2015年02月07日
スパルレガシィ初代セダン(BC)ミニカー 後編
スバルレガシィの初代セダン(BC)のミニカー 後編です。
前編はこちら。
次はトミカリミテッドビンテージネオ1/64のレガシィRSのバリエーションとして発売された、10万キロ連続走行の世界速度記録用のレコードブレーカー達です。
左下はベースとなったノーマルのRS。
そしてスバルは、左から1号車(赤)、2号車(白)、3号車(黄)と予備車の5号車(ガンメタ)の4台体制で記録更新に挑みました。
4号車は縁起を担いで(多分…)欠番です。
結果は見事各種の新記録を達成し、スバルの社運を賭けたレガシィのデビューに華を添えました。
改造は最小限で、レギュレーションによる安全装置と若干の空力的なモデファイにとどめられました。
ルーフの中央にシルバーの線が走っていますが、昔実車を真近で見た時は、シルバーではなく黒い厚さ2ミリほどの帯状のモノが張り付けてあった気がします(昔の事なのでうろ覚えですが…)。
その時は何らかの空力に効くモノかと思いましたが実際はどうなんでしょうね。
アンテナは同梱されており、任意に取り付けできるようにルーフに穴が開いています。
ほぼノントラブルで10キロ走り切った速度記録車のBCレガシィですが、市販車の初期型はトラブルが多かったようですね。
マイナートラブルはもとより、エンジンなどのトラブルも多かったとか…。
日本を代表するカー雑誌であるCG誌で、当時スバル車としては久しぶりに長期テスト車にRSが採用されましたが、あろうことかテスト期間中にエンジンブローしてしまいました(爆)。
(「やっちまった…」感がハンパなかったです…)
テスト担当者は確か現在CG誌の代表をやっておられる方です。ブロー時に乗っていたのは別の方ですが…。
そんなレガシィRSですが、ラリーでもそこそこ活躍しております。
これはミラージュと云うメーカーの1/43のRSラリー仕様です。
聞き慣れないメーカーですが、HPIがプロデュースしているようです。
素晴らしいプロポーション&シャープなディテールなのも納得です。
プラックには1991年のマンクスラリーとあります。
ドライバー/ナビはコリン・マクレーとデレク・リンガーで、イギリスの国内選手権で無敵を誇っていた時期の車です。
前傾姿勢も精悍なターマック仕様です。
ロスマンズカラーですが、大人の事情でロゴは入っていません。
この後、マクレーは1993年のニュージーランドまでBCレガシィで戦い続けました。
そのBCレガシィでの最終戦となるニュージーランドラリーでWRC初勝利をモノにします。
BCレガシィは最後の最後で念願の一勝をモノにし、スバルのモータースポーツ活動をインプレッサに譲って静かに一線を退きます。
デビュー当時のBCレガシィセダンは(人間に例えれば)爽やかなスポーツマンでしたが、BD、BE、BL、BM、BNと代を重ねるたびに恰幅が良くなり、
当たり障りのないおっさんになってしまいました。
25年もたてばビール腹になり、性格が丸くなるのは世の常でしょうか…(汗)。
なんにしろ、ツーリングワゴンの様にリストラされて居なくなってしまうよりはマシですが。
BCレガシィって結構地味な存在だと思うのですが、今回取り上げた以外にもプラモやミニカーが多数存在します。
その点、なにげに愛されていると感じる不思議なクルマですよね。
前編はこちら。
次はトミカリミテッドビンテージネオ1/64のレガシィRSのバリエーションとして発売された、10万キロ連続走行の世界速度記録用のレコードブレーカー達です。
左下はベースとなったノーマルのRS。
そしてスバルは、左から1号車(赤)、2号車(白)、3号車(黄)と予備車の5号車(ガンメタ)の4台体制で記録更新に挑みました。
4号車は縁起を担いで(多分…)欠番です。
結果は見事各種の新記録を達成し、スバルの社運を賭けたレガシィのデビューに華を添えました。
改造は最小限で、レギュレーションによる安全装置と若干の空力的なモデファイにとどめられました。
ルーフの中央にシルバーの線が走っていますが、昔実車を真近で見た時は、シルバーではなく黒い厚さ2ミリほどの帯状のモノが張り付けてあった気がします(昔の事なのでうろ覚えですが…)。
その時は何らかの空力に効くモノかと思いましたが実際はどうなんでしょうね。
アンテナは同梱されており、任意に取り付けできるようにルーフに穴が開いています。
ほぼノントラブルで10キロ走り切った速度記録車のBCレガシィですが、市販車の初期型はトラブルが多かったようですね。
マイナートラブルはもとより、エンジンなどのトラブルも多かったとか…。
日本を代表するカー雑誌であるCG誌で、当時スバル車としては久しぶりに長期テスト車にRSが採用されましたが、あろうことかテスト期間中にエンジンブローしてしまいました(爆)。
(「やっちまった…」感がハンパなかったです…)
テスト担当者は確か現在CG誌の代表をやっておられる方です。ブロー時に乗っていたのは別の方ですが…。
そんなレガシィRSですが、ラリーでもそこそこ活躍しております。
これはミラージュと云うメーカーの1/43のRSラリー仕様です。
聞き慣れないメーカーですが、HPIがプロデュースしているようです。
素晴らしいプロポーション&シャープなディテールなのも納得です。
プラックには1991年のマンクスラリーとあります。
ドライバー/ナビはコリン・マクレーとデレク・リンガーで、イギリスの国内選手権で無敵を誇っていた時期の車です。
前傾姿勢も精悍なターマック仕様です。
ロスマンズカラーですが、大人の事情でロゴは入っていません。
この後、マクレーは1993年のニュージーランドまでBCレガシィで戦い続けました。
そのBCレガシィでの最終戦となるニュージーランドラリーでWRC初勝利をモノにします。
BCレガシィは最後の最後で念願の一勝をモノにし、スバルのモータースポーツ活動をインプレッサに譲って静かに一線を退きます。
デビュー当時のBCレガシィセダンは(人間に例えれば)爽やかなスポーツマンでしたが、BD、BE、BL、BM、BNと代を重ねるたびに恰幅が良くなり、
当たり障りのないおっさんになってしまいました。
25年もたてばビール腹になり、性格が丸くなるのは世の常でしょうか…(汗)。
なんにしろ、ツーリングワゴンの様にリストラされて居なくなってしまうよりはマシですが。
BCレガシィって結構地味な存在だと思うのですが、今回取り上げた以外にもプラモやミニカーが多数存在します。
その点、なにげに愛されていると感じる不思議なクルマですよね。
Posted by たぬき at 00:00│Comments(0)
│カーモデル
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。