2022年05月10日
ドラゴンアーマー1/72 4号戦車 J型
ドラゴンアーマー1/72の完成品、4号戦車 J型です。
ここ数年リサイクルショップであまり見かけることがなかったドラゴンアーマーシリーズですが、何故か最近立て続けにお目に掛かる機会に恵まれました。
これもそんな一台。
WWⅡを全地域、全期間に亘ってドイツ軍と共に駆け抜けた4号戦車の最終タイプであるJ型です。
シュルツェン付き仕様ですが、エッジはあくまで薄く、各パーツも繊細で小スケールとは思えないシャープさは流石ドラゴンアーマー。
J型は大戦も末期のデビューだけあり、各所コストダウンの憂き目にあって 生産性を著しく向上させています。
従前のH型と比べて上部の支持転輪が一つ減らされたり、砲塔の旋回が動力から手回しハンドル(汗)になったりしました。
またG型(左、ドラゴンアーマー1/72)の後部に付いているようなサイレンサーも廃止されてシンプルな直管マフラーなっていますが、それはJ型を見分ける外観上の特徴にもなっています。
主砲はマークⅣスペシャルことG型(左)から装備された長砲身の75 mm砲(KwK 40 L/48)をキャリーオーバー。
そのため打撃力は(そこそこ)申し分ありませんが、防御力に一抹の不安を覚えるのは世代的に古い4号戦車の泣き所ですね。
防御力の底上げを図り後期の4号戦車が纏うようになるシュルツェンは、成形炸薬弾(バズーカとか)の作動のタイミングをずらし、威力を減じる効果があるようです。
しかし、整備性は悪化するし、走るとガチャガチャ五月蠅かったらしく大概は外されちゃってるみたいですが。
ドラゴン1/35のH型と。
1/72を見た後だと、1/35はとんでもない迫力で思わず目を見張ってしまいます。
同じメーカーの製品だからか、忠実にスケールダウンされている印象です。
なのでスケールの大小による再現度こそ差はあるものの、1/72となっても同等の精密"感"を醸し出しています。
H型の上で斜に構えているフィギュアは、童友社からタイガーエースと云う商品名で出ていた彩色済み食玩をちょこっとレタッチして乗せたもの。
(元々ドラゴンのキットを童友社で彩色した物らしいです…)
ティーガーのクルーと云う設定ですが、試しに4号戦車に乗せてもイイ感じに収まりました。
そして宮崎駿著「泥まみれの虎」と云うムック本中に、4号戦車J型が縦横無尽に活躍する「ハンスの帰還」と云う作品が収録されています。
時は大戦末期、拾った4号戦車(笑)を駆り、迫りくる赤軍の支配地域からの脱出を図る軍人と民間人(+ワンコ)の道中が描かれます。
その際、シュルツェンは音を立ててうるさいので真っ先に外されてしまいます(笑)。
絶体絶命の危機を、軍民チーム一丸となり知恵と勇気で乗り越えて行くプロットは一見の価値があります。
もちろんハヤオ作品に欠かせない聡明で勇敢なヒロインも登場!必見です。
個人的に4号戦車は荒々しい野武士のような風情に魅力を感じるので、スパルタンなJ型には特に惹かれますね。
ここ数年リサイクルショップであまり見かけることがなかったドラゴンアーマーシリーズですが、何故か最近立て続けにお目に掛かる機会に恵まれました。
これもそんな一台。
WWⅡを全地域、全期間に亘ってドイツ軍と共に駆け抜けた4号戦車の最終タイプであるJ型です。
シュルツェン付き仕様ですが、エッジはあくまで薄く、各パーツも繊細で小スケールとは思えないシャープさは流石ドラゴンアーマー。
J型は大戦も末期のデビューだけあり、
従前のH型と比べて上部の支持転輪が一つ減らされたり、砲塔の旋回が動力から手回しハンドル(汗)になったりしました。
またG型(左、ドラゴンアーマー1/72)の後部に付いているようなサイレンサーも廃止されてシンプルな直管マフラーなっていますが、それはJ型を見分ける外観上の特徴にもなっています。
主砲はマークⅣスペシャルことG型(左)から装備された長砲身の75 mm砲(KwK 40 L/48)をキャリーオーバー。
そのため打撃力は(そこそこ)申し分ありませんが、防御力に一抹の不安を覚えるのは世代的に古い4号戦車の泣き所ですね。
防御力の底上げを図り後期の4号戦車が纏うようになるシュルツェンは、成形炸薬弾(バズーカとか)の作動のタイミングをずらし、威力を減じる効果があるようです。
しかし、整備性は悪化するし、走るとガチャガチャ五月蠅かったらしく大概は外されちゃってるみたいですが。
ドラゴン1/35のH型と。
1/72を見た後だと、1/35はとんでもない迫力で思わず目を見張ってしまいます。
同じメーカーの製品だからか、忠実にスケールダウンされている印象です。
なのでスケールの大小による再現度こそ差はあるものの、1/72となっても同等の精密"感"を醸し出しています。
H型の上で斜に構えているフィギュアは、童友社からタイガーエースと云う商品名で出ていた彩色済み食玩をちょこっとレタッチして乗せたもの。
(元々ドラゴンのキットを童友社で彩色した物らしいです…)
ティーガーのクルーと云う設定ですが、試しに4号戦車に乗せてもイイ感じに収まりました。
そして宮崎駿著「泥まみれの虎」と云うムック本中に、4号戦車J型が縦横無尽に活躍する「ハンスの帰還」と云う作品が収録されています。
時は大戦末期、拾った4号戦車(笑)を駆り、迫りくる赤軍の支配地域からの脱出を図る軍人と民間人(+ワンコ)の道中が描かれます。
その際、シュルツェンは音を立ててうるさいので真っ先に外されてしまいます(笑)。
絶体絶命の危機を、軍民チーム一丸となり知恵と勇気で乗り越えて行くプロットは一見の価値があります。
もちろんハヤオ作品に欠かせない聡明で勇敢なヒロインも登場!必見です。
個人的に4号戦車は荒々しい野武士のような風情に魅力を感じるので、スパルタンなJ型には特に惹かれますね。
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