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2020年01月01日

エアベンチュリ(WE)ガスガン スプリングフィールドアーモリーXD-M 3.8コンパクト 前編

明けましておめでとうございます。
新年第一弾は、エアベンチュリ(ウェイテック)のガスブローバック、スプリングフィールドアーモリーXD-M 3.8コンパクトの前編です。


この個体はウェイテック(以下WE)製のXD-M 3.8コンパクトに、スプリングフィールドアーモリー(以下SFA)刻印が入った製品です。
エアベンチュリとは聞き慣れないブランド名ですが、SFAに関する商標権を受けているライセンシー企業のようですね。
正規の日本向け仕様らしく、元箱には威力が日本の法規に準じていることを示すラベルが貼ってあります。


今までトイガンのXD-Mについては、妙に背が高くてゴツゴツしたデザインに今一つ魅力を感じませんでした。
実銃の評価は高いようなので「まあ縁があれば…」くらいに思ってましたが。


しかしSFA刻印が入ってて、大好物のコンパクト版ともなれば話は別…(爆)。
某ショップのブログで入荷のお知らせを見た瞬間に購入を決意!


XD-M刻印の後にある口径を現す数字はオミットされているので、何口径版をモデルアップしているのかは分りません。
チャンバーの刻印はBB弾を現す6MMになっています。


巧妙に再現されたコッキングインジケーターやグリップセフティ、両側からリリースできるマグキャッチなど新鮮です。
管理人的にグリップセフティは、トリガートラベル短めの傾向があるストライカータイプのハンドガンには必須の装備だと思います。
これが無いと落下させた先に棒状の物(植物などでも)が突き出ていて、それが運悪くトリガーガード内に入ったら撃発は免れませんよねぇ。


デフォルトでスライドは仕上げがとても良く、再仕上げは必要ないと思っていました。
しかし、目を凝らすとスライドストップノッチの真後ろに僅かな「す」を発見。
更に良く見ると小さな文字で注意書きも入っていたので、これらを埋めるためスライドの再仕上げを決断しました。


マズルはWE特有のインナーねじ付きだったので、マズルアダプターを付けてスレッドバレル化。


WEのXD-Mシリーズは基本的に〇イに準じた構造のようで、それ用のフルサイズマガジン(右)も当然のように使用できます…(汗)。
更に、そのためのグリップエクステンションが3つも同梱されているという手廻しの良さ(笑)。


XD-M3.8コンパクトはスライドがゴツい割にグリップが短く、構えるといささか不安定な印象は拭えません。
しかし、フルサイズのマガジンにグリップエクステンションを付けてグリップを延長すると、嘘のようにグリッピングが安定します。
交換可能なバックストラップは3種類(S、M、L)同梱されていますが、一番張り出しが少ないSサイズを取り付けました。


XD-Mはグリップアングルを1911と同値とすることにより、馴染みやすい自然なグリッピング感を実現しています。
下のガバは東京マルイのM45A1です。


ライバルであるグロック19(タナカベースのモデルガン)は、コンパクトサイズながらフルサイズ並みの安定したグリッピングが可能で、さすが老舗と唸ってしまいます。
XD-Mと並べると、ボアラインも明らかに低いです。


後編に続きます
  

Posted by たぬき at 00:54Comments(0)エアソフトガンWE

2019年10月10日

タナカガスガン パフォーマンスセンター モデル327 2インチ 後編

タナカのガスガン、パフォーマンスセンター モデル327 2インチ後編です。
前編はこちら


新世代S&Wリボルバー標準装備のキーによるロックアウトデバイス。
使い勝手が悪いのは相変わらずですが、まあ、訴訟対策なので…。
その下には、燦然と光り輝くパフォーマンスセンターの刻印。


バレル先端には、8連発をシンボライズするアイコン。


タナカらしく素晴らしい再現度ですが、何故かバレルだけはオリジナルと微妙に異なった形状なんですよね。
どんなに画像検索してもこのタイプは発見できませんでしたが、タナカのオリジナルデザイン?


でも、意外と説得力のある形状で違和感はありません。
まあ、パフォーマンスセンター製ならばカスタマーのお好みで如何様にも出来ると云うことで…。


ペガサス + HWに加えてギュッと凝縮されたデザインもあり、握ると数値以上の重量を感じます。


タナカの新世代S&Wスナブノーズトリオ。
左からM360SC 2インチ(モデルガン)、M327 2インチ(ガスガン)、M500 2-3/4インチ(モデルガン)


M500以上に歩留まりの悪いM327の元箱。
もう一丁余裕で入りますよね…。


コクサイのモデルガン、デビル8-3/8インチと。
Nフレ繋がりでなんとなく並べてみましたが、ガチムチ体型のデビルに対して体脂肪率ヒトケタ台のM327って感じでしょうか…。


並べても存在感で負けてないのはスゴイ!


  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンタナカ

2019年08月20日

タナカガスガン パフォーマンスセンター モデル327 2インチ 前編

タナカのガスガン、パフォーマンスセンター モデル327 2インチ前編です。


大型のNフレームに8連発のシリンダーと極端に短い2インチバレルを装着した異形のスナブノーズ。
太短いのが好きな管理人としては「いつかは…」と狙っておりましたが、縁あって今年の新春BHにてVer.2のHWを入手。


グリップは本体より先んじて入手していた、パックマイヤーのNフレームのラウンドバット用に換装。
コロンとしたフォルムがM327 2インチの太短さをさらに引き立てます…。
フレームに打ち込まれたピンを塗装で再現しましたが、それぞれ一回り径が大きくなっちゃったのはご愛敬(汗)。


バレルとシリンダーもチタニウム風に塗装。
リボルバーが避けて通れないシリンダーの筋傷(ドラッグマーク)は、塗装が削れても金属の地肌が出るように下地の黒塗装をあらかじめ剥離しておきました。


トリガーとハンマーはケースハードゥン風に。


実銃の357マグナムの8連発って、10mmのガバあたりにも対抗できるファイアパワーですよねぇ。
こちらもペガサスなんで、8x2=16発の装弾数を誇ります。


フィクスドのリアサイトはVノッチで、新鮮なサイトピクチャーです。
パックマイヤーのラバグリは握り心地は良いのですが、バックストラップがラップアラウンドなのでトリガーまでのリーチが長くなってしまうのが難点。


ブルドッグのようなふてぶてしい面構え…。
しかしこのバレルの短さなんで実射性能は推して知るべし(爆)。


具体的にはこんな感じ…。
5mからシングルアクション、ツーハンドでの8発ですが、全弾フライヤーっぽく(爆)見事なまでに(バランス良く…)散ってます(笑)。


後編へ続きます
  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンタナカ

2019年04月20日

WAガスガン キンバー カスタムCDPⅡ

WAのガスブローバック、キンバーカスタムCDPⅡの2013バージョンです。


中古でもなかなか高価で手が出なかったんですが、去年の年末にジャンク扱いの個体が安かったので購入。


ジャンクとされた理由は、
1、ブローバックしたり、しなかったりの作動の不安定さ
2、幾つかのパーツが純正以外のパーツと置き換えられていた
などで、まあなんとかなるでショ(爆)と連れ帰ることに…。


作動の不安定さはハンマーのファイアリングプレートの動きが渋かったらしく、分解、調整して組み直すことで解決。
外装の状態は悪くなかったものの、スライドは再塗装して金属パーツも仕上げ直しました。
木製グリップは、標準のヘレット(左)の木目が地味だったので手持ちのヘレットと交換。


デルタエリートのメタルチャンバーが付いていたので、手持ちのキンバー仕様のステンレス製メタルチャンバーに換装。


10年以上前にイベントで入手したものですが、今回使うにあたって良く見たらガーダー製でした。


マズルとブッシングがツライチになっておりカッコ悪かったので、チャンバーとアウターバレルとの間にOリングを噛ませてマズルを少し突き出しました。


ファイアリングピンは同心円仕上げをして、プレートと共にシルバー化。


マガジンも通常品のブラック仕様が付いてきたので、実銃のイメージで白磨きしてステンレス風に…。


MGCのキンバーエリートキャリー(下)と。
下のエリートキャリーは箱出し状態で物足りなかったので追加メルト加工を行ってます。
その点、CDPⅡはメーカーサイドで相当念入りに丸められていたので、追加加工の必要性は感じませんでした。


と云うか、本物のフルサイズのCDPⅡって以外とメルト加工が控え目なので、WAのは実銃以上に丸めてある印象です。
エジェクションポートの開口部分も実銃写真と比べても遜色ない感じだったので特に拡げていません。
WAは良い仕事をしたね…、と云えると思います。


WAのキンバーLAPD SWATカスタムⅡと。
基本的に同じ銃ですが、公用サービスピストルとして一切の無駄がないSWATカスタムⅡと比べると、CDPⅡはファンシーな装いです。


丸みを帯びたスマートなフォルムに華やかなシルバーを纏ったCDPⅡ、これはもうガバ界の貴公子と呼んでも差し支えないかと…(笑)。
  

Posted by たぬき at 00:01Comments(0)エアソフトガンWA

2019年02月20日

東京マルイ グロック19 後編

東京マルイのガスガン、グロック19の後編です。
中編はこちら


まるで誂えたかの如くグロック19用のデザインに溶け込むシュアファイアXC1(のパチ)。


とても良い出来ですが、右側の文字が白抜きじゃないのが残念。
ちなみにKSCグロックにはキツくて付きませんでした。


うちに棲むグロックコンパクトたち。
左から時計廻りにスタークアームズ(以下SA)のG19、マルイのG19、KSC/タナカのハイブリッドのG19モデルガン、そしてKSCのG23Fです。


リアルサイズを謳うマルイですが、各社スライドの幅を測ってみました。
左から
25.5mm(SA)
25.5mm(マルイ)
26mm(KSC)
26mm(KSC/タナカ:外装はKSCなので、外形寸法はKSCと同じです)


マルイのスライド幅はKSCより0.5mm狭く、管理人がリアルサイズと信じるSAと同値ですね。
でも握り比べると、SA程のスリムさは感じられません。
なんとなくグリップが太目に見えるのは、フレームが膨張色のせいだけではないようです。


なのでグリップ廻り(輪ゴムの部分)も測ってみました。
上から
前後長30.0mm 厚み52mm(マルイ)
前後長29.5mm 厚み51mm(SA)
前後長29.5mm 厚み53mm(KSC)


マルイ(下)のグリップ部が少し太めなのは、バックストラップにウエイトを仕込んでいるのも関係しているのかもしれません。
マルイとしては実銃のG19用のホルスターに入ることが肝要なので、フレームの多少のデフォルメは問題にされなかったのかもしれませんね。
握った感じはKSC(上)と似た感じで、SAよりは明らかに太く感じます。


重さも比べてみました。
666g(マルイ)
767g(KSC)
702g(SA)
716g(KSC/タナカ:ダミーカート16発込み)


マルイはマグバンパーにウエイトを仕込んだりしたんですが(笑)、最下位に終わりました。
重さではフレームがHW樹脂のKSCのG23Fが圧勝でしたが、モデルガンが意外と健闘してますね。


さらに、珍しく実射もしてみました。
4mから6時照準で5発ずつ撃ち込みましたが、今回SAのサイトがめちゃめちゃズレてるのが判明しました(爆)。


マルイとマガジン形状が瓜ふたつのSA(左)って、やはりマルイの親戚筋にあたるのでしょうか(笑)。
しかし、SAのマガジンベースはリアル刻印なのがポイント高いですね。


KSCのG23F(右)は、当ブログの初期に記事にしましたが、その後スライド/フレーム共塗り直しています。
今まで結構手応えがあると思っていたKSCグロックのブローバックですが、マルイを撃った後だと「あれ?」と思うぐらい物足りなく感じます。
やはり実射性能は、より新しいマルイに分があるようで…。


しかしながら、ロングマグを差そうもんならG23Fはフルオート無双と化し、夏とかヤバいです(笑)。


マルイG19のスライドストップは、マルイの定石通りノッチスペーサーが組み込まれているのでスライドのノッチ欠けの心配は無用です。
しかし、スライドストップの滑り止めはスジを付けただけで、相変わらずマグロ特有の平板な表現なのは残念な所です。
右はSAのG19で、スライドストップの質感の差は明らかです。


業界では最後発のマルイG19ですが、満を持しての発売だけありSA並みのリアルテイストとKSCを凌駕する撃ち味を備え十分存在価値はあると思います。
それでも管理人的には、出来ればGen4以降をモデルアップして欲しかったなぁ…、と云うのが正直な所ですね。



  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガン東京マルイ

2019年02月01日

換えてみた!KSCガスガン、AKS74Uクリンコフのストック

KSCのガスブローバック、AKS74Uクリンコフことクリ坊のスケルトンストックを、よりリアルな形状のマルイ製クリンコフの物に換えてみました。


オッス!おらクリ坊(爆)。
ご主人様が行きつけのリサイクルショップで、ま~たまた無駄使いしてきたぞっ!
何時ものようにジャンクコーナーを漁ってたら(習性なんだね…)、マルイの次世代クリンコフ用スケルトンストックASSYが出てきたぞ…。


そしてお買い上げ。
付くかどうかも分からないのに、何でもイキオイで買っちゃう悪い癖ヤメようよ…。


ご主人は常々おら(KSC)のストック形状(下)に不満を持ってたみたいだぞ。
曰く、「ビーム部分の内側への折り込みプレスが無い!」だそうだけど…(細かいな~)。


でも、云われてみればマルイ(上)のはビームの内側にちゃんと折り込んであるし、バラしてみてもパーツが多くて凝ってるぞ。
気のせいか、剛性感も高いような…。
ちなみに、実銃のスケルトンストックはスポット溶接されているからバラせないぞ。


そしてなによりKSCのストックは、頬付けするとその部分の塗装が荒れちゃう(塗装表面がブツブツになる)んだ。
何回塗装し直しても、すぐにまたブツブツになっちゃうんだってさ…(ヒソヒソ…、それはご主人のギトギト脂のせいでしょ?)。


そんな訳で、ご主人様が交換にチャレンジしてみたぞ。
ヒンジ部はそのまま純正を生かして、その後ろの部分を付けられるか試してみた所、割とあっさり付いちゃったぞ。
但し無加工とは行かず、写真で銀色になっている部分は多少なりとも削りが必要だったけれどね。


それとストックを折りたたんだ時に厚みがあってロック出来なかったんで、そこの厚みを少し削って薄くしたぞ。


その甲斐あって、フォールディング時のロックもバッチリだぞ。
位置的にストッパーの掛かりが甘いように見えるけど、特に問題ないってさ。


でも、なんか物足りないゾ…。
そうだ!バットプレートのスポット溶接痕だっ!と云う訳で、ご主人がさっそく治具を造って入れてみたぞ。


まあ、無いよりは…、と云う出来ですな…。
ホンモノも結構いいかげんにスポット溶接してるみたいだから、あえて溶接位置をいいかげんにしてみたぞ…(爆)。


あ、あとまたご主人がどこからかE&L製らしきスチール製のマズルブースターを¥600円で買ってきたぞ。
左からKSC純正、前回交換したLCT、そして今回交換したE&Lだゾ。


こないだ換えたLCT製は仕上げがキレイ過ぎたんで、ワイルドな仕上げのE&Lの方がおらに似合ってるってさ…(ご主人談)。




  

2019年01月19日

東京マルイ グロック19 中編

東京マルイのガスガン、グロック19の中編です。
前編はこちら


マルイのフレーム側にも穴を開け、切り抜いたリアル刻印パネルをはめ込みます。
塗装は必須なので、目先を変えてダークアースに塗りました。
いずれマルイからもカラーバリエでラインナップされそうですけど…。


明度の高い色なので、シロート細工によるアラが目立つのはご愛敬…(汗)。


その代わり、はめ込んだパネルの裏側は見える範囲パテで平滑化しました。
バックストラップ内に見える黒いパネルは、空洞部に仕込まれたウエイトです。


マルイG19はエキストラクターが金属の別パーツですが、折角なのでプランジャー部を削り込んで立体感を出しました。
左はエキストラクターがライブのG19モデルガンです。


左のマルイG19のエキストラクターが、ホールドオープン状態にも拘らず出っ張った状態のままなのは、ダミーなので仕方ありません。
右のモデルガンの方は、引っ込んでスライドとツライチになっています。


目を凝らすと気になったスライド側面のヒケも除去。
特にエジェクションポートの下に目立つのがありましたが、刻印が深かったので心置きなく面出しできました。


リアルサイズと云うのもマルイG19のウリですが、グリップ廻りが少々ふくよかな気がしないでもありません。


そこいらを明らかにするべく、後編に続きます


  

Posted by たぬき at 00:00Comments(4)エアソフトガン東京マルイ

2019年01月01日

東京マルイ グロック19 前編

あけましておめでとうございます。
新春第一弾は東京マルイのガスガン、グロック19の前編です。


制作発表から幾年月、満を持して発売された東京マルイ製のグロック19 Gen3です。
発売直後に近所の模型屋さんで購入しました。


以前、イベントで格安(500円)にてKJワークスG19用のガーダー製リアル刻印フレームを入手していたので、マルイのG19が出たら換装する気満々でおりました。


「どうせマルイとKJのグロックなんて親戚みたいなモンでしょ(爆)」と云う乱暴な先入観があり、軽いノリで組み換え始めてみたものの…。


確かにリアのシャシ(ハンマー廻り)はポン付け出来たんですが、フロントシャーシは内部のモールドに担がれて収まりません。
仕方ないのでプランAとして邪魔なモールドをリューターで削りまくったところ…。


はい、穴が空きました…(号泣)。


涙を拭いつつプランBへ移行。
右側の刻印パネルを切り抜いて、マルイのフレームに移植することに…。


ついでに、左側のグロックバナーもKSC用とかにキープ。


中編に続きます

  

Posted by たぬき at 00:38Comments(2)エアソフトガン東京マルイ

2018年12月08日

東京マルイガスガン コルトM45A1 後編

東京マルイのガスガン コルトM45A1 CQBピストル 後編です。
前編はこちら。


以前買っておいたデトネーターのアルミアウターバレルを取り付けます。
ブラックのアルマイト仕上げで、それはそれは綺麗だったんですが、まったくピンと来なかった(笑)のでチャンバー部のアルマイトを剥離してアルミ地を出しました。


バレルやチャンバーは実銃もマット仕上げなので、艶消しスプレー(クリアパーカー)をひと吹き。


剥離が思いのほか大変だったので、バレル部のアルマイトはそのままにしてブッシングの擦れを表現するにとどめました。
マッチグレードの市販バレルを組み込んだという脳内設定で…。


このバレル、最初組み込んだときはタイトすぎてスライドがまったく動かなかったんですが、各部のカドを落として何とか動くようになりました。
実銃のマッチバレルの組み込みを彷彿とさせます…(嘘)。


ダストカバーのウェイトとアルミバレルのおかげで27gほど(カタログ値 823g)フロントヘビーに。
ココから1gたりとも軽くしたくないので、マルイ純正G10風グリップの交換は今のところ考えていません。
特にこのままでも不満は無いし…。


メタルノッチスペーサーのおかげで、ノッチ欠けを恐れずにスライドストップレバーでホールドリリースOKなのがマルイガバの良い所。
また、そうしてスライドが戻るときの「ジャキッ!」と云う感触も中々良いんですよね~。
他社のガバでは禁断の行為だけに今では病みつきに…(爆)。


全体のフォルムは申し分の無いマルイM45A1ですが、唯一ハンマーだけが妙に小振りですよねぇ。
形状は申し分ないのですが、一回り小さい感じでガバらしい力強さに欠けちょっと残念です。
社外品が出たらマッハで交換ですね。


軍用ガバの大先輩たるM1911A1(ホビーフィックスのモデルガン)とツーショット。
M1911A1のスライド先端が黒いのはカーボン付着ではなく、窒化処理跡(のつもり)です


M45 MEUSOCこと新旧MEUピストルと。
上: 米海兵隊のMEUブランチの要求によって、M1911A1のメインフレームを核に部品の寄せ集めで作成された初期型MEUピストル(WAのガスガン)
まさにタークさんの提唱するジャンクヤードドッグの先駆けです。
下: MEUピストルも後期になると、市販のガバを買ってきて小改造を加えて使用するようになります。
この後期型にカテゴライズされるMEUピストル(MGCのモデルガン)は、スプリングフィールドアーモリー製のプロフェッショナルモデルをベースにしています。


グリップの材質は、プラスチック、ラバー、G10など様々ですが、その時々でベストと思われるモノをチョイスしたんでしょうね。


軍用ガバの証、ランヤードリング。
今も昔も愚直なまでに変わりません。




  

Posted by たぬき at 00:00Comments(2)エアソフトガン東京マルイ

2018年12月01日

東京マルイガスガン コルトM45A1 前編

東京マルイのガスガン コルトM45A1 CQBピストル 前編です。


第4回爆裂祭で中古で入手しました。
自慢じゃないですが、初めて手にするマルイ製のフルサイズガバです。


フル新規で設計されただけあり、(コストの範囲内で)妥協無くM45A1を再現していると思います。
最新の技術で最新のガバを…、と云うマルイの意気込みをヒシヒシと感じる一品です。


良く出来てはいますがそこは低価格を是とするマルイ製、所有欲を満たすところまでは行っていないのは仕方ありません。
気になる所を数ヵ所をお手軽モデファイしましたが、先ずは塗装です。
デフォルトでも綺麗なタン塗装でしたが、実物写真と比べて少し黄色味が足りない印象を受けたのでリペイントしました。


家にあったBLPモービルペイントのデザートタン(左)を吹いた所、今度は黄色味が強すぎて違和感アリアリに…(確か某社のM45A1モデルガンがこんな色でしたネ)。
かと云ってインディのコヨーテタン単色だと、マルイ純正のグリーンがかったタンカラーそのものでした。
そこでBLPのデザートタンの上からインディのコヨーテタンを吹いたところ、うまい具合にイメージ通りのタンカラーに落ち着きました。


最新のマルイ作品だけあり各部の成型は素晴らしく、スライドやフレームの側面に気になるヒケは見当たりません。
下地処理はホンの僅かに残ったパーティングラインの処理と、塗料で埋まって浅くなっていたフレーム刻印(QRコードも含む)を針でホリホリしたぐらいです。


刻印の追加ボリは大変でしたが、これをしないとモールドが浅くて墨入れが出来ません。
その墨入れもあまり強いコントラストを付けないように、ブラウン系で行いました。
マルイオリジナル刻印部には流石に墨入れはしませんでしたが、リアル刻印のフレームが出たら換装したいところではあります。


モノトーンのタンカラーは少し単調なので、アクセントとしてマズル付近にカーボンが付着した感じのウェザリングを施工しました。
エナメル塗料のタミヤカラーを薄めて、戦車模型に施すウォッシングの要領で…。


従来のマルイガバのねじ丸見えから格段に進化したブリーチ後端の眺め。
しかしタンカラーそのままだったので、リテーナー部は金属の地肌を出し、ファイアリングピン部は円周仕上げで別部品ぽくコスメチェンジ。


ダストカバー内側にデッドスペースがあるのを見逃さない管理人…(笑)。


チマチマと鉛板を詰めたら、20gほどフロントヘビーにできました。
ホールドオープン時に重りの先端が見えてしまうので、目立たぬようにタンカラー仕上げに。


昔赤羽のお店で中古で買ったコルト純正のガンケース。
一般市販用のM45A1マリーンピストルは高級なペリカンケース付きですが、軍納入バージョンのM45A1 CQBPはこのタイプのケースで納品されるとか…。


後編に続きます。  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガン東京マルイ

2018年10月20日

東京マルイガスガン H&K M320A1 GLM後編

東京マルイのガスガン、ヘッケラー&コック M320A1 グレネードランチャーモジュール後編です。
前編はこちら


準備が整い、さて射撃となります。
先日シューティングバーで一度撃っているので、どんな物かは大体分かっていたつもりでしたが…。


超重いトリガーを引くと「ボスッ」という音と共にバラバラバラと18発のBB弾が部屋中に散乱して終了です…。
5m先のスチロールの的には軽い凹みが生じるだけで特に変化もなく、後片付けのBB弾拾いがえらい大変だったのは云うまでもありません。
二度と部屋の中で撃つことはないでしょう(爆)。


使い道としてはサバゲで仰角を付けて敵の頭上からBB弾の雨をお見舞いすることを想定してるんでしょうね。
そんな訳で、お座敷さんである管理人にはまったく使い道がないことが判明しました…。


そうは云ってもサイドスイングしてグレネードの装填は楽しいギミックだし、ロングガンにアドオンして、その使い勝手を体験するのもまた一興です。


取り付けはGLMをレールの先端から差し込み、付属のいもねじをねじ込むとガッチリ固定されます。


WEのSCAR-L CQCとのコンビネーション…、超重いっス(笑)。
ただでさえ重いSCAR-Lに、プラス1.9kgですから…。


この組み合わせ、後付け感丸出しで管理人的にはバランスも操作性も今一つかと。
ライフルとの一体感が無いので保持しにくく、その為余計に重く感じますし…。
実際に運用しているオペレーターの評価を聞いてみたいですね。


しかしSCARは構造的にアッパーの剛性が高いので、首下にGLMのような重量物をぶら下げても不安を感じることはありません。
GLM取付時の精度の低下も、ノーマルM4よりは影響は少ないでしょうね。


  

Posted by たぬき at 00:00Comments(2)エアソフトガン東京マルイ

2018年10月01日

東京マルイガスガン H&K M320A1 GLM前編 

東京マルイのガスガン、ヘッケラー&コック M320A1 グレネードランチャーモジュール(以下GLM)前編です。


リサイクルショップのネット店舗で妙に安かったので衝動買いしました。


金属部分が多く、とても重量感があります。
カタログでは約1.9kgとあり、実銃の1.5kgをはるかに越えています。
これはトイガン特有のガスタンクなどが影響してるんでしょうね。


標準で1発のグレネードが同梱されていますが、おまけでスペアのグレネードが2発付いてきました。


このグレネードの形状や塗装も、こだわりのある仕上げです。
最近の東京マルイのメタリック塗装は神掛かってますね。
弾頭部の6個の穴へ3発ずつ、計18発のBB弾を込めることができます。


ガスタンクはグリップ内に仕込まれており、ガスはグリップ下の穴からチャージします。
そしてトリガーの前にあるブリーチリリースボタンを押すと、スプリングの力でバレルがスチャッとサイドスイングします。
GLMの見どころの一つです。


そしてグレネードを装填、本製品のクライマックスです(笑)。


バレル内には個々に短いバレルが仕込まれています。


そんな構造なので、マズルからの眺めは若干萎えたりしてしまいますが…。


後編に続きます。  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガン東京マルイ

2018年08月19日

換えてみた!KSCガスガン、AKS74Uクリンコフのマズルブースター

KSCのガスブローバック、AKS74Uクリンコフこと、クリ坊のマズルブースターを社外品のスチール製(右)に換えてみました。


オッス!おらクリ坊(爆)。
珍品ハンター(自称)ことご主人様が、リサイクルショップでまたまた無駄使いしてきたぞっ!
ジャンクコーナーを漁ってたら、メーカー不明(LCT製?)のクリンコフ用スチール製マズルブースターを見っけちゃったっんだって…。


でもジャンクと云う割にはキズ一つなかったぞ。
「どーせ、ねじのピッチとか違ってて付かねんだろーけど…、ま、千円だしぃ」なんて、ご主人がやさぐれながらキリキリとねじ込むと…。


あれれ?最後までスムーズにねじ込めて、問題なくポン付けできちゃった。
プランジャーによるロックも完ぺきだったよ。


スチール製だけあり、亜鉛製のKSC純正と比べて30gフロントヘビーになったぞ。


スチール削り出しによる繊細なカドの丸みや、深みのあるブルーイング仕上げなどでAKのくせに高級感がアップしちゃったね、うっふっふ(爆)。


  

2018年06月20日

換えてみた! KSCガスガン、AKS74Uクリンコフのグリップ

KSCのガスブローバック、AKS74Uクリンコフこと、クリ坊のグリップをラバーグリップに換えてみました…。


オッス!おらクリ坊(爆)。
ご主人様がGW中のVショーで、付くかどうかも分からないホーグのラバーグリップを買ってきたぞ。
(突然ですが、クリ坊が宇宙からのWow!シグナルを浴び、自我に目覚めたという設定でお願いします…)


さっそくパッケージから出してみたけど、明らかに付属のグリップ固定用ねじの呼び径が純正(右)と違うぞ…。


でもご主人様は慌てず騒がず…。
本人曰く「無いねじはナイ!」と豪語するねじストックの中から、使えそうなのをレッツチョ~イス。


そんで、このコンビネーションでねじをおらにぐいぐい締め込んだぞ…、あうっ、イテテテ…(謎)。
あ、でも付いちゃったみたい…。


あっさり付いちゃってご主人も拍子抜けしてたけど、この状態でまったくグラつきが無いくらいガッチリ固定されたんだ。
でもフレームとの間に1ミリぐらいのスキマが空いちゃってるね、なんでかな?


それはグリップ内部に成形されている樹脂骨格の上部がフレームに当たってるからだね。
この波型の部分を慎重に削って調整すれば、理論上はスキマが無くなるって寸法さ。
AKって世界中で造られていて個体差があるだろうから、この部分が調整代になってるんだね、きっと。


ご主人が心配してた、機関部へのねじの飛び出しは杞憂だったみたいだね。
画面中央あたりに見える金色の楕円がグリップ固定ねじの頭だよ。


ご主人が貧相でイケてないと云ってた純正グリップ(失礼なっ!)と比べて、男前が上がったって褒めてくれたぞ(エッヘン)。


おまけに妙に細っこくて、ツルツルだったのも格段に握り易くなったって云ってたよ。
人間工学的に問題のあるAKの純正グリップは、旧ソ連兵器特有の分厚い手袋を着用する前提で設計されてるとしか思えないね。


これでハードなアクションもOKさっ。
じゃあまた次回(?)、バイビーっ!

  

2018年05月20日

換えてみた!WAガスガン、ウィルソンコンバットTSGCのグリップ

安直企画、換えてみた!グリップ編の第三弾です。
WAのウィルソンコンバットTSGCに装着していたホーグのラバグリをMGCのキンバーエリートキャリーに移設したので、代わりに転がっていたダイヤチェッカーの木製グリップを装着しました。


いつの間にか手元にあったグリップで、メーカー名も不明ですが、もしかしたら実銃用かもしれません。
アンビカットが無かったので彫刻刀でホリホリ…。


一度トゥルーオイルで艶を出したんですが、似合わなかったんで上からクリアーパーカーを吹いて半艶消し仕上げにしました。
黒のラバグリも良かったんですが、ダイヤチェッカーも中々渋いです。


TSGC久しぶりに撃ってみましたが、こんなに当たったっけ…、と云うぐらい的によく当たりました(笑)。



  

2018年04月10日

WAガスガン キンバーLAPD SWATカスタムⅡ

WAのガスブローバック、キンバーLAPD SWATカスタムⅡです。


これも、こんなの持ってたね…、と云う落ち穂拾い記事です。
やはり購入してから彼是10年以上は経ってます。


おデブなフォルムが特徴のWAガバですが、何故かこのキンバーはとてもスリムでシャープに見えます。
骨太なセレーションやスポーティ(?)な形のリヤサイトによる目の錯覚でしょうか。
下はウチに棲むもう一丁のキンバー、MGCのモデルガン、エリートキャリー。


フルHWで中々の重量感ですが、まだメタルチャンバーが採用されてなく、ノッチ欠け対策もない頃の製品です。
でも管理人お気に入りの一丁ですね。


2003年発行のアメリカンライフルマン誌で、実銃のSWATカスタムⅡが特集されています。


この頃はLAPD SWATに正式採用されたばかりのようで、キンバーの広告でもその事を盛んにアピールしています。
その広告の写真と比べると、スマートで端正なフォルムや細部など、ほぼ妥協なく実銃を再現していることが分かります。


ほぼと云ったのは、エジェクションポートだけは開口が物足りなかったためです。
このSWATカスタムⅡ、買ってすぐに行ったのがエジェクションポートのロアー化でした。
この頃のWAガバはポートの開口が物足りない物が多いので、実銃の写真を見ながら2~3mm下方向に拡げた記憶があります。


あと、オールシルバーだったハンマーの塗装も、キンバー特有のブラックベースでサイドのみシルバー化としました。
気になる箇所はそれぐらいで、元々の完成度はとても高いと思います。


作動はもちSCW(Ver.1)スタンダードで、手応えに不満はありません。
グリップは標準でピアース風のメタルグリップが付いていたんですが、確かに重いもののヒンヤリとした感触が今一つ…。
手持ちから合いそうなものを物色したところ、パックマイヤーのラバグリ、グリッパーがなにげに似合いそうだったんで交換しました。


メタルグリップをラバグリに換えてしまうと、スカスカに軽くなってしまうのが難点です。
しかしながら、メタルグリップが合計208gのところ…。


グリッパー自体に補強用の鉄板が仕込まれているのに加え、さらにデッドスペースに重りを仕込むことで-83gまで肉薄しました。


別売りのWA純正メタルチャンバーを入手しそこなったのが、今となっては(若干)悔やまれます…。





  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンWA

2018年03月20日

MGCガスガン コルトディフェンダー

MGC(新日本模型)のガスブローバック、コルトディフェンダーです。


ネタが尽き気味な今日この頃、「そういえばこんなのも持ってたね…」と云う落ち穂拾い的な記事です。


買ったのはもう20年近く前のVMAT(ブイマット)と云うイベントででした。
東京タワーの下でやってましたね…、懐かしい。


ブローバックエンジンはマグナで、フレーム先端にはWAによるパテント供与の文言が誇らしげ?に入っています。
エンジン以外も、ほぼWAガバ(Rタイプ)に準じた構成になっています。
大人の事情か、MGCのマグナガバにはフルサイズのラインナップは無く、極端に短い(サブコンパクト)か長い(ハードボーラー)かのどちらかでした…。


思い返せば、昔WAのGM5系カスタムモデルガンにもフルサイズはありませんでしたね…。
意趣返し…、なんてことはないと思いますが(棒読み)。


デフォルトはABSに蒸着めっき?のオールシルバーでした。
しかしこのめっき、質感は非常に高いものの脆弱で、剥げやすいと云う欠点がありました。


案の定スライドのめっきが剥げ始めてしまったため、当時まだ営業していたMGCの上野店でプレーンのスライドを購入して換装しました。


しかしこのめっき、剥がれなければまるでチタンのような質感ですね。
メインフレームのめっきは、マガジンウェル部の擦れやすい所を除けば今のところ無事です。


アウターバレルは、アルミ製です。
ライフリングの再現はありませんが、他の機種にあった波動砲のようなライフリングが刻まれているよりはマシかもしれません…。


デフォルトでは、旧タイプのノバックサイト風リアサイトが付いていました。
これは管理人の好みで、MGCの上野店で仕入れていたハイプロファイルタイプに換装。


WAのRタイプに準じているので、ハンマーはレスト位置で当然グラグラします(爆)。


撃ち味は、初期のABSマグナ特有の穏やかなブローバックです。
マガジンの構造は、ほぼWAと共通でフルサイズの物も問題なく使用できます。
シルバーがWAのフルサイズの物です。


ですがフルサイズのマガジンを使っても、特にブローバックの手応えが増すとかはありません(笑)。
WAのRタイプで多発したガス漏れは、このディフェンダーに限ってはありませんでした。


グリップは元々ホーグのラバーグリップが付いていたんですが、WAのガスガン、ウィルソンコンバットTSGCのメタルグリップとコンバートしています。
おかげでフルABSにも拘らず、そこそこの重量に…。
当然メタルグリップにはウィルソンのメダリオンが付いていたので、ランパントコルトのメダリオンに張り替えています。


そしてメタルグリップを得ることによって、本家WAのフルHWオフィサーズACPの重量を凌駕しました。


  

Posted by たぬき at 00:00Comments(0)エアソフトガンMGC

2018年03月10日

グリップを換えてみた!MGCガスガン、S&W M645

ポン付け前提の安直企画(爆)、グリップを換えてみた!第二弾です。
MGC固定ガスガン、M645には購入時からメーカー不明の木製グリップが付いていました。
(実銃用でわ?と云う指摘もちらほら…)
上品な木グリも良いんですが、常々ワイルドな純正プラグリップも味わってみたいと思ってました。
でも、MGC純正のはSWマークが入ってないんですよね~。
そんなある日、M645用の実物プラグリップがヤフオクに出ていたので、ポン付け出来ることを祈りつつ3Kほどで落札。


しかし安直にポン付け出来るほど、世の中甘くはなかった…。
状態は小傷が多く、使用感120%!のお世辞にも美品とは言えない代物。
さらに左側は問題なくポン付け出来たものの、右側のグリップパネルは経年変化で縮んだのか右側はスクリューの位置が微妙に合わないと云う…。


位置のみならずスクリューブッシング部の大きさも合わなくて、グリップの裏側の穴を結構ガチに削りました。
プラ粉が悪戦苦闘を物語っています…(爆)。


力技で何とか取り付けましたが、当然ですが木グリに比べて華やかさも温かみもなく、単に安っぽくなっちゃっただけだと云う…。
まあ、実物がそうなんだから仕方がないですが。


小傷は消して、全体的にポリッシュしました。
まあ、この味気なさもM645らしいっちゃー、らしいんですけどね…。


  

2017年12月20日

対決! デトニクス.45 コンバットマスター モデルガン対ガスブローバック 後編

対決! デトニクス.45 コンバットマスター MGCモデルガン対マルイガスブローバックガン 後編です。
前編はこちら


小ガバに似合うコンシールド対応ホルスターを引っ張り出してみました。
左がイーストAのベルトスライド、右がフォーブスのパドルタイプをサブコンパクトに似合うようにカットしたものです。


カットする前のフォーブスは、それはそれはパッとしない風体でした…。


左がガルコのサムブレイクで、ビジュアル的にもっともイカしています。
右はミルトスパークスのインサイドパンツで、デトの得意とするコンシールド用途に最も合っているホルスターです。


日本のメディアで初めてデトが紹介されたのは、GUN誌1977年9月号のイチロー永田氏の記事だと思います。


「今月の表紙」の解説に表紙のデトは実物大との言及がありましたので、マルイデトを乗せてみました。
大きさがピッタリ一致したので、マルイデトは実物大と云うことですね。


記事のデトは、ブルー仕上げの初期型です。
(表紙のデトは、記事中のデトとは細部の異なる別のタイプです)
この頃のデトは、フルサイズの1911をカットしての手造りだったようです。
スライドのセレーションは斜めで、メインスプリングハウジングはフルサイズのアーチ型の流用みたいですね。
初めて目にするカットオフガバに、中学生だった管理人は違和感と共にキワ物っぽい印象を受けたのを覚えています。


バレルも一体成型ではなくノーマルのバレルにブッシングを圧入してコーンバレルとした構造で、案の定数発も撃たないうちにブッシングが飛び出してしまいました。
この事件でデトに対して違和感とキワ物感に加え、ジャンク感もプラスされました(笑)。


GUN誌でのデトと云えば、この方々も外すわけにはいきません…。
1979年8月号のSFPDの名物刑事二人組、ダン・ブルワーとビル・ラングロイの記事。
警察官にもかかわらず映画俳優並みにキャラの立った二人に、アメリカのお巡りさんはスゴイな~と子供心に感心したっけ…。


そんなコンビの一人、ビルが覆面捜査の時にデトをちん〇の前にキャリーしており、それを見て衝撃を受けました(笑)。
そしてバカ中学生だった管理人は、これはきっとち〇こプロテクターを兼ねているに違いないと思ったものです…。
でもこの状態で走ったりすると銃が振り子のように〇んこに打ち付けられるんじゃ…、と余計な心配をするのは管理人だけでしょうか?(爆)


MGCのグリップフレームをリアルサイズに短縮してみたい気もしますが、メインスプリングの力がかかる部分なので容易ではないでしょうね。



  

2017年11月17日

対決! デトニクス.45 コンバットマスター モデルガン対ガスブローバック 前編

対決! デトニクス.45 コンバットマスター MGCモデルガン対マルイガスブローバック 前編です。


マルイデトは紹介済みですが、MGCデトは90年代の初めごろに購入したスモールカートのABSシルバーめっきタイプです。
純正の木製グリップの付いている方がMGC、黒のプラグリップがマルイです。


MGCデトはシルバーめっきの安っぽい仕上げが気に入らず、その頃まだ営業していたMGC上野店でHWフレームを購入してシルバーに塗って取り付けました。
スライドはめっきの上からシルバーを吹いて、サムセフティはMGCカスタムパーツのセミロングに変えています。


ABSの地肌の黒色だったバレルは、メディコムのアイアンブライトを吹きました。
一応めっきバレルも押さえていますが、イイ感じなのでそのままにしています。
チャンバー部はアルミ板を貼っています。


MGCとマルイ、全長を比べるとほとんど差はありませんが…。


グリップ長は、グリップスクリュー間の寸法で比べると6ミリ程の差があります。
後述しますがマルイのデトはリアルサイズのようなので、事情は分かりませんがMGCが敢えて実物より長くしているようです。
(記事を書き終えた後、ガンプロ誌のTOSHIさんの記事にて事情が分かりました。設計上、マガジンをこれ以上切り詰めると作動に不具合があったみたいです)


そのせいかMGCの方は、オリジナルよりバランスが良くてカッコよくなっちゃってます。
グリップの短いアンバランスな感じがデトの魅力の一つでもあるんですが…。


デトのチャームポイントであるエジェクションポートの形状もMGC(左)とマルイでは解釈の違いがあるようです。
しかし実銃のデトでも年代によって形状が変わっているようなので、どちらの形状にも不満はありません。


MGCデト(左)のマガジンは、6発装填して本体に挿入すると実銃通りにマガジンベースからフルロードインジケーターが現れます。
モデルガンならではのギミックですね。


MGCデトの重量、スモールカート6発込みの重さです。


マルイデトはグリップ内に大き目のウェイトを仕込むことで、この重量を実現しています。
なので、ウェイトを仕込めない木製グリップへの交換は躊躇してしまいますね。


後編へ続きます