2022年08月10日
コクサイモデルガン ニューコルトパイソン6インチ 後編
コクサイのモデルガン、ニューコルトパイソン6インチの後編です。
前編はこちら。
デフォルトでハンドが引っ込んだままシリンダーが回転しなかったので、取り敢えず付属してきた24金用と思われるパーツ3点と置換えてみました。
左列がデフォルトで装着されていたパーツで、右列が付属してきた24金用パーツ。
(上からリバウンドレバー、ボルト、ハンド)
結論から云えば、これらの交換で作動はスッキリ快調に…。
加工は、ボルトの下降量が足りなくてシリンダーが回らなかったので、頭を少し削って低くしました。
この作業でS&Wリボルバーのような確実なチチバン(ダブルアクションでのレットオフ直前にボルトがシリンダーをロックする)を実現できました。
ボルトがシリンダーを叩く「チッ、キンッ」と云う澄んだ金属音が心地良いです。
所有する2.5インチ(下)も辛うじてチチバンしますが、ここまでキレの良い金属音はしません。
いにしえのコクサイ純正のスピードローダーを引っ張り出してきました。
このパイソンと同世代の純正アクセサリーですが、いまだ破損等なく品質に問題ありません。
値段は確か右が1Kで、左が1.2Kくらいだったかと…。
当時のコクサイは低価格で高品質のアクセサリーを揃えて、お小遣いの少ないちびっこや大きなお友達(管理人…)をサポートしていました。
上はサファリランドのジェットローダーのレプリカで、この状態で押し込めばスプリングがリリースされ、カートは強制的にシリンダーに押し込まれます。
下のデイドのレプリカも押すだけでリリースされますが、リムの一部を細いスプリングで抑えているだけなのでカートが脱落しやすいのも実物と同じ(笑)。
小物アクセサリーと云えども手を抜かなかった当時のコクサイの心意気が伝わる逸品たちです。
最近出物があったので、2ndタイプの実物グリップ(上)を入手。
ついでに3rd後期タイプの実物(右下)と共に、タナカ純正の3rd前期タイプ(左下)も引っ張り出して並べてみました。
なにげに出来の良いタナカ製はねじ類もリアルで、タナカのナットに実物のスクリューは締め付け可能です。
しかし、何故か逆(実物のナットにタナカのスクリュー)はダメでした。
タナカ製(左下)は元々出来が良いと思っていましたが、実物と並べてもそんなに見劣りしないのはお見事。
タナカ製を着けてみました。
ポン付けOKで、作動も阻害しません。
さすがは木工会社を出自とするメーカーです。
実物の3rd後期を装着。
ちょっとポッテリしたフォルムで、握っても一番ファットに感じます。
ポン付けOKなんですが、ねじを締め付け過ぎるとトリガーの戻りが悪くなります。
少し緩めるとスムーズにリセットするようになるので、僅かに干渉しているようです。
実物の2ndを装着。
ポン付けOKで、作動も問題ありません。
但し、メダリオンがゴールドではないので厳密にはパイソン用ではないようです。
右側には段差がなくツルンとしており、ほのかに漂うヴィンテージ感が特徴の2ndタイプ。
丁重な工作と、薄く、引き締まったシャープな造形は、明らかに銃との一体感が高いです。
手の馴染みも良く、木質も相まって握るとしっとり感すら覚えます。
MGCの金属パイソンにはこのタイプが付いていましたね。
管理人は今回が人生初の6インチパイソン購入です。
パイソン歴は、MGC金属4インチ、MGCプラ4インチ、コクサイ金パイ4インチ、タナカペガサスRタイプ4インチ、コクサイ金パイ2.5インチと今まで6インチに縁がありません。
別に6インチが嫌いと云う訳ではなく、ほぼ無意識に4インチを選んでしまっていました。
画像は昔持っていたMGC金属4インチのパーツリスト。
MGCのプラパイソン(上)は今でこそ6インチを纏っていますが、デフォルトは4インチで、パーツ組替えで6インチ化したものです。
コクサイの金パイはリアルサイズ、リアルメカが売りです。
対してMGCはサイズが微妙に大きめですが、フォルムに破綻はなくパイソンの力強さを良く再現しています。
MGC純正の3rd前期タイプの木グリも、特徴を良く捉えていますね。
今回初めて金属の6インチを手にしてみて、その迫力に魅了されました。
金属製のフルラグ6インチバレルの重量感は、「357マグナムの片手撃ちも余裕だぜ」って頼もしさがあります。
ただ、これだけ重いとクーリングの為と云われているバレル上のスリットは、「実は軽量化のためだったのでは?」と思えないでもありません。
前編はこちら。
デフォルトでハンドが引っ込んだままシリンダーが回転しなかったので、取り敢えず付属してきた24金用と思われるパーツ3点と置換えてみました。
左列がデフォルトで装着されていたパーツで、右列が付属してきた24金用パーツ。
(上からリバウンドレバー、ボルト、ハンド)
結論から云えば、これらの交換で作動はスッキリ快調に…。
加工は、ボルトの下降量が足りなくてシリンダーが回らなかったので、頭を少し削って低くしました。
この作業でS&Wリボルバーのような確実なチチバン(ダブルアクションでのレットオフ直前にボルトがシリンダーをロックする)を実現できました。
ボルトがシリンダーを叩く「チッ、キンッ」と云う澄んだ金属音が心地良いです。
所有する2.5インチ(下)も辛うじてチチバンしますが、ここまでキレの良い金属音はしません。
いにしえのコクサイ純正のスピードローダーを引っ張り出してきました。
このパイソンと同世代の純正アクセサリーですが、いまだ破損等なく品質に問題ありません。
値段は確か右が1Kで、左が1.2Kくらいだったかと…。
当時のコクサイは低価格で高品質のアクセサリーを揃えて、お小遣いの少ないちびっこや大きなお友達(管理人…)をサポートしていました。
上はサファリランドのジェットローダーのレプリカで、この状態で押し込めばスプリングがリリースされ、カートは強制的にシリンダーに押し込まれます。
下のデイドのレプリカも押すだけでリリースされますが、リムの一部を細いスプリングで抑えているだけなのでカートが脱落しやすいのも実物と同じ(笑)。
小物アクセサリーと云えども手を抜かなかった当時のコクサイの心意気が伝わる逸品たちです。
最近出物があったので、2ndタイプの実物グリップ(上)を入手。
ついでに3rd後期タイプの実物(右下)と共に、タナカ純正の3rd前期タイプ(左下)も引っ張り出して並べてみました。
なにげに出来の良いタナカ製はねじ類もリアルで、タナカのナットに実物のスクリューは締め付け可能です。
しかし、何故か逆(実物のナットにタナカのスクリュー)はダメでした。
タナカ製(左下)は元々出来が良いと思っていましたが、実物と並べてもそんなに見劣りしないのはお見事。
タナカ製を着けてみました。
ポン付けOKで、作動も阻害しません。
さすがは木工会社を出自とするメーカーです。
実物の3rd後期を装着。
ちょっとポッテリしたフォルムで、握っても一番ファットに感じます。
ポン付けOKなんですが、ねじを締め付け過ぎるとトリガーの戻りが悪くなります。
少し緩めるとスムーズにリセットするようになるので、僅かに干渉しているようです。
実物の2ndを装着。
ポン付けOKで、作動も問題ありません。
但し、メダリオンがゴールドではないので厳密にはパイソン用ではないようです。
右側には段差がなくツルンとしており、ほのかに漂うヴィンテージ感が特徴の2ndタイプ。
丁重な工作と、薄く、引き締まったシャープな造形は、明らかに銃との一体感が高いです。
手の馴染みも良く、木質も相まって握るとしっとり感すら覚えます。
MGCの金属パイソンにはこのタイプが付いていましたね。
管理人は今回が人生初の6インチパイソン購入です。
パイソン歴は、MGC金属4インチ、MGCプラ4インチ、コクサイ金パイ4インチ、タナカペガサスRタイプ4インチ、コクサイ金パイ2.5インチと今まで6インチに縁がありません。
別に6インチが嫌いと云う訳ではなく、ほぼ無意識に4インチを選んでしまっていました。
画像は昔持っていたMGC金属4インチのパーツリスト。
MGCのプラパイソン(上)は今でこそ6インチを纏っていますが、デフォルトは4インチで、パーツ組替えで6インチ化したものです。
コクサイの金パイはリアルサイズ、リアルメカが売りです。
対してMGCはサイズが微妙に大きめですが、フォルムに破綻はなくパイソンの力強さを良く再現しています。
MGC純正の3rd前期タイプの木グリも、特徴を良く捉えていますね。
今回初めて金属の6インチを手にしてみて、その迫力に魅了されました。
金属製のフルラグ6インチバレルの重量感は、「357マグナムの片手撃ちも余裕だぜ」って頼もしさがあります。
ただ、これだけ重いとクーリングの為と云われているバレル上のスリットは、「実は軽量化のためだったのでは?」と思えないでもありません。
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