2024年05月10日
タナカモデルガン Kar98k
タナカのモデルガン、Kar98kです。

ガーランドや38式騎兵銃以来、長物沼にズブズブの管理人ですが、お次は近代ボルトアクションの祖であるKar98kと来るのは自明の理。
CMCかタナカのKar98kを狙ってあちこちに網を張ってたんですが、ヤフオクで個人の方が出品したタナカの格安物件を発見。
軽く競り合いましたが、それでも送料入れても30K以下に収まったのはラッキーでした。

未発火、スリング、取説付きで程度も上々。
但しカートリッジが付属していなかったので、上野のシカゴ連隊で8mmモーゼルのダミーカート5発セットx2を購入。
こんなコトもあろうかとストリッパークリップは去年夏のVショーで5個を購入済みでした。

クリップによるダミーカートの装填はスムーズで、この後ボルトを押し込めば装填と同時にストリッパークリップは弾き飛ばされます。

しかし排莢の調子はイマイチ。
理由はボルトヘッドと薬莢のヘッドの噛み合いが緩いため。
画像だとちゃんと噛み合って見えますが実際はユルユルです。
純正カートだと調子イイんでしょうかね。

…と云うことで、GW中のVショーでタナカ純正カートを上手いことゲット。
結果「カキーン」と調子よくエジェクトするのを確認しました。
2024年5月11日追記:
よく見ると、このカート38式/99式用みたいです。
(98k用に比べて弾頭部が若干短い)

バットプレートはCMC刻印入りなので、この個体は初期の生産分と思われます。
これはこれでCMCの忘れ形見的な趣があるので気に入っています。

金属部の仕上げは総じてCMC時代より良い印象ですが、フィニッシュが色気のない黒染めだったので軽く一皮剝いて仕上げ直しました。
こうすると、あちこちに打ってある刻印がクッキリと浮かび上がります。

ストックにもプルーフマーク(バッフェンアムト)の押印あり。
ストックで気になったのが木部の色味が妙に白っぽいこと。
おまけに光沢もなく、オイルステイン塗布でもケチったのかはっきり言って安っぽいです。
なので爆裂祭で何となく買っておいたワトコカラーオイル(ダークウォルナット)と云うオイルステインで着色しましたが、まだ白っぽいですね。

チャンバー上の"bnz"刻印はステアー社製を表すそう。
"43"の刻印もあるので、1943年製造のステアー社製と云う設定ですね。

マガジンフォロアープレートは後部の穴から弾頭の先っちょなどを差し込んでストッパーを解除しながら、後方に移動させると外れます。
ワンタッチで脱着できる38式に比べて、残弾の抜き取りは少し面倒ですね。
(38式はワンタッチ過ぎて戦闘中に外れちゃいそうな気もしますが…)

フロントバンドの構造などモデルガンなりのアレンジが有るものの、見た目は良く再現されているフロント廻り。
クリーニングロッドは38式同様ねじ込み式のダミーです。

コストの問題なんでしょうが、38式同様ボルトストップスプリングが無粋なねじで固定されてしまっているのが残念と云えば残念。

ボルトハンドルを跳ね上げることでファイアリングピンがコッキングされるコックオンオープニングが特徴の98k。
それを体験することが98kの購入目的の一つでしたが、やはりハンドル跳ね上げ時はそれなりに抵抗と重みを感じます。

細身で優雅さすら感じる38式小銃に比べると、ジャーマン的な力強さに溢れる98k。
かと言ってM1ガーランドのように手に余るほどではない絶妙なバランス感が、近代ボルトアクションライフルの先駆けと感じさせます。

Kar98kはフルサイズのGew98を短小化したカービン(騎兵銃)ですが、同じカービンカテゴリーの38式騎兵銃よりは幾分ロング。
その差は使用する弾薬によるものです。

左は8mmモーゼル(7.92mm x 59)で、右の38式実包(6.5mm x 50)より一回り大きいです。
初活力も8mmモーゼルの方が約50%ほど上回っているので、そのパワーを鑑みるとこれ以上の短小化はバランスの悪化を招くんでしょうね。
(更に短小化したG33/40、通称マウンテントルーパーとかはありますが…)
38式実包の弾頭が妙に長いのは、小径で軽くなってしまう弾頭重量を長くすることで補っているためです。
パワフルさでは劣りますが、小径のメリットもあり空気抵抗が小さいので弾道がより低伸(真っすぐ飛ぶ)するようになります。

で終了…、と思ったんですが、ストックの白さが気になってしょうがないので再び分解して数回ワトコで色付けしました。
ワトコは容量もたっぷりあり(200ml)大きな面積に塗るには適していて、買っておいて良かったです。

10回ぐらい重ね塗りしたら大分落ち着いた色味になり、加えて深みも出てイイ感じになりました。

ガーランドや38式騎兵銃以来、長物沼にズブズブの管理人ですが、お次は近代ボルトアクションの祖であるKar98kと来るのは自明の理。
CMCかタナカのKar98kを狙ってあちこちに網を張ってたんですが、ヤフオクで個人の方が出品したタナカの格安物件を発見。
軽く競り合いましたが、それでも送料入れても30K以下に収まったのはラッキーでした。
未発火、スリング、取説付きで程度も上々。
但しカートリッジが付属していなかったので、上野のシカゴ連隊で8mmモーゼルのダミーカート5発セットx2を購入。
こんなコトもあろうかとストリッパークリップは去年夏のVショーで5個を購入済みでした。
クリップによるダミーカートの装填はスムーズで、この後ボルトを押し込めば装填と同時にストリッパークリップは弾き飛ばされます。
しかし排莢の調子はイマイチ。
理由はボルトヘッドと薬莢のヘッドの噛み合いが緩いため。
画像だとちゃんと噛み合って見えますが実際はユルユルです。
純正カートだと調子イイんでしょうかね。
…と云うことで、GW中のVショーでタナカ純正カートを上手いことゲット。
結果「カキーン」と調子よくエジェクトするのを確認しました。
2024年5月11日追記:
よく見ると、このカート38式/99式用みたいです。
(98k用に比べて弾頭部が若干短い)
バットプレートはCMC刻印入りなので、この個体は初期の生産分と思われます。
これはこれでCMCの忘れ形見的な趣があるので気に入っています。
金属部の仕上げは総じてCMC時代より良い印象ですが、フィニッシュが色気のない黒染めだったので軽く一皮剝いて仕上げ直しました。
こうすると、あちこちに打ってある刻印がクッキリと浮かび上がります。
ストックにもプルーフマーク(バッフェンアムト)の押印あり。
ストックで気になったのが木部の色味が妙に白っぽいこと。
おまけに光沢もなく、オイルステイン塗布でもケチったのかはっきり言って安っぽいです。
なので爆裂祭で何となく買っておいたワトコカラーオイル(ダークウォルナット)と云うオイルステインで着色しましたが、まだ白っぽいですね。
チャンバー上の"bnz"刻印はステアー社製を表すそう。
"43"の刻印もあるので、1943年製造のステアー社製と云う設定ですね。
マガジンフォロアープレートは後部の穴から弾頭の先っちょなどを差し込んでストッパーを解除しながら、後方に移動させると外れます。
ワンタッチで脱着できる38式に比べて、残弾の抜き取りは少し面倒ですね。
(38式はワンタッチ過ぎて戦闘中に外れちゃいそうな気もしますが…)
フロントバンドの構造などモデルガンなりのアレンジが有るものの、見た目は良く再現されているフロント廻り。
クリーニングロッドは38式同様ねじ込み式のダミーです。
コストの問題なんでしょうが、38式同様ボルトストップスプリングが無粋なねじで固定されてしまっているのが残念と云えば残念。
ボルトハンドルを跳ね上げることでファイアリングピンがコッキングされるコックオンオープニングが特徴の98k。
それを体験することが98kの購入目的の一つでしたが、やはりハンドル跳ね上げ時はそれなりに抵抗と重みを感じます。
細身で優雅さすら感じる38式小銃に比べると、ジャーマン的な力強さに溢れる98k。
かと言ってM1ガーランドのように手に余るほどではない絶妙なバランス感が、近代ボルトアクションライフルの先駆けと感じさせます。
Kar98kはフルサイズのGew98を短小化したカービン(騎兵銃)ですが、同じカービンカテゴリーの38式騎兵銃よりは幾分ロング。
その差は使用する弾薬によるものです。
左は8mmモーゼル(7.92mm x 59)で、右の38式実包(6.5mm x 50)より一回り大きいです。
初活力も8mmモーゼルの方が約50%ほど上回っているので、そのパワーを鑑みるとこれ以上の短小化はバランスの悪化を招くんでしょうね。
(更に短小化したG33/40、通称マウンテントルーパーとかはありますが…)
38式実包の弾頭が妙に長いのは、小径で軽くなってしまう弾頭重量を長くすることで補っているためです。
パワフルさでは劣りますが、小径のメリットもあり空気抵抗が小さいので弾道がより低伸(真っすぐ飛ぶ)するようになります。
で終了…、と思ったんですが、ストックの白さが気になってしょうがないので再び分解して数回ワトコで色付けしました。
ワトコは容量もたっぷりあり(200ml)大きな面積に塗るには適していて、買っておいて良かったです。
10回ぐらい重ね塗りしたら大分落ち着いた色味になり、加えて深みも出てイイ感じになりました。
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