が廃止されていたのでSVX専用エンブレムになっています。


ルミノのSVXはスケールモデルとして初めてのモデルアップだと思いますが、非の打ちどころのないプロポーションです。
SVXのホイールは左右専用のパターンなので、贅沢にも一台に2種類のホイールが必要です(バブリーだなぁ…)。
ルミノはこれも抜かりなく再現しています。


ブラックのルーフ、ヒドゥンピラーに加えて曲率の高いウインドウを使用してまるでキャノピーのような佇まいのキャビンです。
おかげでサイドウインドは一部しか開かないミドルサッシとなっています(バブリーだなぁ…)。


両モデルとも内装もキッチリ再現されており、高価なミニカーですがその価値はあると思います。
アルシオーネのインパネはボディデザインに相応しくアヴァンギャルドな80年代的未来感が炸裂しています(笑)。
しかもステアリングのチルト調整はメーター連動だし、テレスコピック調整も可能なのは当時としては凄かったと思います。


対してSVXのインパネはエクステリアデザインほどのインパクトはなかったですね。
建て付けも値段を考えるとちょっと悲しいレベルで…。
そもそも当時のスバルのラインナップからしてSVXの存在は唐突感がありました。
3.3リッター6気筒のSVXの下が2リッター4気筒クラスのレガシィですから間が空きすぎです。


最近は親会社をしのぐほどの高収益率を叩き出し、上級車のラインナップも充実しつつあるスバルですので、そろそろ新しいフラッグシップとしての上級スペシャリティーカーを加えてもいい頃ではないでしょうか。


新しいジャンルを開拓するのが得意なスバルなので、そのうちドストライクのクーぺではない新世代スペシャルティの提案があるかもしれませんね。
最近モーターショーでショーカーをいろいろ出しているみたいですし…。

  

Posted by BOたぬき at 00:00Comments(2)カーモデル43スケール