2021年10月01日
KSCガスガン ベレッタ93RⅡ 後編
KSCのガスガン、ベレッタ93RⅡの後編です。
前編はこちら。
再仕上を行いましたが、HWの成型状態が非常に良く、下地仕上げはとても楽でした。
塗装は炭素鋼をイメージして少し青味を強調。
ガスブロ93Rの決定版と云える「Ⅱ」ですが、管理人的にはホールドオープンの位置がモデルガン(左)同様にもっと後になった時こそ、完璧版の誕生と思います。
93Rの鉄板アクセサリー、脱着式のフォールディングストック。
上がMGC製のU.S.エンフォースストックで、下がKSC製のベレッタ純正タイプのフォールディングストックです。
並べてみるとベレッタ純正タイプの方が長いのは、今回初めて知りました。
70年代に西欧で吹き荒れた極左テロや要人誘拐に対抗するため、警護側の要請に応じて隠匿可能なマシンピストルとして開発された93R。
1100rpmで回転する3連バーストをコントロールするにはストックは必需品で、ベレッタ社では専用のフォールディングストックを銃と同時開発しました。
KSCは、93R用アクセサリーとしてベレッタ社純正タイプのフォールディングストックを忠実に再現。
雑誌は、日本初の実銃93Rのリポートと云われているGun誌1982年5月号の床井雅美さんの記事です。
実射のインプレッションでは、フォアグリップとストックの併用によりバースト時の上下動が効果的に抑え込めるとありますね。
これらのコンビネーションは、RONIに代表される今流行りのピストルカービンを先取りしたものと云えそう。
トイガンでもフルオートシアの採用でバースト時でも安定したハンマーの打撃力が得られるのに加え、ストックの使用でより高い集弾性を実現します。
そしてMGC製が固定スライドの自社93R用に開発したエンフォースストック。
一部のネット情報では「Ⅱ」にエンフォースストックは装着できないとありましたが、この個体にはキツメですが問題なく付きました。
相変わらずの存在感ですが、実物は存在せずMGCオリジナルデザインと云う話もあります。
93Rはガバのような発展性はないし、撃ってナンボと云う側面もあるのでバリエーション化にあたり架空の銃に走るのは致し方ありません。
しかしコアとなるオリジナルモデルも更なる商品性の向上を図り、末永く育てていっていただきたいものです。
前編はこちら。
再仕上を行いましたが、HWの成型状態が非常に良く、下地仕上げはとても楽でした。
塗装は炭素鋼をイメージして少し青味を強調。
ガスブロ93Rの決定版と云える「Ⅱ」ですが、管理人的にはホールドオープンの位置がモデルガン(左)同様にもっと後になった時こそ、完璧版の誕生と思います。
93Rの鉄板アクセサリー、脱着式のフォールディングストック。
上がMGC製のU.S.エンフォースストックで、下がKSC製のベレッタ純正タイプのフォールディングストックです。
並べてみるとベレッタ純正タイプの方が長いのは、今回初めて知りました。
70年代に西欧で吹き荒れた極左テロや要人誘拐に対抗するため、警護側の要請に応じて隠匿可能なマシンピストルとして開発された93R。
1100rpmで回転する3連バーストをコントロールするにはストックは必需品で、ベレッタ社では専用のフォールディングストックを銃と同時開発しました。
KSCは、93R用アクセサリーとしてベレッタ社純正タイプのフォールディングストックを忠実に再現。
雑誌は、日本初の実銃93Rのリポートと云われているGun誌1982年5月号の床井雅美さんの記事です。
実射のインプレッションでは、フォアグリップとストックの併用によりバースト時の上下動が効果的に抑え込めるとありますね。
これらのコンビネーションは、RONIに代表される今流行りのピストルカービンを先取りしたものと云えそう。
トイガンでもフルオートシアの採用でバースト時でも安定したハンマーの打撃力が得られるのに加え、ストックの使用でより高い集弾性を実現します。
そしてMGC製が固定スライドの自社93R用に開発したエンフォースストック。
一部のネット情報では「Ⅱ」にエンフォースストックは装着できないとありましたが、この個体にはキツメですが問題なく付きました。
相変わらずの存在感ですが、実物は存在せずMGCオリジナルデザインと云う話もあります。
93Rはガバのような発展性はないし、撃ってナンボと云う側面もあるのでバリエーション化にあたり架空の銃に走るのは致し方ありません。
しかしコアとなるオリジナルモデルも更なる商品性の向上を図り、末永く育てていっていただきたいものです。
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